46番目の密室 (講談社文庫)
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46番目の密室の感想・レビュー(1055)
再読。多分10年以上ぶりに読んだ今作ですが、他作のオチだと思っていた部分が今作で出て来て大混乱。じゃあ他作(【ダリの繭】です)のオチはどんなだったんだ、と(苦笑)ストーリーを忘れているのは多々ありますが、取り違えたのは初めてでした…。とても気になるので次は【ダリの繭】再読へ。しばらくどっぷり火村とアリスにハマりそうです。
作者がミステリーと密室を愛しているのを感じる物語。そして作中の卓越したトリック!新たな密室ファンを生むのでしょう。クラッシック(一流の)な作品を意識して、新たな作品を作り出していく。一度止まった本格推理の流れを復活させる物語が新本格なのでしょうか。本格への情熱は熱く尊い。
私が生まれる少し前に刊行されていたらしいこの本。知らずにのうのうと生きてたなんて(又吉さんじゃないですが笑)。私が最初に読んだ有栖川作品は月光ゲームだったので、印象が少し違って驚きました。火村とアリスの論理的に進められる推理に惹きこまれました。トリックも分かりやすくてスッキリでした。シリーズ読みたいです。
作家アリスの一作目。火村先生に会いたくて本棚から引っ張り出して来て久々に再読。これがアリス&火村の最初の話なのに、火村先生の犯罪に関する(見方によっては過激にも見える)思考。彼の抱える謎の闇。そういった物が記憶してた以上に見え隠れしてた事にちょっとびっくりでした。/ミステリー故に本編の内容については触れませんが、作中やあとがきで語られていた幾つかの作品もいつか読んでみたいものです。クリスティーやエラリイ・クイーンは多少読んでるけれど、他の作家については全然なんですよね…。
この本はCDで知った。今まで有栖川有栖の作品は読んだことがなかったが、火村助教授とアリスの掛け合い(?)や論理的な推理、それに伴った伏線等楽しく読むことができた。
初有栖川作品。確かにクイーンのようにパズル的でした。ただクイーンとは違って時代や国の違いを勘定に入れずに読むことができて、読みやすかったなーと思います。でもクイーンか有栖川さんかと聞かれたらクイーンのほうが好きかも。
作家アリスシリーズの一作目。密室の暖炉に上半身が焼けた・・しかも生焼けの死体がある。考えただけでも建物中臭いそうだが、印象として、割と軽く物語は進んでゆく。ポアロみたいに「すごく殺りたい」という動機が関係者には見当たらないし、強いて開陳しない。あぁ、レビューが書き難い。何を書いてもネタバレになりそう。一つだけ。実用の暖炉というのがそんな簡単な構造だとは・・てっきり雨避けや風除けや風量調整のダンパーが煙道に付いているものだと思っていた。お金持ちになった真帆が人生を逸脱しないことを祈る。★★★★☆☆
犯人の動機に仰天しました。人間関係が複雑だったので、読むのに時間がかかりましたが、火村とアリスのコンビが面白かったので飽きずに読めました。
作家アリスシリーズ。トリック以外のあれこれで状況が複雑に。そうきたか、という感じ。この時のアリスは『双頭の悪魔』を書いてたんだなぁ。
クリスマスにふさわしい本を読みたいなと思い、こちらを読みました。新装版も読んでますが、あえての旧版です。初めて読んだ時は、犯人の動機にあんぐりしたのを覚えてます。誰が何の為に? って、ミステリーの基本ですよね。その基本が楽しめる一冊じゃないかなと思います。
有栖川有栖の作品としてはイマイチの内容か。火村とアリスのキャラはこの本でも味があり、表現力はさすがと思いますが、トリックや話の流れはう~んという感じでした。
クリスマスの夜に推理作家が集まれば、そこは必ずミステリの舞台となる。謎の男やミッシング・リンク、そして密室殺人など、たくさんの要素が詰め込まれた贅沢な物語を心の底から楽しむことができた。作家自身が「ディクスン・カーとエラリー・クイーンの混血児を創りだそうとした」と述べている通り、密室トリックだけでなくその美しいロジックにも感服させられる。また、作家の密室に対する想い、あるいは本格ミステリ小説というものに対する想いが窺える部分もあり、とても興味深かった。
「ふしだらに開かれっぱなしの密室」と「未在の最後の密室」、「天上の推理小説」、そういう作者のミステリーに対する姿勢というか、切実さがとてもよかった。探偵が殺人者をあばく理由をきっちり書いてきたり、推理小説家の業を感じさせたり、有栖川さんの作品にちらりと漂う人間臭さが好きだなあと思うのだ。今さらだけど、作家アリスも続けて読んでいきたい。
非常に読みやすい小説。第一作にして「人を~したいと思ったことが…」とは、火村先生飛ばし過ぎです(汗)。天上の推理小説…コズミックを昇華したような物かなと想像したり
初有栖川有栖小説。全体的に奇抜すぎないところが良いなと思います。例のトリックを自分だけの物にしたいという人間臭さが出てる部分もいい。火村とアリスのやりとりも面白いし他の作品も読んでみようと思いました。
有栖川さんの密室に対する立ち位置というか、考え方にとても惹かれました。文庫版・付記『密室の息の根を止めてみせて欲しい。本当に封じてみせて欲しい』という言葉が印象に残る。作家アリスシリーズ第一作目であり、時期もちょうどクリスマスということなのでこれからの季節にぴったりだと思います。また、火村助教授の不器用でひねくれた優しさがツボにはまりました。
《★★★☆☆》可もなく不可もなく、さらっと。のめり込むほどではありませんが楽しめました。有栖と火村コンビの初陣でした。
タイトルの名前に惹かれ手に取りました。臨床犯罪学者と推理小説家のコンビならではの事件の真相の探り方や仮説のたて方がとても良かったです。
アリスと火村先生のコンビはやっぱり良い!重々しすぎず、でもガッツリと。トリックも良し、ユーモアも良し…ただストーリーがもうちょっと(´Д` )って感じだった。そして、犯人だけが見ることができた真壁先生の最高の密室が気になるなー。
重苦しくなく軽やかで、織り込まれたユーモアにくすりと笑う、そんな有栖川有栖らしい一冊。作家アリスシリーズ第1作目。別段目を引く動機や設定があるわけでもなく、仰々しかったり大掛かり過ぎるトリックがあるわけでもない。けれど、無理がなく「なるほど」と胸に落ちるトリックを書く作家だなと、毎度毎度思うのです。長編と感じさせないほど読みやすいので、あっという間に読み終わってしまいました。読後感もすっきり。あとがきに紹介のあった、バリー・ペロウンの「穴のあいた記憶」は私も是非手に取って読んでみたいと思いました。
うまいことアリスと同じ結論に行き着き、火村の言葉に安心すると同時に激しく凹んだ。初めて読んだ有栖川作品だけど火村・アリスの掛け合いが年齢の割に可愛くて(って表現は変かもしれないけど)このシリーズの人気が高い理由が一作品で凄くよく解ったw
適度に感情的で適度に冷静なアリスの一人称で、非常に物語りに引き込まれた。文章もシンプルで読み易い(かといって軽い訳ではない)。奇抜な特徴はないが、とても面白かった。このシリーズ、全作読破する方向で行きます。
20年前…単純に凄いなぁと。トリックは「フムフム、なるほど〜」と納得し、動機もちょっと前の殺人の動機はこんなのが多かったなぁ、と思いながら読んだ。
ランダムに読んでいるこのシリーズ。今回もトリックがどうのというより、雰囲気に和ませてもらいました。トリックは何となく半分くらい分かっちゃったかも。あとがきも面白かった。納得のいくスゴイ密室もの、読んでみたいです。真壁が書けなかったすごいやつ、どんなだったんだろう。
何だか…動機がそれですか? 色んな仕掛けがあったわりに抜けてるというか(笑) 火村×有栖の掛け合いは楽しいですが、ストーリーはちょっと物足りなさを感じます。真壁って人間小っちゃくないですか?(笑)
(☆☆☆☆)アリスと火村が招待された推理作家の家で2つの密室と2つの他殺死体が発見される。この2人のシリーズの初めての作品なのかな。作者の推理小説・密室好きが伝わってくるかのような内容の濃さで途中頭がごちゃごちゃしてついていけないようなところもあった(笑)。でもやっぱり2人のやりとりはいい。
動機にたまげた。推理小説としては一流、とは言えない?しかし探偵もののシリーズ一作目(だよね?)としてはこんなものか。火村とアリスのコンビぶりがおもしろい。
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