暗闇坂の人喰いの木 (講談社文庫)
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暗闇坂の人喰いの木の感想・レビュー(539)
事件の詳細が全て明かされてから、冒頭から最後までを振り返ると何とも気味の悪い事件だなと思う。やはり呪われてるよ!(あとトリックとは関係ない「仕掛け」は某作家に多大な影響を与えているんだなとニヤり。)御手洗シリーズは4冊しか読んでないけれど、石岡君の面白さに気付き始めた!
メインの事件のトリックはあまりスッキリしないけれど巨人の家の話など全体的には面白かったです。長かったけど読んでよかった。後は、とりあえず今回御手洗さんがたくさん登場したのが嬉しかった。
ロンドンに行ったシーンを読んでて、凄く行ってみたくなった。地下室が凄く恐ろしくて、ぞわぁ…ってなった。事件のトリックが何とも言えないものだったけど、ペインさん関連の恐ろしさが強烈だったから、そんなに気にならずにすんだかも。
トリックが可能か不可能かは、どうでもいいとして物語は楽しめる。処刑のくだりは興味深かった。人間は退屈な中に刺激を求める。毎回、登場人物のキャラが際立って会話も面白い。では、次の作品へ。
前回が斜め屋敷で、御手洗出現率が低かったため、もっと会いたい!と思い再読。やっぱり長かったです。今日のほとんどを使いました。でも最後の方で前半の訳わからない昔話や巨人の家の正体なんかが分かる過程は面白かった!
再読:巨人の家についてはよく覚えてたけど暗闇坂のトリックについてはさっぱり忘れてた。過去と同じ様な事を繰り返し、失敗する犯人には何やってんのサと思ったりもするけれど、大楠の謎はやっぱり面白かった。
レオナ初登場。なにがすごいって、こんなに分厚いのにあっというまに物語の世界に入りこめちゃうこと。そしてことの真相にまったく納得がいかないのに、とてもおもしろかったと思えること。なにかの本で日本人は世界でもとくに怪奇趣味が強いと読んだ気がするけど本当かな。少なくとも私にはそういう趣向があるので、その点でも満足。『だって君、考えてもみたまえ。海が嫌いな船乗りが、哲学者にならないわけがないじゃないか。』『ネッシーに逢えたときのために、僕は正装してきたんだ。』
再読。処刑所のあった暗闇坂にある大楠の周囲で起きる変死事件解決に乗り出した御手洗がある男の狂気とその血を絶えさせようとした一連の悲劇を明らかにする。昭和16年の少女変死事件やスコットランドにある巨人の家の謎と、時間&空間のスケールの広がった今作で私は御手洗シリーズにハマった。島田さんの引き出しの多さに相変わらず感動。御手洗に救われたレオナの初登場作だけど、シリーズを読み進めた今ではある意味レオナの悲劇の始まりかもと思う。御手洗の心遣いもあり初海外を楽しめた石岡君がこの頃のままだったら今頃は...とも。
よっぽど長かったし御手洗の無駄(?)知識多かったし死刑の絵とか電車の中で見ながら冷や汗かいたしとにかくへとへとの一冊。でもやはり御手洗シリーズ面白い。初めて旅立った石岡君の様子がかわいかったw
各章誰の話か混乱しつつも、長さにめげてあいまいなまま、なんとか読了。。御手洗シリーズらしい大作でした。怪奇譚はフィクションですが、拷問や死刑は実話なんですよね…。
おもしろいな、御手洗の知識の広さは憧れる。地下室に入ってからは中の情景を思うだけで気持ち悪くなる…。あんな狂気なものを見たら自分はイカれてしまうだろうな。
序章がオカルト色が強い感じがして、今までの御手洗とはちょっと違うのかなーと読み進めていくと。。 まぁ、トリックについては前作ほど「あっ」言わせるほどではないけど、事件の内容が今まで以上に残酷なのと、論理以外の偶然にひきつけられました。 しかし、石岡君は女難の相でもあるのだろうか。。
怪談めいたストーリーに、すごく興味をそそられて大変面白く読む事が出来ました。かなり残酷な描写があったのですが、さほど不快な思いにならずにすんだのは、やはり島田先生の文才の為せる技だと思われます。久々に読んだのですが、やはり御手洗シリーズは面白いです!
御手洗シリーズの長編3作品にして、実は初めて面白いと思えた。この手の蘊蓄って大好き!私はあまりトリックに寄ったミステリーは好きではないので、トリック以外の部分でこうやって楽しめる方が好きだな。
タイトルは、横溝正史から来てるんでしょうね。初期御手洗潔シリーズではダントツに好きな話です。グロテスクな内容が苦手な方にはまずおすすめできませんが、そのおどろおどろしい雰囲気と、それを引き立てる薀蓄と、読者をも飲み込まんとする人喰いの木、その全てが私のツボでした。推理小説というよりは、その形式を取った怪奇小説としてみた方が楽しめると思います。
凄惨、の一言に尽きる話。
島田さん作品の中では、推理というよりは文学性の高い作品だと思う。
トリックもあっと言わせる目新しさはないけれど、先が気になって仕方ない作品ではあった。
横浜が舞台なので、馴染みある地名ばかりで二重に楽しめたのは幸運だったなあ。
自然への畏敬の念とか、運命だのについて考えさせられた。
御手洗シリーズはやっぱり面白い。ミステリーとしてあのトリックは正直どうなんだろうと思ったけれど、それ以外は十分に楽しめました。この厚さを読ませる力は流石だと思います。
やはり初期の御手洗シリーズは良いですね(笑)石岡君とのコンビも(笑)屋根の上にまたがった死体や重傷を負った老婆、人喰いの木の伝説など面白い謎が多かった割に少し中盤が長くなってしまったかな(笑)犯人も少し意外すぎてしまった感じもありましたね(笑)でも全体としては楽しめまし(笑)こういった御手洗の活躍を又読みたいですね~(笑)
占星術の後に読んだせいか、すっげー読みやすく感じられた。動機に関しては……時代がそういうもんだったのかなあ。わりかし納得いけたかな。トリックはめんどくさいので読み飛ばす(笑)として、雰囲気作りに重点が置かれていた気がする。ていうか、偶然が多すぎじゃねえ?(笑) ところで森さんはどこ行った?
導入部で語られる暗闇坂での少女のエピソードから一貫して作品全体に漂う不気味さ、おどろおどろしさが本作の肝。初期の御手洗シリーズの中では「異邦の騎士」と並んで大好きな1冊。トリックもこのシリーズらしくスケール十分で最後の謎解き部も余韻深く納得いくものだった。ただストーリーが本当に暗く救いようの無いもので、なんともいいようの無い読了感であった。今後、シリーズを通して活躍する松崎レオナが初登場するのでこれ以降の御手洗シリーズ出版分を読む前には必ず読んでおきたい。超おススメの1冊★★★★★
ミステリ要素だけに期待して読むとがっかりするかもしれない。暗闇坂という舞台から感じられる得体のしれない恐怖感や、それに華を添える多大な雑学。そういった部分を楽しんで読むのが吉だろう。また、精力的に紙面の上を駆けずり回る御手洗潔という人物に惹かれることも間違いなし。
結構な厚さもあったし、死刑などのグロテスクなシーンも多くて一瞬うっ!!てなるのにそれでもトリックが気になって読む手をとめることができなかった。どうしても説明が多くなってしまう推理小説で、ここまで読む手を止めさせずぐいぐい引き込む島田さんはすごい。
こういう気持ち悪い話大好き。大がかりなトリックは読んでいて気持ちがいいです。殺人の動機が少し弱いような気がしなくもないですが・・・。
暗闇坂の人喰いの木の
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感想・レビュー:97件














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