魔球 (講談社文庫)
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魔球の感想・レビュー(1217)
死の直前に弟や実父に頼んだことも家族がこの先白い目で見られないための配慮…武志の家族への愛がとても寂しくて切なかった。野球の知識がないので用語がわからず残念
昭和30年代を舞台にした話し。金銭感覚や生活環境、人間関係等には今と比べたら結構ズレがある!なんかいまいちやったなー武志の気持ちや考えはわからないでもないが、微妙としか言いようがない。
比較的短めであっという間に読めた。他の作品に比べてテイストが違っていて、青春を感じさせる内容だった。でも、殺人の動機を知ったときは少し自分勝手なのではないか?と思った。
明日は雨だな、冒頭のこの言葉から伏線は始まっていたとは。母に手を引かれて父との約束を待ち続けた日々、血の繋がっていない母と弟に対する愛情、最後に父を待ちわびた母に合わせる、内容はおよそ非現実的ではあるが、かなり心揺さぶられた。東野作品の中でも、間違いなく好きな作品に入りました
爆破未遂事件と野球部員殺害事件との繋がりとか、次から次に登場する新しい人物が事件にどう関係するのかとか。一気読みせずにいられなかった。残酷な場面も多く読むのがキツくなったが、武志や勇樹の心情とか過去が分かるとほんと切なくなった。てか高校生・部活っていうだけですごく感情移入してしまった。
1988年に初刊行ということは東野さんの初期の方の作品になるんですかね。 魔球、それにこめられた思い、意味は? 魔球とは本当にあるのか? 高校野球という純粋な青春ものにミステリーをとりいれるとこうなるのか。 できとしての満足度はそこまで高くはないのですが、伏線の回収の仕方など東野さんってやっぱりすげーなって思います。 様々な作品の積み重ねがあって今があるんだなーと。 野球に情熱を注いだ家族想いの少年の悲しい悲しい物語です。
殺害の動機がそんな事かい!!とつおもってしまいました。
人騒がせな。
こいう人ならもっと狡猾に動くよね。
物語のために動機を作られた感じ。
10代の子供を持つ身としては、武志の最後の場面・勇樹への手紙で、心がちぎれそうな思いになった。実父との約束を信じて待ち続けた実母の姿を見て、交わした約束は必ず守らなければならないし、破った時には報復も辞さないという信念が根付いたのだろうか。実父を冷たく切り捨てた武志の言葉も、息子として父への深い思い・叫びがつまっていて切なかった。武志は家族に愛されていたし、愛していたと思う。彼の信念が自分の体を切り刻むことで通しているとすれば、母親としては本当にたまらない。
東野さんらしいミステリー。「東野さんらしさ」の1つに私は『人と人とのつながり』を思う。この本の中でも人と人とのつながり、気持ちが深く描かれていて、事件が起こり、犯人が誰だか最後までわからなくなる。時代は古い設定だけれど、人の気持ちなどは決して古いものは何もない。一見ばらばらなことも、この人と人とのつながり、気持ちで整理して話がつながっていくところがなんとも見事だなぁ。最後は切なくてぐっとくるものがあった。
武志のやさしさに感動した。育ての母への感謝と、父を待ち続けた生みの母への憐れみ。それがこの事件を作ったのだ。やるせない事件だ。だけど犯人に人間性がある、こういう事件だからこそ、心に残るものがある。
全く関連のなさそうな2つの事件がどうやって1つに繋がるのか、気になって思わず1晩で読み終わってしまいました。須田の家族の絆は固いように感じられるが武志はいつも1人だったんだと思う。謎が解明されてもなんだか悲しい気持ちが残る。
「巨人大鵬玉子焼き」「公衆電話」「赤電話」などが出てきて,かなり前の作品。誘拐する場面では携帯電話がない時代は大変だったんだなぁ,って変な感想をもった。それにしても,最後,そうきたかぁ!また東野にやられてしまった。
東野さんの著書は、初期のこてこてミステリーより、90年代中ごろからの一味加えたミステリーの方が好きなので、本作はまあまあってとこでした。 ちなみに、昭和39年春の大会は、徳島の海南高校が優勝。現プロゴルファーの尾崎将司が優勝投手。プロ野球では、王貞治がシーズン55本塁打を達成。翌年からドラフト会議が始まり、巨人がV9をスタートさせます。 でも、何故東野さんは、舞台設定を昭和39年にしたのでしょうか?
お金や約束に対して異常なまでに執着する理由が悲しかったです。嫌な部分も多いですが、やっぱり須田武志の事は嫌いになれないです・・・。最後のページは涙が出ました。青春と人生を野球に賭けた純粋すぎる青年のすさまじい人生でしたが、望み通りに母と弟が幸せになれたので良かったのだと思います。再読しようと思った本は初めてです。意外な犯人だったので、再読しながら散りばめられている色々なヒントを探したいと思います。
一気に読んだ。後半から更に後:真犯人が明確になっていく段になって、涙が溢れて止まらなくなった。
東野先生、貴方はやはり凄い!素晴らしい!
野球ものって苦手なんだけど、この作品はちゃんとスポーツと事件を無理なく取り入れていて、面白かった。ちょっと切なかったです。伊坂幸太郎の「あるキング」を思い出しました。スポーツ選手って孤独なんだなあと
すさまじい話でした。どこまでもまっすぐで、幼いながらも自分にも周りにも厳しい主人公に思わず胸が詰まりました…。最後の結末は、一番合って欲しくないなと思う形だったのですけど、最期まで自分を貫いた武志にはなにも言えなくなります…。事件や人々が絡み合う、すごく、惹き込まれる作品です。
武志君があまりにまっすぐすぎて、強靭な精神を持ち合わせていない自分には心を理解してあげられなかった。幸せになってほしかったなぁ。兄弟の絆とひたむきな生き方は心打たれる。北岡君はなんか気の毒…
悲しく、皮肉な最後ですごく、東野さんらしい本でした。家族を守ることについて考えされられました。武志はまっすぐすぎて生きにくかったんだろうと思います。
解決しないでほしいと思った推理小説はこれが初めてでした。恐らくこの先、時々ふと思い出して、切なくなるんだろうなと感じました。きっといつまでも心に残る作品。
2つの事件がどう関わっていくのか?犯人は誰か?と最後までハラハラしながら読めました。単なる推理小説でなく東野さんらしい愛情や思いやり等の要素もあり良かった。
一気に読んで……あ゙ーってなりました。悲しい。他に方法無かったんかな。でもやっぱ、みんな必死やったんやろなーって思ったり。
一つの夢を実現させる為に、ここまでするか…と思いながらも弟や母を思う気持ちに何だかとても悲しくなりました。もっと他の生き方もできたのに、辛い悲しい物語。
デビューして間もないころの作品だからと思ってなめてかかっていたが、完成度の高さに驚いた。近い時期に執筆された加賀恭一郎シリーズの「卒業」と同様、年齢の割に登場人物が大人びすぎていやしないかという点に違和感は残るものの、伏線の張り方や読者の想像を上回る展開の仕方は素晴らしい。犯人の異常性のかげに、言いようのない悲しみを滲みださせている点は「秘密」「容疑者Xの献身」など後の作品にも共通する部分が読み取れた。数多く本を出している作家だが、本作はその中でも上位に入る出来である。
東野圭吾の作品って本当思わぬ方向に展開するからいつも驚嘆する!この野球少年の話は、「手紙」を彷彿とさせる強い兄弟の絆が描かれていたけれど、やっぱり最後は報われないというか、喪失感が襲います。ただただミステリーで謎解いて終わりじゃないってところが東野作品の良さなんですが★
【★★★★★★☆☆☆☆】東野圭吾の初期作品から一冊。青春小説の一面もあり、ただただエースが悲しかった。。。真犯人自体には結構早く感づいたが、細かな人間関係の解明が非常に面白く、結論はとても物悲しかった。こんな若い時からこの完成度出してたのね。なんであんなに売れるのに時間がかかったのか謎だわw
少年のまっすぐな気持ちが残忍さに繋がってしまう切ない物語だった。主人公は魔球を追い求め夢をかなえようとしていた。なのに。。もう少し冷静になっていればこの少年の未来はまだまだ可能性に満ち溢れていたのに。。何事にも一直線なのはいいけれどそれに熱くなりすぎて感情を抑制できなくなると怖い。深い兄弟の愛が生み出した事件だったけれど、弟は無事、成長したことが兄のせめてもの救いか。。一日で一気に読めた素晴らしい作品だった。
陰惨な連続殺人事件と時限爆弾&脅迫事件とが絡み合って…という謎解き小説かと思いきや、その実あまりにも純粋で優しすぎた少年の真っ直ぐさが引き起こした事件、というところが切なかった…。東野さんの作品は「そうしなければいけなかった」というシチュエーションが多いので、好きだけれども読後感がやりきれないです…。
犯人であってほしくないなぁと思っていた人が犯人だった; けれども話の展開や先が先が気になっていく小説はさすが人気作家の東野さん。
魔球の
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感想・レビュー:180件














ナイス!
































