そして扉が閉ざされた (講談社文庫)
そして扉が閉ざされたを読んだ人はこんな本も読んでいます
そして扉が閉ざされたを追加
そして扉が閉ざされたの感想・レビュー(568)
☆8.5
面白い!抜群の密室劇。
よくもまあこれだけ少ない登場人物で、こんな魅力的な作品を作れるな〜と感心してしまった。
ただ一つ難を言うならば、物の描写というか説明がちょっと下手…
シェルターの内部の細かい部分なんかが、いまいち絵が描けないまま話が進んで行くので、そこだけが少しストレスだった。
でも傑作にはかわりないが。
なかなか面白かった!よく練られた作品。核シェルター等舞台設定も限られるし演劇的。オチはいまいち納得感は薄いけど、「この設定の中でMAX面白くするとしたらどうなるか」を考えたら、十分成功していると思う。
初岡嶋作品。文章も内容も読みやすかったから、一気に読めた。最近は理由もなく理不尽に閉じ込められる話が多いけど、今回は理由も明確で論理的だったから私好みだった。やっぱりそのへんはっきりしてなくちゃ納得できないもんね。でもオチの全部を予想できた訳じゃないけど、部分的にそうかなーって予測できたから、騙されたっ!とか、びっくりしたっ!っていうのはなかった。それでも話の内容に矛盾はないしっかりした推理小説で十分楽しめた。他の岡嶋作品も読んでみたい。
核シェルターという究極の密室に閉じ込められた男女4人が、3ヶ月前に起こった事件(事故)の真相について推理する。初っぱなから緊張感のある状況で、仕方ないんだけれども登場人物がうるさくってちょっといらいらする。謎自体は面白いんだけど全体に(今読むからだろうけれど)新しさは感じられない。そして本格なので仕方ないと思いつつ人物の感情の浅さがなあ…特に雄一と鮎美には好きになれない!
核シェルターの安全性をこんな嫌らしく思い知らされるとは……。物凄い合金で出来た金庫も鍵なくしたら終わりだもんなぁ。絶対嫌だな。四人のやり取り・思考と小出しにされるヒントから右往左往しながら、結末へのまさしく「辿り着いた!」って感覚が素晴らしく、アプローチの仕方が何とも巧みであること。脳内スタンディングオベーションで盛大な拍手を送りたいね。座って読んだけど。
「おっしゃ、犯人は当たってるっぽい。・・・あれ?違う?じゃあこいつか。ええ?こいつなの?」登場人物が繰り広げる推理は論理的で読んでいて面白かったけど、ところどころ弱かったような気がしなくも無い。まあ、かなり楽しめたので文句はなし。この作者のほかの作品をもっと読んでみたくなった。
密室空間で推理を繰り広げるという設定が面白かったので読んでみました。謎解きするのはみんな理論的な考えで推理していて読んでいて面白かったです。動機の部分は少し弱いと思いました。犯人が××したのを気づいていないのは衝撃でした。
謎解きはおもしろかったけど、被害者も閉じ込められた友達のキャラクターもありがちで、動機も会ったばかりの相手にそこまでするか…という感じでした
他作品と同様、最後までスピード感をもって読みやすい内容。気付くと密室に閉じ込められており、その理由を切欠に事件の真相を求める。結果としてはミスリードを誘うような部分が多く、フェアではないが、面白いという事実は変わらない。読者を選ぶのかもしれないが、個人的にはオススメ。
なんかみんな性格に問題があり喧嘩が多くて読んでて楽しいというわけではないが、やっぱり設定は面白い。もう少し落ち着いた方が好きだったが読みやすくてよかったです。
何だか皆さん性格に問題がある感じ。キンキン泣き叫んだりのシーンが多くてチョット疲れる&イラっとしちゃう事も…でも実際閉じ込められたらそうなっちゃうのかな。話としては設定は面白いけどトリックは分かりやすい。そして浅い友情と浅い愛情…少し気持ちが引っかかる話だった。
いつもながらとても読みやすい。 そして今回は足元がぞくぞくした。 さて、4人の中に犯人はいない結論もあるんじゃないかと思えた。 「お母さん」の側もワケアリでは、と。 でもそんな突拍子もない話ではなくちゃんと収束した。そこに驚いた。
★★☆☆☆ ::: 一体誰が一番哀れな人間か。。。?みんながみんな見事な哀れっぷりで、ランキングをつけがたい登場人物達。(笑)『あなたの幸せのために周囲の人たちみんなが不幸なのと、みんなは幸せだけど、あなただけ不幸。どっちを選ぶ?』提示された究極のクエスチョンは本書の核である。事件の解明よりむしろ、登場人物たちはどちらを選択したのか。。。が重要だったりする。
密室理不尽系はかなり好きなので、あらすじに惹かれて購入。古目の作品だけど、結末が気になって古さを感じなかった。初対面同士の「愛してる」には多少の違和感もあるけど。今じゃこの系統は珍しくないけど、20年以上前はどうだったんだろう。今だったら、母親が仕組んで4人で殺し合いをさせたりする内容に持っていきそう。
非常に面白かった。最初の数ページで引き込まれ、読みやすさもあって、最後まで高いテンションで読むことができた。トリックに関しては最後までまったくわからなかったが、結末を知ると「上手い」と感じさせられた。
密室という限られた空間、容疑者も四人という限られた人数でストーリーが進む。犯人が誰か?という推理しながら読むというよりまるで演劇を見ているような感じで読んでしまった。最後がちょっと物足りない気もしたが面白かった。
犯人が分かった瞬間、鳥肌がたった。ミステリに詳しい人なら、途中で真相を見破るのでしょうか?ところで、咲子はあの夜何をするつもりだったのだろう。謎が残っちゃった、気がする。
密室での会話と回想シーンを交互に描き、事故と見られていた死の真相が徐々に分かっていく展開。退屈せず読みやすいけど、あまり深い人間関係ではないので、結末を知ってもそれほど心に響かない。手軽に楽しめる小説という印象です。
読みやすくてつかみはオッケーなのに、最後まで読むとちょっと残念。半分いかない内に事件の全貌がわかってしまった。事故で死んだはずの女友達の母親に、核シェルターに閉じ込められるっていうシチュエーションは、よい。あまり緊迫感はなかったけど。容疑者四人、亡くなった咲子も含め揃いも揃って嫌な人たち。愛だの恋だの言われてもあんまり…。最終的にはまあまあ人間的に認めてやってもいいかな(何様)ってレベルにはなった。が、ラストは唐突で余韻ってなんだっけ?もう一回タイトルにかけて何かあるのかと思っていたのに何もなく。
被害者の親が容疑者たちをシェルターに閉じ込めるなんて非現実的だけど、真実は現実的な単なる事故で。ストーリーラインが事件の真実の可能性を何でもかんでもあげつらってくのが名探偵でも何でもない素人感があって読みやすかった。
そこまで強いインパクトはないのだが、巧いなぁと思う。思いもよらない真相ではある。核シェルターというシチュエーションも興味深いし、物語が小気味よく展開されていくので飽きることなく読める名作。
密室と殺人そのものが基本的にはつながっていない状況が面白い。魅力のないキャラクターや物理的な仕掛け、後味の悪さにも耐えうる、独創的な状況設定が楽しい。
密室の中だけでストーリーが進むのは面白い発想。ただ、その割には緊迫感もなくちょっとだらけ気味。最後の最後で真犯人分かるけど、う~ん(;;)インパクト無くて残念
狭い空間だけで話が流れ、容疑者がいないはずなのに犯人はこの中にいる・・という謎がなかなか解けず、気になって一気読み。被害者を含め、登場人物が全員好きになれなかったのですが、真相を知ると何だか虚しいというか悲しい気持ちになりました。
これ20年も前の作品なんだ!すごい読みやすいし、最後まで犯人誰やねんって感じで最後まできっちり楽しめた。これは閉じ込められたなかじゃないと真相出てこないよなー。傑作推理長編って嘘じゃないなと思った。
ここまで登場人物に好感が持てない作品と言うのも珍しい……。ヒス起こす女性キャラは好きじゃないんだ……。内容は面白いし、読みやすくて一気に読めるのだけれど。結局のところ、千鶴だけ無罪なのかな? 最初は、雄一以外の三人が共犯なのかと思ってた。/理不尽系にしては、閉じ込められた目的も、閉じ込めた人物もはっきりしていて良かったと思う。
デスゲームっぽい話を期待していたのですがちょっと違いました。楽しみ所は、最初ただの事故っぽく思われていた事件が読み進めるごとに少しずつ違った形を見せ始める所でしょう。回想や会話により当時の記憶が少しずつ補完されていくにつれ、「ただの事故」は少しずつ違った面を見せ始めます。読者は第三者的に、あるいは4人を閉じ込めた人目線でそれをなぞるってなイメージです。面白かったと言えば面白かったのですが結末は結構あっさりしていたな・・と。
数年ぶりに再読。恐るべきはやはりこの読みやすさ。核シェルターに閉じ込められ、「推理しなければ出られない」という緊張と閉塞感にドロドロの回想が相まって否応なくヒリヒリしてしまう。あわせ技でねじ伏せにかかる真相はお見事。そして、男なら誰でも「厭になるくらい女」と自嘲する鮎美を偏愛してしまう所ですよね。
ある女性の事故死後、彼女の友人男女4人が遺族により地下シェルターに監禁される。事故死ではなかったのか?という疑問、そして密室からの脱出と、真相の推理と、回想と盛りだくさんでした。4人とも「自分はやっていない」と主張するけど(まぁ当然ですが。) 皆怪しく見えてきて誰が犯人なのか気になり一気に読了。心地よいスピード感と個人的にツボな設定で、面白かったです。
そして扉が閉ざされたの
%
感想・レビュー:118件














ナイス!

































