子どもたちは夜と遊ぶ (下)
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子どもたちは夜と遊ぶの感想・レビュー(683)
上巻含めての感想。残酷な描写と暗い深層心理になんだかどんよりしたものを感じつつ、続きがどうしても気になって夢中になって読みました。下巻中盤までは文句なしに面白かった、というか切なくて悲しかった。特に月子が取った行動に。浅葱の誤解に。気持ちのすれ違いに。 iの正体についてはうすうす感じていたけど、自白の場面でどっちがどうなのか読んでいてわかりにくかったのが残念。中盤までは本当によかっただけに、こういうオチにはしないほうがよかったんじゃないかなぁと。でもエピローグの恭司が取った行動はかっこいいと素直に思った!
【ネタバレ有】再読。初めて読んだ時は、iの正体にかなりガッカリした。でも、最後の『月子と恭司』で、なんて石澤恭司はカッコいいんだ!と挽回。最後の章だけで、読んで良かったと思えた。再読の感想は、こんなに悲しい話だったとは。何度も泣きそうになってしまった。iの正体にも納得出来たし、タイトルの意味も、再読で理解出来た。そして、やっぱり石澤恭司はカッコいい!!
上巻から伏線が散りばめられてたんやなぁ。狐塚と月子の関係などは完全に騙されたけど浅葱が月子の名字を知らないって事がありえるやろうかってリアルに想像してしまった。、【i】の正体だけはスッキリしなかった。読み始めた頃に、まさかこのオチはないやろうって思ってたオチやったのが少し残念でした。その他は楽しく読めたので満足度としては高いです。気持ちのすれ違いが凄く切なくて哀しくなりました。ある意味浅葱も被害者であるけど、同情する気にはなれない。だからこそ浅葱が脱走してからの展開が好きではない。
面白いし哀しさに余韻が残る作品だったけど、この作品最大とも言えるトリック(?)が、読み手のミスリードを誘ってのものだったので、あまり好みではなかった(有名どころだと「葉桜の季節に…」系のミスリード)。いくらなんでもそれはないでしょ…。
ラストに向けて想像した様に話が運んでいくのか…と思いきや、最後にもうひと捻りありました。i、θの告白は途中から『どちらがどうなのか?』分からなくなってしまい、少し遡って読みなおしてしまいました。浅葱の生い立ちも不幸でしたが、そんな浅葱に惹かれて彼を必死で説得したり庇おうとした月子の事を思うと切ない気持ちになります。すべてを思いだした時、支えになってくれそうな人たちが周りにいることがせめてもの救いです。読んでいる途中で何度も心が苦しくなりました。それでもまた、もっと読みたいと思ってしまいます。
登場人物一人一人がより好きになる下巻。最後おぼろげに夜明けを感じたことだけが救い。姉妹作も読みたい!
全体的に切ない話だった。特に月子と浅葱のお互いのすれ違いは読んでて辛かった。でも月子が彼を好きになった理由がなんかいいなあと思った。そしてその彼を守るために月子がとった行動には驚かされたが、月子の気持ちが痛いほど伝わってきた。また、後半では種明かしの連続で色々衝撃的だったが、いまいち理解できない部分もあってもやもやが残った。なんだか救いのないまま終わってしまった気がするけど、最後のシーンはよかった。
犯人が初めからわかってるパターンだったので、あまり入り込んでませんでしたが…。後半からがすごい展開でした。まず、月子と狐塚。2人が兄妹だとは思いませんでした。確かに、恋人っぽい描写はなかった…。いろいろ疑問点があったので、納得できました。ただ、浅葱だけ知らなかったことがまずかった。そのため月子を殴ってしまった。すれ違いが悲しかった…。そして犯人。これは何とも言えませんでした。もちろん殺人を犯した浅葱が悪いですが、元を辿ると浅葱も被害者。かなり大きなものを背負い続けたことを知ると、浅葱だけを責められませんで
iの存在が、もしそうだったらありがちでイヤだな~、あれ?あ、やっぱり違うのかな?と読み進めていったら、やっぱりそうかーとなっちゃったのが、少し残念でしたが、それでもひきこまれて一気に読んじゃいました。月ちゃんが切なくて涙が出ちゃいました……。辻村深月さんの作品、初めて読みましたが、他のも読んでみようと思います。
実にダークな気持ちになれた。ちょっと寝るの怖いな、夢に見そうだ。ラストのシーンはちょっと切ないけど、感動より恐怖とか嫌悪の気持ちの方が強いな。孝太と恭司すき。大安なりに出てるって見たから早く文庫化しないかな。初期辻村の圧倒的な読後感の悪さ。歯切れ悪いというか、何か最初から最後まで基本的に登場人物に救いが無い。久しぶりに再読したけど、やっぱり3人目は本当に復讐だったせいか実に殺し方エグい。食後すぐにあの辺り読むものじゃないな
【★★★★】切ない…。浅葱と月子のあのシーンは切なくて、苦しかった。下巻で少しずつ絡み合っていき…。iの正体、月子のことなどなんとなくわかりましたが、それ以上の怒涛の展開でした。この方はホント最後への盛り上がりが上手いなと思います。
iとθ、そうだったのか!とかなり驚かされました…。浅葱が切ないよ。浅葱と月ちゃんの場面は泣きそうになりました…というか泣きました。狐塚と月ちゃんは何となく上巻から恋愛色見えないなぁと思っていたらそういうことでしたか!良くも悪くも心を掴まされた作品です。恭司かっこいいなぁ。メイン4人の関係が素敵でした。特に狐塚と月ちゃんを大切に思う、浅葱と恭司が。
まずはなによりも、iとθが誰だったのかという疑問について。後ろに載っていた参考文献を見てしまったがために、全く驚きがありませんでした(笑)内容を追っている段階で、参考文献を見てはいけない。勉強になりました。内容としては、上巻での謎が補完されてゆき、真相が徐々に判明してゆく過程が、とてももどかしかったです。どうころんでも、月子と浅葱があのような最後を迎えずに済んだ可能性はなかったのかと、思わず考えてしまいました。「ぼくのメジャースプーン」をまた読んでお姉さんお兄さんが誰だったのか、確認したいです。
★8(続き)【ネタバレ】病室を訪れた恭司(浅葱)が月子に伝えた言葉は不覚にも電車内なのに涙を溜めてしまった。自分の中にいる彼の気持ちを代弁して伝える様も、気取り過ぎだが「夜を照らす月の光は素晴らしく明るい。」という台詞も、月子に対しての愛情が溢れ出ているようで良かった。ちなみに「ぼくのメジャースプーン」を先に読んでいたので、秋先生が月子にかけた言葉も二年前の失踪事件も繋がって驚いた。明らかに繋げるべくして作られた設定だったので辻村さんの長期的な構成力に驚いた。つーか恭司格好良すぎだ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/09
ああ恥ずかしい。上巻の感想を、でもそのままに。言い訳としては、ちょっとは疑問に思ってた!明確になる前に疑問として心にあって、…騙されたけど気づいたもんと(笑) 続いていくiとθの連続殺人のゲーム。ゲームが進むにつれて、明らかになる過去や正体は辛く悲しい。 意外な展開でぐんぐん話に飲み込まれ、悲しすぎてどう収めるのかが気になった。読み終えても、なかなか抜けだせれない。いい作品にあえたなぁ。でも、読む順番間違えた…。恭司と月子のその後を知らないで読めばもっとドキドキしただろう。
最後がスッキリとせず。二重人格まではよしとして、最初から浅葱は作られた方だった?月子に会いに来たのは恭司の振りした浅葱?なんで浅葱を殴った恭司が凄いの?さっぱり分からない。月子と孝太が兄弟、て読者だけ騙すのはまだしも浅葱が知らないって無理あると思う。フルネーム知らないってないでしょ。無理無理展開だな、と思いました。殺された中で夏美さんだけ部外者なのも統一感ないし。メジャースプーンに出てきたお兄さんとお姉さんはどのペアだったのかな。秋山先生は真紀ちゃんの彼に何て言ったのかな。★★☆☆☆
iの正体はやはりそこへ持って行ったかという感じ。恭司がちょっとナゾ。浅葱はまたどこかに出てくるのかな。なんとも悲しい、やるせないお話だった。
やっと終わったー。この人の本は面白くて集中して読むからか、毎回すごく長く感じる。iの正体は、私がちらりと予想した通り。でも、月子と孝太君とか、最初に殺されたのは誰だったかとか、細かいところには驚いてばかり。緻密な構成に感服。最後の浅葱と藍の関係は、ちょっとややこしい。途中からついていけなくなったよ(苦笑)。それと、浅葱の逃亡。人をあんなに殺しておいて、あの行く末はないんじゃないの?犯した罪に合う罰を静かに受ける彼こそ描いてほしかったな。これにはがっかりした。それ以外は面白かった。相変わらず月ちゃんは素敵。
今回もまた、驚きの展開続きで読了。だいぶ辻村さんの読者を欺く(?)方向性のようなものが見えてきた気がする。でも、書かれている内容はとても読み応えがあった。辻村作品は読み終えたときに、ずっしりと心に残ります。思春期の子どもたちに読んでみて欲しい、そしてその感想が聞いてみたいな。今回も満足の読了。いったん、辻村作品から離れます。
すごく重くてやるせない話だけど思ったより読み終わった後の気分は悪くない、不思議な感じでした。どんでん返しに気持ちいいくらいだまされてそこはすごく読みごたえがありました。でもやっぱりちょっとすっきりしないなぁ…
後半戦は1日で読み切った(読み逃げたというほうが似つかわしいかも)この人はどうして、こんなにもつらい苦しい話を読み手を傷つけずに書けるのでしょう。凄いなと思う。酷く辛い過去があっても人を傷つけてはいけないと、はっきりした警鐘が聞こえる気がして、殺人者がかっこよく見えないように上手に書かれていて。。沢山の素敵な人が殺されたのに最後がつらくなくて。。だからまた次の本を手に取らせるんだろうな。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/26
ああああ切ない!!なにこれ切ない。擦れ違いと勘違いから悲劇は起きる。次々と明らかになる真実にも「そうきたか!」って思うことばっかりでした。どんでん返しがすごい。でも最後の「i」の正体についてはちょっと拍子抜けした感もあった。うーんこれは切なくて泣きそうになった作品でした。
はぁ、疲れた。読み終わった瞬間の感想。ボタンの掛け違いが、ちょっとの言葉があれば防げたのに。もどかしくて、切ない。結局浅葱という人物はどんなだったのだろう。次から次へと押し寄せてくる真実に混乱しっぱなしで・・・。最後の最後までつかめずに終わった。そういや恭司も最後まで謎だったな。うん。まさしくあの人こそ何者だったのだろう・・・?でもちょっと心憎いポジションだな。
何回泣いただろうってくらい泣いた
本当に圧倒的に物語が押し寄せてきた
暗くて重くて苦しいけど光があってよかった
でもちょっと私は許せない
どんな事情があったって悲しすぎる
どうしようもなくたって腹立たしいし悲しい
もう1回読み返したいけど読み返したくない
本の説明書に「恋」って単語が出てたこと、上巻ではよくわからなかったけど下巻でわかった
【幕間】以降のどんでん返しの嵐が凄すぎてもう。上巻を読み終えた時点で「なんかもう展開読めたな……」と自信たっぷりだったのに、その自信は下巻で見事に打ち砕かれてしまった。最近の辻村作品がトリック控え目なものばかりだったもので、すっかり油断しておりました……。
*「生きることに手を抜いてはいけないよ。―人生ってのは暇潰しなんて生易しいもんじゃない。楽することは許されないし、必死になれよ。簡単にはリタイヤさせてもらえないよ。」あまりにも気になって1日で読破。狐塚と月子は兄妹だったのか。なんか違和感はあったけど全く気づかなかった。浅葱は過去に母も兄も殺してしまったけれど、彼自身に罪はないような気がしてしまう。彼の環境こそが罪なのではないか。人間らしい「浅葱」が生き残ってこれから精一杯幸せに生きてほしい。恭司は最後かっこよかった!辻村さんの本にはいつも最後に驚かされる
殺人を犯す犯人の"心の闇"には同情したけれど、誰もが"浅葱"ほどではないにしろ、心の中に闇のような部分を持っていると思うし、壮絶な過去を過ごしたからといって、何をやっても許されることではない。だから、きちんと罪を償ってから月子の前に姿を現して欲しかった。殺人者をヒーローみたいに扱ったようにも受け取れるラストは好きではない。
この話はミステリーというよりはキャラ読みするようなものかと。 登場人物を好きにならないと、この話を読むのは難しい。。。 登場人物の心情を軸にストーリーが展開していきますし、 被害者は無視して、ひたすら犯人の孤独さや哀しさを強調してます。 ここで被害者は何の罪もないのに殺されてるんだよ!って感想をお持ちの方はこの本を好きになれないのでは。 私は浅葱を始め月ちゃんや孝太や秋先生、最後には恭司まで好きになったので感情移入して読めました。 最後に月ちゃんと"恭司"が話すシーンがとても好きです。
【再読】P172「俺の月ちゃんを泣かさないでよ」「その時はお前に謝りにくるよ。思う存分殴っていい」有言実行したんだなぁ。
何回目かの再読になりますが、狐塚と月子について浅葱があのシーンまで気付かないのは、現実ではありえないかなー、と今更ながらに思いました。もちろん大好きな作品ではあるのですが。
ここで一気に「関係」がわかってくるというか、読者は大きな勘違いをしていることに気が付くのではないでしょうか。「孝太と月子」「浅葱と藍」これが解けて、やっと事件の全貌が見えるという素晴らしい構成だと思いました。「孝太と月子」は完全に思い違いをして読み進めていました。面白かったです。
狐塚がターゲットになったとこで「いきなりクライマックス!?」と思ったが、その後もどんどん加速する展開に最後まで目が離せず。恭司が想定外に男前だった。バッドエンド覚悟してたけど、なんとか救いのある形で終わって安堵。写真は前作の芹沢光のものかなぁとか、小さなつながり考えるのも楽しかった。ただ辻村さんの話は名前フェチ・呼称フェチには辛いなぁ。序盤~中盤でフェイク気づいちゃう。
子どもたちは夜と遊ぶの
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感想・レビュー:241件










































