百器徒然袋 風 (講談社ノベルス)
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百器徒然袋 風の感想・レビュー(628)
榎木津メインの話は大好き。あちこちでぷっと笑わせられて楽しかった。一番は「真っ赤な嘘なのに嘘が赤すぎて赤外線になっているから誰も信じない」というくだり。赤外線かあー。
榎木津は神。(笑) 3作とも非常に面白いです。笑ってしまうので外で読んじゃいけないかも。本島さんいとあはれ(;_q)関口君よりよっぽどまともな狂言回しなので、話に入りやすく同情しやすく、エノさんに名前を呼ばれて(書かれて)一緒に照れちゃいました。くそぅエノさんのたらし。京極堂もこちらのシリーズだと比較的柔らかい印象です。ぶれない人ですが。
榎木津が登場する話はすっきり終わる気がする。そしてラストで意外な一面を見た。最近、名前しか出てこない関口。木場も登場したのなら次あたりには関口も出してほしい。
再読。本島君の姓が「雨」のラストで明かされ、名が「風」のラストで判明するという構造は……「平凡」「一般人」という面を無意識にかぶりたがってしまうけれど、本当に個性の無い・平均的な人間はいない。そのことを、薔薇十字団という破天荒な連中と付き合ううちに気付かされ、「本島俊夫」という個を自覚する……という風に読むのは、穿ち過ぎですね。 大笑いしながら読めるお話です
若き関口先生といった立ち位置の本島さんが可哀想だけど、その分愛くるしいですね。五徳猫では京極堂のやくざの演技があったり、榎木津のお父上が出たりとボーナストラック的な短編集。…それにしても、本島さん目線の語り口は卑屈だけど面白くて声を出して笑ってしまいました。「雨」も読みたいですね。
「五徳猫」「雲外鏡」「面霊気」の3編。五徳猫の事件を皮切りに、本島・益田を罠にかけ、榎さんを陥れようとする。まともそうに見えた沼上や本島も変ですね。変でないとこの人達とは付き合えないのかも。今回も破壊しまくりですね。ある意味、爽快です。でも、この人達の事は見物するのが一番。
エノさんってほんまはすごい完璧な人なんよね。長身でオトコマエで頭が良くて性格よくて友達想いで。だから榎木津のお面かぶってる。やっぱええなぁ。カッコええなぁ。
「ふはは!」なんて、榎木津さんの高笑いには到底かなわないけれどもつい笑ってしまう傑作な3編。前作同様に本島さんが語り手なので妙に抜けた視線で読めるのがいい。本島さんは俗に言う“巻き込まれ体質”? それにしてもおもわぬひとがおもわぬ活躍をみせていて笑えるし、京極堂の口からキュンとしてしまう榎木津さんの“面”について聞かされた日にゃもう「どうにでもして下さい!」。……嘘です一歩引いた場所からみていたいです(笑)。榎木津さんの破天荒ぶりが堪能できる「百器徒然袋」、もっと読みたいけれどしばらくは再読で我慢かな?
私が読んだ京極堂シリーズでは、本島「本権、金伍郎」が初登場。探偵の被害者だ。なんと、ぬっ沼上さんは大僧正として大活躍。もう、電車の中で吹き出してしまった。最後の1編では、神であるはずの薔薇十字探偵なのだが、友達(下僕じゃなかったか?)の本島にフルネームで手紙を送り、中禅寺をして「あいつも榎木津という面をかぶっている」と言わしめた。 短編集とは言え、連作の2本目から先に読んでしまったのだが、軽快に読めたのでまあ良かった。再読の人が多いのは傑作の証か?京極さんの作品では、これが初めてではない。
どんどん進化していく本島君の名前。はさておき、雨に引き続いてライトで読んでて声を上げて笑いそうになるくらい面白かったです。本編じゃできないレベルに榎さんが暴れてくれる破壊力と来たら… 個人的には各話毎の本島君と京極堂の事後対談にほんわかせずにはいられませんでした。
再々読(くらい)。榎さん大好きだーーーっっっ!いくら罠を仕掛けられようが、悪党が悪を働こうが、榎さんが立ち上がれば完全粉砕!にゃんこ!笑 『風』は、天下無敵・傍若無人の神・榎さんの優しさが垣間見れて、もうきゅんきゅんします笑。たまらん。ちゃんと榎さんをわかってる京極堂も素敵すぎる。とある御仁(この方も素敵)が登場することでもとっても貴重な一冊。
久しぶりの再読。榎さんの暴走はもちろん最高に面白いのですが、珍しく狼狽した感じの京極堂も負けず劣らず面白い(笑)元子爵の天然っぷりに和みました。このシリーズの新刊が出てほしいなあ。
傍若無人・天衣無縫・傲岸不遜・眉目秀麗・即断即決即行動・理解不能、自称神の榎木津礼二郎がことごとく事件を破壊するシリーズの2冊目。じめっとした本編に比べれば、明るく、バカバカしく、楽しい。ラストには彼の違った面を見られるのも面白い。これで百鬼夜行シリーズを既巻13冊を再読したけど、1年以上かかってしまった。続巻はまだかな。
再読。正直事件や展開は「雨」のが好みなんだけど、榎木津大明神のツンデレが拝めるだけで一見の価値あり。というかこのシリーズ好きすぎるぜ。
本編は正座して読むようだけど、この作品はあぐらをかきながらするりと読める。軽妙洒脱。最後の最後で神がお慈悲を見せて下さるのがもうたまらんというか、ああこれが榎木津の面というやつかと妙に納得してしまいました。本編に表出しないからこその魅力だなあ。
眉目秀麗、腕力最強、地球上で探偵を名乗れるのは榎木津礼二郎、その人だけ。いや、人ではなくって神だった。人の善さというか、神の慈しみだかなんだかしらんが親しみを感じた。中禅寺曰くの榎木津はね、あれはあれで、榎木津と云う面を被って暮らしてるんですよ、という説が気になる。なんだって榎木津はそんな面を被っているの?本人は知って被ってるというようないい回しだけど。うーん、それはやっぱりおもしろいからじゃなかろうか。
再読/非凡な美形のおじさん。「榎木津はね、あれはあれで、榎木津と云う面を被って暮らしてるんですよ。何も被ってないように見えるし本人もそう振る舞っているけれどあれはそう云う面なんですよ」/このシリーズまた出るかしら。読みたい。
このシリーズが好きで仕方ないです。前巻同様本島君が語り手なので軽めの切り口で、さらっと笑えて読めるのが良いですね。最後に榎木津の妙な可愛らしさと、いいとこ持って行く初登場・榎木津の父と、何故かその父と年賀状のやりとりをしている京極堂と。どういう関係なのかとちょっと突っ込みたい心持になりました。普通友人の父親と年賀状のやりとりなぞするものかなあ。
榎さんが登場するまで焦らされる分、颯爽登場の瞬間は「キターっ」と痺れます。京極を怯ませることができる榎さんの活躍はいつ読んでも爽快です。招き猫のうんちくも、物事を解決してしまう力業も、最後まで楽しめました。
榎木津の破壊神っぷりは止まる事を知らない。やっと名字を覚えて貰ったと思ったら、名前はまた好き勝手呼ばれてる本島。最後の最後に本名が分かったけど、あの名前のどこをどうしたら文吉やら馬之進になるのか。
やっと読めた。何だかんだで下僕を大切?に思ってる榎さんに最後ほっこり。でも俊夫がなんでゴンザレスや熊之進にwwそして相変わらず今川さんは喋り方が愛しい。
読むのを忘れてた。このシリーズを最後に読んだのが邪魅で三年ほど前だから、随分間があいたことになる。久しぶりの榎木津は楽しい。が、読むのは疲れる。榎木津の意外な一面を見れたからいいか。
再々々読?雨と同様、最高です。特に今回は大好きな今川さん登場で、独特の口調を堪能し、そこ以外でも笑い所満載です。最後の榎さんの友達思いに嬉しい気持ちになれたり。このシリーズ、もっと書いてほしいとずっと願っているのですが・・。
邪魅の後に再読。榎木津探偵の狂騒状態に、やはり榎さんはこうでなくっちゃと安心しました。榎木津だけでなく京極堂もいい感じに暴走していて愉しいシリーズです
新規購入ではなく、積読状態のもの。 2010/1/31~3/13 五徳猫、雲外鏡、面霊気の3本立て。2作目以外はメフィスト掲載時に読んでいる。薔薇十字探偵こと榎木津礼二郎が大暴れするシリーズ。相変わらず榎木津は愉快である。下僕になってみたいかも。
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