九十九十九 (講談社ノベルス)
九十九十九を読んだ人はこんな本も読んでいます
九十九十九を追加
九十九十九の感想・レビュー(303)
相変わらずめちゃくちゃなキャラクターたち清涼院流水っているの?なんだかよくわからなくなる…外包していくような形式で実は視点も変わっているのは新鮮だった!よみおわったら妙に安堵した。
マルセル・デュシャンの『泉』みたい。まずこれが印象。内容的には多分記号論とかポストポストモダンとかで語るほうが近いかもしれない…。ま、モダンアートのパイオニア的衝撃ということで。 この本において「清涼院流水」という神に変わって「舞城王太郎」という神が降臨した。『この世界は九十九十九でできてんのかよ~。その通りだ、阿部敦。』 『この調子でJDCに任せておいたらどうせ清涼院流水の講談社ノベルス作品みたいに無駄に人が死ぬだけだ。』『物語だよ物語。これは嘘であって偽物であってあくまで本物じゃないんだから。』
ぼうっとしてると振り落とされる系の本。読むのに脳の普段使わない部分をやや要する心地よさを堪能できるのが舞城作品の醍醐味。 『煙か土か食い物』でピコーン!ときて、ディスコ探偵シリーズでこれはすごいのがきた!と嬉しくなって、『暗闇の中で子供』はもはや何かのバイブルと化す。離れ業の技巧に関してはある意味右に出る者はいない(とおもっている)。好きな作家、尊敬する作家、面白い作品を書ける作家は沢山いるけれど、この人でなきゃ書けないと思える作品を生む作家は、そういない。変態モラリスト。どこまでもついていきますとも。
5章あたりから折り返しての加速感がハンパない。なにこれ! こんな本読んだことないよ… 事前にジョーカー予習しておいてよかった。やっぱ備えは必要だな。
あいかわらず舞城作品は読み続けることに何らかの性質を毒者へ問うような、求めるような、試され続けるような、そんな体験を伴う。差し詰め、フェノールフタレイン液のような。半ば狂っている自分を肯定する勇気というか。
僕の本の内容を理解しようとする部品が未熟だから分からないのか舞城がすごいのか話の展開がすごいのか分からないし分からないままでいいけどすごかったです。
よく分からない面白さ。連続誘拐されるほど魅力的な赤ん坊ってどんなだ(笑)主人公が大人になったあたりで理解不能になったけど、終わりの雰囲気は好きだからそれでよし。…清涼院流水作品読んだこと無い人間にとっては、かなりの置いてけぼり感があったけどね。それでも目茶苦茶にメタメタな話なのに読ませてしまうところが舞城さんのすごさかなと。<疾走×バイオレンス×愛>という言葉がしっくりくる作家さん。
傑作、なのだろう。確かに訳はわからないが、これを「わからん」のひと言で斬って捨てるのは余りにも勿体ない。笑えるほど大仰であるし実像とは異なる点も多々見受けられるが、本書は異形の「大説家」清涼院流水を理解せんとする愛に満ちた、ある種の研究書としての側面を持っているように思える。えぐい描写の割にラストが不思議なほど爽やかなのも舞城作品の特徴だと感じるが、JDCトリビュートというフィールドでここまで自らの実験的企みを形にできるのも驚きだった。感想に困る一作ではあるが、少なくとも滅茶苦茶楽しんで読めたことは確か。
いわゆるメタ的な作品としては最高峰というか、これ以上のものはなかなか出てこないと感じる。計算し尽くされた訳のわからなさ。牽強付会の辺りはすごい楽しかった。(青)
んんー…カトリックの高校出身だったから、割と聖書とかの前知識はあったんだけどなぁ。なんか、どうしたいのかよく分んない。あたしの理解力が足んないんだろうなーにしたって、なんかメッセージ性が皆無というか…西尾維新のきみぼくでも似たようなのあったけど、それより更に訳解んなかったわ。帯の一言は好きなんだけどな。3人とかに彼が増殖した時点で、なんかもう無理だった。
単純にナンセンス小説として読めばある程度面白いと思う。とても難解な小説……であるかどうかもよく分からない複雑な構造を成している作品。清涼院流水・聖書がモチーフになっているが、未読でも楽しめるはず。ただし不毛な想像力とそれに対する寛容力が必要不可欠である。
図書館から。いきなりぶっとんでる。こういうモノを前衛的というのだろうか。この本は疲れる。体を動かしたりして体に蓄積されていく疲れとは違うもの。単純にページ数も多いし、書いてる事は意味が分からなくたっていくし。清涼院流水、聖書も読んだことが無かったから余計かな。舞城作品は読み終えれば自分の中で、なんとなく掴める物があるのだけれどこの作品は全然ダメだった。圧倒的という意味では納得できるけれど。
舞城王太郎の小説が、途中から線がぼやけて膨張するような感じになっていくことは、「阿修羅ガール」やなんかで経験してたことだから、まあそれはいいとして。あんま読んだことはないけど、西尾維新にせよ、清涼院流水にせよ、キャラそのものに、荒唐無稽とでもいうしかないような味付けが見られるのは、なんでなんだろう。そうすることが、小説の面白さにつながるんだろか、と首をひねる。
(☆☆☆)評判ほど読みにくくは感じなかったし構造も理解できるがそれで面白いかと問われれば考えざるをえない。なにしろこの本のどの部分をみせたかったかわからない。わからないということをみせたかったのかもしれないがそれが褒められる部分であるかどうかは疑問。ただこう、魅せる力はあると思う
これを読まずして舞城ファンを自称していた僕ですがやっとこさ読んだ。むずい。というか元々推理小説には明るくない人間なのでむずいのは当たり前だ。まあ決して理解不能という訳じゃないはずなんだけど…。腰を据えてよく考えながら読むべきだったのかもしれないな、と思った。
各方面に喧嘩売りまくりでいろいろと大丈夫なんだろうか。中身はメタとかではなく、そのメタっぽい部分も含めて全て作品内の世界というか。ジャンルとしては最早SFだと思う。
『ゲーム的リアリズムの誕生』や『モナドロギーからみた舞城王太郎』に本作品の詳しい分析がある。というかそっち先に読んじまったからなあ…。舞城の描く暴力って、他の作家のそれとは異質な気がする。
読みにくい読みにくい読みにくい、ほんっと読みにくい。清涼院流水を意識しすぎだ、舞城め。あんたにはあんたの文章の破壊力があるだろう。そう怒りたくなってしまう程度には、メンドクサイ小説。非常に手がかかる。ただでさえ厄介な文章が、何層もの入子構造伴うんだからもう、ねえ。愛すべき探偵諸君がまるで変態のようにトレースされていて、奇妙な愛着を覚えつつ読了。
メタが続く。難解だ。途中までは理解していたつもりだったのだが不思議とわかんなくなっていく。話も途中からどんどん難解に。凄いとしか言えないが、破たんしてるとも思う
やっぱり舞城王太郎は意味が分からない。必死で内容を追えば、いつの間にか字面のみを追っているようであるし、かといって内容が無い訳ではけしてないし、混乱する事しきり。理解出来ないってこういう事なのか。同じ日本語なのに、文章が像を結ばない。
九十九十九の
%
感想・レビュー:66件














ナイス!



























