水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪 (講談社ノベルス)
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水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪の感想・レビュー(231)
鏡家サーガ3つ目読了 出版順に読んでるけど段々いわゆるジュンブンに寄ってきた感じがあるなぁ、今までで一番おもしろかった 絶望的な不条理に抗いあるいは屈従する3人の男の物語かと思ったら、最後は救いがたい、しかし悪い意味で憎めないひとりの男のハナシに収束した
梢一家以外のストーリーがあまりおもしろくなくて流し読みしてたら、いつの間にか話が繋がってたみたいで、結局全体的によくわからなかった…。もう一度読み返すには長すぎだな。
フリッカー式のバージョン違いのような・・? ラストの展開はわりと好みでした。しかしこれはちょっと無駄に長い。複雑な構図がどうなってるのか読み終えても理解が追いついてないです。
広明の世界が破壊されるまでの過程と、破壊され葬られたもの全てをを引き揚げようとする鏡創士のストーリー。今まで以上に予測出来ない展開でしたが、いつも以上に陰欝な展開でもあり、なんとも言えない読後感を味わっております… 個人的には創士さんの人間らしい側面が見れてちょっと面白かったです。
うち的には、終わりの方のある人の愛の行程?というか気持ちというか幼い頃から好きだったんだろうから、その頃の話とかをもっと書いて欲しかったなぁー。でも、この作品も謎な部分(理解力無いだけかな?)があるので、そこはもやもやする。でも、最後の僕の話の前の終わり方は好きだなぁ。
もうね、最後の最後でまた???ってなっちゃった。折角最後にうまくまとまったと思ったのにー。でも鏡家の兄妹ってほんとぶっ飛んでますな。創士の登場がいつ?って思いながら読んでた。しかしそういう構成のお話だったとはやられたって感じ。
鏡家サーガをここまで3冊読んだけど、三者三様にイカレてるところがすごいと思う。バリエーション的な意味で。多分、もう一回読み直したらいろいろなことが繋がるような気がするけど、ちょっときついなぁ。またいずれ。
鏡家サーガの中で、群を抜いておもしろい。非常に楽しませてもらいました。ただどーしても時系列が合わないところが1ヵ所あって、それは私の読み込みレベルが甘いからなのか…もう1回読んでみようかな…
ドブに捨てられた青春によって生み出された、最初の傑作。読みやすさとか自分味の出し方とか、『フリッカー式』からの成長具合が見て取れる。これを読むか読まないかで、佐藤友哉という作家に持つ印象は大きく変わると思われる。
叙述トリックさえも物語の中素材でしかない。「良かれと思ってした事が全て裏目」。自分が善人である事に酔っている人、酔いたい人にオススメ。
僕の推理は見事に外れました。今の自分と重なる点が多すぎて途中唸りながら読んでました。自分もどこかで人の目を過剰に意識していたり、役に酔いながら演じてしまっている時があるかもしれない。
☆☆☆☆ 救いの無い、鬱になるような本。愛かなぁ、これ。いまどきの動機なき犯罪とかやっちゃう若者(じゃなくてもいいけど)に読ませてやりたいと思ったわ。いやもう、己の底の浅さをぐさぐさ踏みにじられるようなね。自意識過剰で被害妄想とプライドでかくて実際のとこ矮小でっていう。自分に自信が無いとか孤独が好きなんだとか言って単に友達できないだけで他人に関心と干渉を期待してる引きこもり一歩手前の。あー痛い。自分に返ってきて痛い(笑)。
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