クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いを読んだ人はこんな本も読んでいます
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いを追加
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いの感想・レビュー(2791)
何度目かになるシリーズ読み直し。作中のトリックや、良い意味でのあざとさ、ぼくの曖昧性などもさることながら、アレを踏み台として活用するシーンは何度読んでも鳥肌が立つ。わかっているのに、読むたびに怖い。情景が目に浮かぶ。むしろ足元にある気がしてぞっとする。
「天才」という言葉が多用されるので、規格外の行為が満載なのかと身構えて読んだけど、案外常識の範囲内だった。動機やトリックはともかく「誰がやったのか」に関しては満足できた。ライトな語り口だけどミステリとしても読めなくはないといった感じ。ただ、ミステリとして読むと普通のクローズド・サークルものでやや偶然に頼ってる感は否めない。(作中でも触れてたけど)
「天才」たちが集まる島で起きた殺人事件の話。ミステリです。登場人物はみんな個性的でやわらかい印象。矛盾していますがぼやけたような感じも受けます。イッキに読めましたし、おもしろかったと思います。
初の西尾維新さん。とても面白かった!ぼくがあいまいで、好きじゃないけど、他の人のキャラが濃いなあと思った。最後にはちょっと驚いたけど、再読してみたら分かったけど、最初に読んでオチわかりたかったなあ~悔しい。でも本当に犯行できるのかな?現実だったらそううまくいきそうにない気がする…でも物語としてはとっても楽しかったです~次も読みます!
いかに自分が前提にとらわれて物事を考えているか、良く分からせられた作品でした。文章の中でマンガのキャラクターが動いている感じ。最初の方はちょっと辛かった感じです。
ミステリとして読むよりはライトノベル的、ライトノベルにしてはキャラフォーカスが弱め。ただ劇中のシーン作りが非常に上手く、印象に残る。ともすれば中途半端な立ち居地の作風が、ラノベ、アニメ、コミックといった複合メディアを渡り歩くことに慣れた読者層の想像力を刺激する。個人的には面白かったが、期待過剰だった為ちょっと肩透かしをくった。。
何年ぶりかの再読。散りばめられた無茶な謎とライトノベル調の設定や展開が奇妙に調和し、違和感なしに素直に楽しめるひとつのパッケージとしての仕上げが素晴らしい。本格推理みたいな空気を醸し出しつつ無茶なクローズドサークルをやっている作品に萎えた経験は誰にもおありなのではないだろうか。全体バランスが悪いとこのようなことになりがちだが、本作は空気感の作り方が絶妙で、無茶な展開にも無理なく入り込める。トリックがどうのと個別要素を取り上げて語る前に、優れたバランス感覚で紡がれた物語「全体」を楽しむべき一作。
化や刀のアニメは見てましたが、これが小説として初の西尾維新。面白かったです。やはりキャラ同士の掛け合いが楽しいですね。ミステリ的にはトリック(主人公の推理した部分)が簡単すぎると感じましたが、それを差し引いても余りある魅力があると思います。私の中では「ミステリをスパイスにしたキャラ小説」とカテゴライズしました。これがデビュー作ということなので、これから同シリーズや他の西尾維新を読んでいくのが楽しみです。
赤神イリア、メイドの班田玲・千賀三姉妹の住まう鴉の濡れ羽島。招待された天才たち、伊吹かなみ・佐代野弥生・園山赤音・姫菜真姫・玖渚友。伊吹かなみの介添人逆木深夜、そしていーちゃん。そこで起こった連続首斬り殺人の裏にあるものとは。話の展開の中に見え隠れする友といーちゃんの過去、ER3・「チーム」・玖渚直、そして現在の共依存的な関係。気にならないわけがない。それに忘れてはいけない、人類最強の請負人 哀川潤。一巻は彼女が颯爽と登場し、いーちゃんと出会うまでの序章にすぎないと思わざるを得ない主役っぷり、たまらんね。
替えや替え玉といったミステリーの王道トリックを使っておきながら、まったく先が読めなかったよ。こんなミステリー始めてだ。幅広い教養に裏打ちされた与太話もいいね。話に深みができているよ。きっと西尾維新はくだらないことを真面目に考える人なんだろうな。不満はヒロインが電波なこと。これがなければ一流のミステリーとして他人にオススメできるのに、ヒロインの電波さが作品の価値を貶めている。悪い意味でのラノベらしさ。また、キャラクターの呼び名が名字なのか下の名前なのかハッキリしないときがあるので統一してほしい。
西尾初読み(オリジナルは)。流暢な一人称文体とそれにマッチしたキャラクター性で文章密度が濃いのに一気読みできる。トリックはすぐにわかったけど、それでも読者を飽きさせない異常の散布の上手さに脱帽。次も読みたくて本屋行って来ました。9/10点
御託抜きにおもしろい!この本を読み終わった直後、すぐに続きの"クビシメロマンチスト"を買いに夜の寒い道を本屋へ向かいました!とにかく最後の最後で裏切られる感覚が愉快でたまらない。話の終盤は口角が上がりっぱなしでした。イッキ読み必至!!
面白かった。主人公の僕と友の関係は見ていて良かったです。しかし、このふたりの関係から始まり、色々と謎の多い話でした。語られない箇所が多いのが不満点で、その上、登場人物などの設定が物凄く長いのでそのあたりでだれてしまうのが難点。戯言遣い、とサブタイトルに喰いこむ割には、首を傾げる者でしたし。最後のエピローグのくだりもちょっとしつこかったかなー……、という思いが強かったです。いや、面白かったんですけども。
ぼくは19歳、大学生。あるとき、友人の玖渚友の付き添いとして日本海に浮かぶ孤島「鴉の濡れ羽島」にやってきた。そこで出会う天才達。そして起こる密室殺人事件。事態を収拾しようと提案をするぼくだったが、2人目の被害者を出してしまう。犯人を探すため、ぼくは本格的に動き出す。戯言シリーズは読んだことが無かったので、図書館にて一気に借りました。ライトノベルだし、ミステリー風の軽い物かと思ったら大違い。謎だらけ。でもこのくらいの方がいいかも。
さまざまな分野の天才たちを殺人事件が起きる孤島に集めてみました。いやあ天才のバーゲンセールで、ハードル上げすぎだろ常識的に考えて……と思ったが、わかりやすいトリックから特に根拠はないが意表をつくものまで二転三転。いわゆるラノベテイストなのに、ものすごーくメフィスト賞くさい(どういう形容詞だ)。たしか西尾維新はメフィスト賞作家だったが何で受賞したのかなと思ってググったらこれだったというオチ。
誰かに貸したまま行方知れずだったのでつい購入。何年ぶりの再読だろう。シリーズ読み終えて暫く経つせいか、この巻はフレッシュだったな~と思った。
維新はいろいろ読んだけど、実は戯言シリーズは読んだことがありませんでした。今のような言葉遊びも少なく、毒々しさも遊びも少なく、ミステリラノベ版!みたいでした。初々しい!
『戯言』シリーズ一作目。そして西尾維新一作目。いろいろな本の解説や漫画の原作でお目にかかっていて、気になっていた作家さんの一人。イメージは「永遠の中二病」。大人になることを拒否し続けて作品を産み出していく作家。今作で語り手である「ぼく」は世界に対して感情が薄い。記憶力が悪いのは、何も記憶するほどのことが起こらないから。ぼくが一緒に居たいと願う玖渚友は、ぼくより技術も才能も全てを持っているように見えるのに、マイナスの感情を知らないから、幸せを知らない。そんな二人のもとで起こったクビキリ事件。人は何を思うか。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(34)
- 12/05
友人に勧められて初めて西尾さんを読みました。どこまでが真実でどこまでが戯言なのか?何度もページを行き来してしまう。最初は単なる推理小説じみた話だとは思っていたのですが、ハイ解決とはいかない…。読み手は何度も騙され欺かれる。あちこちに仕組みが隠されているトラップ満載の一筋縄ではいかぬ小説でした。まさか最後の最後まで騙されていたとはね…。吃驚です。ねっとりと脳裏に響く言葉づかいもドキリとさせられる。続きも購入しましたので楽しみで仕方ありません。
戯言シリーズ最初の一作目。西尾維新さんのデビュー作。グロ表現がある部分と殺人事件が多発という点では多少注意が必要かもしれませんが、面白いです。オススメ。西尾さんの表現はスキキライ別れるらしいのですが、私は好きでした。
2009/10/14購入。偶然にも京都帰りの電車内で読了。タイトルを見て「頸城リサイクル」と脳内変換したのは多分自分だけだろう。読者の予想を寄せ付けない、二重三重に仕組まれた巧みなストーリー展開には、見事の一言に尽きる。様々な引用と、一筋縄ではいかないひねりの利きウィットに富んだ台詞の数々に、読み進める手を止めて考えること多々。どこまで真実でどこから戯言なのか…。こんなに魅力的な作品の存在と価値を10年近く知らずにいたとは、つくづく惜しいことをした。結末を知った後でも、機を見て再読したくなる、そんな一冊。
先に人間シリーズを読んでいたのでトンデモ能力バトルかと身構えていたのですが、おやおや?ちょっと雰囲気が違うんじゃありませんこと?(今のところまだ)誰も素手でビルぶっ壊したりしてないし、どこぞのありゃりゃ木君みたいに妄想独り言が多い訳でもないし、個人的にはちょうどよいバランスでした。ただ意外だったのは主人公「いーちゃん」のキャラクター。表面上は普通の男の子なのですね。良い意味で期待を裏切られた一冊です。やっぱ人間普通が一番ですねー、普通じゃないけど。
昔読みかけていて、そのまま放置していたのを思い出して学校で借りて始めっから読みました。いーちゃんと玖渚とが首切り事件を解決したときまでは「あーね。」なんて思っていたら・・・。まさか最後の最後でやられるとは思っていませんでした。まさか・そんなことがあってもいいのか?なんて具合に。潤さんはインパクトめちゃくちゃありますな。
【再読】懐かしい、潤さんを知らないいーちゃんと友はとても新鮮でした。こいつら最初の方は割とイチャイチャしてた/何度読んでも、肩で平らにして踏み台に、っていうのはゾッとするなー。つまり、真ん中を踏んだ方が安定するってことだもんね…/いーちゃんのマニアックな方の好みって、出夢くん・絵本さん・むいみちゃん?w
西尾さんは取っ付きにくいイメージがあったのだが、読書メーターをちら見したら「おもしろい」とのお声が高かったので読んでみた。結果は……おもしろかった! ちょっと理屈っぽい、屁理屈っぽい言いあいが続くのが、読んでいて「そんなことを聞かされるいわれはないのだが」と言う感じで面倒だったが、あの小憎らしいやり取りがないと締まらないのだろう。シリーズとのことなので、まだまだ曖昧なままの事情がこれからおもしろく明かされてくれると嬉しい。ファンタジーめいた要素がありつつ、それが論理を邪魔していないのが見事であった。
最後の最後の最後が、とてもしっくり来る結末で素晴らしかった。人の枠を超えた人には超えた人なりに、でもできることに制限があって、とんでもないトリックを行ったり話を一人でメチャクチャにできる程の超能力は持っていない。この前提が、とても良かったと思う。後日談以外はちゃんと推理できました。当らなかったけど!(苦笑
化物語と刀語以外の西尾維新さんの小説は読んだことがなかったんですが、面白いです…これ。時間がかかるのと、時折難しい漢字が出てきて検索かけるのが大変ですが、それは私の語学力の問題だ。来年までに読み切りたいところです。
自分でも不思議なほど読むのに時間がかかった。最後まで読んでても1番理解できないのが玖渚ちゃんといーちゃんってどういうこと?・・・いえ、たぶん私が的堂に読んだからいけないんだね。『物語』シリーズを何作か読んでるんですが、会話が少ないように感じる・・・っていうか、ややこしい議論しまくりだから1つ1つを理解しながら読むのがめんどくさかったです。登場人物の把握が苦手なので、何度もひっくり返されていく結論とかもうついて行くのが大変。まだまだ玖渚ちゃんといーちゃんのこと知りたいし、とりあえずゆるゆる続きを読みたいと。
なんで今まで読んでいなかったんだ、と後悔するくらい面白かった。珍しく推理しながら読んでいて、「わぉ、結構当たってるw」と喜んでいたのに最後でひっくり返されちゃった。結論として、最初から最後まで見事に騙されていました、というオチ。反則だよなぁ、いい意味でw玖渚かわいいよ玖渚。
ただのクローズドサークルではない。人物が多いがそれぞれのキャラが立っていて個性的。読み終わって「これって誰だっけ?」って人がいなかったのが凄いと思う。設定だけでも興味を引くが、天才と呼ばれる人物より凡人の主人公が謎を解いてしまう所がまた面白いwでもちゃんとアトガキに「この本には天才は登場しない」と書かれている。とにかくどんでん返しの連続で先の展開が見えたと思ったらまたひっくり返される。デビュー作とのことなので著者が書きたいことがいろいろ盛り沢山になっている印象を受けた。シリーズ物らしいので次作も読みたい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 10/25
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いの
%
感想・レビュー:427件

















































