月は幽咽のデバイス (講談社ノベルス)
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月は幽咽のデバイスの感想・レビュー(379)
図。ミステリ要素はもちろんあったけどキャラクター小説の方面が色濃く出ていた。そう思わせたのは練無と紫子の駆け合い、保呂草と紅子の奇妙でミステリアスな関係。ヒリヒリした元妻 対 愛人 血みどろ(?)の対決。などなど。紅子の息子へっくんも初めて台詞を与えられた。/ミステリとして突き詰めるのであれば「練無・紫子の二人は登場させなくなてもいい」となってしまう。/オスカーは結局どんな動物だったのだろう。トリックのほうも不完全な形で終わってしまった印象。
種明かし直前までは楽しんで読んだ。が!解決が気持ち良く成されてないから不完全燃焼。保呂草さんはどういう着地点に降り立つのだろうか。なんだかんだ。続きが気になる。
瀬在丸紅子サンほんとに複雑な人格をお持ちですね〜。痛感しました。不思議。なんかこのVシリーズは解決編よりも、事件が起こって解決に至る直前くらいまでが一番楽しいかな。それにしても一部の皆さんの感想でトリックのネタバレ書いてる方…。読了前にもし見てしまったら、私だったらショックだな(笑)
S&Mシリーズで起こった、頭の中の細胞が揺さぶられるような衝撃は正直なかった。Vシリーズを読み始めて間もないけど、今回みたいな話ははこれからの展開のための主要人物の伏線なのだろうか。と、言ってもなにが伏線かはわからないけど…。萌絵がなつかしい。
瀬在丸さんの意識がころころ変わって面白かった。水面の高低差を使うトリックは思いついたけどまさか部屋全体を動かすとは思いもよらなかった。読後に幽咽の意味を調べたらまさに小説中のオブジェの意味で二度目の感動。 お気に入りとしては瀬在丸の「素敵なお気の毒ですこと」という返しがもうグッときた。
意図した事象が意図的に観測され、意図してない事象が意図的に観測される。確かに、これは人間社会の1つの真理である。「次のシーズンの流行ファッションはこれ」って、なぜ次の季節が来る前に分かるんだよと反発していた。しかし、この作品を読んで、これが社会だとあきらめがついた。ところで、へっ君はやっぱり頭いいんだな。そりゃぁ瀬在丸女史の子供だもんね。
文句なしに面白かった。 ”ブームは作為的に作られ、大衆の意見はマスコミによってコントロールされている。市民運動やボランティア活動のようなものでさえ、真に自主的な行為は少ない。必ず誰か個人に都合の良い論理が潜んでいる。意思も意図も作為も、賢いほど姿を見せない。”という部分が,今のマスコミのあり方と見事に重なっているように思えて,作者の物言いに痺れました。
ストローで水は10m以上昇らないとか部屋をプールにしたとかは面白かった。わたしはどうやって木が水を吸い上げるか知ってるぞ。へっくんに教えてあげられることが初めてできたよ。
部屋自体が動くというような大仕掛は盲点ではあるけど、動かすスイッチまであるのに鑑識が気づかないのは不自然かなあ。まあ、紅子さんが種明かししたから早く解決しただけで、警察だけでもいずれは解決できたのかもしれないが。
再読。やはり、このシリーズは、S&Mシリーズよりもシリーズ全体で1作、という感じが強い。そのためか、自分には作品毎の事件はあまり印象に残らない。本作もミステリ的には、なんというか「えー」という感じだし。とはいえ、「赤緑黒白」と「四季シリーズ」まで読んだときのシリーズ全体を通した「おぉー」という感じをもう一度確認したいので、最後まで読むつもり。
VシリーズのVはVenicoのVなのに読むほどに紅子がわからん。唯一、機千瑛やへっ君と一緒の時の紅子は好きだなと思える。今回の謎解きは、このあと警察はどういう風に決着をつけたんだろ。だって全然解決になってないじゃん・・・。2時間サスペンス的な謎解きを期待しちゃいけないかもしれないけど、このシリーズの楽しみ方が読むほどに分からなくなってきた^^;紅子も保呂草も林も喰えな過ぎて、キャラ読みすら赦されん。私には手強すぎる!
事件のトリックとしては、すこし肩透かし気味でした。狼男の正体を楽しみにしていたのですが、まさかこのオチとは残念でもあり納得な感じです。まー本当に狼男が出てきて「ガオー」と言うのも物語にあいませんしね!でも登場人物たちの複雑になってきた関係と会話は楽しめました。この関係どうなって行くんだろう。
今回も真相はあっけない。けど相変わらずキャラ同士の関係が複雑。紅子がとても好きになった。小鳥遊、運動神経すごいな。保呂草は相変わらず・・・(笑
読破ー。森川くんの性格がいい感じ。なんにでも理由をつけようとするのは、自分が安心したいからなんだねえ。なるほど、と思った。不思議な事でも、それに理由があるとは限らない。一番恐ろしいのは、無意識。
トリックとかを楽しむ本じゃないです。事件の背後にある人間関係はサッパリ。何のための登場人物か分からない。そこを割り切れば楽しめるかもしれないけど、自分は割り切れない。S&Mの方が面白かった。
ある意味、そんなトリックありかwwwっていうのを楽しむ本かも。今回は練無があんまり活躍しないと思ったけどVシリーズだったね。素直くんがレギュラーメンバー(?)になったのは意外。今回はみんなよくしゃべってる気がする。シリーズの展開としてはとっても面白いと思う。
事件の真相からして、ミステリーとは言えない気もするが、みなさんおっしゃっているように、人間関係はおもしろい。どろどろしているけれど、痛くはないというか、変にドライというか。個人的には、あの濃い面子の中、素直くんがこれから活躍することを祈ってしまう。
ミステリーであるけれど、人間模様に目がいってしまった。狼男とかの怪物系は好きなんだけれど、なんだかそのまんまで少し残念。この先どんな事件が起こるのか!?というよりも、保呂草と紅子の関係の方が気になるというのは少しどうなのかなぁと思うけれど、取り敢えず続刊を明日買いにいこうと思う。
練無はなんかわかっちゃってるような、それとも無意識?紫子は空回ってるなぁ。そして素直はレギュラーになるの?そんな色々が謎なミステリ小説(笑)
森博嗣第二弾。前回より登場人物が面白くてとんとんと読めました。逆に言うとキャラのみというか・・・。順番通りに読んでないけど、密室殺人のトリックが残念なのが続いてます。もっと面白い謎解きが見たいな。人間模様は気になるところなので、そこを読みたくなったらまた続きを探します。★★☆☆☆
「私が貴女に嘘をつかないとでも思ってるわけ?」と七夏に言い放つ紅子は最強。「ばっかじゃないの?」のおまけ付き。ほとんど「ミステリって何?」状態だけれど、登場人物のキャラがどれも面白いので読むのは辛くない(岩)
表題の「幽咽」のデバイスとは○○○○、つまりオチは、ペットの○に「○○」を聞かせるための△△装置のこと。保呂草潤平の活躍は、今回はあまり目立ったものはなかった。価値あるモノを価値あるものへと還元するのみ。(これはもちろん褒め言葉)そして狼男というのも、宝の番人としての○○の象徴というぐらいなもので、まちがっても綾辻行人のようなホラー的な意味合いでは、当然なかったわけである。
月は幽咽のデバイスの
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感想・レビュー:52件














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