魍魎の匣 (講談社ノベルス)
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魍魎の匣の感想・レビュー(1232)
京極初心者は絶対読むべき作品!「ほう・・」の一声で原色の妄想が頭ではじけること間違いなし。想像力を掻き立てまくる作品です。「ほう・・・」声まで浮かんでしまうよ~
映画版の余韻に浸りたくてまた再読。ほぼ徹夜で読み切りました。シリーズではこの作品が一番好きなので、再読も4回目。相変わらず関口くんのうだうだ思考が凄い…。彼はもっと楽に物事を考える事は出来ないのでしょうか。それが彼らしさなのか。結末に向けて動き出す後半が何とも言えずゾクゾクします。
『姑獲鳥』を再読した勢いで、こちらも再読。内容を知った上で読み直すと、それぞれのシーンが見事に繋がっていることに気づく。初読時の混乱して引きずり回される感覚は一度きりだが、再読では別の面白さが堪能できた。
京極夏彦の長編小説。分厚さは人を撲殺できるレベル。ちなみに、本で殴り殺すアイディアは清涼院流水が「カーニバル」でやっていたように記憶する。内容は前作と大体同じ雰囲気だが、結末がかなり不気味。二十歳手前のくせに、読了後、夜中トイレに行けなくなったのは内緒(今は大丈夫)怖すぎだが、生命や倫理について何かを考えさせられた。
憑かれるようにして読んでしまった。美も幸福も感情も相対的でゆらゆら漂っている。伏線を回収しきったときのカタストロフィが快感。劇場版TRICKがみたくなったのは内緒。
京極夏彦に初挑戦。ホラーだと思い込んで読み進み途中で推理小説だと気く。普段読まないジャンルで700頁近い大作...ちょっと手強いかな?と思いきやスイスイ読み進めた。=面白い! 京極夏彦百鬼夜行シリーズにハマり込むかも。
姑獲鳥の夏よりは、時代背景キャラ設定等がわかっているぶん読みやすかった。結末が二転三転して、終盤あたりは楽しめた。 登場人物がみんな個性豊かで楽しい。 関口除く。 相変わらず今回も関口が鬱陶しい。ちょっと大人しくしてなさい。 雨宮さんがなんとなく可愛く感じた。
再読。関口、今回も相変わらず憑かれとったなぁ。あっちとこっちの境界でゆらゆらと揺れながら事件に嵌っていく関口の正体、それって実は私らか?まっ、関口ほど鈍くはないけどね。関口がおらんかったら本の厚みも五分の一になって、面白味もなくなってしまうやろからしょうがないか。しかし・・・通り物には気をつけよう。
相変わらず犯人達の過去やら経歴やら犯行の理由なんか、生々しいものが多い。通り魔のような何かが通りすぎ、人は殺人を犯すらしい。それなら、殺し屋はなんなんだろうな。毎回毎回、繰り返し、その何かが通りすぎているんだろうか。それなら殺し屋は、身体の中に通り魔を飼っていて、それを自由に操っているのか。いや、それとも、そいつが現れるのは最初に人を殺した瞬間だけなのか。むつかしい。大幅に話は反れたが、とりあえず色々考えさせられる本です。反論に対する京極さんの反論が聞きたくて、稚拙な知識しか持たない私でも、反駁したくなる
"マジカルステップ"というルビにちょっと笑ってしまった。絡繰、というかあらましというか、事の顛末がどうなるかは予想出来ても伏線に気付けないのは京極夏彦の文才の賜物か。
犯罪発生原理に関する一考察。ある行為が犯罪と呼ばれるために必要な条件とは。また、人が犯罪と呼ばれる行為に及ぶ原因とは。犯罪に動機がどれほどの意味を持つのか。これらのことを軸として物語は展開していく。作中、何度も京極堂が警告したように、この匣は開けてはならない匣だった。しかし、匣の中から助けを呼ぶ声を聞くにあたり、彼は入れ子状態の匣を次々と開けていく。いさま屋が登場するエピローグは実に物悲しい。これら雑感を一言で表すなら「うへえ」。
美馬坂家の人間関係や消失のトリック、殺人の大まかな流れまでは割と初期から分かっていたものの、まさか最初に繋がるとは……。ぽつぽつその展開は無いだろ、とか、専門知識に依りすぎだろ、と言う種明かしもあるものの(もともと考えて解くお話じゃないかもしれないけれど)、全体としてよくここまでばらばらだった話を纏め上げたなと。締めに感じる寂寥の感は姑獲鳥と同じく。見事な伝奇小説。
「夏」より二倍三倍濃い作品だったなぁ。序盤はハッキリしない、もうりょうに覆われたような展開だったけど、ラストはスピード感があった。それにしても、最後の最後で「匣の中の彼」は、彼岸から戻ってきてしまったように感じる。
うぶめより断然サクサク読めた。むしろ中断したくない。細かさとか裏切り方(そうくるか!的な)は期待を裏切らない。あ、後味は悪い。でも、好きだ。首にニキビつくっちゃ危ないよって話。電車が入って来るときは後ろには気を付けなさいよって話。匣の話。近親相姦の話。
7月24日開始~25日読了。可菜子と頼子の二人の関係が当初思っていたのと違う方向で愕然としてたのを思い出す。大本は勿論想像だにできないのだけど、細かい部分(喫茶店とかの描写)できちんとヒントが提示されていたんだなと思うのはやっぱり再読してこそわかる事。単純なので初見のときは気づいていなかった。
『セッション』やら漫画版やら読んで読みたくなったのは結構前だが、漸く。京極の場合文庫版のほうが完成形に近いわけだけど、ノベルスで読むとまた初期っぽさが面白い。ときどき感じてしまう冗長さもない。動機については前面でやってて印象強いけど、探偵論もぶってたんだなあ。
京極堂シリーズ二作目。関口がちょっとまともだった。京極堂や榎木津からは馬鹿にされっぱなしだけど、そういうとこが好き(´ω`)。京極堂の講釈なんか、関口がいなかったらちんぷんかんぷんだし。 後半の謎解き部分はいっき読み。すごい情報量だけどきれいにまとまってて、おお~!てなった。でも最初から京極堂が隠し事をせず、持ってる情報をすべて開示していたら、もっと早く解決したんじゃないかな、とちょっと思った(みんなの精神的ダメージを減らしてあげようっていう気遣いだったみたいだけど)。それじゃおもしろくないか。
クライマックスが長いから、ついつい夜更かし。つながっていそうで、つながってなく、その実奇妙な縁でつながっていた事件の連鎖…あーややこしい
後半の何重にも重なった入れ子状態の箱をバシバシ開けていく様な流れがとにかく素晴らしいです。しかし最後に残った「彼岸」は恐えなあ…。
事件が入り組んでいてさらに京極堂の説明で訳分からなくなって相関図まで書いてやっと理解。結局魍魎の意味があんまり分からなかった。関君に感情移入してしまった。もう一度読み直そうかな。それと「うへえ」と聞くと宮部みゆきさんの「天狗風」を思い出す
いやーおもしろかった! 噂にたがわぬ傑作。ひとつの事件に囚われて他の事件を見失いそうになってしまうけれど、こちらを置いてけぼりにすることなく収集させるだろう気配があるので安心して読めた(内容自体は陰鬱な雰囲気で安心とは程遠いが)。この頁数でも飽きさせない作者の力量は第1作目でも感じたけれど、今回も終盤は一気読みだった。またお互いがお互いを変人だと思い合っている癖のある人物たちのやり取りも楽しいので3作目にも期待。そして興味深かった犯罪から日常の推移の考察、医学への価値観などの説明がフェアでとてもよかった。
再読。最初半分まではなかなか読み進められなかった…。それ以降はドップリ。シリーズの中でもかなり気持ち悪いコレが一番好きで、なんで好きなんだっけな~と思いつつ読んでいたら、オチが直球ドツボだった!なるほど、これが好きなのかと自分で納得。陽子の結局な身勝手さが本当にたまらなく好きです、それから榎さん。
駄目駄目(笑)な関口と、文句を言いつつ色々やってくれる京極堂の関係が好きだ……! あと榎さんには毎回笑わせられるw
京極堂が再三言っていたように後味の悪い終わりだけど、嫌ではない読後感。そして憑き物落としは見事。理解が追いつかないところもあったけど(苦笑)それとやっぱり榎さん好きだなあ。
京極が占い・宗教について語る部分は、小野不由実の『ゴーストハント』におけるナルの、心霊現象に対するスタンスに似ている。わからないものをオカルト・不思議でくくるのではなく、実証可能な「科学」で説明しよう(そして説明できないものがあることを認める)という態度は、好感が持てる。
魍魎の匣の
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感想・レビュー:209件















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