姑獲鳥の夏 (KODANSHA NOVELS)
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姑獲鳥の夏の感想・レビュー(1271)
この理屈っぽさが良いのはわかるし、結構好きなはずなんですけど、いかんせん、読みにくいっすねー。 引き込まれるし、面白いんですけど、魍魎の匣の感じでコミカライズしてくれるなら、それ待ちで行きたいです。
劇場版を久しぶりに見て再読。年月を経ても新刊のような保存状態の良さに驚きました。京極堂が活躍するこのシリーズは殆どのオチが犯人の勘違いや思い込みで、それが憑き物という形で納められてます。現実的に考えればあり得ないのですが、それを謎に満ちた怪異に仕立上げ、次々にページを捲る手を休ませない手腕は流石です。ただ、導入部は本当に長いですね。
初京極作品。ミステリ好きなら必ず挙げる京極シリーズ。ずっと気になってはいたけど分厚すぎて敬遠…。なかなか本題に入らず読むのに時間かかったけど後半から物語に引き込まれて無駄と思われたやりとりも全て伏線として回収。関口の人間くさいとこも京極堂の薀蓄も味が出ていて面白かった。これは次巻も読むしかない!!
再読。最初に読んでからかなり時間が経ち、あらすじはともかく登場人物や細部の記憶がかなり曖昧になってきたため、久しぶりに読み返してみた。この頃の京極堂は関口に対してまだ優しい口を聞いているような気がする。それにしても、初めて見たときは異様に思えた本の厚さが『~匣』以降を見た後だと大した厚みに見えないのがなんとも。
正直、あまり期待せずに読み始めましたが、凝っている割には以外と端正な文章に好感を持ち、京極堂の理屈っぽさを楽しんでいるうちに、いつのまにやら、伝奇的なストーリーに引き込まれてしまいました。ミステリとしてどうかはともかく、話がきちんと作られているという印象。これは、シリーズ読んじゃいそうだなあ。
久々に読みたくなり、高1の時以来の再読。 何なのだろう。このシリーズはミステリーという分野に当てはまらないと思うんだよな。 実際トリックは目新しいものではないのだが、京極堂の圧倒的な情報量の薀蓄、登場人物の心理描写、そして事件解決での鮮やかな伏線の回収は見事!
何度目の再読か、もはや不明。新書版を読むのは久しぶりでしたが、文庫とはなんとなく雰囲気が異なります。京極夏彦はここから始まったのだと思うと感慨深い。
文庫本で2回読んでいるが、ノベルス版で100円で売っていたので買ってしまった。シリーズ途中で読むの止まっているので、全部読みたい。島田荘司の御手洗潔シリーズもそうだけれど、正直探偵役が出てくるまでは退屈な作品もある。やっぱり本格ミステリ(ってくくっていいのかわからないが)って、探偵の蘊蓄が面白いんだよな。1冊目の姑獲鳥と2冊目魍魎までは、京極堂の蘊蓄がすごく多かった記憶が。
初の京極夏彦。分厚い本ばかり書く人だなとは思いつつ、今まで手を出さなかったお人。民俗学的雰囲気(?)とミステリの融合。ごりごりの本格ミステリを想像していたのだが、ちょっと違った感じで肩すかしをくらう。でも、面白ければ何でもいいのだ。作者のデビュー作らしい。アマチュアのくせに、これだけの分量を講談社に送りつけたのか……出版するほうも大英断である。
再再読。6、7年ぶりに読んだら、記憶よりも旧制高校面子が関くんを気遣っていて優しかった(笑)百鬼夜行は、事件そのものの謎解きよりも、事件を軸にした人々の心理描写や、序盤と終盤、合間に語られる彼らの会話がとても面白いです。ちなみにこれはかなり個人的な趣味ですが、淡々と語っているようで所々に見られる京極堂の優しさや、奇天烈なようで一番真相に近いようなドキっとする榎さんの言動や描写も私は大好きです。このままジャミーまで再読したいですね。
以前導入部分で挫折した京極堂に再挑戦。改めて読み直すと小難しい認識論も伏線なのですね。緻密なトリック等には頓着しないので、むしろ陰陽道や民俗学・精神医学など私の興味ある内容に興奮するばかりだった(狙ってるのか)。時代設定や一筋縄ではいかない登場人物たちも小説の雰囲気とマッチしており、次も読みたいと思える作品だった。
17年ぶりの再読。若かりし頃は関口の不甲斐なさにイライラしたものだけれど、それはまぁ変わらんとはいえ、少しは理解できるようになったかなぁ。関口に憑いてなかったら、話しが破綻してまうしな。鉄鼠の檻が自分の中で大きな作品だっただけに、この作品は軽く感じてしまうのだけど、でも凄い面白いよなぁ。本を売らんと持ってて良かった~。
再読。前回読んだ時は新本格派の最終兵器ということで、密室トリックでずっこけたわけですが、そこから始まる憑き物おとしが凄い。そしてなにより 戦争を挟んだその時代の尋常ならざる雰囲気に個性的な人物達(榎木津がけっこうまとも)傷確信犯としての様々なズレがきちんと纏まるのが驚き。関口が落ち込むのは尤も。
前々から気になっていた京極堂シリーズ。難しい言い回しや、古い時代背景、専門用語がザクザクでてくるにも関わらず、スラスラ読める。予想通り、とても面白かったです。今まで読んだ京極作品は「ルー=ガルー」のみだったので、これまた雰囲気がガラリと変わるなあ、と驚きました。同時に作者の技量に脱帽。しかし、関口さん、有能なキャラに囲まれて可哀相だ……。
謎が次々に浮かび上がり、これだけの謎がどうつながって行くのか...。しかし、しっくり解き明かされていく。京極堂の話がもっと聞きたい。京極堂にある蔵書も読みたい。後味も悪くない読み応えのある小説でした。
最初のところで躓いて敬遠してたのですが、なんでもっと早く読まなかった!?と後悔しています。次巻の「魍魎の匣」もゲットしたんで、さっそく読みたいと思います。
京極作品は初挑戦。序盤の長い蘊蓄でいきなり投げ出しそうになりましたが、独特の回りくどい文体に慣れてからはページ数も時間も忘れてとても面白く読めました。デビュー作とは思えない構成力。トリックはなんだかはぐらかされた気分だなぁ……まあこのすっきりしない感じも作品全体の空気を作っている重要な要素という気はします。誰も幸せにならないような話でしたが、ラストでほんの少し日常の救いを作ってくれてよかったです。アクの強いキャラクター達が次巻からはどう動くのか楽しみ。
初京極夏彦。お化けなどの話が民俗装置とのこと、かなり納得できる説明。ミステリーとしては大したことないが、京極堂の博学ぶりには脱帽。ミステリーとしての評価は2作目以降を読んでからだな。
この時期だからこそ。この本にしても割と厚いのだけれど、後々の事を考えるとまだまだ薄いように感じられてしまう。話の展開はそれなりに有り触れたものではあるが、題材の選択・利用法及び演出力の圧倒的妙によって強烈な一作に仕上がっている。多量の蘊蓄は、無駄であるように見えて、実は全てが必要なピースに仕上げられている。
京極さんのデビュー作である「姑獲鳥の夏」には驚かされました。まずタイトルが振り仮名なしでは読めません。作中の関口君と同じく、「こ・・・こかくちょう?」という感じです。いやぁ情けない。そして密室トリックの真相も驚きました。そして、何より驚いたのは、いきなりこんな大作を書いてしまった京極さんに対してです。
7月23日開始~同日読了。数年ぶりにこのシリーズを読み直していこうと思ったので。結末が分かっていてもそれでも混乱してしまうのは筆致の成せるところなんだよなぁ。しかしそれにしても読んでいる最中の閉塞感といったらない。しかし読み直すごとに関口君…切なくなってくる。この感覚は私が年をとったからかな。
再読。蒸し暑い時期になると読み返したくなる本です。最初の話だからか皆全体的に大人しいですよね。特に榎さん(笑)/戻れない過去、やり直せない出来事。それが全ての始まりだから、とてもやるせない。最後に現実を知り、彼女は何を思ったでしょう?目の前に居た人物にほんの少しでも救いを見ることが出来てればいい。辛い思いだけを抱えて、では悲しすぎるから。
人と妖怪に対する独特の味付けがとても面白い。なるほど、彼にしてみれば「世の中に不思議なことなど何もない」のですね。すべてはさまざまな学問的見地から説明がつく。前半の長々とした諸々の説明も、後半でしっかりと活きてくる。後半の謎解きでは読むのを止められない。何度読んでも新しい発見のあるおもしろい作品。
回りくどいのに読み辛くない。ミステリなのにミステリではない、凄い。様々な個性的なキャラクターがいるのに埋もれていないのはやはり京極氏の構成力のおかげですね。終盤につれ目が離せなくなり一気読み。後々考えられました。
3.11の津波で本はほとんど流されましたが、一番に買い直したのがこのシリーズ1作目!始終薄暗い世界観に引き込まれます(っていうか関口巽の世界観?意識?)。後半は読み始めるとなかなか止まらない。
よむよむ@灯れ!松明の火<文庫フリークさんに賛同>
陳腐な言い回しですが、心よりお見舞い申し上げます。コレを一番に買いなおす・・・京極さんが知ったら喜ばれるのではないでしょうか?^^ホントにこの世界観は京極道シリーズならではですよね~
ナイス!
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05/09 16:21
陳腐な言い回しですが、心よりお見舞い申し上げます。コレを一番に買いなおす・・・京極さんが知ったら喜ばれるのではないでしょうか?^^ホントにこの世界観は京極道シリーズならではですよね~
ナイス!
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05/09 16:21
姑獲鳥の夏の
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