庶民の発見 (講談社学術文庫)
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庶民の発見の感想・レビュー(10)
今や純粋な「農村」などほとんど存在しないに等しい。つまり地縁的あるいは同族的共同体の範囲内における世界観を絶対と見る人々がもうほとんど存在しないということだ。確かに「農村」の論理と明治以降の世の中の枠組みは全然調和しない。それでも宮本常一が追った「農民」たちの生き方にはものすごく尊さを感じる。今の世の中を見ていて、彼らの尊さの中からいちばん学びとらなければならない要素は、P203あたりに書かれているシツケという部分ではないかと私は思う。モッタイナイ、オカゲ、バチ、恥、義理。どれも「都会人」に欠けている。
人々はどう暮らしてきたか。語られなかった歴史を訪ね歩き、膨大な記録を残した宮本常一。家族、生業、教育、伝承……と、テーマが網羅的で他の著作よりやや堅さがある一方、所々に"庶民"の記録に生涯をかけるという熱気も感じられる。話題は日本全土に及び、改めて巨人だと思う。
07/12:にゃんこ
06/08:夜明けのナッキー
05/15:ら
05/15:chie
昭和30年代前半に書かれた文章がまとめられた本。高度成長を経、バブル崩壊を経、100年に一度の不況といわれる今、ここで語られる人々の姿は、遠いようで遠くないように思える。
--/--:こざる
--/--:おネギ
庶民の発見の
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感想・レビュー:4件














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