キャラクター小説の作り方
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キャラクター小説の作り方の感想・レビュー(187)
古本屋で購入したがこれは面白い!小説指南書としてより、私小説批判の文化論として楽しめた。サブカルチャーの担い手(?)としての矜持。ライトノベル創成期の熱気も感じられます。
「キャラクター小説」に限らず創作活動のハウツーとしてとても面白いと思いました。文芸批評としても面白いところを突いています(元々、そちらの方を期待して紐解きました)。「死なないキャラクター」を使っていかに「死」を描くか?ライトノベルに批評的な目を向けるきっかけとなりうる書。
ライトノベル創世記にはまったが、もう十数年その手の本は無縁に……小説はパターンの組み合わせと、構成の再編集という話は非常に納得の解説でした。映画や本にたくさん接すると知らず知らずにパターンを見抜く力がついてきてることを実感できるんです。そうするとどうしても裏読みしたくなる。結果物語の面白みが減るんですが……本書を読んだことでそんな感覚が加速しそうです。
『スニーカー文庫のような小説』、いわゆるライトノベルの成り立ちと作られ方を紐解き、文学としての反逆を促す一冊。ただのHowto本ではなく、その志のあり方や、物語における現実との向き合い方もまた説いている。すでに8年前の本ではあるのだが、ライトノベル史を考える上では、これからも欠かせない一冊であるだろう。果たして8年後の現在、現実とライトノベルはどう動き、どう関わっていっているのやら。
物語にオリジナルはあり得ない。物語は必ずどこかに前出のものをコピペしている部分があるという開き直り(?)にも聞こえるが真理をついている内容。純文学とラノベの共通項は言われてみればそうかもしれないな、と思い、角川出版のダメさも浮き彫りに。角川出版よ、自己批判できないと成長できないよ。物語論の一つとして、読んでいて楽しかった。そして、ラノベの地位向上を目指す運動の一環なのか?そんな印象も同時に持ち合わせた論調だったかな。ラノベは確かに低く見られ過ぎかも。でも、雑多すぎるから良し悪しを評価しづらいこともまた事実
ライトノベルが「漫画やアニメの再現」を目指して生まれ、それ以前のジュブナイル小説とは断絶があるという話や、明治文学の「私小説」との共通項など。実に興味深い一冊。執筆法に関する「手法」の話も面白い。
キャラクターはキャラクターして記号として存在する。キャラクターは自身が存在している(見ている)世界から世界観が構築させ、その世界観でキャラクターとして振舞うことがキャラクターなる所以となる。キャラクター→世界→振る舞い(役割)→読者(記号としてのキャラクターを認識する)
以前挫折して以来再び読み返してみたのですが、凄く面白かったです。お話作りのための基本的なことを学べる本。全体的に大変分かりやすい内容でした。2003年の当時に出た時は凄く衝撃的だったんじゃないかなぁと思います。
民話を読むだとかカードをつくるだとかそういったハウツー部分は面白い。あとの部分の精神論は読んだがピンとこない。著者に興味が出た。
☆☆☆ ゲームをまったく知らないので例に挙げている話にはぴんと来なかったのだけど、著者の言いたいこと、キャラクター小説に対する思いは充分すぎるほど伝わってきた。
作り方というより、ラノベや純文学を含むキャラクター小説文学論。ハリウッド映画をなぞってしまった911を含む戦争についての考察は非常に面白かった。
あらゆる創作物を楽しむ上で、ためになる示唆に富んだ本だった。クドカン脚本の『木更津キャッツアイ』のテーマや堤幸彦監督の演出論にまで話が及んでいるのが面白い。
読み返し。著者のファンなのでキャラクターの誕生エピソード等が織り込まれているのは嬉しいです。ハウツー本というよりは作品裏設定本という方がしっくりきますね。
ぼくたちが生きる現実を写生のように写し取る文章(架空の人間を書くとしても現実の人間の肉体や考え方を基準にする)/現実ではなくアニメやコミックが内包する仮想現実に従って書かれている
「キャラクター」小説とはすなわち記号的身体を持った「キャラクター」が「世界観」に立ち向かうお話のこと。本書は批評的文脈を備えている一方、「物語」の「創作」手法を示した非常に両義的な「実用書」でもある。それらを切り離すことはできない。本書は「キャラクター」が「世界観」――即ち「私」が「現実」に立ち向かう――「物語」の「創作」手法を示した「キャラクター小説の作り方」である。その中で記号的身体が「現実」を描こうとする両義性を示した上で「自然主義下での『文学』」は実は「キャラクター小説」であったと締められていた。
たまに熱入り過ぎで上手く文章化出来て無い部分とかが見当たるが、まぁ言いたいことは大体伝わる。この「スニーカー文庫のような小説」分野における新たな可能性に触れられた気がする。近頃薄っぺらいものばかり流行るので傍に置いておきたい本。
東浩紀のポストモダンは、オタク文化やゲームの分析が中心だったので、こっちの方が私の求めている物に近かかった。キャラクター小説をどう作るか?という問題提起の中に、創作とは?表現とは?という示唆があった。また、9.11をハリウッド脚本術として捉えること、ダイハードの意義なども、興味深かった。
「実用書」である、と銘打たれているが、むしろ批評に寄っている。全体の構成が少々分かりにくい部分があったが、「死ににくい身体」とフィクションを巡る問題提起は、現在にも全く通用すると思う。前半の「キャラクターの作り方」「物語の書き起こし方」よりも、文学の歴史と「死」の問題を扱った中盤以降の方が遙かに面白かったし役に立つ。
キャラクター小説作家を志望する人たちに向けた小説の書き方指南書としてでなく、キャラクター小説を新しい文学の可能性として位置づけた文学論として読むべし。死なない体を持ったキャラクターで如何にして死を描くのか。その答えは明示されないが、不断の試みが新たな地平を切り開く。問題提起の書。
「キャラクター小説」とは「アニメコミックふうのカバーで刊行される文庫本の小説」のこと。本書はその「作り方」を示した「ハウツー本」ですが、裏を返せば、「キャラクター小説」がいかにして作られているかといった構造分析的な手法を提示しているということにもなります。その意味において、創作法というよりは分析法を学ぶことができるように思います。ただ、巻末に参考文献リストが無いところが残念に思います。
実用書です!と言ってるけど全然違う気がする。場面をメモ帳ごとに書き出す、というのだけ参考になったかな。あとは、話がとびすぎだし無理やり怒ってるみたいだなと思った。戦争の話は納得したけれども。
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i-miya@灯れ松明の火
Y=f(X) 雨宮=七つの顔を持つ探偵(多重人格、美形のニーチャン、もと刑事) P089 野島伸司 第4章 架空の私のつくり方 ◎ 主人公は、何かが足りない 少年ジャンプ創刊 キーワードとして、次の3点 ◎ ハリウッド映画の主人公、不死身の理由 Fragile壊れ物 大江健三郎『取り替え子』 伊丹十三の死 いいですか、人が撃たれたら、血が流れるんです ベトナム戦争真っ盛り サム・ペキンパー『ワイルド・パンチ』 ◎ 清涼院流水の試み 神戸震災 1200人密室殺人事件 極度に記号的表現 新本格派
ナイス!
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08/13 11:52
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08/13 11:52
i-miya@灯れ松明の火
むしろ、積極的に現実と向き合おうとした ◎ ゲームのような死の先に 第6章 物語、一つの終りでないこと キャラクターはやっぱり勝手に動く 田島昭宇くんといつも喧嘩になる ◎ カードプロット用意 『Xファイル』 可能世界 庵野秀明くん 第7章 テーブルトーク RPGのような小説を作るとはどういうことなのか ◎ 『ロードス島戦記』はリプレイ小説だった 1986.09 パソコン雑誌「コンプティーク」に連載、スタート 大塚も別の記事 ◎ TRPGとは、ゲームではなく「創作」である 小説を書くための基礎体力 必要
ナイス!
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08/13 11:53
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08/13 11:53
キャラクター小説の作り方の
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