ふたりの距離の概算
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ふたりの距離の概算の感想・レビュー(1816)
省エネの生き方を望む折木が、千反田さんの為に奔走する話。今までの話を読んでいるからこそ、折木の行動には込み上がる思いがあります。「こんな疲れる日に、わざわざ」という台詞はそれを象徴しているかのようですね。折木がとても格好よく見える作品でした。
奉太郎と、千反田のかけ合い、変にかんぐってしまってドキドキしてしまった。タイトルの「ふたり」はどの二人なんだろうと想像するもよし、いつもの古典部の面々の個性を楽しむのもよし、古典部の新入部員候補を楽しむもよし。シリーズ物ならではの楽しみ方もできるし、ここから読み始めてもじゅうぶん楽しめそう。神山高校にもぐりこんで、古典部の会話を盗み聞きしてみたいなぁ。
少し思い込みの強い下級生に振り回される話。高校生らしいといえば高校生らしいが、なんとなくモヤモヤした気持ちが残る。友達以上恋人未満の主人公が結ばれるまでのエピソードの一つと捉えると良いのかな?
先が気になってあっという間に読めてしまった。納得のいく解答を導き出しながら一歩及ばないホータローは相変わらず冴えていたし、外面ほど穏やかじゃない里志はちょっと弱かったけど摩耶花は容赦ないし、千反田さんはとても上手にホータローを働かせていて読んでいて楽しい。含みのある重要な世間話もそれ自体が面白くて読んでいて苦にならない。新入部員の退部の謎という何と言うこともないような問題を、登場人物の心情を推し量りながら解いていく、その過程が個人的には気に入っている。
再読。少しさみしい気持ちで読了。ふたりの距離というか、人との関係は難しい、そんな話だった。個人ごとの言葉や価値観が違うことで勘違いしてしまうことは多いし、悩んでしまう。米澤さんの本は独特の読了感がつらいけど、いい。
良い意味で、なんとも言えない読後感。他愛ない話ではあるけれど、学生時代に「友達」について色々と悩んだ人にとってはアレやコレやを思い出してしまう。終章のタイトルも耳に痛い。「問題はそうしようと思う意思があるかどうか」という奉太郎の心の揺れも、今後どうなっていくのか気になるところです。今回はひなちゃんの事件(?)中心なので、古典部4人の楽しげなやりとりが少なくてちょっと寂しい……。今後もずっと書き続けてほしいシリーズだけど、4人が卒業したら終わりなのかなぁ。
相変わらずな主人公ですが、このストーリーは面白かったです。これほど日常のなかに不思議を仕込めるのはすごいなあ。たぶん普通は気にもとめないし、行き違いがあってももっと感情的になっていくんじゃないかなと思います。だからやっぱり高校生でこれほど冷静なのは変なやつだなあ。
古典部シリーズ初読。よく、走りながら考えをまとめられるなあ… 細かな伏線を回収する手腕はお見事。新米店長さんのロマンチストさには、思わずニヤリ。
おもしろかった。このシリーズを読んだ中で一番かも。ホータローは今回すんごくがんばったなあ。『回避は好きだし省略は大好きだ。しかし先延ばしは好きではない。』が印象に残った。
まだ読んでない米澤さんの本だーと図書館で、たまたま見つけた。おおう、古典部シリーズだ! 古典部って、本のタイトルに入れるか、共通のわかりやすい装丁にすればいいのに、それをしない作者の意志があるのかな? 続きが気になって気になって、勢いよすぎるぐらい速く読んでしまった。貴重な古典部シリーズだから速く読みたい気持ちと、1冊が終わるのが惜しい気持ちと。誰と誰のふたりの距離なのか、深い。古典部のみんなが少しずつ成長してる姿。まだ2年生だから、もっともっと続いてほしい。角川書店、2010年6月。
古典部シリーズ第5弾。古典部の新入部員が突然退部した理由を、奉太郎がマラソン大会で走っている間に解き明かす。おなじみ米澤節で読み終わったあとのもやもや感が。自分に出来ることはいったいなんだったのかを自問する奉太郎、1巻の頃とは別人のように成長した。このタイトル、この小説の色んな登場人物達に当てはまるな。
え、これシリーズ物?でも、そのまま読了、ところどころ触れられてる過去エピソードが気になるので第一弾からちゃんと読もう。マラソンしながら進入部員の退部理由を推理するってのが面白い。
タイトルが示す二人の距離がもどかしくてモヤモヤしながら読みました。一番苦労するのはバランスを取る人っていうのが現実も一緒で、みんな思うことがあるから、一定の距離を保ったり、踏み込んでみたりしてお互い、どこまでなら傷つけないかとか測っちゃうんですよね(内容に関係ありません) ともあれ、世間知らずと空気読みすぎと板ばさみと人物がよく動いて面白いです。続きが楽しみ。
里志成長した!摩耶花はあまり登場しないけど、どんな感じなんでしょう?奉太郎が千反田との秘密を必死にバレないか考えていたのには苦笑しました。肝心の謎解きはいつもの通り、解決したもののすっきりしない結末に。
ようやく読めた。学年があがってせっかく入った新入部員…が退部してしまう理由について、細かな伏線を丁寧に拾っていくような推理。しかしホータローはよく動くようになったね。里志と摩耶花ほどの進展はなくても心理的距離は変わってるってことかな(ここふたりは嬉しかった!)。
古典部シリーズ最新刊、やっと読んだ。同時に「氷菓」がアニメになると知って驚く。この面倒くさい高校生たちの細か過ぎる日常の謎解きを活字以外でどう楽しめるのか見当がつかない。今回は、マラソン大会中に謎を解く形式のせいか、大量に散りばめられた伏線をバラバラに拾い集めてダイナミックさに欠けるかな。最後の終わり方で、ホータローは全く緩すぎるオトコだと実感。里志に置いてかれたねぇ。やはり恋愛により人は成長するのか。頑張れホータロー。千反田は何も変わらないだろうし。
皆さんの感想を読むまでシリーズものとは知りませんでした。なので夜のピクニックのオマージュなのかなって読んでました。しかもシリーズ5作目とは初期のシリーズから読んでみましょう。
古典部シリーズは気に入っている作品です。今回は走りながらの推理が斬新でした!そして、改造招き猫とか作ってしまう姉貴さん流石です…。
こんな小賢しい高校生がいてたまるか。(笑)と思いつつ、ページを繰る手は止まらない。物理的な距離、心理的な距離をかけた、なんというか…バランスが素敵。
古典部員は回りくどすぎる。それが、各々の性質、立場にしても。もっと素直に薔薇色してもいいと思うけど。でも今回、ホータローはちょっぴり薔薇色青春モード?省エネだけれど、無意識に大切なものを無意識に守ろうと、走る(二重の意味で)。うふ。(笑)えるちゃんのピュアホワイトぶりは相変わらず可愛らしい。それぞれの、これからの距離に期待!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/29
今作も面白い。謎もヒントも山盛りなのだけど、ちょっとツギハギ感溢れているか。謎もテーマも3,4作目の方が完成度が高いと感じる。今回、味のある終わりと言えばそうだけど、投げっぱなしエンドだからね。古典部はついに自らの殻を破った里志(今後二度と俺が彼を厨二病と呼ぶことはあるまい)、ついに漫研を挫折してしまったマヤカ(辛い。やる気も実力もあったのに)、こっちのコンビの成長が目覚ましく、主人公補正により帝王だったホータローの焦燥に味がある。ホータローとえるの成長は、ふたりの進展と共にあるか。続編一日でも早く頼む!
古典部シリーズ5作目です。奉太郎たちは2年生になり、古典部には女子の新入生が仮入部する。しかし彼女は本入部直前、急に辞めると告げる。入部締切日のマラソン大会で、奉太郎は走りながら彼女が入部しない理由をを推理する。過去と現在を交えながら真相に近づいていきます。読んでいるときは分からなくても、終盤までくるとしっかり伏線が敷かれていたことに気付きました。もっとじっくり読んでおくべきでした。6作目が待ち遠しいです。
古典部シリーズ第5作? 二年生となった古典部の面々。そしてついに新入生が古典部に入部? しかし思わぬことからずれていく……? 『星ヶ谷杯』と揶揄されるマラソン大会中の回想で答えは導き出されるのか。面白かったのですが……何か物足りない感覚が。これからまた次回作が来るといいのですが。しかし言い回しや言葉の意味を考えると面白かったです。
「やるべきことなら手短に」をモットーとする奉太郎が!と驚くような積極性で古典部入部をやめた1年生と千反田さんの謎に取り組みます。マラソン大会当日と過去の記憶をいったりきたりするお話の進み方も面白かった。奉太郎の誕生日のお祝いのくだりでは、淡く微かな恋心を勝手に感じて胸きゅんです。結局、古典部は4人のままなのかしら・・。でもこのままでも、いいような気はしますね、バランスがとれてるから。
綺麗でコンパクトにまとまっており読みやすい。ミステリ的なギミックにこだわった話はなくミステリ度は低めか。読み返さなければわからない伏線がいくつかあったのが気になったが、反面上手いところもあった。また、はっきりとは開示していない伏線もあり、「友達は祝われなきゃいけない」という強迫観念めいた言葉もその一つだろう。なかなか楽しめた。
古典部を全部読み終わったので、最初に読んでしまっていた最新巻を再読。やはり以前のシリーズを知っていると趣がちがうし、断然味わいがありました。めったに再読なんてしないけど、これだけは本当に再読してよかった!四人の関係や、過去の逸話を把握してから読むとキュンキュンしまくり!アニメはどうなるのかな〜
米澤穂信の名前だけで借りた本。古典部シリーズだった。登場人物のキャラはこの一冊でつかめた。日常の出来事から推理していく高校生が主人公で☆三つです。
読む気をそそる、いいタイトルだと思う。二人が誰のことなのか、読んでる最中も考えながら楽しめる。しかし面倒くさい高校生だなー、毎度。
久々の古典部シリーズ☆シリアスな場面もありつつ、ちょっと笑えるところも。思い込みって怖いですね…
このシリーズいつまで続くのかなぁ。
アニメ化記念再読。
入部を取り消した後輩に接触するべく、マラソン大会中に記憶をたどり思案する奉太郎。他愛もない会話に導かれた真相。彼が指摘するたび前に戻って読みました。些細な事の積み重ねが生んだすれ違い。実に交友とは難しいものです。
表紙が今まで全く違って、古典部だと気づきませんでした。読み始めて、気づきました。担当でもかわった??二年生になり、新入生が入る。仮入部していた子が突然入部をやめることに。ホータローは推理を二つに絞る。そのどちらもが正解であり、理由が明らかに…この後が気になる!
ふたりの距離の概算の
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