遠まわりする雛
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遠まわりする雛の感想・レビュー(1075)
シリーズ4作目は高校入学から1年間の短編集。この何でも小難しく考える感じが若くていいなあと思わせる。4人の関係はこれからどうなっていくのかなあ。多感なお年頃ですねえ。
読みづらいわけじゃないのに、読むのにすごく時間がかかった。そして途中で続き物と気付く。ちょっと残念な気持ち。だんだん変化していく関係もスタート地点から読みたかったな。やるべきことなら手短にの信条のホータローくん。やるべきことがどんどん範囲が広がっている気がする。マワリクドイというか見えない振りしてるのか、ラストの思わせぶりな台詞、今後に期待してます。
再読。初読がかなり昔だったのと、今回は前三作を踏まえてなので以前とは違う感覚で読めた。後ろ二話で四人の人間関係の変化が仄めかされているのに注目か。登場人物にも愛着が湧いてきたので心情や会話を追うだけで楽しいな。地の文の語りと景観の描写、挟まれる伏線の流れが好きだ。
古典部部員の折木奉太郎と千反田えるの周りの日常の謎を奉太郎が解いたり解かなかったり・・・何せ、十代の現実世界では、正しい答えは必ずしも正解ではないのである。自己の推理能力をその信条(やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければならないことなら手短に。)故に否定したがる奉太郎も探偵役としては珍しいが、そんな、彼の信条が、「心あたりのある者は」から「遠まわりする雛」あたりにかけて、徐々に崩れていくかもしれないという予感を抱かせるところが、さすが青春小説 :b 「生き雛祭り」は、現実にあるそうです。
古典部シリーズ第四弾? 短編集であり一年生から二年生までの物語。恋物語や複雑な人物関係、様々な事柄が一年の間に巻き起こす事件、そして対決? そして最後には……? 結構面白かったですね。いつものような感じではなく議論だけのストーリーというのも面白かったのですが、やはりいつも通りのも素敵でした。
入学して少し経った頃、文化祭後の冬、そして春。短篇で読みやすく、今回は里志の飄々した態度、えるの穏やかな表情の裏側を見られた。省エネ折木も、静かにでも確かに燃えてます。
この古典部メンバーはやたらと古臭い言い回しが好きで、物知りで達観しててこんな高校生いるか?と思うけど、それが好きだったり。日常でこんな風に知恵比べや、謎解きができたら楽しいだろうな。
『あきましておめでとう』『遠まわりする雛』がすき。
№172 3点 短編集で読みやすいがミステリとしては、内容があまりにも薄味すぎ。しかし、改めて折木は魅力あるキャラクターだなぁと実感できた一冊だった。
アニメ化記念再読。短編集だが手作りチョコレート事件から続く表題作でシリーズモノとしても話は動く作品。ミステリとして1つの短文にどんどん推理を積み重ねていく”心あたりのある者は”が良かった。
古典部シリーズ第4弾。古典部入部してからの1年間の短編集。これまでは1冊ごとに1つの事件を解決するというストーリーだったけど、今回は各キャラの人物像に焦点が当てられたお話でした。えるが旧家のお嬢様だという事や里志と摩耶花の関係、そしてホータローのえるへの気持ちの変化など。『あきましておめでとう』が一番好きかな。
約1年振りに読みましたが、やはり短編は読みやすいですねー。そしてどれも話が好きで好きで…。特に折木の心がえるに向き始めている描写が好きですね…緩やかな変化についにやにやしてしまいます。さて、文庫本で出ている古典部シリーズはこれで終わりですのでまた次の新作もしくは文庫本化まで古典部はまったり待とうと思います。
古典部シリーズ四作目。それぞれの短編の時系列がこれまでのシリーズより過去のもあれば先のもあり、成長とともに古典部4人の関係性が微妙に変化してく。ますます先が楽しみ♪
再読。「手作りチョコレート事件」「遠まわりする雛」でそれぞれの関係性に変化があるのではと思い先が楽しみ。男女、ましてや若いのだからずっと同じ距離関係ってことはないでしょうね…。
シリーズ4作目と知らずに購入。高校の入学式から季節はめぐり、夏・秋・冬そして春と締め括られていたので、違和感なく読めました。どのお話も面白かったのですが「心あたりのある者は」がお気に入りです。短編集の中で一番ミステリ色が濃かったのではないでしょうか。ミステリだけじゃなく、ほんのりと淡い恋模様が垣間見れたので大満足です。千反田さんと折木くんのこの先の展開が気になります
シリーズ4作目。文化祭の続きと思ったのに、入学したてに戻ってたのでビックリ!!でも、短編で一年が経過して・・ホータローが千反田さんに惹かれていく過程と思って読むと、面白かった。千反田さんが良家のお嬢さんということがこの回はしっかり出てた。
遠回りする雛の話が面白かった。私も田舎出身なので、の名家ならではの縛りってとこに共感。そこに反発することなく責任を背負う覚悟のある千反田さんかっこいい。折木の心も恋を受け入れる準備が整いつつあるみたいだし、この先の2人をみてみたい。
なんだかんだと千反田さんに付き合う折木くんに苦笑してしまいます。良い子なんですよね。省エネでも動いちゃってますね!バレンタインチョコレート消失事件は犯人よりも二人の恋の行く末が気になってました。こういう青春ものは謎も良いですけどストーリーが楽しいですよね!
楽しかった。古典部やっぱ好きだなー!今回はこれまでの話の間に入るような短編で、学校外の話も。後ろの3つが特に好き。ふくちゃん、マジメなんだなー。あんなに考えてくれるなんて、マヤカも幸せ者だわ。そしてホータローの千反田さんに対しての思いが変わってきた?青春だなあ。そして私的にツボだったのがホータローの白トレンチ。なんかキザっぽいなーと。
また古典部シリーズとは知らずに手にとってしまった。私には「二人の距離~」に続く二本目になる。デタラメな向きで読んできたおかげで、次第に古典部の秘密が巻き戻し式に解ってくる格好になり実に楽しい。省エネ主義者の奉太郎が小事件を推理する羽目に陥るというパターンが常。今回も洒落と皮肉が効いた文章は完成度が高く、作者の能力に脱帽した。七作中で最も気に入ったのは「手作りチョコレート事件」。前置き、ネタ振り、展開、進展、ネタバレ、結び。全てにおいて洗練されていた。主義に縛られて苦しむ少年たちの姿が切れそうで、没入した。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 09/03
短編集なので読みやすかったのですが、前作のような読みごたえを期待していると少し残念な気がしました。今回は、摩耶花に対する里志の思いや、えるに対する奉太郎の気持ちが垣間見られて、こちらが思っていた以上に皆いろいろ考えているんだなぁと感心させられました。また、私も、満開の桜の下を歩く雛の姿が見てみたいと思いました。
ホータローが高校へ入学してから約1年間の出来事の短編集。読みやすいです。チョコレート事件や遠まわりする雛では里志の摩耶花に対する感情やホータローの千反田への感情が表現されていて、あぁ青春だ~♪って楽しめました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/17
「手作りチョコレート事件」が一番好きだった。ふくちゃんの摩耶花への思いが思ったより複雑で、独りよがりで、それでいてすがすがしかった。こうやって迷っていくのも高校生という年代ならではかな、と思う。「遠まわりする雛」では十二単のちーちゃんにホータローがうっとり(?)するところが良かったかな。この組み合わせもいつかくっついてほしい。それでホータローは省エネを語りつつもちーちゃんに振り回されてればいいと思う!!
★★★:【再読】「あきましておめでとう」が一番好き。何でかなぁ、と考えたところ、この話だけなんですよね。最後にみんなが笑顔なの。なら他の作品はみな後味が悪いのかというと、決してそういう訳ではないんですが。ただ、誰かが後悔していたり、誰かが暗い気持になっていたりと、ほろ苦さが後に残るんです。どうやら私はアマアマな作風の方が好きみたいです。だから次にお気に入りは「遠まわりする雛」。でも「手作りチョコレート事件」も好きなんですよね(笑)。
これぞ、青春ミステリ。と、手作りチョコレート事件を読んで思った。伊原への思い入れを別にしても、「自身への思い込みと悩みゆえに、自分も他人も傷つけねばならない」というのは青春に他ならない。短編集ゆえに謎解き要素は長編他作品に劣るところはあるけれど、これは確かに、青春ミステリだ。
そうか、短編集だったんですね。読みやすかったです。学生時代の雰囲気が上手く描かれていました。
何度読み返したことか。古典部シリーズはやはり好きだ。里志と摩耶花のもどかしさ、むずがゆさ。折木と千反田のあまずっぱさがたまらん。もちろん、「日常の謎」の上質さもよいです。
うわー、こう来ましたか。「氷菓」の前から文化祭を経て、初詣、バレンタインディ、雛祭りと季節折々のイベントと千反田の好奇心を刺激する出来事と奉太郎の謎解きを綴った短編集。4人というか二組の距離がどんどん変わってゆき、書き下ろし表題作では、あの省エネ主義の奉太郎が驚きの自覚に至る。まさに高校生活ですねぇ。
古典部シリーズ4作目。古典部員1年生の1年間。手作りチョコレート事件と表題作の遠回りする雛が良かったです。1年間でホータローの変化、それから4人の部員の距離感の変化がおもしろかったです。入須先輩とえるちゃん関係もはっきりしてすっきりしました。米澤さんは主人公が卒業するまでは書くと仰っていたので、長編以外に短編集も2年生編、3年生編とあるとおもしろいなと思います。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/21
古典部シリーズの4作目らしい。難しく考える必要もなく、深読みする必要もない。かといって、浅いかといえばそうでもなく、行間の心理描写を楽しむ作品。高校生にして、生き方の信条が省エネとはもったいない。それでも結局、まわりに振り回されている姿は高校生らしい。折木の設定が案外素直なので共感しやすいが、里志の性格はかなり複雑、いや、ひねくれ気味なので、この対比が面白い。千反田と伊原も対照的なようで、どちらも可愛い。これらのキャラクターがおもしろさの生命線か。彼らの未来が、『気になります。』
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 06/20
古典部シリーズ4作目.今回は短編集だったけれどどの話も面白かった.なかでも「あきましておめでとう」は,話を読んだあとにこの題名は,うまいなと思いニヤついてしまう
短編苦手だけどこれはなかなか良かった。表題作が一番好きです。4人の関係の隙間が少し埋まった感じかな。次からもう少し進んだ関係で話が進みそう。
手作りチョコレート事件、遠回りする雛の感じだと今後古典部のキャラの関係が変化していくのかなと思った。そこらへんの展開を今後の作品に期待したい
ふたりの距離の概算ではじめて古典部シリーズを読み、これが2作目。なんか、シリーズを遡ってますが。 これくらいの軽い謎解き物は短編の方がいいみたい。あとはホータローや里志の不器用さにいらいらさせられる。これが青春、なんですかねえ。いまどきの高校生ってもっとませてるような気がするけど。
遠まわりする雛の
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感想・レビュー:315件










































