シャングリ・ラ
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シャングリ・ラの感想・レビュー(370)
「テンペスト」の池上さん2冊目。東京を舞台に環境問題を背景にしているものの案の定人外の活躍する荒唐無稽なエンタメ!人物の深み、とか設定の緻密さ(つじつま)とかはおおざっぱなのだが、この分量を飽きさせずに読み切らせる筆力はすごい。いい作家だと思う。
国生み神話を現代の神話であるSFでやろうという構えと、それを現代的環境問題と接続するアイデアは面白い。神話的なダイナミズムを重視した結果として描写が非現実的になることがままあるのだが、これもまた魔術的リアリズムといえないでもない。
借りてから皆さんのレビューを見てみてアニメの原作だと知ってビックリ。実際に読んでみたらなるほど、表紙からは想像出来ないライトノベル的な物語だった。それでも神話の要素を取り込んだ近未来が舞台のこの小説にはピッタリのカバーイラストだと思った。所々バカもありで色んな意味で楽しめた。
以前から気になっていた本を図書館で見つけて借りてみたものの、読み進めていくウチにそのボリュームと内容に少し疲れてしまいました。 話の中で登場するニューハーフのモモコとミーコを、マツコデラックスに投影しながら読むと少し和みましたが・・・(笑。
二段組、約600頁。の量をあまり意識せずに読めた。勢いがあり、馬鹿馬鹿しくもあり、経済の話は頭を通りすぎていき、女性陣(モモコさん含む)のパワーに圧されて、いつの間にか最終頁にたどり着いていた。いやー面白かったなー。殺しても殺しても死なない小夜子とか、生まれながらの独裁者みたいな涼子とか。巻末見て、ニュータイプで連載してたのかとびっくりした。
再読。池上さんにハマるきっかけとなった本。 経済うんぬんって知識が全くない私でも、テンポよく読める。そして、何より、モモコさん、大好きなんですw國子の戦闘シーンもめっちゃカッコイイ! 後半、涼子が出てくるあたりから、ドタバタ感が否めない感じもするけど・・・。アニメ版をちょろっと見たけど、いやブーメランもっとデカイだろ。モモコさんはもっとセクスィーなはずだろ!と思いました。やっぱ原作の方が何百倍も面白い。
ちょっと詰め込みすぎというか、騒がしい小説だった。重厚なSFにでも伝奇にでも出来そうな壮大な設定をここまで軽く扱えることにびっくり。結局ハッピーエンドという強引な大団円にも驚き。それが作者の持ち味なんだろうけどいささか物足りない。ものすごく分厚いけど紙芝居的。小夜子のキャラが途中で変わったと思ったらもっとえぐい敵が出てきて・・・というところは面白かった。でもあそこまで人間の限界を超えちゃうとくどいなあ・・・。
とにかく話が大きいというのが、感想。炭素経済の話も(特にメデューサ)呪術の話も。アニメもおもしろかったが、原作はそれ以上におもしろかった。
オカルトにSF科学が飛び交う超展開振りに目を回しかけたけれど(個人的に涼子と水蛭子がくどかった)、なんだかんだでがっつり楽しんで読んだ。これだけの分量の物語を破綻させずに成立させるのはすごいなあと思う。この話がアニメでどう動くか気になるのでちょっとDVDとかチェックしよう。で、銀って何?
一癖も二癖もある濃いキャラクターと、壮大な世界観にぐいぐい引き込まれ一気読みしてしまった。所々グロテスクな描写があるので苦手な方は少し注意…少しどころではないが…だと思う。あと下ネタに耐性がないとモモコさんの気にあてられてとんでもないことになるのでそれも注意(笑)日本の未来を描く最先端技術、経済だけでなく、日本古来の呪術やしきたりも織り交ぜながらこれだけの作品を作れるとはすごいとしか言い様がない。最後に一言「銀ってなに!」
作者の焦点深度の広さはすごいの一言。顕微鏡クラスの細かい視点から人口衛星規模の全世界的展開と、まさに最後まで駆け抜けた作品。予言的な設定に、魅力的なキャラクター。頭の中が真っ白になるくらい、一気に読むのがオススメな大作SF。
目を引く表紙で手にとって見ました。勝手に難しいミステリー長編なんだろうなぁ、とイメージしていましたが、軽い軽いアクション長編でした。しかも調べてみたらこの作品アニメ化してたんですね。ストーリーや設定が奇抜でセリフも漫画っぽいのであってそうです。メデューサなど、経済関連ネタが面白かったです。
スピード感あふれるクライマックスに向けて戦闘がどんどんコミカルに。炭素経済に実体なき炭素マーケット、選民だけが住める空中都市アトラス、そこに呪術が絡む設定は面白い。
初池上さん。温暖化が進み炭素経済が中心となった世界。ゲリラ、アトラス社、カーボニスト、ニューハーフ‥(笑)設定がすごく面白い。キャラクターも濃いわ、多いわという。後半は筒井さん的なブラックユーモアたっぷりですが、世界観凄すぎて楽しめました。久しぶりに夢中になってしまった作品。
キャラクターが濃くて、楽しかったー。「女は強い」とまざまざと見せ付けられました。殺しても殺してもただでは死なないあたり痛快でした。物語は壮大でありながら緻密な設定で、古代から未来を駆け抜ける爽快感は、なんとも気持ちよい。私は大好きな物語でした。
アニメで作品を知ったのですが、だいぶ結末が違うな。最初の作品背景を理解するのに時間はかかったけど、そこさえクリアすればあとはスラスラ読めました。江戸の町は風水を取り入れて作られたと聞いたことがあるけれど、東京にもそういう呪術的な力が働いていて、その力をなんとかしようというアトラス計画の全貌は読んでいてワクワクしました。
アクが強く、好き嫌いわかれそう。人物と世界観の複雑な設定を目いっぱいにぶちこみすぎて、息切れの感はあり。地の文や会話が露骨に説明的になったり、登場人物の性格が途中で変わっちゃってたり(とくに美邦と小夜子)、伏線もなく唐突に重要人物がでてきたり。しかしそれよりも、沖縄ものとちがい近未来を舞台にしたことでもともとこの作家が持っていた暴走する想像力が野放しになっているのを、空転ととるかユニークととるかが評価の分かれ目だろう。個人的には悪くはないけど、沖縄もののほうが好きかも。
愛国小説?頻出する擬声語とギャグには、ちょっとうんざり。後半の殺しても死なないキャラクターたちは、一体何?國子のブーメランもあれだけ鉄の塊を次々とぶちこわしてしまうのは、リアル感ゼロ。活字化された漫画は、読みたくなかった。
なんともむちゃくちゃな設定と展開の長編SF。ツッコミどころ満載。キャラと勢いで持ってる感じ。モモコと小夜子の育ての子供への愛情はなんかよかった。最後の美邦の一言にはホロっときたな。涼子は腹立つのに最後まで・・・!グロ描写あり注意。
事前の知識は何もなく、ただ帯の文句に惹かれ読み始めた。しかし、私にとっては全くの時間の無駄だった。炭素経済という魅惑的な舞台設定に対して、作者の想像力がついていっていない感じ。
大風呂敷ジェットコースター小説!ジェットコースターというより、バレーボールのボール気分かな?少々?多少?大いに?辻褄が合わないとか「いくらなんでもそれは…」というところがあっても、「アレーっ!」とか「うわーっ」とか言いいながら、跳ね上げられたり、スパイクで床にたたきつけられたりして、強引にあちこち連れ去られるのを楽しむのがいいのかも。「つべこべ言わないで読むのよ!」とモモコさんに言われたりして。
スゴイ。世界を股にかける炭素経済社会システムや、天を突く巨大都市アトラスに東京を覆い尽くす森、そして何より登場人物たちのしつこさがスゴイ。特に涼子と小夜子は「ようやく死んだのか…」と二、三回は思ったような気がする。なのにあの結末…。殺しても死なない、とはまさにこのことかと。スゴイ。
前半の炭素市場のやり取りは面白かったのだけど、後半はアトラスでの神器の奪い合いが延々と続いたので、どこで終わりが見えない感じだった。いい加減死んでもいいんじゃないかというくらい脇役が死なない状態は、ちょっと・・・。小夜子と涼子は最後にはキレイに姿を消して欲しかったのに、どこまでもしぶとく生き延びては姿を見せるので、いい加減にして欲しいと思った。凪子が涼子を始末していかないのが不思議だったくらい。過去の負の遺産に該当するだろうに、不安要素として残しておくのは最後まですっきりしなかった。
予備知識なくいきなり読み始めたこの作品。2010年始まったばかりですが、僕的2010年ナンバーワンSFに決定です。キャラクターや世界が活き活きと描かれていて、読んでいると同時にどんどん映像が頭に流れてくるようでした。アニメ映画でもみているかのような心地よさだったのですが、読み終わったあと調べてみるとアニメ化されていたんですねー。今度アニメ版シャングリ・ラもみてみようかな。とにかくおすすめのこの1冊って感じですね。
怒涛。この勢いは好き。モモコさん最強(笑)國子がメインで後は賑やかしの気はする。特に草薙、振り回されてるだけ?確実に女難の相。終わりはいまひとつ
シャングリ・ラの
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感想・レビュー:113件














ナイス!
































