ナラタージュ
ナラタージュを追加
ナラタージュの感想・レビュー(1250)
若いっていいね。でもそこまで固執しちゃうかな?自分も20ん歳に戻ったつもりで読んだら、ちょっと切なくなりました。初読の作家さんでした。
読破。図書館の本なもので、画像のような帯がついていないんですが、この帯、凄いね。「お願いだから、私を壊して。」かぁ。そうですねぇ、そう言われると、破壊と再生の物語、という感じもします。突発的とも思える自殺は、自分自身を破壊したい──自分自身を覆う殻を破壊したい、そんな、抑えこまれた感情の奔出だったのかな。切ない物語です。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 02/08
真ん中くらいまではスローペースで読んでいたけれど 後半は一気に読んだ 先生の電話をきっかけに、小野君が心をさらけ出しはじめ、小野君が泉を「おまえ」と呼んだりする、だんだんと二人の関係に新鮮さというか、そういうものが褪せていく速度がすごくリアルに描かれていて息を呑んだ。 自殺の場面の意味はまだ理解できないが 島本先生すごい
切ない恋愛話。正直そこまで葉山先生に執着しなくても、、と思ったけど好きになるのに理由なんてないからね。小野君は誠実な人柄が少しずつ壊れていく過程がリアルで、共感がもてた。綺麗ごとじゃないところがいい。
等身大の私だと思う。泉は、私?葉山先生、ズルイ。でも、好き。子供だったから愛しているということに気付かなかったんだよって言葉に私の心が痛む。心も体もめちゃくちゃになっていく泉と自分がリンクした。「先生」のことが一度でも好きになった人は絶対読むべき一冊。
「今でも呼吸するように思い出す。季節が変わるたび、一緒に歩いた風景や空気を、すれ違う男性に似た面影を探している。それは未練とは少し違う、むしろ穏やかに彼を遠ざけているための作業だ。それを過去だと意識することで現実から切り離している。」/あまり気持ちいい話ではないのに、冒頭だけは何回も読み返してしまう。泉の婚約者の器の大きさに感服します。
時間の流れを感じました。 巻き戻すこともできず、止めることもできず、流れていく時間。 抗うでもなく、流されるでもなく、とことん愛することも憎むこともできず、捨てることもすがることもできず、手を離したはずなのに手繰り寄せているような、全体を漂う不安定さに心を捕らわれました。 プロローグ部分がとても効果的で、最後のひと段落を読むまでは、大丈夫、泉は幸せになるのだと、時折よぎる不安をかき消す効果を持ち、読み終えた後には、まだまだ泉の人生が揺れ続けることを案じさせる要素となります。 もう一度プロローグ部分を読み直
どうしてそんなにも葉山先生に執着するんだろうと思ったけど、人を愛することに理由はいらないのだろうという結論に至った。私には主人公の想いが強すぎて、いまいち感情移入ができなかった。こんな痛みを伴う恋愛は、残りの人生で味わうことがあるのだろうか。
島本理生さんの長編は初読。最初のほうは退屈したけれど、後半は一気に読めた。私はこんな大恋愛をしたことがないからかあまり感情移入できなかった。でも切ない。どきどきしながら読んだ。
衝撃はない。けれど、泣いた。人生でいちばん消えそうだったときに、わたしをすくった(救った?掬った?巣食った?)あの人を、たぶんきっと、これからもずっと、忘れられない。思い出すたびくりかえす甘い痛みが、いつまでもわたしを、先生を、最後の初恋に縛り付けるんだろう。
お願いだから私を壊して、帰れないところまで連れていって見捨てて、あなたにはそうする義務がある―読んでいて、泉は感情を強く出さない子だなって思った。葉山先生も。でもこの台詞はあの時の泉の叫びそのものって感じがした。最後の食事で間接的に葉山先生の想いを泉が知る場面が素敵。ふたりは精神的に繋がっていて、誰よりも思い合っていたと感じたのに、ほんとうに好きな人とは一緒になれないってこういうことか
文章があまり引き込まれず、流し読みしてしまった部分もある。でも、小野くんの気持ちにも泉の気持ちにもすっごい共感できて読み終わった後疲れた…。忘れたつもりでも、目の前にいる人を好きなつもりでも…瞬時に思い出して涙してしまう位忘れられない人がいる。これはこんな経験をしたかしてないかで、この本への入り込み方がずいぶん変わると思ったー。こんな究極に切ない恋愛小説は初めてかも!ナラタージュって言葉も良い。
高校時代に読んだものを再読。私はこのような恋愛を経験したことがない。高校時代のような多感な時期に頼って想い合った、今も想いあっている相手のことを思い出にすることは可能か?そうは思えない。やはり、私はこのような恋愛を経験したことがない。だから、このような経験をした人、とまでいかずとも、高校時代に大恋愛をした人を好きになってしまったら、どうすればいいのだろう。そもそも、私は死ぬまでにこれだけ他人を必要としてそれ以上に相手に必要とされることに歓び、愛せるのか?そう考えて、途方に暮れた。
いちばん自分を理解してくれる相手がいて、深く呼応しているのに別々に生きることを選んだふたり。思い出にはならない永遠の片想いをし続けるのだろう。そこまで好きだと思える人に出会えるのは幸福なのか、不幸なのか。『運命の人』=『最後に結ばれる人(結婚相手)』ばかりではない。
「この人からはなにも欲しくない。ただ与えるだけ、それでおそろしいくらいに満足なのだ。」この文章がすごく印象に残った。はたして自分は死ぬまでにこんな本気で人を愛することが出来るだろうか。こんな恋ばっかりしてたらいつか身を滅ぼすと思う、だからこそ一生に一度の恋なのだなあと思った。
恋愛ってなんなんだろうね。本当に好きな人とは結ばれないのか?でも一生に一度くらいそういう恋愛の傷があってもいいのかなって思う。とにかくこの話は悲しすぎる。主人公も、葉山先生も、小野くんも、みんな悲しい。私は幸せな恋愛をしたい。
面白かったー!だけど読んでいる間、すっきりしなくてもやもやとした気分を抱えていた。一番好きな人を心に抱えながら現実を生きるっていうのは、感傷的でいかにも小説の中の世界だよなと思うんだけど、やはりそういうのって少し憧れる。ただ泉と先生が寝ずに、別れの余韻を残したほうがもっとらしかったかな。他人に胸をはってお薦めはしないけど、雰囲気には酔えたので、もし映画化でもされたら見たいなと思った。
再読。先生と生徒の恋愛だけど、そんな枠に留まらない、本気の恋をした人ならいろんなところで共感がもてるストーリー。やっぱりこのお話は好きです。恋愛って、そんなに簡単には結ばれない。本気で愛した人のことなんて、そんなに簡単に忘れられない。
島本作品2作目。自分的にはこういう追想はないな、と思いながらもまぁ理解はできる。とても繊細な世界感で、感情を表現することばがもっと琴線に触れてくれたらぐぐっとくるのになぁ。
演劇部顧問の葉山教諭への想いを抱きつつ大学生活を送る泉。母校の公演に客演依頼を受け葉山先生と再開する。再び沸き起こる恋心。一方彼の中にも泉への淡い想いが満ちていた。卒業式の日のキスの意味。幸せになれない二人の恋と別れ~切ないラブストーリー。脳内豪華キャスト~泉=上野樹里。葉山先生=谷原章介。小野君=小出恵介。柚子=武井咲。
★-これが恋愛小説といわれてもいまいちピンとこない。人を好きになる過程をはしょりすぎているので、話の説得力がないように思う。主人公の泉にしても葉山先生にしても優柔不断にしか感じられなかった。何より本筋と関係ないところで後輩が自殺するし、取ってつけたような結末に気分が萎えた。作者が何を表現したかったのかわからない。
誰にも感情移入できずじまいだった。別の女性にそこまで気持ちを残しておいて奥さんと結婚生活を再開できるものかね?まず、生徒相手にってのが私にはありえないが。
最初に読んだときは中学生だったので、「よくわからない」という読後感を持ったけど、主人公と同い年になったいま再読してみると、大人の責任や現実を生きるための選択、時間が経過していくことのさびしさが感じられた。よって「きっと、子供だったから愛とは違うとかじゃなくて、子供だったから、愛してるってことに気付かなかったんだよ」という一文は身につまされる。大人になるって切ない。
切ない恋愛小説。読了までにかなり時間を費やしてしまった。せつなく、苦しい恋愛模様がここまでかというほどまでの繊細な文章で綴られていたからか。最後の終わり方には救われたが、葉山先生はやっぱりずるい!の一言に尽きる。泉を受け入れることは絶対にしないのに、中途半端すぎる。一方、いくら好きとはいえ小野くんも強烈だった(><)さまざまな恋愛のかたち、忘れられない想い、壊して欲しいという気持ちを強く感じた作品でした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 10/16
個人的な恋愛小説ランキングでは、「ナラタージュ」と東野圭吾の「容疑者Xの献身」が同率1位!(「容疑者Xの献身」が恋愛小説かどうかはおいといて) 恋愛小説をそもそもあまり読まないけれど、これは泣けた。 「壊されたい」衝動に共感。
葉山先生には やれやれ・・という感想。 想いを昇華するのは大変。 何一つ感情移入はできなかったけど、人の恋を遠いところから眺めている感じで 一気に読みました。
切ない。とにかく切ない。私好みの終わり方、私好みの物語。心情が細かくかかれていて、映像が目に浮かんでくる。再読したい本です、
旦那様は史上最年少で三島由紀夫賞を受賞した佐藤友哉。女性ならではの繊細な描写が全体をおおっていた、と感じるのは読後。読んでいる時はありきたりな展開でありきたりな話だと思っていただけに、予想外の読後感に戸惑った。小野君の無機質な感じが今の若い男性像のひとつの象徴のように感じた。何度も読んでしまう方が多いという本著。日頃、不可解な生き物として捉えている男性諸君には、そんな女心の謎をちょっとだけ紐解ける書物としても勉強になるに違いない。
恋愛の痛さ、苦しみ、切なさが繊細な文章で綴られている。愛をするあまりに、相手を好きになりすぎた泉、忘れたふりをし続けても、彼女の事が忘れられない教師。えげつないほど、愛の怖さや悲しさが描かれてあって、まるで自分の事のように感じたわ。壊して欲しいと相手に求めるのは、卑怯なのか?忘れてゆく事が本当に幸せなのか?
ストレートな恋愛小説だった。文体はかなり普通か。いや、むしろ国語の文章で出てきそうなくらい周りの風景とかを描写することで心情が表れているのでやはり注意して読まないといけない。友人が泣いた、と薦められて読んだものの感動できなかった自分。繊細微妙な心の変化をもっと感じ取りたかった。 あいかわらず「傷つける」「傷つけられる」という言葉が嫌いな自分を見た。
高校時代に虐めの経験を受けた泉とそこから救った葉山先生。2年たっても葉山先生の事が忘れられない泉に突然電話が。互いの本音を知られたくない弱さがかえって人を傷つけてしまうその脆さや微かな痛みを精緻な文章で書き綴った作品です。
ナラタージュの
%
感想・レビュー:315件










































