ハイドラの告白 (メディアワークス文庫)
ハイドラの告白を読んだ人はこんな本も読んでいます
ハイドラの告白を追加
ハイドラの告白の感想・レビュー(870)
シリーズ2作目。良作。しかし残念ながら「プシュケの涙」を読んだ時のようなインパクトは感じられなかった。読後感が悪くない代わりに、悪意や人間の負の感情成分が少ないせいだろう。宛には見事すっかり騙された。この双子の素の性格がいまいちわからん。残り一冊で、少しは理解できるといいが。
プシュケ読んでから相当時間がたっていたので、前巻からのつながりがほとんどないままに読んでいたので相当もったいない読み方をしたと思う。 狂った感じがすんなりとしみこんでくる文章がとても心地よかった。特にAが語り手になってからの開放的なアブノーマルさが好きです。
んー、嫌いじゃないけど「前作がなければ読まなかっただろうな」と思った。前作の静謐さとは打って変わったライトっぷり。登場人物のテンションの差かしら。今回は一冊通して由良一族の話。まぁ今回もそれ以外に主人公は立てられているけどどうにも噛ませ犬感が…。登場人物の仄かな狂気の描写には惹きつけられました。まったくもって現実味のない話だけどどこかリアルを感じさせるというか。しかし「嫌らしい女」描写はどうしても有川浩さんと比べてしまうなぁ…。
前作がよかっただけに少し期待ハズレ。相変わらず狂った考えや感情を持つ由良兄弟の描写にすんなりと入り込め、それがとても綺麗なことであるかのように感じました。後半のAの話は前半とほとんど関係がなく拍子抜けしましたが生々しく少し狂気的な感覚をもっている描写がとてもリアルでした。
前のようなパンチはないけれど、ほんの数行ですが、前作の彼女と彼方のことが書かれていて嬉しかったです。Aちゃんの心理描写は、女性作家ならではですね。それにしても、みんな不器用すぎです!そこがほほえましくもあるのですが、大切なものをいつかなくしてしまうかもしれない危うさもあってはらはらしてしまいます。
前作をどう絡ませるか期待したものの、物語としてはまったくの別物。それこそファンサービスくらいの微かな繋がり。やっぱりシリーズ物は一作目には勝てない運命なんだろうか……。
前作と同じようなものを期待して読んだら、拍子抜け、肩透かし感は確実な気はする。(今巻だけ読んだら、どう感じるかはわからん)前作との関連ばかり気にして読んでいたから、最初の(?)ミスリードにはあっさりとひっかかった。しかし、根幹のところは当たっていたというか、奇をてらったものではなく、読解力不足の自分より上の並以上のレベルの読者なら、あっさり見破れるだろうとは思う。前半、後半というよりは、序盤&中盤と終盤とで語り手が別になっているのだが、そのあたりの構成は前巻ほどははまってないかな、とは感じた。
読者さえ騙すような惚けた作りに、自分は楽しめた。前作「プシュケの涙」との接点がわずかでありながら、根幹で繋がっているといった話の作りは、嫌味がなく前作を読まなくても楽しめるが読んでいるとより楽しめるぐらいで調度良かった。相変わらずの人物像の書き込みが細やか。おもわずAちゃんにトキメイテ(死語?)しまいました。
Aちゃんの心理描写がやたら生々しいなあと思ったら作者は女性だったのか、納得。前作でもそうだったけど、前半が男性語りのミステリ仕立てで後半が女性語りの恋愛小説、っていう構成が、神がかり的にハマってる。巧い話を書くだけなら性別は関係ないけど、女性を語り手に置いて、感情主導でぐんぐん読ませるっていうのは男性にとってはなかなかハードルが高い。それをわかった上でのあの構成だとすれば、なんとも計算高い作者だと思う。
相変わらず由良兄弟が美しかった。誰も立ち入ることのできない2人だけの世界に憧れを抱いてしまいます。Aの気持ちはわからなくもないが、私はAの性格があまり好きになれない。
プシュケの涙に比べたらあら平凡。由良君でもってるなー。二部構成で、前半に謎めいていたキャラの人間的な部分を後半で描写するのはなかなかよい。
プシュケの涙に続く、『由良三部作』の二作目。前作の儚げで美しい雰囲気から少し離れてしまって残念といえば残念かも。特に後半のパートは、Aの心理描写に共感しつつも「この話必要かな…?」と思ってしまった。三作目まで読めばまた違った評価になるのでしょうか。
プシュケとの深い繋がりを密やかに沈めた上に、更なる謎を遺していった、彼方を巡る物語の二作目。Aの気持ちにも共感できました。やっぱり恋愛小説、なんだろうなぁ。
プシュケから繋がらないようで繋がってる二作目。きっとそうなんじゃないかなぁと思った通りだったのですが、それにしても意図がなかなか理解できず難しかった。Aと宛の今後が気になります。
うん、やっぱり由良くんだなぁと← いやあのめちゃくちゃなところ好きだけどさ。どっちの由良くんなのかがとてもややこしい(笑) 最後の方で前巻?との繋がってるところ分かって、あ。って思って。もう1度読み返したいー。そして、表紙が綺麗でほんと好きだ。
今日こそ早く寝ようと思ってたのに、嗚呼もう畜生。やられた。結局一気読み。 自分で自分が彼方派であることを再認識させられました。Aについては「嗚呼、いるよね、そんな感じの仔」と言う感じでした。後半のストーリーについてははっきり言ってAの性格にイライラさせられっぱなしでした。Aが宛を振るとかそう言うオチだったらもっと楽しめたのにな。ですが、画伯のエピソードと、プシュケの関連していたと言う話はそこそこ面白かったです。クールな宛を見たいぜ!って方にはお勧めです。
最初はわけがわからなかった。でも最後には面白い、そんな作品。Aの想い人に対する姿勢には、実体験と重なる部分が多く感動させられる人も多いはず。
彼方かと思いきや、宛のお話。見事に引っ掛かりました;色々なところに、彼方と彼方の話が散りばめられていたり、沢山の愛が交錯していたりして、プシュケと同じく何度も読み返したいお話です。
彼方ーではなく宛の話っ! プシュケほど切ないわけじゃなかったけど、普通におもしろかったです。Aが可愛かった。本名はなんなのかな、宛のAなのかな
プシュケ読了からかなりの時間が経っていたので、思い出しながら読んだ。Aのパートもそうだけど、血についての描写がえらく生々しかった。柏尾やAの視点で話が進むものだから、やや中途半端な終わり方だなあと思ったが、由良彼方を巡る物語、と考えれば充分なのかな。
はじめの話は彼方かと思ってたのですっかり宛に騙されました(笑)宛の話も読めたのが新鮮でまたよかった。一見繋がってないようで、『プシュケの涙』と深く繋がってるというのも良いです。やはり、読んでいて彼方の切なさも伝わってきました。『セイジャの式日』も期待しています。
初々しい青春小説。今回は宛ちゃんのターン。彼方ちゃんよりも地味に躁気味に危険人物。本当の布施正道はプシュケの涙の吉野父だと思っているのだけど、どうなんだろう。読み返すために、買いなおさないとな。うん。 このまま書き続ければ、良作作家として認知されるでしょう。とはいえ、ネーミングセンスがどうかと思う。「A」とか「ねう」とか「宛」とか「彼方」とか。名字は良いのだけど。。。ねえ。
あはは。気持ちよく騙されました。とりあえず、Aちゃん頑張れ。一人で青色絵具を造る彼方君の姿を想像してたら…なんとなくあの絵を見て欲しかったような気もする。まだ酷なんだろうか。このシリーズは、読み終わった後、表紙を見るとまたイメージが濃くなっていいですね。
宛に焦点を当てたお話でした。というか宛と、宛を通して見る彼方…ですかね。もし彼方があのまま弱って死んでいたら、同じように宛も連れ添って逝ってしまったのかな。そしたらAもまた連なって死んでしまっていたのかな。ところで「A」ってのは宛のAなのかなぁ。そしてアーちゃんカナちゃんって呼び方が好きw
再読。昨日だか一昨日だかにプシュケを再読したばっかりだったので初読時に分からなかったカラクリが色々分かった。
【図書館】前作ほど、といったのが感想でした。事件編と恋愛編が全く別の話だから。 にしても、由良双子兄弟はやっぱり似てたんですね。ずっと彼方のほうだとすっかり信じ込んでいました。 前作では宛が優しい子として登場していたような気がするので、彼の腹黒さに気が付けなかったようです(笑)
その後の話ですか。この話は、伏線が多いな~。伏線がちゃんとつながった時は、すっきりします。このシリーズは読んだ後になんだか切ない気持になります。なぜでしょう?
前作と繋がってたのね......ずいぶん時間あけて読むと変人くんのことすっかり忘れてて、後半のフリとかなんのことかわかんなくって焦ったけど、由良家におじゃまするまでのお話はとても面白かったというか双子に騙された!
ハイドラの告白の
%
感想・レビュー:272件














ナイス!




































