付喪堂骨董店〈7〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫)
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付喪堂骨董店〈7〉―“不思議”取り扱いますの感想・レビュー(326)
もう一回1巻から読み直したい!おそらく幾重にも張り巡らされた伏線によって構成されてるんだと思う。刻也の選択はイレギュラーかもしれないが、すべてを超越した最良の選択だったと思う。
1巻から間髪置かず読んで来て本当に良かった。これはまた必ず再読したい。というか、さすがに1巻のラストは速攻再読した。ここまでちゃんとラスト見越して初めから世界が出来あがってたのかと感動。1巻にもう既に大量に張られてた伏線の数とその回収ぶりにも脱帽。風呂敷大きくするばっかりで畳む気無いやろってラノベも多い中、この長さできちんとまとめ上げたその潔さに感服。刻也の都和子に告げた決断も、香炉での選択が伏線とも言え、ブレが無かった。最終巻まで読んで、ラブストーリーだったんだなぁ、にやにやして当然だと納得した。
再読をおすすめしたいシリーズの最終巻となっています。明かされる真実と罪、それに対して出した刻也の答えはとても不格好で正解には程遠いかもしれませんが、二人が幸福になるにはこれしかないかと。今までの伏線が全て回収されており、御堂さんの構成力に脱帽です。しかし、まさかあれが『アンティーク』になるとは・・・。最後のやりとりと一巻の最後のやりとりを比較するとなお来るものがありますね。
まさかあの人を相手取ることになるとは、と最初は思っていたけど、途中からそんな思いは消え去り、まるで初めからそんな構図だったかのように感じた。これまでの短編一つ一つどころか、その一文一文さえ無駄ではなく、必要なものだったと思えるほど綺麗なまとめ方。本当に上手い。どうやってハッピーエンドにもってくんだこれ、なんて心配していたけど、刻也はちゃんと答えを持ってきた。それはある意味現実逃避的というか、少なくともハッピーエンドでは無いと思うけど、それでもちゃんと未来に繋がる一歩だと思う。というか「魔道書」強すぎ。
今までの短編すべて無駄にすることなくまとめきった最終巻。伏線の回収や物語の真実には驚かされ、そして各キャラの心情には泣かされ、いっきに読んでしまった。今までも十分面白いと思っていたがそれでもまだこの作品をなめていたと言わざるおえない。伏線を伏線だとすら気づいていなかったとは。各キャラ、ストーリー展開、心理描写どれもすばらしい傑作です。一読の価値あり。
破局的な終わりしか見えてこない展開にハラハラしっぱなしだった。最後に咲の笑顔が見れて良かったかな。読後、1巻第4章を読み返してみると感慨深い。
今までのアンティークがいっぱい出てきて、いろいろ謎も明かされて、ぎっしり詰まった最終巻でした。幸せなハッピーエンドじゃないけど、二人で一緒に落ち着いて良かった。
最後まで合わなかった。その場しのぎで矛盾だらけの理屈をさも自分たちが絶対の正義かのごとくふりかざしてきたキャラたちは結局その行いを改めることはありませんでしたよ。しかもそのやり方のまま幸せを掴めるところを見せられちゃうと納得のいかないものが残る。あの結末ではとても償いになるとは思えないのだけど……。
今まで登場したアンティークが活かされる展開には驚かされ、それに伴う刻也の決断には胸が熱くなった。悪役にならざるを得なかったとわこさんは強い人。余談だけど、刻也、先、永久子、字は違いますが主要人物の名前には時間というキーワードがある気が。穿ち過ぎ?
今まで回収したアンティークオールスターズと伏線回収がうまいこと描かれていた。悲しい終わり方だった。少なくとも見た感じハーピーなエンドではないかな?
いい終わり方だったと思える最終巻でした。これまで何度も何度も繰り返して、何度も何度も失敗してきた。諦めた都和子さんと諦めなかった刻也。考え付く限り全ての『アンティーク』を使ってまでも咲に会いに行った刻也と、会ってはいけないと思いつつもそれでも刻也に会いたいと願った咲にとっては最善ではないだろうけど最良の終わり方だったと思います。
最終巻。『アンティーク』という不思議なモノの話なので、今まである程度、ちょっとの“ムリ”や“都合よく”というのもあったが、それらも刻也とともに納得してしまった。咲と刻也の運命の恋の物語。
すべての話が繋がってて伏線を上手く回収してる最終巻。泣きそうになってしまった。色々な考えが頭を巡って途中、BADENDに向かって走ってるんじゃないかと心が折れそうになったけどエピローグでほっこり。良き作品に出会えて感謝感謝。
永らく積んでいた事を後悔する面白さ。爽快な終わり方ではなかったけど、これまで丁寧に積み上げてきたものをもう一度なぞり直して組み直す巧みな構成を堪能した。
(☆☆☆☆)なかなかよかったように思う。文章自体は改行多めで、わりと軽めではあるのだが、ストーリーラインと問題として取り扱うポイントがしっかりしているため、うわついてはおらず、結果として短編としては重すぎないといういいラインを保っているのではないかと思う。軸が主人公と咲からぶれないのもいい感じだし伏線もそれなりに良かった。ただなにより一番好みだったのは終わり方。安易なハッピーエンド、あるいはバッドエンドにしなかったのは個人的に好感触
11-17シリーズ最終巻です。「アンティーク」と言う小道具の使い方と世界観が面白いお話だったので、楽しく読み続けていました。前巻辺りからストーリーが転機を迎えてしまったので、どうなることかと思いましたが…一応大団円になるのかな?ワタシ的には「二人だけで閉じられてる世界」なんて、ある意味「地獄」の様に感じてしまうんだけどさ。今は二人で盛り上がってるけど、永遠に続くってどうなの?嫌にならないのかな?いつか相手を憎む様にならないのかな?「グレー」な終わり方が、このシリーズらしいと思います。
すごいいい終わり方だった。刻也の判断は必ずしも最良ではないしハッピーエンドとも言えないかも。でも二人にとっては最良の選択で。読者にとっても最良の選択でしたwキャラクターがみんな好きで、特に刻也と咲にはずっと幸せでいて欲しい。
完結 話は面白く、巻数も長すぎず短すぎずちょうど良い感じでよかった 7巻を読むとこれまでの話の印象がガラリと変わるのでまた1巻から読み返したい
都和子と刻也のやり取りは家族愛のような風でとてもよかったし、咲ちゃんは最後までかわいい。しかし世界との決別はあくまで“未完であるが故の幸せ”でしかない。都和子は二人を本当の意味で救うための『アンティーク』を見つけることができるのだろうか。
かならずしもハッピーエンドとは言い切れないけれど、このお話にはこんな終わりがぴったりなのかなと思いました。みんなたくさん迷って、いっぱい傷ついたけどそれでも大切なものは見失わなかった。それが一番大事なことなんだと思います。大好きな登場人物たちがこの後も幸せな日常を送れることを願います。
咲も刻也もとても好きなキャラクターでした。ですので、二人がちょっとだけ幸せな結末を迎えられればそれで読み手としては十分でした。そんな些細なことが叶わない、死の運命から永遠に解放されない。もしかしたら幸せになれる可能性もあるのかもしれないが、作中ではそういった希望を持たせる要素はことごとく排除されている。そういった絶望的な終わりであっても、どうにか幸せにあって欲しいと思ってしまう。
シリーズ最終作。綺麗にまとまっていて良かったです。
刻也と咲の心の動きが良くて、久しぶりに寝食を忘れて一気に読み切りました。
伏線の貼り方が見事で、今までの話と一本につながったのはすごくよかったです。
何より、最後までエゴイズムを貫いていたのが物語としては好印象です。
下手に世界の事とかを優先せずにあくまで自分達を中心に動いてたのはとてもかっこ良かった(それでも最後は世界と折り合いをつけてて、それも良かったです)
二度目読み返したらまた印象変わりそうなので、読み返したい
まさにこの巻をもってして、このシリーズは名作となる!最終巻として、これ以上の完結はありません!二人が幸せになりますように・・・
いやー見事な伏線の張り方と回収の仕方だったと思う。ヴィジョンにそういうくだりがあろうとは夢にも思わなかったなぁ。あの結末は幸せとは言えないかも知れない。そこはちょっと残念かな。とはいえアレ以上幸せな結末もないだろうし、アレ以上やったらとんでも展開だろうから仕方ないところか。にしても彼らはいったいどうしたんだろう。もう少しカラム化と思ったらほんっと出てこなくなったし、姉妹店のオーナーとの関係も明らかになってないし、そこらへんが不完全燃焼かな。後日談出て欲しい!
7冊で一つの物語といった印象。1冊1冊はオムニバスで読みやすいし、その時の話しが伏線になっているのには少し驚いた。オチとしては決してハッピーエンドとは言い切れないし、ご都合主義かもしれないけど、一つの選択としてはいいのかなと思った。香炉の時の選択に似ているものがある気がする。これはここの伏線か……というのはよかった。読み直したくなる本ですね。
魔導書ェ…。アンティークの事象ねじ曲げっぱなしだな。もうなんでもあり。『ヴィジョン』の能力が、実は過去記憶の残滓って伏線は今まで温めてただけあって上手いな。死を予知していたわけではなく経験していたとは。にしても残念なラストと言わざるを得ない。咲の運命と『ファントム』の繰り返しの設定は良くても、収集つかずに2人のみループという、実はなんの解決もしていない無理展開になっちゃったなぁ。こんなことなら普通に日常イチャラブしたまま終わってほしかった。・「それを使えば、ある地点まで世界が戻り、起きてしまった全てのこと
一巻からかなり伏線がありそれを回収していったのがすごい。最後はちょっとご都合主義だけど良かった。後書きにもあったけど今までの四章があったからこそ刻也と咲の物語がありすごい愛着がわいた。
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