ぐらシャチ (電撃文庫 な 7-13)
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ぐらシャチの感想・レビュー(285)
うだうだ悩むお話。平たく言えば異文化コミュニケーションに尽きるのだろう。いろいろと想像できる要素はすべて枠外で推察するのみ。うっかり属性が最後には生かせてなかったのがおしいかな。いらんけど。まあ、一巻だけにとどまらない広さはあったけれど、それまでだったな。ちょっと不完全燃焼な気分です。
人語を話すシャチとの異文化コミュニケーションもの。人とアヤカシの関係性を描いていた『ダブルブリッド』の延長線上にあるような作品でした。ちょっと物足りない部分(体液とか血液とか。相変わらず吐瀉はあったけれど描写は淡白でした)もありながらも、1話完結の物語としてはなかなか楽しめました。それにしても、黒田くんは不幸ですね。気の毒です。
普通。1巻完結ならソウルアンダーテイカーの方が量も内容も読みごたえあったかも。中学時のダブリの衝撃がデカかったから、その落差の性もある。中村さんの作品は、動物とか人外が人間よりも知的生命体であって、彼らと偶然の出会いがあって・・・という設定がメイン。こういうのは、割と多くの人が持つイメージが類似している傾向があるから、ラストやその生物に相当な意外性を突いていかないと書くの難しいんだろうなと。ただ、非日常化した日常における会話文はもの凄く面白いし自分好み。現実の学園モノとか書くと、なんか化けそう気がする。
おもしろかったー。出会い、すれちがい、結びとストーリーの流れが良かった。キャラクタもかわいいし、不信感煽る感じも良かった。シャチの正体はおおむね予想の範疇だけど満足です
これは面白かった!マダー物かと思いきや綺麗に一冊で纏まっているし、綺麗な文章で包んだ生々しい気持ち悪さは秀逸。ボーイミーツガールが好きな方にも、SFが好きな方にもお勧めしたい一冊。中村恵里加にしては視点の移り変わりが少なかったのも読みやすく感じた。
この著者の作品は初めて読んだのですが,なんか中途半端な感じ.日常と非日常? 血と肉と女の子? どっちつかずのぐらぐらした印象(上手いこと言ったつもりはない
すっごく不思議なボーイミーツガール。ひらがなえいごで話すシャチ可愛いなぁって思ってたら、とんでも展開の連続。海で出会った男の子がすでに死んでしまっているという事実や、動物の変死体、グラの何を考えてるかわからない言動など、中盤は不気味で怖さすら感じてしまうのに、最後はちょっと切なく、でもあたたかさも感じるきれいな終わり方で、見事にやられました。この読了感はこの作者さんならでは。
でた、中村恵里加!ひがえりグラディエイターもソウルアンダーテイカーも面白かったけど、ダブルブリッドを継ぐのはこの作品にしてほしい!巷にあふれている人外を前提としたキャラクターが現実としてどれほど「異質」なのか、ということを気づかせる手法にゾクリ。震えるわ。
面白かった…んだけど後味悪いな…。結構きれいに終わってるのになんでだ…。グラがすごく良心的で素直なのに何故かホラーになってるのが面白い。
紛れもなくエリカちゃんの作品。痛覚としての「痛さ」と心が軋む「痛さ」の表現は素晴らしいね。ちょっとダークで不可思議なボーイミーツガール最高でした。
なかなか、ある意味難しい作品だった。一人の少女が、浜辺でシャチと出会う・・・と普通、少女とシャチとの心の交流物語と思いきや・・・人語は話すは、人に化けるは・・・と、妖怪物?とまたまた思いきや・・・実は・・・と、なかなか、展開が読めない作品!ただ、主人公の心の葛藤は、心にくるものはある。キャラ設定がなかなか、面白いのでスピンオフ作品もあれば、またまた面白い作品だとおもう・・・ただ、黒田君はちょっと物悲しい扱いな気がする。
ダークな雰囲気のガールミーツシャチ?前半の方を読んで主人公がシャチとキャッキャウフフする話かと思ったら全然違った。中盤のホラー?ちっくな展開から一気に引き込まれた。しかし黒田くんが救われなさすぎで気の毒である...
ガールミーツシャチ。既刊シリーズのようなモノをを直接期待していたわけではなかったけれど、根幹においてはやはり変わらずいい感じの黒さ。のんびりでいいから定期的に作品が読みたい作者。
何といえばいいのか、何がしたいのかが、いまいちよくわからなかった。(グラの目的などは明かされているが、作者が何を書きたいのか、というような意味で)
『ダブルブリッド』未読なので初中村作品となりましたけど、正直ハッとさせられる展開に驚きました。帯の『〈かなり奇抜な〉ボーイ・ミーツ・ガール』は伊達じゃないです。
予想と違う話だった。面白かったけど。中盤のハラハラさせる展開がかなり巧かった。読ませる展開。予想だにしないダーク感が出てた。実際にはダークでもなかったのだが。下手に引っ張ったりせず、読者が想像することは主人公もすぐに想像する部分が好印象だった。ただ、オカリナとかうっかりとか、もっと重要なファクターとして絡められたのではないかと思う。なくても良かった気すらする。
中盤の伏線を読んで、これは血みどろの展開になるかなと警戒したが、意外と救いがあってホッとした。徐々に暗雲立ち込めていく雰囲気の作り方が上手い。評価:中の上
オカリナや祖母のことがあまり絡んでこなかったのが残念、というか無くても全然問題なかったと思う。 続刊が出るなら、ブラックな展開もいいけど、ボーイ・ミーツー・ガール的な要素ももっとほしい。 けど黒田君死んでるし、ぐらがボーイになるんだよね・・・
『ダブルブリッド』の中村恵里加による、ファースト・コンタクト物。相変わらず文章が上手くて、安定して「読める」いい小説。ストーリィ自体は、かなり異色な出来に仕上がっていて、ファーストコンタクト物としては一風変わっている。ちょっと、中盤以降は引きが弱かったような気がするけれど、一冊でまとまった悪くない作品。
ぐらシャチの
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感想・レビュー:118件














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