手塚治虫 知られざる天才の苦悩 (アスキー新書 111)
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手塚治虫 知られざる天才の苦悩の感想・レビュー(10)
01/13:yaliusat
12/15:hehasu42
10/13:カヅヲ
11/16:teixeira
手塚治虫についてまだそれほど詳しくないので十分楽しめた。ちょっとページ数少なめな気はするけど~。こんなひねりのないタイトルで良いのだろうか?
この本の好感は、手塚治虫の息子である特権を振りかざしていないところだ。手塚眞は、息子としてというよりも、同じアーティストとして、手塚治虫の心情を理解しようと努めている。盲目的に父の業績を称えるのではなく、手塚治虫という神様の伝説が生んだ誇張や誤解を、丁寧に修正していく。特に、漫画に対しては単行本になるたびに描き直しするほどの完璧主義者だった手塚が、ことアニメに関してはどこかずさんさが窺えるという疑問を解く記述には、なるほどと思わされた。
手塚治虫という人を、あまりよく知らない人のための入門編的な本のようだ。たぶん、大ファンなら知っていることなんだろうけど、初心者で手塚漫画もそれほど読んでいない私には、「へえ」と思えることが多かった。でも、この副題は大袈裟な気がする・・・だいたい天才って呼ばれる人は皆苦悩してるじゃん。治虫氏が先天的ではなく後天的な、努力型の天才(ってありえるのか?)だってことは良くわかりました。
なんだろう。眞が語れば語るほど手塚が矮小化されるような気がする。そこまで手塚信者でもなかったつもりなんだが、仕事を通じての手塚の方が、おそらく眞の語る手塚よりも数段雄弁なんだろうなあとは思う。
06/20:くま
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