アカイロ/ロマンス〈3〉薄闇さやかに、箱庭の (電撃文庫)
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アカイロ/ロマンス〈3〉薄闇さやかに、箱庭のの感想・レビュー(225)
狭いコミュニティーの中で生まれた軋轢が取り返しが付かない事に!ってことは学校や会社などでもある話ですしね…。
今回はダークと言うよりグロテスク?鈴鹿一族の謎も少しずつ明らかになり、蔵物バトルも激しさを増してきた感じ。
今後「つうれん」はどうなってしまうのか…。
姉のことを知る檻江の登場、そして鈴鹿の闇が垣間見れた巻。何も知らない頭首と詰られても、強い意志で前を向く枯葉は、やはり魅力的なキャラクターですね。また、弱くて未熟なりにも頑張る景介には好感がもてました。無力で弱い覚悟で沢山のものを抱えて救おうとしている様子には苛立ちますが、救えるもの、できることが高が知れていても、それでも何も出来ないと諦めることはせずに足掻く様子は嫌いじゃないですね。
カバーイラストに描かれている姉妹は三人ともたがが外れてていいなあ。謎の提示はあらかた終わり、あとは完結に向けて突っ走る、という流れになるのかな。1,2巻で因縁ができた敵キャラがほとんど出てこなかったこともあってちょっと浮いているような感もあるけど、シリーズとしてみた場合は必要な話ではあるんだろう。
ここまで読んで思うのは、設定部分に奇抜さが見られる分、ストーリーとしてはその実もの凄く王道路線なんだな、ということ。安心して読めるのは美点なのだが、用意した登場人物を出揃わせる目的があったためか、ひとつひとつの展開に若干淡白な印象があった。特に終盤、檻江に関するやり取りはあまりに簡単。どうにも予定調和的で、もっと紙幅を割いて書き込んで欲しかった。不殺の勝利を誓う展開は熱いが、この点において前作・前々作にあった緊張感が弱くなってしまっているのは勿体ないかな、とも。「つうれん」の扱い方は今回もまた面白かった。
再読。まさしく承の巻という感じ。繁栄派というか、鈴鹿の闇が掘り下げられ、物語の根幹に対する謎も仄めかされ、次巻からは、いよいよ本格始動という感じか。新キャラでは、夭さん、供子がいい。夭さんは、年上属性の自分にはドンピシャだった。頭なでられて~。しかし、彼女にはすでに夫が! 供子は、『禁書目録』の一方通行に重なるようなところが。(上条さんへの気持ちというか)ただ、彼女の最後の命令は、彼女の行動理念からすると、おかしいような気も。
2巻があんな終わりなのに、秋津さんが出てこなかった…。内乱の事はなんとなく想像がつく、かな。主人公の姉が話にどう関わってくるのだろう…。檻江が可愛い。
今巻も通夜子さんがとても良い。しかも意外な一面が出て来て、これがギャップ萌えって奴か。自分はどっちも好きだから良いけど。其々の発言も種族による違いが見えたりして気に読んでみると面白い。鈴鹿の登場キャラも増えて来て、話も大分動き出してきた。色々と伏線も張っている様なので今後の展開は楽しみ。しかしつうれんは、形を変えられ自爆機能まで付けられて、扱いが酷すぎて『宝刀』が泣くぞ。
鈴鹿の暗部が描かれ、枯葉の自身も知らぬ陰が示唆される巻。また、夭、檻江、供子、血沙、血香の登場。鈴鹿大盤振る舞いw。そして主人公は自身の未熟に気付かされ悩み結構がんばっていて良きかな。
鈴鹿という特殊な一族の抱えた宿命がなんとも残酷。登場キャラも増えてきて、戦いも複雑になってきたなぁ。本当に残酷なのは、人間か化け物か……。そして最強武器つうれんの扱いがひどいw
相変わらず主人公の青臭さが際立っている。それだけ鈴鹿と人間の書き分けが出来ているということか。だんだんと物語も広く見えてきたし、主人公の向かう方向も定まってきた。これからどのように広げていくかに期待
夭さんみたいなお姉さんが欲しい。枯葉は実のところ多くを知っているわけではなかったという事実。まだまだ秘密がごろごろ出てきそう。夭さんは強いんだろうなと思ってはいたが、予想に反したベクトルだった。てっきり妖術とか体に優しそうなものと思っていたのだが。正々堂々を忌み嫌う供子が「殺せ」と言うのはちょっと違和感。双子姉妹が戦い以外で笑える日がくるといいな。通夜子さんも。
ここのコメが「つうれん」で埋まっていて吹いた。今回は通夜子がかわいすぎる。本家側は戦略を立てられる人間がいないので、自らの意志で事態に関わっていくことを決めた景介の今後の成長に期待したい。
つうれんがタイヘンナコトニ!? 擬人化したらかわいそうな子確定ですね。物語的には個々人の不幸以上に鈴鹿という閉鎖された社会の闇の深さに恐れを覚える。清廉で高潔であろうとする枯葉が戦わなければならないものは、むしろその世界そのものなんじゃないのかなあ。そんな流れだし。
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