断章のグリム〈9〉なでしこ〈下〉 (電撃文庫)
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断章のグリム〈9〉なでしこ〈下〉を追加
断章のグリム〈9〉なでしこ〈下〉の感想・レビュー(382)
蒼衣には葛藤の末、雪乃を守ることを選んでほしかった。蒼衣がロッジへ戻ったからこそ、グランギニョルの予言があったから解決したのはわかるのだけど…。臣の決心の言葉は、かっこよかったよね。なでしこ二作を使っての配役は最後まで展開が読めず、それでいてあのラストは衝撃。毎回思うけど彼らのその後がすぐに知りたい。あと直接関係はないけど、シュトラスブルグのトリスタンとイゾルデのことに言及してて、そこが個人的に収穫。
上巻であれ?と思うところがあったんだけど、下巻で重要なキーになってました。なるほど!「なでしこ」自体がマイナーであまり内容を知らないような童話なんだけど類話があり、これが事態を複雑にしている。よく練りこまれてて過去作で一番面白いかも。作中、蒼衣くんの役割はブレーンであり最終兵器ですが、彼の手に在る破滅のカードを使う使わないに関わらず、本作の末路は一番後味の悪いサッドエンドでした。あの人にはこの悲劇を是非乗り越えて更なる悪夢に立ち向かっていただきたいと思います。。
「なでしこ」という、あまり有名ではない作品が使われたコトと、二重構造になっていたコトで、最後まで展開がわからなかった。一真を巡って、二転三転していくラストは、予想外だった。千恵さんと一真は、騎士として再登場してくるのかな〜 群草さんが残念でならない。
二重構造の「なでしこ」という展開は面白いなあと思いました。群草さんが最後に付けた一真の断章名がすごく気になるところ。今後また一真に出番があれば明かされるのでしょうか。話としては蒼衣の普通への固執が目立ちつつ、一応今までで一番救いがあるラストになっているのかな。
うまく千恵と一真の断章名・断章詩が分からないままに…。今後出てくることを期待しつつ、下巻終了です。群草さんは非常に残念です。そして蒼衣は何がしたいのでしょう。雪乃を守りたいのか、それとも普通でいたいのか。この二つは両立出来ないものであって、結局彼はどちらを重視しているのか。<アリス>はいつまでも現実世界に帰りたいと願い続けるのでしょうか。
雪乃さんは、「人でなし」じゃないんだけどね。今回もかなり痛い痛すぎる状況でした。そして、悪夢は依然進行形にある・・・
再読。久しぶりにしてやっと2度目を読んで、やっと理解。なるほど、これは面白い話だった。終わり方が今までの断章で一番好き。一真と臣の友情コンビはちょっと暑苦しい。新規<保持者>の断章と断章詞をうまいこと出してないあたりがおいしすぎる。今後に期待大。それにしてもいいとこ取りの蒼衣。関東圏内死体処理班の減少はここから始まった……。
地上波放送はムリであろうラノベ。(グロさ的な意味で) 上下巻 読了。前のお話からたぶん数年ぶり。 前読んだ巻よりグロさがUPしてる気がするのは、以前の私の読みが足りなかっただけであろうか。 表象についての話や、ホラーが好きな人はオススメかもしれぬ。※(ハッピーなお話が好きな人は他所をあたった方が良いデス。)
シリーズ第9巻。「なでしこ」下巻です。上巻よりも恐ろしく、残酷で、グロテスクで、痛々しい。そしてとても切なかったです。群草さん…!と思わず言ってしまいました。また、これまで以上に「普通」に固執する蒼衣の異常さが目立ちます。彼の抱いている「普通」は、果たして「普通」といえるのか…?と疑問に思うほどでした。そしてやはり描写が巧い。擬音語の使い方が秀逸で、恐ろしさをたっぷりと味わえました。悪夢が重なり合い、恐ろしさを増していく。今後のシリーズの展開も楽しみです。
なでしこの二重進行という凝った構成でした。そして、死人もこれまでよりは少なく、多少の救いもあり、ある意味蒼衣たちが泡禍に勝ったお話。しかし、犠牲になったものやこれからの先を考えると痛くて仕方ない。
擬音が、描写が、筋書きが、共感覚的な意味で痛い痛い痛い。多数を助けるために友人、あるいは恩人を見捨てることが出来るのか。そして、彼は彼女は<騎士>になるのか……。それにしても今回はやけに"できそこない"を思い出す描写が多かったですねw
世界を救う為に親友を殺す事が出来るか。あやふやな世間の為に自分に関わりのある者を見捨てる事が出来ると言い切る人がいたら、その人とは友人に離れそうもない。でも、きっとそんな人が世界を救うんだろうなぁ…それはそれとして、悪夢が重なり合うパターンは今後も出てきそうでますます酷い悪夢が出てきそうだなぁ…
うわあああ群草さんがあああああ…………泣 まさに騎士の中の騎士。助かった一真は、今後話に関わってくるんだろうか。だとしたら群草さんのためにも死なないで欲しいなあ…
「なでしこ」編下巻。下巻になって、蒼衣君が、かなり中途半端な感じに・・・幾ら普通が大事とは言え・・・ただ、立場と断章【普通であることが抑止力】の事を考えると、仕方がないかぁ~。しかし、最後はしっかり決めましたね。しかし、なでしこ物語が2ストーリーで同時並行しているとは・・・また、群草さんの最後の判断は・・・確かに彼を助けるためにはあの方法しかなかったとおもうが・・・やるせないなぁ~・・・あと、千恵ちゃんの断章詩聞きたかった【しかし、酷か・・・】
シリーズ9冊目。「なでしこ」の話とあの二人にとっての悪夢との絡めかたには舌を巻いた。群草さんの最後は、騎士として誇るべきものだが、あまりにもやりきれない…。本当に悪夢はどこまでいっても悪夢で救いがないとあらためて思った。
群草さんの最後がなんか切ない。蒼衣の拘りが苛立つ…雪乃を守りたいんじゃないのかな。千恵がもう一回出てくれたのはうれしい。千恵と一真の断章詩が気になるー!
【★★★★(4.5)】このシリーズ、痛みを想像して涙目になりはするものの、まさかそれ以外で泣かされるとは。「怖い」って言ってる群草さんにはやられた。それにしても蒼衣の「普通」への執着はちょっと引く…。あの場面で、守りたいって思ってる雪乃を置いて帰るのが「普通」なんだろうか?
まさかこの作品で泣かされるとは思ってもみなかった。大勝利と言っていいほどの結末だけど、ハッピーエンドじゃないこの矛盾。けど筋は通ってる。話の展開に脱帽…!
今までで1番綺麗でやるせない締め方だったなと…。これはこれで痛いです。物語は非常に緻密な作りになってますし、1番読みごたえがあるかと。
描写のきつさ(正直読むのしんどい)と、話の展開・まとめかた。Missingシリーズを含めても一番かもしれない。本筋とは別に、蒼衣のもつ「日常」の異常さが巻を追うごとに際立つ
「トラウマ=特殊能力」って設定は、味方にしてもある程度能力の連発を制限できるし、敵やらゲストにしてもそこに謎を持たせられるいい設定だと改めて思った。
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感想・レビュー:54件














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