機動戦士ガンダムUC (5) ラプラスの亡霊 (角川コミックス・エース (KCA189-6))
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機動戦士ガンダムUC 5巻の感想・レビュー(363)
ラプラス・プログラムに導かれ、次なる地へ。各人が抱える思いと、それにより引き起こされる数々の事態が実に読みごたえがある。ラストの戦いで散ってゆく人々には涙。特にダグザやギルボアは地味にショック。次なる舞台は地球か。早いとこアニメに追いつきたい。
今回のエピソードは、大人向けのメッセージが含まれた内容だったと思います。単なる登場人物から人間味の出てきたドグザが戦死するのを残念に思ったのは僕だけでは無いでしょう。そして、前巻で同じ様に、味を出していたギルボアもバナージ自身の手で戦死します。戦争の現実。死そのものと言うよりは、消滅。この辺りが凄く上手に描かれています。読者や社会に対するアンチテーゼとも言える意図が織り込まれて、作品に品位を与えています。 「大人」と言うものの定義や振る舞いがラディカルな所で垣間見えるのも、素晴らしいと思います。☆5
発売時以来の再読。ガンダムによる大気圏突入はお約束。1stガンダムのアムロと同じセリフがでてきます。そして、突入時の戦闘はなんとなくガンダムSEEDのようでもあります。
マリーダと分かり合えたバナージ。そしてまた連邦に戻る。リディとミネバの話が中心で、リディの葛藤が描かれてる。連邦の首相の血を引くリディが、結局は政治に屈する雰囲気。連邦には珍しい熱き漢のダグザが見事な散り様をする。そしてパラオで世話になったジンネマン率いるガランシェールのパイロット、ギルボアを撃ち抜く。なかなか凄い展開になってる。これがガンダムやなと思わせる内容。そしてガンダムは大気圏突入する。ここらへんもガンダムやなぁと思う。
クライマックスは大気圏ギリギリでのラプラスの建国放送を聞きながらの宇宙戦。人を殺すことを意識し、戦うことに対する恐れをいだいてしまったバナージ。そしてリディが知ってしまった真実とは?ますます絡まりあった糸が気になりながら次巻突入ですね。
宇宙世紀シリーズらしく、敵味方関係なしに人間臭さが溢れんばかり!たまらない!!今巻は今まで憎まれ役だったエコーズに…。最後にはアルベルトに弱い人間なりのドラマが。あぁ、この暗さ、崩壊に進む流れ。俺の好きなガンダムだ!
ガンダム好きの人は楽しめるし読み応えはたっぷりです。 1stガンダムをかなり意識していて、当時の名台詞をそっくりそのまま採用している所に、越えられない壁を感じてしまう。 今までの宇宙世紀に矛盾が生じないように組み立てたストーリーは良く考えられていて凄の一言。 よりリアルにを求めたのだと思うけれど、機械や構造などの描写が細かすぎややスピード感に欠ける気がする。 あとはサイコミュに頼りすぎだ。
先程読み終わりました。この巻でとても興味深かった事は、ダグザもいろいろな事を考えているなという点と、それを見たバナージがこれからどうしたらよいのか、という苦悩でした。段々とおもしろくなってきました。次巻もすぐに読む予定です。
狂気がたりない。なによりも狂気や情熱がたらないんだと感じました。どの組織もキャラもなぁなぁでしか動いてないんです、キャラや組織を動かす強い意志を感じない。今回も、ジンネマンがマリーダを救いたいという気持ちや、ガエルのカーディアスへの忠誠心という狂気があるのにもかかわらず、しっかりと描いているとはいえません。そこをもっとクローズアップして主題として描くべきでした。バナージやフロンタル、オードリーにも全く期待できそうにないので、今回クローズアップされたリディの狂気/情熱にはがんばってほしいところです。
ラプラスプログラムが指定した座標、そこにあるものは…。宇宙に散り行く命を目の前にして、バナージは…。リディとミネバ、地球に降り立った2人は…。
バナージに希望を見出し死んでいく大人が居る一方で、バナージの暴走で同様に尊敬できる大人が死んでいったりもする。未熟な若者が過ぎたる力を手に入れ、手に入れたが故に翻弄され、嫌でも成長せざるを得ないガンダム主人公の宿命とは言え、難儀というか。
コロニー落としの経緯、そしてリカルド首相の演説、『ガンダムUC』が宇宙世紀を改めて語ろうとしている姿勢がここにも見える。ガンダム史のそもそもの起点が、アースノイドとスペースノイドの意識差にあることを、福井は読者に知らしめようとする。その結果、ガンダムは再び地球圏の重力へと囚われてしまうこととなるのだ。
福井作品のテンプレに則り、”大人”が”若者”であるバナージに未来を託し散っていく。「父と子」という構図が複数描かれるあたりも福井氏ならではと言ったところ。富野作品では若者に焦点が当たりがちだが、この福井氏の大人を重点的に描く癖が、逆にガンダムにとって新鮮かつシナリオに厚みを持たせている。
相変わらず面白い。人間ドラマの組み立てという点で、本当に福井さんは天才的な才能を持ってる。しかし、冨野チルドレンである彼の作品の最終結論は、結局のところ冨野作品で既に描かれてしまっているのではないか、という気もする。面白いが飛びぬけてこないのは何故だろう。そんな気分を抱えながら、あと5冊はまとめ買いしようかと思う。
想いと現実との狭間で苦悩するバナージとオードリー(ミネバ)が痛々しい、ちょっと鬱展開。その反面、ダグザやティクバ、ガエルといったおっさんの方々の奮戦が熱い。未来を創るのは、老人ではない、とは言い切れないのです(笑)
機動戦士ガンダムUC 5巻の
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感想・レビュー:64件














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