クラウド時代と<クール革命> (角川oneテーマ21)
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クラウド時代と<クール革命>の感想・レビュー(132)
クラウドについて、知識が曖昧だったので まず手に取ってみた1冊です。 昨年の書籍ですが、当時のクラウドにおける 世界情勢が分かり、とても参考になりました。 東雲プロジェクトは実現してほしいけど、 現在の情勢をみると厳しいでしょうね。
第1章から6章まではクールジャパンやweb2.0などネットビジネスの流れやクラウドについて簡潔に整理されているという印象ですね。正直知っていることでしたね。第7章は著者の提言ですね。最終決戦は2014年といわれている。AppleもgoogleもMicrosoftなどもそこに狙いを定めているのだろう。さまざまなコンテンツが垂直統合していくのかな。http://blog.goo.ne.jp/itchy1976/e/d53ced6b9244be5d3909db4004604252
ビジネス、技術の両方に対して冷静でバランスのとれた視点でまとめられている非常に参考になる一冊。これからの5年は面白くなりそう。ただ最後の提言は残念ながらありえないと私は思うんだよな。現在のレベルでいえば国産クラウドは100%ありえない。
実は角川歴彦さんはもう次の段階に進んでしまっている。最近の講演(2010年11月)では<クール革命>ではこの半年の進化を示していないという趣旨の発言もしている。現在はもう情報化社会ではなくて、ソーシャル化社会とでもいうべき新しい時代になっていると言っている。その観点から半年逆さ回しにしてみると意味深い本です。東雲プロジェクト等には若干ロマンチストぶりも伺えますが、現時点でのどのIT企業経営者よりも先を歩んでいると思います。歴彦さんのビジョンの確かさに感服しました。次回作も早く上梓してくれると良いのに。
クールジャパンとか耳にするけど実体は良く知らず、って状態だったから読めて良かったし、色々知識が仕入れられて良かった。ただ、本文中に度々登場した、「明確な意志を持った大衆」って言葉には引っかかりを感じた。本当に明確な意思を持った大衆なんて存在し得るのか、とか、文中にも出てきたパレートの法則を当てはめて考えると厳しそうとか、実は意志を持ったと勘違いしているだけなのではなか、とか。ただそれを抜きにしても、eJapan戦略の流れを汲んだ東雲プロジェクトとかにはすごい可能性を感じた。再読したいし関連書も読もう。
角川HDの会長である角川歴彦氏が、Web2.0をどう認識しているかがわかる。本著に書かれている内容は、『フラット化する世界』や『ブラック・スワン』など、世界的に流行した書籍から着想を得ているものが多い。重要なのは内容ではなく、Web2.0に好意的でない出版業界のなかで、角川氏は積極的にWeb2.0に適応しようとする意思が見えることだ。やがて氏の試行錯誤が実を結び、クールジャパンを牽引してくれるよう期待している。
角川ホールディングス社長が、どのような考えや見解を持って今のITビジネスを見ているのか? という、興味をそそるテーマを、まさにご本人が書いているというところだけでも、この本は一読の価値があると思います。驚くべきは、すでにこの本の情報ですら、「あれが盛り込まれていない」「これについては?」という部分があること。
IT技術の進化速度は,今まで我々が体験したことのないほど素早い.現在はパソコンを購入し,ソフトウェアを購入するというのが基本になっている.しかし,今後ともそのような事が必要になるとは考えにくく,世の中はクラウドの方向に舵を切ろうとしている.
時代が大きく変革しているのを再認識させられる1冊だった。今は大衆が主導権を握る時代になってきている。個人と個人の結びつきがあいまいながらも強化され(ゆるいつながり)の中で、新しい文化を形成しているように感じる。今までの常識の中で動くことには危機感を感じるが、しかし「1億総クリエイター時代」には大きなチャンスを感じる。変化対応が必要だろう。クラウドに関しては自分の理解度がまだ追いついてない感覚もあるので、今後意識的に情報を集めようと思う。
P63「他の企業とは異なるグーグルの企業文化と優位性。それは、サイバースペース(電脳空間)の本質を把握し、現代の「知」の意義を理解し、それらを体現しているところにある。
著者の年代かつ出版業界人・経営者として、IT技術革新をありのまま受け止め、どう対峙していくかを考える姿勢は感銘すら受けます。しかし、本書全体をとおしての論理にはどうしても軋みを感じます。タイトルの「クール革命」。それは”雲”の上で霞んでしまっています。また、著作権については、本書全体で強調している「大衆」目線が創造者側、利用者側ともに感じられません。さらに、国策事業『東雲』の提言にいたっては、過去の電子政府事業での大失敗の教訓すら触れられず、同じような理念がそのまま書かれているのには、個人的には絶望すら感
クールジャパンの話よりアマゾン、アップル、グーグルなどの話が圧倒的に多いのも、情報通信において立ち遅れている日本の現状を反映しているように思える。第二の孫さんがその分野に現れ、日本を変えてくれることを期待する。
大変面白く刺激的に読みました。クラウド時代が2014年に到来するかはともかく、「ネットが民主主義が大きく変革する」と考える私にとっては、著者の論調は良く理解できました。後半を批判する人もいますが、最後まで刺激的です。
現時点でクラウドとユーザとの間にある技術を網羅的に並べてみた上で、クラウドが持つ日本へのインパクトを危機意識を持って描いた本。漠然としか意識していない変化の行方を見せられるようで興味深かった。
IT化の荒波に揉まれ激変する様々な業界で、日本がいかに立ち遅れているか、全体を俯瞰させてくれる本。「模倣」と「改良」が得意な日本人は、加速度的に進歩し変革するIT分野においてはその模倣、改良の暇さえ与えられず、立ち往生しているということか。世界は、日本が不得意とするオリジナリティ、スピード感が求められるフィールドに移行していっている。「緊急出版」のためか、論理的でスマートな前半部に比べ、後半はやや脈絡を欠いて、煽るような言葉が並ぶのはご愛敬でもあり、なおかつ、一年後の状況すら、誰にも把握できないような現状
なぜグーグル、アップル、マイクロソフトになるのかが見えた。たまに角川さんの自慢が入るのはご愛嬌。音楽はマックが制した。書籍はどうだ?次は映画だ。
「日本、それも北海道にクラウドのデータセンターを作るべし」など、独自の提言を最後の章で展開しているのだが、その最後の章で語られている内容に残念ながらリアリティを感じられなかった。前半の客観的解説部分はわかりやすくてよかったのだが…。
なんとなくネットを使っているので、革命的な変化の渦中にある実感はなかったのですが、事の重大さをある程度は把握できました。日本は独自の文化体系から生み出したソフトで世界と勝負するしかないですね。
日本国内のコンテンツ市場規模は14兆円。内訳は、新聞・出版6兆円、映像4.8兆円、音楽1.9兆円、ゲーム1.3兆円。世界的に見ても日本のコンテンツ市場は格別に大きい。これからは勝者総取りの時代。クラウド技術と大衆を最も取り込んだ企業がすべてを支配する。iPodの登場により音楽市場はAppleがもっていった。次は新聞・出版。キンドル or iPad or Google or その他が勝つのかまだわからない。新聞・出版の次は、映像&ゲーム。さらにその先には、すべてのコンテンツを一つのマシンで網羅できるような時
音楽はiPod、本通販はamazon、読書は?・・・何を選ぼう。キンドルか、iPadか、それともGoogleの電子本棚か、やっぱし500年前の印刷革命から続く紙の書籍!?今、日本には外国企業が静かに浸透してきている。Youtube、Twitter、しかり。ガラパゴス化した日本に第3の黒船襲来!無料ゲームに熱中している輩に「これからはクラウドの時代だね」というと「ファイナルファンタジーは面白い ね」「・・・。」人が100万単位で動く知の革命が起きている、本当だよ。この革命を判断できる知力を身につけたい。
筆者は次代の成長IT分野の覇権を握るべく競合している3社(グーグル、アップル、アマゾン)の現状を「IT三国志」と称している(このIT三国志に日本企業が含まれず、完全に米国企業の後塵を拝しているのは寂しい限り)。本書ではIT三国志の3社の意義や競合分野、何故日本企業がこの分野で遅れをとったのか、についても綴られています。 個人的には電子書籍については普及したとしても「書籍で買う本」、「電子書籍で済ませる本」と棲み分けできそうな気はするんだけどどうなんでしょうか。
知の集合による巨大化、平均、開放ということに対しての出版社トップの意見。貴重な情報やコンテンツをお金に換えて来た人による「クラウド」への考察。イノベーションにはハード(プラットフォーム)を育てることが必要だと思うけどな。
角川書店の経営者、角川歴彦が綴る、現代とこれからの情報社会。 日本を代表する出版社のトップが語る、というのが一番の見所。 出版会の重鎮から見ると、昨今のウェブ界隈の動きはこう見えているんだなぁと、新たな視点を与えてくれる。
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