感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)
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感動をつくれますか?の感想・レビュー(152)
音楽のお仕事の話。あの素敵な楽曲たちは、様々な挑戦とその覚悟の固まりであるのだと感じました。才能ではなく感性、その感性は経験と理論からくる直感。努力ができるうちに努力をして自分の中にためて行きたいです。これはこうだ、あれはこうだ、という文が多くて、ごちゃごちゃした文章なので、真意が緩慢している気がします。
音楽から受ける印象同様、すごくまっとうで丁寧に生きている人なんだと感じた。クリエイターとしての矜持や気分に左右されない生活基盤づくりの話には感銘を受けた。ただ後半の人生論みたいな部分がちょっと・・・。
久石さんについては音楽から受けるイメージしかなかったけど案外普通の人だった。あんなにも素晴らしい音楽を作り続けている人だからもっと天才肌で変わった人かと思っていた。けれど、しっかりとした自分を持っていて意志の強さが感じられた。久石さんの考えは非常に役立つものばかりでこの本を読めて本当によかったと思う。
ジブリや北野武作品の音楽を手掛ける名作曲家、久石譲氏の創作術に関する本。作品作りの上でどういった部分に重きを置き、モチベーションを持つか書かれている。商業作家であると同時に芸術家であるということでの作品に対する折り合いの答えを提示してくれており、すごく勉強になった。相手(依頼主、お客)に対して求めているものを提供しようと努力するが、決して迎合してはならないというのが、簡単なようで難しいと思った。
ジブリ音楽生みの親の久石さんの著作。私も趣味で音楽を作っているので、創作に対する想い、発想法などは非常に感銘を受けた。「コップを見て『花瓶です』と答えられるか」の件など、「なるほどな…」と思いながら読み進めていった。一点挙げるとすれば、トピック分けが非常に細かいので、文章としては細切れなのではないか、と思う点。しかし、大学の行き帰りの電車の中でちまちま読んでいたので、私はとくには気にならなかったが。なんにせよ、私も音楽を作っていくならもっと自分の「創作に対する思い」をはっきり、かつぶれない様にしなければ、
久石譲って音楽しか聞いたことないけど、どんな人なんだろう?という興味から手に取ってみた。うまく言えないが、耳当たりがいいというか、読んでいて違和感はあまり感じないというか、心の中での「揺れ」があまりないというか、自分が感じる久石譲の音楽と似た印象を受けた。インパクトで勝負する人ではないんだろうな。
大人になった優等生という印象を受けた。優等生を続けていられることがすでに難しいことであって、プロとして生きるための基盤なのだと思う。終盤の、国や政治や社会についての話はそのまま捉えないで、こういう風な考えをしていなくてはとても勤まらないのだというそのメンタリティに目を向けるのがいいと思う。そう考えると、終始一貫して一流であり続けるための意識の持ちようが書いてあった。些細なことにみえて実は一番重要なのが、「気分の波に流されない」ということ。地味な上に難しいけれど、着実に前に進むためのアイデアだと思う。
ジブリ作品の音楽をつくってる久石譲さんの本。芸術家がいかに高いレベルで仕事をしているのかを垣間見ることができる。他人に尻を叩いてもらって仕事をするようなレベルじゃないのはわかっていたつもりですが、一流の人は違う、違いすぎる。四六時中仕事をしてるような職業というのは頭が下がります。そして一流の仕事は、実は時間さえかければ二流の人でもできる。しかし、時間がなくても歯が痛くても悲しいときも辛いときも関係なく結果をだすのは一流しかできない。高いレベルの話は読んでいて溜息がでます
世界的に名の知れる作曲家として活動する久石譲の著作。自身の本業であるコンポーザー業の仕事内容を紹介しながら、著者の創作家としての歩みを振り返る、半自伝的な読み物となっている。商業ベースの第一線で芸術活動を行う人物ならではの葛藤など読みどころは多かった。しかし、本書の終盤では若干飛躍して、やや浮世離れした見識まで披露してしまったりも…。会社員ならばすべからく社長を目指すべき云々のくだりはいくらなんでも極端に過ぎると感じた。
創造者のプロでありつづけたいために、どれだけ久石が自分に厳しいことをしているのかよくわかる本。テレビでみるようなやさしいおじさんでは決してない、本気で現実的で口のうるさいおじさんという印象を受けました。いい意味で裏切られました。「感動をつくれますか?」はおそらく久石自分自身が一流であり続けるための戒めの言葉だろう。
なんとなく手に取ってみたが、久石譲が本名でないことを初めて知りました。需要と創造性との間で戦いながら附に落ちるものを作る。すごく難しそうだが、久石さんはたくさんの音楽や文化に触れ取り入れ、巻末にあるように本当に作曲が好きで楽しんでいるように思えた。
やはり、久石さんは文章家ではないなぁ、という印象はある。話が前後するし章ごとにまとまった内容というモノもない。 仮に講演会をやるとしたら、久石さんはこういった形で話すのだろうなぁ、というのがわかる。創作を志す基礎として、内容も精神主義的でも趣味幻想でもないシビアと趣きのあるタッチ。
納得することばかりだった。 モノを創る人間は、プロもアマも関係なく、同じようなことを感じて、考えているのだなぁ、と励みになる。
文章そのものが音楽のようで,章ごとの最後の部分の盛り上がり方が,とても上手だなぁと思いました.「腑に落ちた道に進んでいかないと,苦労や失敗をを背負い込む覚悟もできないものである」という言葉に,身を引き締められた思いがしました.
作曲家としての真摯な姿を学んだ。基本的な事だと思うことが多く特に驚きは無いが、実践するのはなかなか難しい。ただ歴史観については全く頂けない。
創造的な仕事にはちがいないが、優秀なビジネスマン、あついおっさんていうイメージを持った。掘り下げればどんな職業でも共通のところが多いことを感じた。いや、いまハウルの動く城 人生のメリーゴーランド を聴いた。本読んでたら体育会系っぽい臭いぷんぷんするのに、なにこの旋律。やっぱすげーなこのおっさん(敬称略)。あーでも日本人論はいまはもうききたくない。
興味深かったのは曲の作られる過程の話と、日本人とクリエイティビティ。久石さんの世代じゃないから知らないものも出てきたが、とても考えさせられる良い内容の本だと思う
直感と論理,大衆性と芸術性など一見相反する要素の上で音楽が成立するという考えが興味深い.こういった考えは音楽に限らないようだ.例えば,将棋棋士は研究もするが,勝負所の一手を読む時には,直感により読む手の枝刈りをするらしい./「一流とはハイレベルの力を毎回発揮できること」:プロとして何かを続けるということがいかに大変かを端的に表している.
紀伊国屋で立ち読みして即買い。とてもいい本だった。音楽家や絵を描く人の本はとてもわかりやすくていい。美しい直観と論理に満ちあふれている本です。
ジブリが好きすぎて、久石譲の音楽も好きすぎて、どんな人か知りたくて購入。もっと感性、感覚の人かと思っていたけど、論理的に物事をとらえてる方だとわかる。
商業的に成功している作曲家、久石譲さん(実は芸名)の芸術家としての考え方がわかる本。8月半ばに彼のコンサートに行って、その音楽が十分楽しめなかった理由が一部理解できた。
一流とは、ハイレベルの力を毎回発揮できること 音楽、文学、映画など、時間の経過のうえで成り立っているものは、論理的構造を持っている。一方絵は時間の経過を伴わない分、論理的なものより感覚に直に訴える。画家は考え方や行動においても、感覚的なものが突出する。
作曲家という理系バリバリの自分からすれば芸術の分野に思える彼の仕事も、気分に頼らない仕事をするための日々の自己管理により生まれると知った。自己管理、自律神経の大切さをあらためて感じたw
大好きな作曲家の制作の過程を知ることが出来て本当に良かったです!人間らしさがよく見えて、感性だけでは片付けられない「商業作曲家」ならではの魅力満載。繰り返し読みたい本です。
感動をつくれますか?の
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