「待つ」ということ (角川選書)
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「待つ」ということの感想・レビュー(91)
02/16:いかさま
02/14:洸
02/06:ぱに
「待つ」ことが少なくなった現代、「待つ」ということにどのような意味があるのかを、説明しようとした書。「待つ」という行為に、私は、何も考えずにいたことを知らされる。
01/11:きゃみ
最近になって「待つ」先にあるものを見失ってしまった私にとって、しっくりくる内容でした。それにしても鷲田先生の本は、いずれをとっても読みやすい。
12/25:pomme
"言葉を迎えにゆくのではない。言葉が、不意にしたたり落ちるのを、ひたすら待つのである。……言葉を迎えにゆくのは、<聴く>のおそらく最悪のかたちである。" ――わかっちゃいるけど時々それじゃあまりにもつらい。
「年をとると記憶は一枚の画に近づく」E・M・フォースター/「年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になるということだ」中井久夫
12/10:だいこん男爵
「あらゆる予期がことごとく潰えたあと、諦めきったあとで、そこからようやく立ち上がってくる<待つ>」のあたりから哲学者は哲学から離れ、詩人に近づいていく。「押し込んでも押し込んでも滲みでてくるつれなさ」「不在の未来が、不意を襲うようにして『いま』となる(後略)」「いつまでも過去になってくれない出来事、「いま」から滑り落ちていってくれない出来事」 恋心を、待ってくれないあの人に電池の切れた携帯電話で話しかけているようなせつない気分になってくる。読みとおすのが苦しい本。
2011/11/9 〈待つ〉ということについて初めて考えるにはちょうどいい本だった。「待たなくてよい社会になった。待つことができない社会になった。」と始まるまえがきに、現代に〈疲れた〉多くの人ははっとすると思う。わたしたちはいつも待てない。待ちきることができない。では「待ちきる」ためにはどうしたらいいのか。筆者はやわらかな具体例を提示し、最後の章で答えを出してくれる。そして、それはあまりに人間的な待ち方だった。でもこれがほんとうのところなんだと思う。生きることも待つことも、そう変わらないことなのかもね。
10/16:きくちいいこ
10/02:つのが
10/01:catlover
09/21:nekojarashi1935
鷲田清一が「待つ」という、概念、ことば、行為について考察をめぐらせた一冊です。携帯電話の普及によって、また厳密な計画性がもてはやされるようになって、現代から「待つ」という行為は少なくなった。人々のライフスタイルはずいぶんと"前のめり"になった。そう著者は述べる。この事実に関しての分析も、「待つ」ことへの考察にしても、著者の目はとても冷静で贔屓目がない。しかし、その深い考察から見えてくる「待つ」ということの魅力は狂おしい。それだけ魅力的な行為を、ぼくは忘れていたのだなと感じ入った。
待つのは、ケッコウ難しい。 いつだって、答えはさっさと欲しい。 ダメならダメでいいから、答えが欲しい。 って思ってしまう。 宙ぶらりんな状態で待つのなら、 ダメという結果でも・・・ 待てることが、こんなに大切だとは・・・ 待てるときには、待てるから 待つことの重要性なんて気づいていなかった。 待てないときは、待てない心理状態だし・・・
08/28:akiron
08/25:llly
雑誌の連載だったようで、思索の軌跡が見えるのが面白い。着想自体は始めの段階に既に存在しているものの、かなり苦労しながら論が進んでいっている気がする。エッセンスは、<待つ>ということに何の保証もないことが<待つ>を可能にしている、というところや、<わたし>を消去して、時を流れるままにしておき、未知の事態に対して開いている、という描写とかかな。結論は、落ち着くべきところに、すとん、と落ち着いている気がする。
06/30:ポルコロッソ
“苦しむひとがみずからその鬱ぎについて語るというのは、その鬱ぎを整序し、それから距離をとるということだからだ。語ることで、その鬱ぎとの関係そのものが少しずつ変わってゆく。溺れたままでは語れないのである。”
06/09:masuo_E_O
06/05:これおと
05/25:sai_ef
05/08:onogi
05/02:むなし
04/03:yukidarumaa
03/20:みほ
03/16:猫柳
03/10:XXXXXXX9★
03/04:虎馬
03/01:浅見
02/26:hwconsa1219
02/20:do1ro
02/13:けっち
「待つ」ということの
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感想・レビュー:23件














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