物語工学論

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物語工学論の感想・レビュー(146)

「自分が表現したいもの」についてもっと自覚し、追求し続けないとなー。そうすることで、ここに書かれている各キャラクターが象徴するものを独自に解釈し、それを表現につなげられるようになるのだと思う。

表とラストの対談を中心に。表は視覚的にわかり、おもしろかった。

すばらし本を読んで自分も小説書きたい!となった人や、ラノベ読んでこのレベルなら俺でも書ける!と思った人が、「でも物語ってなに?」と根本的というか本質的というかなんと言えばいいのか、まあ”その辺”の疑問が浮かび上がった時に読めばいいのがこの本……なのかなぁ? チャートでキャラは創れるという考え方は大塚英志が似たようなことを提案していたなぁ。最近のラノベ業界は盗作疑惑が問題視されている。パクリパロディオマージュリスペクトとじゃあ何がオリジナリティなのか?対談でそこにも触れている。しかしお花畑、エロゲ売り場てw
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 03/10

物語構造をキャラクター類型で分類を試みた本。でもその視座は上手く機能しない。結局相互に混ざり合うので。

この本はたぶんものすごく正しいことを書いているが、「わかる人は既にわかっているし、わからない人にはわからない」類の本のように思える。学園小説書いてラノベデビュー狙うような人には、この内容は届かないよなあ……でもって、それが今一番の問題のように思えるなあ……
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/09

再読。ずいぶん理解が深まった。障壁、水車、隙を作る。

近年の流行・現象について、あくまでエンタメ作家志望者にとって必要な分だけの解説・記述。/これだけ「理解している/ヴィジョンがある」人がなぜヒットしないのか、という身も蓋もない問いを投げ掛けたくなってしまわないでもない。/読解の手引きにも。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/15

☆☆☆★★/後半の対談の話のオリジナリティの話が非常に参考になった。それ以外の大部分は学術的というか、回りくどい書き方なので、難しいと思ったら対談だけ読むと良い。

「物語とはキャラクターである……少なくとも、キャラクターという観点から物語の構造と本質をよりよく見通し、その作成に役立てることは十分に可能である」。構造主義などの成果を援用してキャラクター類型から物語について考えていくのだけど、現実へコミットする視点を持っているために硬直化せず、非常に示唆的で「のびしろ」がある。類型同士は密接に関係しているのでひとつの類型から他の類型を読み直すこともでき……つまり最低でも7回は読めるってことです。類型の解説以外にも対談や付録がお得ですね。勉強させてもらいます。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(1) - 09/11
misui
著者のサイトに公開されているカット部分は「ストーリーは必要なのか?」というそもそも論や賀東招二氏の脚本家体験に触れていてこちらも勉強になります。ところでキャラクター類型の相関図(これすごいよくできてると思うんですが)はセフィロトの樹かなにかのパロディなのか。平沢進がこんな装置を叩いてるのを見た気がする。
ナイス!ナイス! - 09/11 10:22


感嘆。作家志望者の中でこの本を読んだ人と読んでない人とでは大きな差が出てしまう気がする。物語を工学的に形式化しているけれど、人気のあるプロ作家はこういうことを意識せずともやってのけている。これを読んだ作家の卵たちは、物語工学を念頭においた上で、さらに応用を利かせていくべきなのだと思う。あくまでも、本書は物語を構成するためのプロセスを書いた「入門篇」だから。巻末インタビューはおもしろいし、作品紹介も充実してた。作家志望には読んで損のないもの。さぁ、また作家デビューのハードルが上がりました。作家志望、頑張れ。

書名通りの工学的な内容で物語製作者にとって熟読すべき本だと考える。図書館で借りたが読みつぶすためにも買おうと思っている。

よくできている
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/28

本書が物語を工学出来ているかどうかはさておき、キャラクタを類型化して物語を演繹するという着想は参考にしたい
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/16

キャラクターを七つの類型に分類し論じる。レヴィ=ストロースの論に基づく部分や神話への言及が多く個人的に興味深かった。最後の対談で語られる通り、「基本が大事」で「理路整然と」している。キャラクターや物語を抽象化して捉えることは確かに有効で、最終的には「水車を回す」ことに集約されるのだと受け止めた。構造主義と作家の経験則とが融合して、所々語り口が分かりづらかったり途惑う部分もあるが、興味深い論に仕上がっている。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/09

システマティックにキャラクタを構築していく考え方は自分もよく使うので参考になった。

こういう考え方もあるのかと勉強になった。

キャラ類型・物語類型、無から生まれるものがないなら、必要なのは発見と組み合わせか。

タイトル詐欺
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/25

★☆ 論理哲学論考みたいな付録は面白かったけど、序章の脚注末尾の「後半の基礎理論を」とか(どこのことか)、微妙な誤植とか残念なポイントも満載なような

賀東さんとの対談が一番面白かった。

自分が今まで本や映画を読み・観してきて、なんとなく頭に浮かんでいた「キャラクター」ってものの輪郭をはっきりさせてくれる、とでも言うか。しかしあまりにたくさんのものを扱っているので次第に追いつかなくなるかも。ある程度頭ん中に(他人のであれ、自分のであれ)キャラクターを置いて、当て嵌めながら読むといいかもしれない。

たぶん論まではいってないだろう。だが、参考図書としては十分だしキャラを明確に分類できる技術書といったもの。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/20

本論にあたる部分はホントにガッツリした技術書といった印象。しかし個人的にはそれよりも対談の後半部や最後の「物語について」の方が面白かった。特に後者は示唆的な問題提起を出していて、考えさせられる。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/13

「このフローチャートを埋めていけば、この類型(7種類かの類型の解説あり)の特長を理解しながらキャラクターづくりができます」

キャラクターが物語を規定するという観点から、構造を見据えてそれを七つに分類

構造主義的な手法で色んな作品リサーチしてしましたって感じでしょうかね。見出しと注釈だけはしっかり読みたい

神話からラノベまで、主要キャラクターを「さまよえる跛行者」「塔の中の姫君」「二つの顔をもつ男」「武装戦闘美女」「時空を超える恋人たち」「あぶない賢者」「造物主を滅ぼすもの」という7つの類型に分類。

作家志望ならずとも神話学入門として興味深く読めます。表紙や中のイラストにはどうしても馴染めませんが(^^;)

面白かった。これを読む人が言及作品や参考図書に手を伸ばすようになるとといいなー、と思いつつ、縛られすぎないようにバランスを取るのも大事だよなあ、とか――上手く書けないな。

対談目当て。 /本論じたいは、むしろこれは新城カズマ作品だよな、という読み物的な扱いが相応しいかも

工学というよりも古典的分類学。補章Bのまさかのウィトゲンシュタイン形式にふいた。語りえないことに沈黙して終わるのではないかと心配する。 物語のおもしろい・おもしろくないは細部に宿ると思うのだけれども、それは読者工学論だという (2.2)。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/11

第8章特別対談「賀東招二・新城カズマ」のみ点訳

まさに学術書。『ライトノベル「超」入門』といい、「現在」を残そうと碑文を刻む歴史学者に似ている。

S-T
なんとなくよんでみた。

最初見たとき類型の名前の付け方がしっくりこなかったけど読み始めるとなかなか深い。次巻がたのしみ

類例が本気すぎてびっくりした

とにかくインタビューが素晴らしい!キャラ作成チャートはまあまあ使える。というかチャート自体ではなく、その「発想」が使える。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/30

論じゃない。調べたものを分類してみたけどどう?と投げかけて投げっぱなしという。雑談だよこれじゃ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/23

【キャラクター=物語】。

「工学論」と謳ってはいますが、実際に読んでみた限りでは、物語のキャラクターを「分類」してみただけ、という印象を持ちましたな。むろん「分類」という行為そのものは科学的なものだとは思いますが、それでもなんか物足りなさを感じました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/22

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物語工学論の 評価:66 感想・レビュー:48
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