サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫)
サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAYを読んだ人はこんな本も読んでいます
サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAYを追加
サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAYの感想・レビュー(1056)
穂信っぽい。青春SFミステリ。乙一リスペクトらしく、感想なんか読んでも乙一っぽいらしいが、あんま乙一読まんからわかんね。それよりも、「さよなら妖精」とか「ボトルネック」あたりの穂信っぽいな、と感じた。淡々とした語り口、というか感情表現や、伏線の張り方や回収の仕方が素敵。優しい読後感もなかなか。設定、素敵ね。巻き戻し=世界が死ぬ、て表現がまた良い。 ★★★☆☆
どんだけ首を振るんだよという無粋なツッコミはさておき、非常に斬新な小説 だった。はてさてこの主人公コンビが再び大いなる敵と戦う日は来るのか。まあ多分来ないだろうけど。それでいいんだろうけど
登場人物たちが超常能力を持つという世界観は珍しいものではないものの、特殊能力へのスタンスや淡々とした語り口が妙に心地よい1作。タイムトラベル的な要素も含みながら物語はシンプル。シンプルな分、クライマックスでの美空への謝罪や、村瀬への諭しが心に響きます。ケイの過去・美空の感情など、物語は膨らんでいきそうな気配もあり、続刊も読んでみようかと。
ちょっと変わったミステリとして楽しみました。会話の雰囲気がすごく森博嗣っぽい気がしたのは何故だろう。作中に矛盾無く巡らされたものごとに対するポリシーか?(具体的には意味のない――作中の言葉を借りれば『透明な』会話に対する言及とか)最後の見せ場や2年前の話から察するにケイは能力に関わらず相当に頭が回る人みたいですね。彼の持つ超然とした雰囲気や能力はあたかも世界中を盤上の駒と見立てて何もかも支配できてしまうようにさえ見える。そういうことを本人が志向しているかどうかはわからないけど。
リセット能力のせいで日付とかが多少こんがらがりましたが、ラストのところでの能力の使い方が予想外で、そんな使い方があるのかと素直に感心してしまいました。主人公の淡々とした感じも私の好みでした。それにしても全ての記憶を忘れないってどんな気持ちなんだろう。
再読。乙一氏をリスペクトしているだけあってか、いい意味で文体にそれが現れていると思います。淡々とした文章とどこかネジが飛んだようなキャラクターと、それにあわせたような椎名さんのイラストがとてもいい調和をうんでいます。ループもののSFとは思えませんが、構成が上手く、ライトノベルとしては十分すぎる魅力を持っていると思います。
読メ忘年会(ゼロ)で、お勧めされたので読んでみました。 一言で言えば「凝ってるな」という印象です。ちょっとした細かい描写が何気に伏線みたいになって、後につながっていく。最後はほほー。と感心してしまいました。普段、ラノベというジャンルはまったく読まないのですが、ラノベの定義ってそもそも何なんでしょうね?
完全にミステリを期待して読んでたので失敗した。読み方が悪かった。ループSFとしてもイマイチだけど、ライトノベルとしては非常に良い出来。痛々しさと清涼感があって読後の気分が穏やかだった。キャラは好きになれなかったけど雰囲気と文章は好き。
ジャケ買いで何故か6巻を買ってしまったから最初から買う. 《「リセット」 たった一言。それだけで 世界は 三日分 死ぬ》 ほとんどの人が何かしらの特殊能力を持つ街、咲良田に住む人達の物語. まだ1巻を読んだだけだから謎も多く、次が楽しみ
【★★★★★】再読です。僕がこれを読んでいるとき感じていたのは、文章がとても静かで読んでいて心地が良いということ。読み終わったときに感じたのは、優しさに溢れているということでした。誰だって誰かに優しくありたいと思うし、誰だって誰かが傷つくのを見たくはないし、傷つけたくない。そこには裏も表もないよ、とまぁ要はそういうお話だと思いました。全体的にどこか一歩退いて物語を読んでいる気になる。他の大勢の小説とちがってあまり感情が深く入り込めない独特な雰囲気があり、だからこそ時折ふとした文章に感情を囚われてしまう。
面白い。再読しても変わらなかった。前半は微かな冗長さが漂う時間遡行ものという印象が振り払えない。咲良田という街に馴染めなかったのか。だがここで終わらない。遡行に遡行を重ねる度に浮かび上がる伏線、真実。深みを増す事件、キャラ。急速に収縮を始めた物語は手を休ませてはくれない。起点と終点の差が凄まじく、読み返して始めて一気読みしていたことに気付く程の情報量。『伝える言葉が悲しいものなら、工夫する。伝わらないよりずっといいから』彼女が遺した言葉を体言したケイには非常に満足。
★★★:本書ヒロイン春埼のように淡々とした文体。本書ヒロインの春埼のように感情の起伏の少ないストーリー展開。なにこれ薄味、面白くない。ストーリーの骨子もぐらついてるし。人に勧められて読んだけど、これはラストに期待するしかないかなー……(ラスト)……ぅおおおぉぉぉぉ! キタ! この「リセット」の使い方はいい! こういうの大好き! もうこれで上の不満全部帳消し! ぷらすアルファ! 読んで面白かった!
ネットのどこかで勧められていたので読んだ。ふわふわしていて掴みどころがないようにも感じたけれど、おもしろい。なんで掴みどころがないのかなーって考えると過去のエピソードが語られていないからだろう。まあ続巻があるらしいのでそこで触れるのだとは思うけど、まとめて入れておいたほうが良かったように思う。もったいない。続きが読みたい。
結末に至るまでのプロセスが重層・複雑化されているのですが、それとは裏腹に、結末はとてもシンプルな事柄に着地しますね。故に、想いは私たちに強く届くのかもしれません。また、この物語を紡ぎあげる文章は全体として無味乾燥としたセピア色の世界観を構築しているのが、この作品の特徴でもあるかもしれません。隙間に潜むカラフルを見つける為にも、この作品は並大抵のパワーでは立ち向かえない。大層で意味不明なことを書いているような気もするのですが、読後は単純に虚脱感でいっぱいでしたw
全体に漂う空虚感と、未だに掴めない、咲良田という街の存在。飾り気が無く、優しい文体だなぁ、と感じた。一人一人のキャラが、誰かの幸せを願ってるような、そんな優しさがあった。
面白かった。多種多様な能力者が住む街という特異な設定(ラノベでは普通か‥)ながら、ちょっとした依頼から始まる事件の連鎖・主観や感情を抑えた淡々とした物語描写・徐々に明らかになる人物設定、などなど‥これはもうハードボイルドだと思う。完全にラノベの枠組みにおいて、このような物語構成ができるというのは感心した。これは「涼宮ハルヒの憂鬱」がラノベで完璧なSFを構築したことに匹敵するものではなかろうか。大収穫だ(^^)
再読。良い意味でも悪い意味でも「透明感がある」って言葉が似合う作品。たぶん登場人物の考え方のせいだろうな、と思う。廚二病卒業したけどまだまだ青臭いケイと、まだまっさらなままの春埼。不条理とか、正義とか、そういう見えないでっかいものに立ち向かう少年少女のお話。優しくて温かいのに、なぜか切ない。
いや,これからずっとこんな調子で描かれるのだとすると読もうという気力が……美空のこととか気になることはあるんだけれど,表紙とか巻頭のカラーページから受けた印象の個人的にネガティブな方だけが本編に反映されていた感じ.淡々としているというか色が付いていない感じなのはいいっちゃあいいんだけどさ……
透明感のある文章と登場人物とイラスト。良い意味で曖昧な空気感漂う作品で、なんとなく一昔前のラノベっぽい。その曖昧さでなんだか掴み所が無くて全体としては空虚だったり冷たかったりするけれど、ふっと芯のしっかりした部分や温かさを感じる所があってそこがとても印象的。能力者が管理されている咲良田という街が何か箱庭的で、そういう閉塞感も独特な空気作りを手伝っていて良いなぁと思いました。本当になんでもありというか、作者のさじ加減一つで今後良くも悪くもなる設定なのが少し気になります。
古本購入。ずっとなんとなく気になってたので見つけてやったと思いました。淡々とした少年と感情表現の希薄な少女と、タイムリープと猫と能力者同士の戦いと革命の話。超能力バトルはわりと頭脳戦系でとても好みだし、文章も好み。何より主人公二人の過去や関係性の理由が曖昧に伏せられたままで大変続きが気になるので二巻買いました。いかにも(特に当時のラノベっぽい)なキャラ設定が最初ちょっとどうかなと思ったんですが、これ相当面白いと思う。
思ったより、淡々としていて掴み所のない読み心地。能力者vs能力者みたいな熱い話ではなく、そういう設定での青春小説。幸せや優しさに対する憧れや諦めが随所に描かれていて、でもそれがくどくなくて、ふわふわと繰り返されるのが心地良かった。リセットした世界に生じた変化の原因と結果が関係付けられていく話の展開も面白かった。能力がその人の性質を反映するっていう設定も興味深い。ただ帯の「世界は三日分死ぬ」はインパクトあるけど、この作品を表すには不向きな気がする。もっと曖昧で切なくて優しい話、かな。
飾って上手くみせる文章はよく見るけれど、飾らずに上手いと感じさせる文章はなかなかお目にかかれない。前者は容易で腕がなくても書け見栄えするのだが、後者は非常に難しくラノベにおいてはあまりぱっとしないように感じられる。だが、それらの作品を比較すると、後者のほうが圧倒的な筆力を有する場合がほとんどだ――そして、本作はその後者だった。ストーリーはよくあるループ物に能力+制限を加えてミステリ風にしたもの。文章からはほがらかな平穏と、ひんやりとした寂しさが感じられる。まったりと落ち着いて読める、優秀な作品だった。
視点が2人の間でちょいちょい変わるので読み始めには少し戸惑った。 過去の事件から能力で出来る事に限界を感じてドライ気味になってるんだろうかーと想像。とりあえず次巻に続くという感じがしてアレなんだけど、ミステリーっぽく楽しめたので気が向いたときに続きを読んでみようと思う。どうでもいいけど猫耳に挿絵を付けてくる所に笑ってしまった。
美しい表現が多々あるが、リズム重視の倒置や主語省略の手癖から全体的には読みづらい。春崎やケイ自身への言及は少なく、台詞回しも時々妙なのはそれ自体続巻への伏線なのか。なによりリセットの下りがあまりに軽すぎて、猫も皆実もお祭りも別に要らなかったような印象で。
淡々とした語り口で、心理描写もわざと浅いところしか書いてない印象。でも、それが作品の雰囲気を独特なものにしていると思う。特殊能力を持っている人物たちは、みんなどこかゆがんでいるようで、それでいて優しくて。でも、1巻だから仕方ないとはいえ登場人物の掘り下げが浅くて、なんでこういう考え方になるんだろう、と引っかかった場面も。全体に漂う雰囲気もあって、最近のライトノベル、という感覚は薄いかな。
お勧め作品としていろんな場所で名前が挙がっていたので。自分の中では最近のハイテンションな作品群よりライトなSFライトなファンタジーが「ライトノベル」って感じがするので、良質なラノベとして悪くはなかった。けど全体的に薄味で満足感は足りなかったかなー。
住民のおよそ半数が超能力を持つ街、咲良田。高校の「奉仕クラブ」に所属する少年・浅井ケイは、ある日、死んだ猫の捜索依頼を受ける――。うん、読んで良かった。登場キャラは「世界を三日分、元に戻せる」「指定した時間に対象に声を届ける」など、一人ひとり違った能力を持っているのだけど、その使い所が素晴らしく、何度もなるほどと唸らせられた。全体的に淡々とした雰囲気で、柔らかに交わされる会話が心地いい。/あとがきに書かれている、「夢」という言葉に関する疑問。自分もずっと気になっていたことなので、著者に親近感が湧いた。
★★★★☆ とてもよく計算された話だと思う。淡々としているけれど冷たすぎず、ほろ苦いけれど少し優しい。でもケイの過去話で、あの位置にある挿絵の下にあのセリフを入れたら駄目でしょう。ネタばれだ!
春埼みたいな無口キャラ好きだけど名前から村上春樹連想するからアレ。あと何回もリセットされるとちょっと混乱するなー。今回は2回?だからマシか。初巻にして強い能力の奴ばっかだなと思った。ケイの性格が気に入らないけど昔はこういうキャラに変に感情移入してた気もする。わりに淡々とした文章だしそれは好みかも。
いやぁ、すごいね。伏線が多いくせに基本的に全部回収されてるのがね。屋上の話については続編でしょうね。時間をもどしたいとは誰もが考えること。その中での世界は繰り返されるのか否か。そんな事を考えてしまいました。
サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAYの
%
感想・レビュー:374件















ナイス!






























