愚者のエンドロール (角川文庫)
愚者のエンドロールを読んだ人はこんな本も読んでいます
愚者のエンドロールを追加
愚者のエンドロールの感想・レビュー(3075)
誰も死なない殺人事件の推理小説。古典部シリーズはやはり面白い。バークリーの名作に着想を得ているが、はるかに進化したストーリーになっている。
再読。やっぱりこのシリーズは好き。入須先輩に使われる奉太郎がいい。里志がタロットで「力」と例えたのも納得がいく。ミステリよりもキャラに目がいく作品だった。
姉のキャラがますますラノベっぽい感じでした。女帝やら無表情な先輩やらこのシリーズのキャラ付けの方向がわかった話でしたよ(笑)黒幕二人にまんまとしてやられたのである意味敗北(?)でしょうか。自分の推理に得意になってその後自分の矛盾に気づかされショックを受けている主人公に一巻ではあまり感じられなかった「普通の高校生」要素があってそこはちょっと笑えました。
ようやく旧カバー版を入手したので、お預け状態を解除して読む。「氷菓」は苦い話にしても、今思えば苦さが足りない。これくらいの苦みがあってこそ、米澤穂信。と、思うが。女帝に「探偵の素質はない」と太鼓判を押されたことは、ホータローには僥倖であったろうと思えば、この話はそれほど苦くはないのかもしれない。
ミステリー小説はあまり謎を深く考えずに読むタイプです。探偵でも推理作家でもない、ただ読者として、読む。映画の脚本の謎解きにうまく乗せられて動かされた奉太郎は、タロットの暗示は確かに『力』かもしれないけれど、なかなかどうして『愚者』も混じっているのかも。
徐々に変わっていく主人公の心情が読んでいてありありと伝わってきた。それぞれの完全ではない人間性がうまくマッチしているように感じた。
この前の氷菓と同じく、アニメ化ということで相当昔読んだのを本棚から発掘してきて再読。今回は主人公の失敗とかもあったので割とほろ苦い感じのノリなところがありました。最後の方の「それを聞いて、安心しました」のところとか。それにしても主人公の"力"ぶりはいつまで続くのか。あの人の裏での糸引きまくりな感じ見てるととてもしばらくは"力"で在り続ける感じがしますが。
「それを聞いて、安心しました」。。うっわぁ、苦い。これはグサリとくるでしょう。「あの部屋はガラスが産卵していた」「ふしぎなガラスですね」でほっこりしましたが(笑)関係ないけど、えるが折木家に嫁入りしたら折木える。おれきえる。俺消える。ごめんなさい。
主人公が苦手と言いつつ、シリーズ2冊目。やっぱり上から目線なキャラにイラっとしました。なんだかんだで、奉太郎は熱血漢な部分があると思う。ふくちゃん好きだー!一歩引いて物事を見てるところがいい。主人公が苦手でも読んじゃうのは作者の力とふくちゃんの魅力によります。笑
古典部シリーズ第二弾! アニメ化してどこまでやるのかは知りませんが、これは前作とは打って変わって中編のミステリー。一つの謎をじっくり1冊で解明していく。「自主製作映画の中の犯人」を推理する傍ら”省エネ男”奉太郎にも心境の変化が・・・。 夏休みが終わり、秋が近づき学園祭はもうすぐそこ。忙しなく、お祭り騒ぎな雰囲気を次の作品では期待。
持ち上げて落とすって感じでした。
他の作品でも推理を失敗してしまう話あったけど、こうふんふん♪してるとこをがつんがつん落とす感じ。
でも登場人物も頭いい訳ですぐそれを理解して飲み込む。言い訳しないとことか無駄な足掻きをしないのがいいかなと思いました。
古典部シリーズの2作目です。 古典部部員たちが文化祭に出展するクラス制作の自主映画を観ています。 この映画で「密室殺人事件が発生して、どうなるかな?」と思っていたのですが、謎解きのシーンはなかったです。 脚本を書いていた本郷真由さんは、入院したので、続きを書けないでいます。 折木奉太郎さんたちは、本郷さんが仕掛けた謎解きをしていきます。 最後は、本郷さんの真意と女帝の由来がわかったので、納得できました。 「青春は、ちょっぴりほろ苦いですね~」と感じました。
京アニでアニメ化ということで、わが町の図書館には「氷菓」とこの2冊の蔵書があったので借りました。 最後に、ほろ苦さとが残る終わり方が後を引きました。 偶然ですが読んでる時のおやつが洋酒入りのチョコでした(^ω^)
一作目「氷菓」につづいて読んだが、格段におもしろくなっている。特に最後の女帝との会話は気に入っている。あと里志との会話も。甘いだけじゃない、それこそチョコレートみたいな、この小説のそんな苦さが好きだ。三作目への期待は膨らむ。
すごく良かった。ミステリ的な方面はさっぱり詳しくないのでアレだけど、先輩とのラストのやり取りは本当によかった。米澤さんってキャラクターの性格の悪さ? が絶妙だよなー、と。それだけにこっから先、古典部部員にはできるだけ今のままで居てもらいたいというか、なんというか。主人公側まで色々とこじれたら読むの辛くなりそう(笑)
【ネタバレ有】古典部2作目。今回、古典部が取り組むのはは、ラストができあがらないうちに撮影を始めたミステリ映画の解答を用意すること。脚本担当の生徒がリタイアしてしまったがために、殺人が起きたシーンの撮影までは済んだものの、このままではどうしようもなく・・・。今回もユニークな設定ですね。どんでん返しがあったのが意外で面白かったです。すっかり最初の結論だと思わされてしまってました。
私は推理小説も好きだが、誰も死なないミステリーも好きだ。相変わらず里志と摩耶花はいいコンビ。アニメは楽しみだが、原作の雰囲気は壊して欲しくない。
古典部シリーズ2冊目。登場人物のキャラがだいぶわかってきた。福部里志がなかなかいいな^^「いろんなジャンルの玄関先をちょっと覗いて、パンフレットにスタンプを押してまわる。それが僕にできるせいぜいのことさ。第一人者にはなれないよ。」なんだかこの表現が気に入った!ミステリーとしてはほのぼの。(高校生だからね)今回は姉貴は出てこないと思った(笑)
なるほどー。そういう事だったのですね。その発想はなかったので楽しめました^^でもなんていうかな…ホータロウをよいしょしすぎでは無いだろうかって前作から思ってるんですけどね。これ日常の謎の部類に入ると思うんだけど。なんか事件的なものにしすぎているというか大袈裟というか。。。私には合わないのかな…。とにかく読み出しちゃったのでまだまだ読みたいと思います。
おぺろ@灯れ松明の火
亮人さん<退院おめでとうございます。とうとう文化祭なのですねっ!!読みたい度がUPです^^たしかにそれが「古典部の味」といえばそうなのですね。それを踏まえた上で読むとそれほど気にならないのかもしれないです。とにかく次も読みます^^
ナイス!
-
01/23 18:03
亮人さん<退院おめでとうございます。とうとう文化祭なのですねっ!!読みたい度がUPです^^たしかにそれが「古典部の味」といえばそうなのですね。それを踏まえた上で読むとそれほど気にならないのかもしれないです。とにかく次も読みます^^
ナイス!
-
01/23 18:03
古典部シリーズ二冊目。※ネタバレ注意※祝・アニメ化ということで、一冊だけ読んで放置していた古典部シリーズ読書再開しました。一冊目の『氷菓』と違って、短いお話がいくつか入っているのではなく、一冊で一つ物語。文化系部活の祭典・カンヤ祭に向けて作られた、謎解きの部分がないミステリー映画。それを完成させるべく、ホータローは推理を頼まれて…後ろで主人公を操る先輩やお姉さん、無意識にやってのける千反田さんが素敵。皮肉にも踊らされながら力を自覚して行くホータローの今後が楽しみ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(8)
- 01/22
女帝の癖のありそうな感じがなかなか信用できず、いろいろと勘繰りながら読みました。愚者のエンドロール?なんじゃこりゃ、ですが、英語の副題はなかなかですね。米澤さんがミステリ好きで果敢に挑戦されようとする姿勢が伝わってきます。でもオチが少々弱いかなと。最初から素直に頼んで、一緒に考える謎もあるのではないかと思ってしまいました。とりあえず3作目いきます
古典部第二弾でした。 前作と違って今作はミステリー要素多めで楽しむことが出来ました。 やはりキャラクターに個性があって面白いです
前作よりミステリー色が強くておもしろかったです。最終章は結構ドキドキしました。けれど前作同様ちょっとあざとい感じなのはぬぐえず…というか、なんとなく主人公の省エネと称した傲慢さにもやっとしてしまうのだと思います。ライトノベルでもあるようなので仕方ないのかもしれませんが。その辺りもアニメ化には向いている気がします。とか不満を言いつつも、きっと次巻も読むんだろうな(笑)トリックなんかはとても満足。上手い読ませ方だなあと思います。
密室の謎、は疲れたときの気分転換に読むにはちょっと面倒臭く感じたけれど、つい誘導されがちな理詰めの謎解きではなく、他人の心を思いやる、という優しさや配慮からの切り口が真相解明につながった点で、ホッとした気持ちになった。
「カメラを構えたもうひとりの登場人物」は古典部の面々の横にいて、奉太郎にフォーカスを当てていた。脚本家の思いを後追いする話を読んでいたはずが、終わってみれば、それを追いかけている奉太郎の心情を読んでいく話だった。2重、3重に作者の意図が張り巡らされていて、深く感心してしまった。
前巻より格段に面白い。情報が全く足りない状況から謎解きを始め、複数人に推理させながらわずかなヒントで否定していき、最後は主人公が答えを導く。一つの謎に複数の推理が並ぶのが楽しくて、それを否定する伏線の張り方もうまい。最後のどんでん返しも全ての伏線を回収しつつ、そう来たかと驚かせてくれます。女帝が中々アクの強いキャラで最後までとても刺激的。ホータローがありがちな無気力主人公のままではなく、自分に能力があり、それを自覚しようとする流れがちょっと他とは違うなと。ホータローの成長も楽しめそう。
!!ネタバレ注意!! 古典部シリーズ2作目、折木くんが最初に00が犯人!って解いた辺りまでは面白いけど、ありきたりだなと思ったけど、それだけでは終わらないのはやっぱり米澤さん。恐れ入りますm(_ _)m やっぱりお姉さんがちょこちょこって出てくる(笑)
完全にミステリー。しかもかなりメタ。前回よりトリックが奇抜で難易度が高かったけど十分納得てきるつくり。前作のレビューで主人公と一緒に謎解きができるのが楽しい的なことを書いたけど、正しく一緒に謎解きをする羽目に。あー何と言っていいかわからんw 以下ネタバレ。しかも主人公が探偵らしく、実は作家にさせられていたとかストラテジーが見事。後書きが短いのも終わりが近いと錯覚させるため?などと邪推してしまう。
愚者のエンドロールの
%
感想・レビュー:837件



















































