円環少女 (角川スニーカー文庫)
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円環少女の感想・レビュー(376)
魔法SFとでも言うべきか……。まあ古い翻訳SFを読んでいるような読み心地。思った以上に読み進めない。根気がいる文章ですねこれはw しかし、世界観、魔術、人間関係の設定はカチッとしていてそれぞれ魅力がある。戦闘描写も流れが切れないしスピードがある。全体を通せば読み応えのある面白い小説でした。ただし複雑な人間模様が描けているぶん、あと一歩踏み込んだ、テンプレを越えるような人物/内面描写が無いのが残念。ライトノベルにするする読めてしまう心地良さを求めてもいいのだが、この作品にはもっともっと期待したいのだ。
物理系理屈魔法の戦いの話かと思ったら、メインはそこじゃなかった。一般人に観測されることにより魔法が消去されるため、地獄と呼ばれるこの世界。そこで想いをもって戦う魔法使い達の話。ヒロインは小学六年生。子供で、イヤなませ方はしていない。戦う仲間も相手も、良い奴とは言えない奴もいるが、見てて死ぬほどむかつく奴はいない。重すぎる運命を負って自らの求むところを進む魔法使いが、意外なほど好印象でした。熊さん学校に行った八咬係官が気になるw イラストが何よりいい。バストアップの人物単体絵はなく、多彩な場面を魅せる。
やっと読み終わった。このラノの評価を受けて買い読み始めたんだけど、とにかく終盤近くまで読むのがきつかった。それだけ設定が深いのは分かるんだけど、読み進めるのがきつい。ただ魔法に対する考え方というか、今まで魔法使いが出てきてる話とは何か違う気がして新鮮。あとはとにかく見渡す限り絶望というか、希望はあるのか的な展開に軽く鬱る。ここまでダークなのも自分的には珍しいので、続きも覚悟して読んでいきたい。
結論としては凄く面白かったのですが、最初は読むのに凄く時間が掛かりました。 最初のうちは情報の洪水が押し寄せてくるように感じましたので、SFで培ったアウトラインだけ読んで理解したフリをするスキルを使えばすんなり読めました。 ライトノベルを主に読んでいる人より菊池秀行などが好きな人の方がはまりそうに思います、魔法バトルの熱さは今まで読んだ本の中ではトップクラス だと個人的に思いました。
《★★★☆☆》長谷敏司はあなたのための物語から2作品目。あなたの〜でも思ったがやはり文章がちょっと苦手…。しかし内容はすごく好み。キャラクターもいい感じ、きずな可愛い。多少引っかかる部分もあるが(主に文章)十分許容範囲なので続きもガンガン読みます。
正直、文章はかなり読みづらかった。読者の想像力が試されすぎる(ちなみに自分の想像力ではついていけなかったところが多々)。けれど、面白かった。次巻以降、読みやすくなっていることに期待。
主語・述語・修飾語の順序が適切でなく、また一文節に主語と修飾語、目的語が乱発していたため、非常に難儀な文章になっていた。(読みにくいと感じるのはそのため)構成力はあるが、本当にプロなのか? と思ってしまう悲惨な文章力。長谷敏司さんには是非、文章の書き方の本を読んでいただきたい。ストーリーは面白く、プロとしての面目躍如というところ。燃える場面があって、重い語り口調ながらも萌えもある。だが筆力がないので、設定が頭に入ってこない。三人称の視点もいくつかブレがある。編集者はもう少し作者を助けてあげてはどうだろう?
再読。完結まで読んでから読み直すと、ほんと、すらすら読める。ここから、あのラストシーンまで、物語にブレがなく続く構成の緻密さにうなります。ほとんど必要な設定が語られてるので、情報量は多いけど、だからこそ気づく部分も多数。ん?と思った部分の大半が、伏線としてあとで回収されるとかもうね。そして、きずなはやっぱり最初っから過酷な境遇のヒロインだったなあと再認識。面白いですわー。
話は楽しめたのだが魔法の説明で置いてきぼりにされたかんじ……。ただ、魅せ方もうまいし独特だが引き込まれる文章だったと思う。ていうか目次の題目読みにくいです。
現代ファンタジーもの。 一般人がただの人ではなく悪魔として描かれている世界観が斬新な作品。あくまで普通の人ではあるんだが。 長編シリーズ化してるので気になって読んでみたところなかなか面白そう。今後も続けて読んでみようかな。
地獄と呼ばれる現世とそこに堕ちた魔術師達、そして魔術を無効化する人間が錯綜するFT。まず魔術の設定が面白い!読みにくいとか言われますけどえ、そんなに読みにくかったですか…?確かに文章に癖はありますし設定説明が多いのが難点ですが、描写は細かく魔術の設定も練り上げられていて、魔術師同士の戦闘は臨場感があって血が滾る。心優しく、最弱で、同時に最強とも呼ばれる主人公、他、皆いい味だしてます。が、私…ヒロインの二人が、駄目っぽく苛々させられっぱなしだったので、ストーリー的には読みたいのですが続き読むかは保留で。
長谷敏司ってこんなに萌えキャラ書くの上手かったんだ!と楽園~あなたのための物語ラインから辿りついた読者的には今更ながら新鮮な驚きが。戦闘描写は菊地秀行・ミーツ・グランヴァカンスかと思わせる、いかにもラノベ的な“剣と魔法”を数理的イマジネーションによって膨らませるような超常バトル。終盤とか何が起こってるのか正直よく分からなくなるし、日常描写時に反し決して読み易くはないけどそれ故に個性的で独自の世界。キャラも立ってるし続きが楽しみ。
円環とか魔法とかそこらへんの言葉に惹かれて。マジでひったすらに読み難いけど、よくぞここまでの設定を練り上げたと感心せざるをえない。きずなの養父を殺した仁のきずなに対する心情が良かった
かなり設定が凝っている。ややこしい設定が苦手な人は合わないかも。それにしても、どの人物も濃いキャラで好きです。一巻で説明多目でしたが十分に引き込まれる。二巻も期待。
内容は素晴らしく希望と絶望のバランスのとれた物語でよく出来た作品でした。キャラクターも立っていて群像劇のような作風ながらさほどアクの強さを感じる事はなかった印象。しかし文章の硬さ、読みにくさが半端ではないため少々厳しかった感も。とある魔術の禁書目録なども文体で評価が分かれてますがそれとはまた違うかな。作品のこれからが気になるために読み続けますがこれが13巻もあるのかと思うとちょっと辟易してしまうなー。ただハマる人にはかなり中毒性が高そうかなとも。
今度こそ最終巻に辿り着くため再読中。はじめて読んだときはなんて硬い文章だと思ったのもいまは昔、慣れるとこれはこれでなかなかよいものです。あとの展開を知っているいまはこの事件すらもすっきり解決したのだなあとしみじみ読めるが、コアラ抱っこ挿絵の破壊力は変わらず、でした。あと、きずなちゃんはこれ、乙女ゲーだな、まわりの人間関係がw
内容としては絶望と希望のバランスが絶妙だった。ただ読み進めにくさは半端ない。でもこういうラノベもたまにはいいと思う。こんなのばっかだと疲れるけど。
ひょっとしてこの前に一冊あるんじゃないか? と思わされるくらいの突き放しっぷりに全力で食らいついてみた。文章っていうか、思想垂れ流しという感じで読みにくいが、ハマってくると面白い。され竜とか好きな人にはすすめられるかも。
続刊に手を出すか否かの判断をするに当たって、文章の読みにくさとキャラクターの魅力が、絶妙なバランスです。どうしよう、取り敢えず考えを保留して2巻に手を出してみるか。
読みづらいっていう感想があるけどそんなに考えて読むものじゃない気がする。いい意味でのハッタリが効き過ぎてるのかもしれないけどノリで読んじゃえばいい気がする。魂のラノベ。
舞台設定がチョット難しいですが、慣れれば問題なし。メイゼルもカワユイが、きずなちゃん萌え。作者本人が楽しんで書いているのが伝わってきます。ライトノベルらしい一冊ですね。
設定の嵐。なんと言うか、自分の中で新しい「ラノベらしさ」に出会えた気がする。設定とかそういうのではなく「斜め読みして楽しむラノベ」みたいな。途中、設定を読み違えたり細かい描写がわけわかんなかったり唐突な文章が入ってきて意味不明だったりもしたけれど、分からないところは気にしない、という読み方をしても楽しかった、というのは初めての経験だったのです。設定や文体が好みの範疇だった、というのも影響しているかも知れませんね。続きを買うかは微妙かも。設定を理解できたと思っている分、心地よかった負荷が次にもあるかが不安。
これ押さえてないとこの物語は楽しめないよ、とばかりに序盤から世界観説明が怒涛のように押し寄せてくるが、それを乗りきるとあとは楽しく読めた。話の筋はしっかりしてるしキャラも陳腐になっていない。しかし、戦闘描写でいったいなにをしているのかよくわからないのは如何なものか。次巻以降が楽しみ。
設定、全体の流れ、キャラクターはとてもいい。ただ、難しい言い回しであったり、細かい論理的流れに破たんがあるように思える。「今どんな状況?」と読み返さなくてはならないことが何度かあった。そこだけが残念
異世界は物理法則が完全では無くて魔法が存在し、この地球が唯一魔法の存在しない「地獄」と称される。そんな世界設定で異世界からやってきた魔導士が起こす事件を主人公たちが解決する。多様な能力を持ったもの同士のバトルで「能力無効化」が切り札的に使われる、というのはよく見るが地球上の一般人が皆その無効化を無自覚に使ってる、と言うのは新しいかも。いくつも出てくる魔法体系に一々細かい理屈がくっついてるのが私の趣味には合致する。
レギオスと同じ人の挿絵だったという理由で図書館で借りた。最初の1/3くらい読んで読むのをやめたくなったが、後半は楽しめた。世界観が作りこみすぎてて難しくて細かいところは良く分からなかったが、登場人物は魅力的だし、ストーリーもしっかりしていて良かった。あとはヒロインの年齢がもう少し高ければ・・・。なんだかんだ言って続きが楽しみ。
魔法をめぐる世界観が複雑というかいろいろ盛り込まれすぎていて読解力不足のせいもあり最後までよく理解ができなかった。でもメイゼルやさつき、仁たちのコミカルな日常のシーンと緊迫感のある魔法の戦闘シーンでメリハリがよく出ていると思う。エレオノールとニコライの二人の間の愛情はもう少し強く書かれていてもよかったかもしれないです。捕らえられたとはいえ生き残ったエレオノールは今後どんな登場をするのか、さつきはどんな魔法使いに成長していくのか楽しみです。メイゼルとさつきのイラストはとてもかわいいですね。
本作品を語る上で重要なことは、我々が生きている現実世界の事象を改変した上での魔法設定や世界観設定を基盤にした話であり、かつその魔法設定等はただの不思議設定、ファンタジーチックなものではなく、あくまで論理的なロジックに基づいてなされているという点。そしてその緻密なロジックに基づく話作りは、本作品以前に科学的ロジックが重要となるSFを書いていたことや、ここ2~3年はハヤカワJコレクションやSFアンソロジー参加などに代表されるSF作品の上梓にも通ずるものがある。実に長谷敏司らしい作品だ。
混乱の塔での戦闘、「雨なんか、降っていない。」はいいセリフだ。能力使えなくなるとか逆境好きだから燃える。ただし文章(特に状況描写)が酷い。
円環少女の
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