GOTH 僕の章 (角川文庫)
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GOTH 僕の章の感想・レビュー(2890)
声が一番です。僕っていう存在がミステリアスで狂気を纏っていて秀逸。まともを装う変態だけど一線はギリギリ超えていない。思春期の学生が読むと危険な気がする怪しい短編集ですね。
久々に再読。どぎつい内容なのに殆ど覚えておらず、再び作者の掌で転がされた。「僕」は表情や仕草を状況に応じて変幻自在に操ることを心得ている。そして心は狂っているのだろうが、得体のしれない、獏とした不気味さがある。そんな印象が凝り固まってしまうと「声」を読んでいて騙されるわけだね。
「夜の章」で気になった文章の稚拙さがあまり気にならず読めました。作品としてはこちらのほうが面白く、好みです。一番好きなのは「土」です。生きながら埋葬されるというのが退廃的で好きです。自分が被害にあったらかなり怖いですが。「声」では主人公がとうとう一線を超えてしまったのかと驚きながら読みました。夜の出番がもう少し欲しかったかも。でも大満足です。
「夜の章」に続いて、「僕の章」です★はい★もちろん、グログロです★異常者、多すぎですね(^^;)こんな狭い範囲に…何故にいる!犯罪都市ですね★★★こちらも勝手に「R-15」指定させて頂きますm(_ _)m
グロいし、異常な人ばかりです。凄い小説だとは思ったけれど、何度も読みたくなるような本ではなかった かな。全体的に おどろおどろしい雰囲気が漂う本ですね。
「僕の章」だけあって、森野夜の登場シーンが少ないのが残念なところ。だけど、ミステリ的にはこちらのほうが割と好みだったので大満足。主人公の僕の本性によって物語の展開が読めず、「土」での最後のほうのシーンでは本当に妖怪を見ているような感覚になった。変質者に狙われやすい森野夜との組み合わせにより、僕の本性も徐々に大胆になっているのではないだろうか・・・。
やってしまった。悪い癖だけど、誤ってこちらを先に読んでしまった。短編だしぎりぎりセーフかな、とは思うけれど面白かったので夜の章も読もうと思います
リストカット事件目当てで読んだのだが、土も声もすごく面白かった。グロさ、暗さ、怖さがあるがそれを面白く引き付けてくれるのはさすがです。夜の章(こっちが上巻?)も読みたいと思う。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/13
コミカライズの方を先に読んでしまっていたのでストーリーは大体分かっていたのですが、それでも面白かったです。「声」が予想以上に良かった。薄暗くて血みどろな雰囲気がものすごく伝わってくるし展開もワクワクして一気に読んでしまいました。本編に比べてあとがきがほっこりしすぎなのではwそこも良かったです(*´`*)
どちらかと言えば上巻の方がワクワク感があり、下巻は時間も空いたせいで少しだれてしまいました。個人的によかったのは「土」で、犯人の心のせめぎ合いは特に悲しくみえます。また最後で「それやってしまうんですか」と思わず言いたくなるほど、ちょっと主人公に驚き。人ごみを通れない森野さんと乙一さんのあとがきにちょっとクスッとしてしまいました。
読んだ後に気づいたが、コレ下巻なんですね・・・。こういうホラー系?の小説はあまり読まないですが、やっぱり苦手です。性悪説的な犯人達が出てきますが、自分としては受け入れがたいかな。
夜の章を読み終えてから、時間が少しあいたせいか、前巻のような読み進めるわくわく感はなく、行われる犯罪に対して、殺人に対して、それに対する自身について、露ほども疑問を感じない「僕」に対してだんだんと寒気が湧いてくる。うん、やっぱりホラーは当分いいから温かい話が読みたい。自分はこの人たちとは違うのね、と少しほっとする。…まぁ舌の根も乾かないうちにダークなものが読みたいと本棚に手を伸ばす自分の未来も見えるような気がするけれど。。。
グロいけど深い。死ぬことは生きることの延長でいつも隣り合わせ。死ぬってなんだろう。「声」が特に好きだ。あとがきとのギャップ(笑)
「僕」の 世間ではうまくやってる っていうのがものすごくうまくやってたみたいで面白かった。最初夜の章を読んでたときグロくてやだやだと思っていたんだけど、読み終わると爽やかな読後感。これが乙一氏のすごいところ。
自分の生の中で重要な、なくてはならない存在が居なくなったら。生きているのに、亡くなっている者へ手繰り寄せられる。それは死の世界へ半分踏み入れていることだ。戻れないとわかっていても、すがり付いて求めたくなるじゃないか。描写は残酷でも、不思議と裏の裏には愛がある。僕は、責めも咎めもしない。人間が人間を騙したり、裁いたりする話よりもこういう話が読みたかった。僕と彼女がちゃんと繋がっていたことに安堵し、死を悼むとはどういうことかを考えた。忘れることでも後悔することでもなく、前を向くこと。単純でいい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/12
乙一作品で断トツにいい。「土」は狂気と良心の呵責が痛いくらい伝わってきて泣きそうになった。「声」は傑作。僕が犯人なのか!?とドキドキしながら読み進め、最後の最後で覆される緻密な構成。流石乙一。あ、あとがきよかったです(笑
何とも言えない薄気味悪さが、いい雰囲気を作り出していますね。乙一さんの作品を何冊か読みましたが、断トツに良かったです。特に「声」は秀逸。美しくも悲しい姉妹愛に見事な叙述トリックと、魅力満点です。
知りたくないけどやっぱり知りたい!!という思いで最初からはまっちゃいました。私的には声が一番好きで、皆さん(声が好きな人のだいたいかな??)と同じよう『僕』が人殺しにならなくてよかった~と思っています。 乙一さんの作品を読んだのはこれが初めてですが、他のも読んでみたいです!
ミステリーというより、ゴシック小説とホラーに近いのかなと思った。個人的にはリストカット事件が好き。土も声も良かったんだけど、主人公の視点が少なかったからちょっと物足りない感じ。この作品は主人公の一人称がいい味を出してるんだと思う。
「土」と「声」が悲しかった。「土」の最後は読んでると辛く心に押し寄せるものがあった。「声」も魅入られる部分では自分も共感してしまう部分があった。さすが乙一先生…心理的に怖い(笑)
「リストカット事件」は番外編のような気持ちで読んだ。痴漢撃退スプレーで犯人に痛い目を合わせておきながら、自分も狙われてたと気付いてない夜が抜けててめっちゃかわいい。「土」は犯罪を繰り返してしまう犯人の後悔や羞恥心がよく伝わってくる。「声」は犯人像を翻弄されすぎてちょっと疲れた笑 すっかり"僕"と夜の大ファンです。
前半2本の「リストカット事件」と「土」は、ひたすらにグロかったり犯人の思考回路が理解できずに 違う意味ですげぇと思ったりするけれども、「声」は秀逸。死を超えた姉妹愛、それを試そうとする犯人、そして何より、「読者が思い込んでいた犯人像」が覆されてしまう。後半で、何が起こったのか一瞬理解できなくなります。なぜなら、殺したのは、「彼」ではなかったから。ぼくはちょっと嬉しかったです。あのキャラ、気に入っているので、ぜひともこれからも森野さんと共にグレーゾーンに留まってほしいw 夜の章も楽しみです。
この世には殺す人間と殺される人間がいる。自分は前者だ―そう自覚する少年、「僕」。殺人鬼の足跡を辿り、その心に想像を巡らせる「GOTH」の本性を隠し、教室に潜んでいた「僕」だったが、あるとき級友の森野夜に見抜かれる。「その笑顔の作り方を私にも教えてくれない?」という言葉で。/映画から入った。教室ではそつなく一般男子学生を演じつつ、胸中は特殊な性癖で詰まっている「僕」と、退廃的な空気の漂う人形のような「夜」。この設定が、根暗のつまらない妄想としか受け取られなかった。
うぅ・・・悔しい。「声」がわからん(-""-;)夏海が廃墟に行ったあたりから迷子。ん?どういうこと??自分の読解力のなさを痛感。もう1度読もう。 >>>その後... 「声」を読み直し。まだ完全にすっきりしたわけではないが、なんとなくわかったぞ。そういうことなのか。騙されたー。内容はどれも残酷だけど展開にはやられた。
面白かった。読んでいると乙一さんの世界観にグングン引き込まれてゆき、久しぶりに気分が暗くなった(笑)最後が割合爽やかな印象が残ってとても良かった。
『声』良かったです。途中、えっ!?てな感じで、もう一度冒頭から流し読み状態に陥った。『土』は今一つの印象。『リストカット事件』ザ・猟奇殺人者ですね。
夜の章よりこちらの方が面白かったです。最後の「声」は完全に騙されました。これはもう一度整理しながら読まなくては。やはりあとがきが楽しいですね〜。しかしなんで上巻・下巻に2分冊したんでしょうね?分けない方がよかったと思うんですが…
変に気取った騙しじゃなくて、読みながら予想した通りに進んでくれる気持ちよい流れだった。「でっすよねー」って。猟奇的な考えに共感はできないけれど、そういうふうに思う人もいるんだろうな
面白かったです、夜の章を読んでから読みましたが、グロいんだけどなぜか読んでしまう、続きが気になる作品が多くて乙一さんの作品は止められませんね、声っていう話には驚きました姉妹愛を試そうとする犯人、まさか僕が犯人なの?って思わせる作者の力にも驚きましたが、でも犯人じゃなくて良かったなって思いました。森野さんはどんだけ殺されそうになるんだろう?殺されやすい人っているのかしら森野さんは出来たらグレーゾーンに留まってほしいです。彼らが残酷な思考を持っているのは人間ならたぶんそういう部分があると思う。
もうだめだ…。『声』には完全に騙された。何かあるとは思っていたが気付けなかった。これまで見てきた「僕」が「森野と一緒にいるときの僕」だけだったのが大きいな。
GOTH 僕の章の
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