きみにしか聞こえない―CALLING YOU (角川スニーカー文庫)
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きみにしか聞こえない―CALLING YOUの感想・レビュー(2132)
不思議な物語。人間は自分たちのことなんてほんの少ししかわかっていないんだと思う。だから、ここに書かれているようなことも起こらないとは限らない。
とにかく文章が繊細で美しい。ストーリーと文章に引き込まれる!不思議な力や現象という一見何でも出来そうな話を繊細なキャラクターで方向性を定め、右肩上がりの盛り上がりそしてカタルシス。いやーすげー
初めてのライトノベル。私の年代にはやはり違和感があるかな。挿絵もそうだけど、漢字にルビが多すぎるし・・・。ストーリーはどんでん返しもあり、そこそこ愉しめたけれど。
「失はれた物語」で既に読んであった話もありましたが、何度読んでも飽きません。 初めて読んだ華歌。最後にビックリさせられ、あぁ、改めて乙一さんが好きだと感じました。
乙一さんの本で最初に読みました。中学校時代に図書館に置いてあって、タイトルにひかれて読んでみましたが、ほかの本では感じたことがないほど胸がきゅんとしました。本当に、このときに乙一さんに出会っていて良かったです。思い出の一冊です。久々に読み返してみたらやはり、独特の透明感がありどうして文章からこんなにも切ない感じがにじみ出てくるのだろうと不思議に思います。挿絵も繊細で物語と合っていると思うので好きです。
初乙一さん。読みやすくて面白かった。『Calling You』は良く出来た話だなと思い感心しながら読んでいました。
三つの中だとこれが一番楽しく読めました。『華歌』は病院が舞台なのでどこか焦燥感に包まれていて、希望に見捨てられたような描写と、そこから少し希望が見えてくる描写が上手くてイメージしやすかったです。最後に明かされる事実には驚きました。本編も面白かったんですが、あとがきも面白くて笑ってしまいました。乙一さんはデビューした時の年齢が若いと聞いたので、デビュー作が気になりました。
ファンタジー色が強く、今まで読んだ乙作とは異色で、白黒混ざったグレイな感じ。正直挿絵が好きになれない。。でもこれをラノベというのならありか。どれも暗ーい話ではあるが、最後は生きていくことに前向きにならざるを得ない仕上がり。「華歌」は読了後すぐに読み返したくなる内容。まんまとやられた。挿絵を見返してみても、あーなるほどなぁと。乙さんは好きだがファンタジーは自分好みではなかったかな。
大分昔に読んだものを再読。「華歌」はすっかり内容を忘れてて普通に騙された……。そうだった、乙一はこういう叙述が得意なんだった。再読する前から覚えていて、一番好きなのはタイトルにもある「きみにしか聞こえない」。「傷―KIS/KIDS―」も好き。乙一の何か冷めてるけどスッと入ってくる様な、孤独な感情を描く描写が好きだ。 どの話もほんとに綺麗だなぁ。何か、天気で例えるならしとしとと、静かに振り続ける小雨という感じ。挿絵も透明感があってほーっとなります。
どの短編も良かったけれど1番好きなのは「傷-KIS/KIDS-」。体や心が傷ついても、半分ずつ共有出来れば大丈夫と信じる少年2人の姿に涙が出そうになりました。「華歌」の主人公は、どんな言葉ででも両親と向き合えたらいいなと思う。
「おまえを見ているうちに、世界がそんなにひどいもんじゃないってわかった。……おまえが死んだら、オレはきっと泣く。」―そんな人を世界に一人でも見出せたら、世界はまた違って見える。
大切なものを失ってもきっと大丈夫、きっとやり直せると思わせてくれる 優しくも切ない短編集。「Calling You」「傷 -KIZ/KIDS-」「華歌」が収録されています。 3作品の共通点は、どの主人公もどうしようもない現実に必死に戦っているということ。そして、誰かの想いから生まれた不思議な力に救われるということ。一番のお気に入りは「Calling You」です。余談ですが…一番やられたと思ったのは「華歌」のラストのどんでん返し。 まさか主人公が○○で、病院が○○だとは。
2回続けて怖くないほうの乙一作品。3作品の短編集。『傷』の内容はすきだわ。どんなに辛い事があっても、1人でも信頼できる友人が居るとやっぱり救われるよね。にしても、ホラーでもせつない方でも、現実にはありえない不思議な現象が入るんだよな、この人の作品。ま、そこが好きなんだけど。思えば挿絵有りの乙一作品読んだ事なかった。
角川スニーカー文庫なんて、いつ以来か…?挿絵の入ってる小説を、受け付けなくなってる自分にびっくり。お話はどれも良かった。きみにしか→『不思議の扉』収録のものを読んだことがあったので、二度目。切なすぎるけど宝物だな、その経験と記憶は。そうであってほしい。傷→子供であることのどうしようもなさは、ほんとうに痛ましい。どんなふうに成長していくのかな。お互いの存在だけは、希望であってほしい。華歌→前の二つはベースが似てるけど、これは毛色が違ってて印象深い。幻想的。最後の最後で、んんん???となって読み返してしまった
『calling you』『傷』は読んでいました。
なので『華歌』のみ…。色んな所に共感し泣きました。切なく哀しいお話でした。
この三編の中なら『華歌』が好き。
ファンタジーなのに人間が生々しくて、もの悲しい。好きだ。…華歌の主人公の母親の感情を愛と呼ぶのだけはごめんだが。まあ愛か。愛なんて独り善がりなもんだ。
傷/KIDSなどの言葉遊びは面白い。テーマは興味深く、ストーリーがどのように構成されているのか楽しみだったが、物語としての完成度は私には合わなかった。
乙一らしく、ちょっとホラー入ってるけど、切なくて哀しい話ばかりだった。短編だから、感動とまでは行かなかったけど、それなりにすっきりした読後感。
Calling you、傷-KIZ/KIDS、華歌の3つの短編集からなる作品ですがどれも切なくて、胸が苦しくなる作品。今まで読んだ乙一さんの作品はミステリー・ホラーでしたがこんな作品もあるんだなって思いました。きっと前に進むきっかけになる本になると思います。絶望ばかりが人生ではない、暗い面ではなく人間には白い面もしっかりあるんだよって教えてもらった気がします。
哀しい話だった。でも、みんな悲しみを経験しても生きている話だった。半分ずつ…百目鬼と四月一日みたいだ。
初乙一。3話中、2話(きみにしか聞こえない/KIDS)が映画化されていて、DVD借りて来て見比べてみました。短編な上、特殊な状態に巻き込まれたり、登場人物が超能力者だったりするので、映画で後付けされた設定で、うまく補われ、やっと納得みたいな所も正直ありました。映像化されてない(多分無理)3話目の『華歌』が良かったので、他の作品も読んでみたいです。
切なくて哀しい…でも美しい作品です 「Calling You」は最後切なかった 「華歌」は他の方と同じように騙された…主人公がまさかの…
表題作と傷については既読だったので目当ては華歌だったのですけれども、結局全部しっかり読みきりました。どの作品も大好きです。華歌にはもう見事に騙されて終わりました。何だかしっくりこない気がしていたことも見事にすとんと納得出来てしまって、あぁもう悔しいったら(笑)
切ないけど心温まる短編でした。『Calling You』は素直に面白かった。『傷』はとても切なくなった。けれど最後が綺麗すぎると少し思ったのは自分の心が病んでいるからかも...『華歌』は挿絵のせいもあるけど...あぁ~騙されたって思ったけど、女性ならそぉ思うだろうって感じが良く伝わってきました。ホント人の気持ちの表現が上手いと思う作品でした。
今読み返すと文章の書き方や構成など、ツッコミを入れたい部分がないでもない。しかし初めて読んだ中高時代の「切なさ」を思い出して、やはり乙一を読んでいた中高生には「乙一の呪い」がかかっているなぁと思ってしまう。構成がうまいと思うのはやはり「華歌」。挿絵も含めたミスリードがうまい。
『Caling You』と『傷』は短編集で既読。『華歌』=鼻歌なのね…ふむふむ と思いながら読んでたら、見事にトラップにかかっていました。華の彼女が主人公達が思っている人物ではないとは想像が付いていましたが、まさか………まさかでした。あと主人公の方が○○だとは思わず、最後に驚愕しました。完全に騙された! 挿し絵がいけない。どのお話も面白く、やっぱり乙一さん大好きだなー と再確認しました。
「きみにしか~」は漫画も出ているけど、原作はまた雰囲気が違って好きだ。「失はれる」に収録されてる改訂版よりこっちのほうが人物の話し口調がいい感じ。「華歌」を読んで思ったのは、乙一はやっぱり文章がうまいということ。
きみにしか聞こえない―CALLING YOUの
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