キャラクター小説の作り方 (角川文庫)
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キャラクター小説の作り方の感想・レビュー(173)
確かにキャラクター小説は近代私小説に対するアンチテーゼとしての文学たり得る資質を持っているという大塚の主張はわかる。しかし現状においては逆行しているのではないかという体感。
個人的には知識として焼き増しされた部分が多かった。ウェーバーの脱魔術化とゼロ年代の再魔術化の話は言葉として指摘されると興味深い。 脳内で、果たしてこれらのシステムを技術として生かせる人が何人いるだろうかと下手な野次を飛ばしてみるが、楽しんだもん勝ちという言葉で一蹴される。人生の攻略本と考えるのではなく、暇潰しで読むほうがこういうのは楽しめそう。
キャラクター小説(ライトノベル)の書き方Howto本の体裁を取っているが、ライトノベル論やライトノベルを通して見た文学論という側面が強い。ではHowto本として役に立たないかというとそんな事は無くて、特に序盤のキャラクターの作り方についての解説はライトノベル以外にも応用が利くと思う。
残念ながら私には合わない作り方だった。だがこの本を読んでから「小説を作る(書くじゃない)」ことのハードルが下がったことで気楽に創作ができるようになった。こういう本は丸のみにせずあくまで参考に。書くことは自分の頭で考えたことじゃないと意味ないですからね。
キャラクターの書き方、物語の書き方等書いてあり、参考になりました。後半部分は書くことに関して考えさせられましたし、そういう機会をいただけてよかったなぁと思います。
人文学を使って社会なり政治なりに向かうとき、著者の指摘する「物語」が集団を駆動させるという視点は必要不可欠であると思う。創作論でもあり、文学/ライトノベル論でもあり、社会評論でもある、そんな本。
プロットメモの作り方がとても有用、これだけのために読んでおいても良いと言える、いわゆる箱書きの事なので気になる方は検索してみるべし、ハリウッド脚本術も読むべし。
ライトノベルの一つの作り方を知るのには有用。しかしあくまでも一つの製作法であって、ライトノベル業界やサブカルチャーの創作はもっと幅がある。筆者の言っていることは分かるけれど私とは相容れない。
いつもの大塚さんだ。愚痴りながらもちゃんと授業してくれる先生みたい。確かにシナリオの骨組みを教える本ってあまりないな。TRPGのリプレイ集を読みたくなりました。最近見ないな。
× 記録忘れ分 読みにくい文章のお手本 P141のプロットメモ以外不要 プロットメモと綴じ込み付録を『物語の体操』に入れて一冊にすればいいのでは 蛇足だが私のプロットメモはこの書にならっている
大塚英志は良く言えば一貫していると言えるけど、悪く言えば言っていることはだいたい同じなので、これと「物語消費論」読めばいいような気がします。創作論としては十分使えるんじゃないかなと。
既存の指南書を継ぎ接ぎしてまとめただけの記述ばかりが目立った。特に目新しい発見はなかったが、広義での創作論を勉強したことがないのなら目を通しても無駄ではない。
小説家志願者たちが小説家にうまくなれないのは、「私探し」と「小説を書く」という行為をうまく区別できないから。という一文が読みたくて再読してしまうのかもなぁ。ライトノベルが描きたいわけではないのだけど、お話づくりの参考書として手に取る一冊。
小説の書き方の一つの方法論として、面白く読ませていただきました。途中引用している書籍、さっそく購入注文しちゃいました。後半なんかヘンな方向に論説が向かうなぁと思ったら、後付けの部分だったのですね。
「スニーカー文庫のような小説」は、自然主義的リアリズムではなく、別の原理の上に成立している。なるほど。ライトノベルと呼ばれる小説と「普通の」小説はなんか違うけど、何が違うのだろう?という長年の疑問が氷解。すっきりした。「物語の文法」という考え方も別のところで読んだことがあったので、すんなり納得。ハリウッド映画の文法などは覚えておくと様々な作品の物差しとして便利だと思った。
お話の法則について、具体例を交えながら提示してくれる。キャラクターの作り方は様々な方法で教えてくれるが、動かし方まで教えてくれるわけではない。オリジナルの小説、特にラノベを目指す人に向いている指南書。大塚英志の物語に対する捉え方も面白い
この見方は知っておくべきだな。超分かりやすい。巷にある物語の構造を見る方法の一つを与えてくれる。そしてやっぱり破綻も大切だってことも。あと、戦時中の手塚治虫のマンガについて書く時は、いつも熱い文章になる。
「合言葉はパクろうぜ」と述べたのはオレンジレンジだが、この本もかなりぶっちゃけている。「オリジナティはないけれど小説の中で動いてくれる例」として自作のキャラの元ネタを公開しているのだ。そんな著者が「データベースのサンプリングでは決して至りえない領域が常にあってほしい」と願うロマンチシズム。小説に対する著者の愛情をぼくは支持したい。
普通の書き方指南と違って具体的なことにまで触れてあるのが親切。あと、登場人物の死の扱いであるとか、9.11論であるとか、書く上で自覚しておくべきことも書いてあって面白い
”キャラクター小説”といいつつも映画や9.11の実話等にも触れていて満足な一冊。あと、サイコやマダラの裏話もあってさらに満足。
小説の成り立ちを知る入門書として非常に分かりやすく、読みやすい。小説を書きたいと思う人はもちろん、いち読者としても本の味わうポイントを増やすという意味で興味深い内容だと思った。作者の主義主張が強い部分があるので、人によってはちょっと受け付けられない部分があるかもしれないけど。
「キャラクターとはパターンの組み合わせである」ってのは同じ事を考えていたなあ。堂々と「いかにパクるか」という話もあり、創作についても掘り下げて書いてあり、この本が実用書であるのも納得である。
びっくりするぐらい勉強になる本。 私は最近脚本の授業で、四苦八苦しているのだが、この本には物語の作り方自体から書かれているのでわかりやすい。キャラクター小説を書きたい方には、ぜひ読んでいただきたい。
タイトルに反して、小説論のような内容です。実用的なテクニックを求めて本書を手に取ると、がっかりするかも。読み物として読むだけでも面白いと思います。
キャラクター小説の作り方の
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感想・レビュー:49件














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