僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)
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僕とおじいちゃんと魔法の塔 1巻の感想・レビュー(884)
なんというか、やっぱり香月さんだなぁ。不思議も異質も、そこにあって、でもそんなものを知らないでありきたりな人生を生きている主人公に、「自分とはなにか」を考えさせる。そういうお話。順位付けをなくすっていう考え方に反対というのは同感。人間、競争意識がなければ向上もないし。また、障がい者がハンデを持っているからって、親切の押し売りはよくないっていうのも、分かる。でもだからって、全部が全部受け入れらる考え方ではないけれど、社会に反抗したいさかりの子どもには、受けがいいよね。
著者があとがきで「長かった」というのがわかるくらいじっくり書かれている作品だと思った。2巻以降はスピードアップしそう。小6の家出は突飛だけど自分探しができるのはうらやましい。親友もできてよかったね。
とりあえず、龍神だけでなくわたしも世界観が開けた感じです。ただ大人の言うことを聞く子供はだめだと思わされました。私は自分の意志がなくそんなタイプだったので。うん。これからでも遅くないかな?(笑)
児童書になるんだろうけれど、深いなあ〜。自分を持つのって大人でも難しい。楽な方へと流れてしまいがちだから、秀士郎おじいちゃんの言葉の数々は耳が痛い限りです…。信久くんのエピソードで、「この世で最も性質が悪いのは善人」ってのがあってドキリ、とした。これって難しいけれど真実。「自分はいい事をしている。」「自分が正しいんだ。」と思っている人ほど厄介。偽善というのか…でも偽善と自覚してるほうがマシ。こういう人間性の複雑なところを児童書に盛り込むってすごいな。
子どもの視点から見る魔法の塔は不思議で面白くてキラキラしてて、読んででこちらまでワクワクしてくるようでした。おじいちゃんとの生活はファンタジーで楽しい一方で、家族や学校での出来事はリアルで深刻な問題だと思います。平等ってなんだろう、勉強ってなんだろう、自分ってなんだろう、善とは、悪とは。不思議な世界に引き込まれながらも、自分の生きている現実について考えさせられました。
主人公の素直な気持ちとそれを後押しするおじいちゃん。でも現実はやりたいことをやって生きることの難しさは半端じゃない。ましてやもう学生ではない僕にとっては…
今夜は半分だけ…、のつもりが、気づけばまるっと一冊読み終わってた。自分らしく生きるって、どういうことなんだろう。読みながら、自分を振り返る。おじいちゃんの生き方に憧れる。でも父さんの生き方が悪いとは思わない。自分の道を自分で選んだら、自分で責任とって歩いていくのが大事なんだよなって。
買ってから半年以上放置してやっと読めた。ページ数が少ないので簡単に読めた。龍神くんがおじいちゃんと出会うことで自分の事を見直し、成長するまでちゃんと描かれてて良かったです。家族との喧嘩の話しは読んでて悲しくなったけど、最終的には理解しあえてよかったです。続きあるみたいだから図書館で借りてみよう。
児童書なので、ページ数が少ないですが、とても読みやすかったです。龍神くんが、おじいちゃんと出会うことで、「本当の自分」と「自分らしさ」を成長させてゆく物語です。「自分」でが出来たことで、「家」が自分の居場所ではないと確信して動くこと。その、行動力はすごいし、そのことで、「家族」を見直せたのだから。 …それにしても、秀士郎おじいちゃんかっこいい。
新刊が出る前に、復習するために再読。 おじいちゃん1巻からかっこいい。。 おじいちゃんの様な考え方が出来たらいいなぁ…と思いつつも、龍神のお母さんの気持ちもわかるから少し複雑。 「住む世界が違うのだ」の章は読んでいて悲しかった。
妖怪アパートの香月日輪先生の作品。なんとなく世間でもやっとするようなニュース、家族内での自分のあり方を探すような感じ。幽霊、オカルト混ざりだけどもさくさく読める。
おじいちゃんの生き方・考え方は賛成できるが、それを龍神くんみたいに素直に受け入れて実践できるかと言えば、正直微妙。皆、自分が正しいと思ったとおりに生活したいと思ってる。強くありたいと思ってる。でも現実はそんなにうまく出来てない。友達に無視されたら悲しいし、常に自分を理解し諭してくれる人なんて存在しない。とまぁ、こんな風にぐるぐる考えてしまって純粋に楽しめませんでした。単刀直入に言えば説教臭い。もっと幼い頃に読んでたら感銘を受けていたかも。設定自体はわくわくするので、ちょっと残念でした。
僕が魔法の塔でおじいちゃんと会って成長した話、そのままだが。魔物とか出てきても特に何もせずスルーなのが香月作品らしさ……なのか?そして何故か続くらしい。
薄くてあっとゆう間に読み終えたけど、印象的なおじいちゃんの言葉がたくさんありました。塔の描写が素敵で想像するのがとても楽しかったです。はじめての作家さんだったので他の作品も読んでみたくなりました。
恵まれた家庭の中に、違和感を感じている小学生の龍神。岬の塔を見つけたとき、亡くなった祖父秀士郎が現れて…という話。妖アパより主人公は小さいけど、魔法の塔を見つけて日に日に変化していく龍神は良い。確かに児童向けだけど、子を持つ親御さんや大人が忘れた部分があるはず。気になる言葉も見つけると思う。次巻も期待!
テスト前なのに一気に読んでしまいました。久しぶりの香月さん。感想は読んでいて「胸が踊る」という言葉がぴったりな感じです!おじいちゃんの言葉温かく感じながらも読んでいて自分に置き換え、少しどきっとしたりします。そして龍神が成長するのを見て眩しくもあり羨ましくも思います。二巻は高校生編。テストが終わるまで我慢できなず読んでしまいそうです!
将来子供が出来たときに秀士郎おじいちゃんみたいな考えで子供と向き合えたら良いな。
自分の学生時代を思い出した。親は子のことを思って、実用的な方、実用的な方へ進ませようとしますよね。大学受験のとき、やっぱり家を出ても国際関係の学部に行けば良かった。偏差値的には行けたけど、金銭的なこともあって、親と争うのも疲れて、結局地元の法学部に進んだ。確かに、生活費のためのアルバイトをしなくて良かったし、就職試験のときは有利だったし、正しかったんだろうなとは思うけど、未だに心残り。この話、高校生のときに読みたかったな。小学生の話とは思えない。
初の香月作品。とにかく秀士郎おじいちゃんが良い。あんなスタンスで孫に接することのできる老人になりたいと思う。家族の中で自分だけ疎外感を感じていた龍神が魔法の塔に行き、おじいちゃんの生き方・考え方に触れ、自分なりの生き方を手に入れる。そんな龍神の成長がうれしかった。魔法の塔に行って、庭を探検したり、本を読んだりしてみたい。小学生向けの作品なんだろうけれど侮ることのできない楽しめた作品。
自分は弘子お母さんに似ているのだろうか。自分の信じる善いこと=絶対的な正しさと思っているから。それとも功お父さんに似てるのだろうか。実用的なものにしか興味が持てないから。それともおじいちゃんとつながってないときの龍神に似てるのだろうか。楽な方へ日和っているから。どうやって生きていけば良いかわからない。空っぽな人間です。
こんなに、薄いのに、読むのがこんなに辛い本はひさしぶりだ。 ファンタジーにしては、ドキドキ感に欠け、 ヒューマンドラマとしては、あまりにもストレート。 子供向けの本なのか? いや、子供の方が読むのをいやがりそうなファンタジーでした。 最初に2巻まで買ってしまった。どうしよう。。
とても読み易くて、さらさらと読めました。所々考えさせられる部分もあり、単純と一言で片づけられないなーという感じです。こういったお祖父さんを持った龍神君がどのようになっていくのか、実に興味深いです。次の巻が気になります。
《私‐図書館》家族に理解されず、孤立するって辛いよね。幽霊とはいえ、おじいちゃんの存在は、でかい。
こういうファンタジーが好きなので夢中になって読んでしまいました。妖怪アパートに出てくる女性の教師ににも似たモデルの善人だらけで龍神はたいへんだろうなあと思ってたら案の定・・・。 ああいう良いことの押し付けが一番厄介ですよね。次回も楽しく読めそうな予感!!
タイトルから勝手に「おじいちゃんとお孫さんのほのぼのファンタジー」を連想していたけれど、そう簡単に想像通りにはいかせてはもらえません。なんとも逞しい。今まで楽しませてもらった香月さんの作品の中では荒削りさも感じられたり。
じっくりゆっくり、な読み方をオススメします。飛ばし読みや、スピーディーなペースだと、なかなか薄い内容になってしまう、読者に考えさせながら展開していく内容だと思いました。ゆっくり考えながら読むと、登場人物たちがより光ってくると思います。自分も負けていられないなぁ、と考えを一新させてくれる本でした。
書き方が粗い。子供が主人公だからかもしれないけど、素直すぎる反応が単純に映る。きっと私がひねくれた大人になっちゃったからだろう。それでも、ガキのリアクションの数々にはもはや限界だったので、次からの高校生編に一安心。「妖怪アパート」の時も思ったけど、子供時代この人の本が傍らにあったら、人生変わったかもしれない。
タイトルが、なんかワクワクしそうなお話だと思ったけど、やっぱり面白かった。親の引いたレールを歩かされてきた自分にとって、もっと早く出会いたかった本だ。中でも、おじいちゃんの言葉。「子供がどんな道を歩もうとも、親は、大人は、その邪魔をしてはならんのだ」この言葉が胸にずーんと重くのしかかった。
最初は子供向け過ぎるかな?という感じだったのだけど、途中からどんどん面白くなっていった。典型的ないい親に育てられ、親の言うことを聞き、ルールを守るのが当たり前だった主人公が、お祖父ちゃんの幽霊と逢って、何が良くて何が悪いのか自分の頭で考えるようになっていく。子供たちが小学校の高学年になったら勧めたいな~と思う。
舐めてたけど、うむむ、良い本だ。少なくてもこの作者は子供を正しい方向に導いて「あげよう」という傲慢さはないやな。正しいことをしている自分にあぐらをかかない、ということ。素敵。
冒頭の”「いい子」ってなんだ?どういう子?から始まり、じゃあ言うことをきかない子は「悪い子」なのだろうか?”。。。という、この問いかけを目にした時、子供を持つ親として少しだけドキリとした。そして、驚いたのは、もともとこの小説が某通信教育紙で連載されていたことだ。なる程、出所がわかれば、冒頭の記述も納得ができる。親に押さえ込まれていた主人公の少年が、死んだおじいちゃんと出会い導かれ、やがて自分の進むべき道を見つけた彼が、一歩、また一歩と進んで行く「力」は読んでいて、とても清々しかった。
題名に引かれて購入。
現代ファンタジー、イイですよね☆
題名のおじいちゃんは、なんと、幽霊でした!
犬のバケモノも出てきます。
魔法もあるよ。
でも、本題は親や家族との価値観の違いに悩む少年の奮闘記。
家族は大好きだけど、言いなりにはなれないこともある!
それって健全ですよね。
読者が好き、絵が好き、サイクリングが好きな主人公に共感できて楽しかったです。
でも、「人になんと言われても、自分な好きなようにやればいい!」と言う主張が受け入れられませんでした。
そ
2012の目標は読んだ本は漏れなく記録すること。「正しい」家族のなかで疎外感を感じながら自分を殺してきた少年、龍神(たつみ)。彼が見つけた秘密の塔は、死んだおじいちゃんのもの?龍神が小6にして親から離れ自分の道を歩き始めるお話。楽しいけど、龍神も、というか、彼を導く物語の思想もまた典型的に「自由で正し」過ぎる気も。この話では塔が魔法である必要は全くないし、この薄さは全く悲しい。
舞台は変われど基本は妖アパと同じ感じなんですね~。香月さんのこういう雰囲気好きだからいいですが。龍神は小学生にしては賢すぎるのが気になるけど次は高校生とのことで楽しみです。それにしてもおじいちゃん格好良いよなぁ…。
うらやましい!!っていうのが、正直な感想(笑) こんな風に、いつでもおじいちゃんに会えたらいいのに…。親が教えてくれることも大事だけど、祖父母が教えてくれることっていうのもあるんだよね。私も、祖父母と一緒にいると、素直になれるから、主人公には共感した。徒競走の話は、スッキリした。足が速い・遅いは、個性であって、平等にすることじゃないと思う。遅いコを差別しないことや、走ること以外の面を評価することのほうが、大事だと思う。良いことだと思ってる「間違ってること」、たくさんある気がする…。
僕とおじいちゃんと魔法の塔 1巻の
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