つまみぐい文学食堂 (角川文庫)
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つまみぐい文学食堂の感想・レビュー(76)
11/08:蚪影
翻訳の神様、柴田元幸の素敵なエッセイ。食べ物が出てくるはなしが好きなんです。外国文学の食べ物が出てくるシーンをちょこちょことつまみ食いしながら、さらりとそれを軽食のように仕上げていく巧妙な筆致は愛すべきというほどではないけれどもとても楽しい。深く心に残るというよりも、ひょいと拾い読みしてもよいような軽い感じです。
そんなに翻訳本好きでもないのに、なぜか読んでしまう柴田さんのエッセイ。やはり食べ物って興味あるものね。。食いつかせるのがウマイんだなあ。柴田さん、エッセイいくらでも書けそうだもの。引出の量がすごいんでしょうね。
大学の講義を受けているような~ 文学的、分析的なものの方を強く感じた次第ですが、いつもの食べ物モノと違って、襟を正して読まなくちゃーみたいな。しかし紹介されている訳書は読みたくなった!!
09/22:nasuken
09/03:garnet773
09/03:chia
08/23:takataka
食べ物好きの人よりも柴田さん好きの人、柴田さんの訳す小説好きの人がくすくす楽しめるエッセイです。柴田さんがイカとキクラゲを好むことが知れてちょっと嬉しくなったり、「クジラの回想風」なんてほとんど文学紹介じゃなく柴田さんの小学校の頃の回想じゃない!とつっこんでみたり、そういう楽しみ。テーマごとに紹介される世界文学の一場面のチョイスも柴田さんの趣味嗜好がにじみ出ていて、あまりおいしくなさそうなんだけど、絶妙なのです。
柴田さんのエッセイはやはり面白い!「おいしい食べ物はみな似たようなものだが、不味い食べ物には、それぞれ独自の不味さがある」柴田さんは「違うか」なんて言ってるけど、まさにアンナ・カレーニナの冒頭の文句と同じようなもんですね。
途中からパラ見になってしまった。文学にでてくる食事シーンの紹介&感想、かな。正直いまいち。取り上げた作品は著者の趣味でしょうけど、もう少し大衆に知られた(まあ私が無知杉なのかもだが)小説を取り上げてほしかった。あと食事についての解説も、その食事について詳しく解説していたり、自分の思い出話だったり、単純に感想だったりと構成がばらばらでいまいちまとまりがない。個人的にはパーティー料理描写が好き。
06/15:hiiragi
06/12:ゆうらくてい
つまみぐいとは言いながらもフルコース、しかも美味しそうな料理はこれといって…やはり一筋縄ではいかない。いや、チキンポットパイと鯨は食べたくなったな。ただ、食欲の代わりに想像力を存分に刺激してくれる文章で胸は一杯に膨らむ。小説内にしろ現実にしろ「不在」の食べ物はどうしてこうも心を揺さぶるのか。文学とは違うが『ザ・シンプソンズ』で一家が食事の時にいつも食べている、 毒々しい色をした得体の知れないペースト状の物が気になって仕方なかったことを思い出した。不味いに違いない。
04/30:haimaki
04/28:marco
04/02:msmle
『星の王子さま』に出てくる呑み助を連れて色々な飲み屋に行く柴田さんが素敵。自分に自信がないからだと書きつつも、勝者よりはどちらかというと敗者に向ける彼の視線の優しさ、鋭さに感動した。それにしてもイラストが合っていて良い。それにしても文学作品に出てくる食べ物においしそうなのが少ないとか幻想だったとかなのはどうしてか・・・。
小説を読んでいて、食餌のシーンに出くわすと、これって一体どんな味がするのだろう? と思うことが少なくない。本書が小説に描かれた食餌にまつわるあれこれを書いていてくれるとはいえ、もちろんそうしたモヤモヤに答えてくれる訳ではない。だが、こうして食に関して集められた本を読むと、人間にとって食欲がいかに重要なものであるかを考えさせられる。そして当然、本書はブックガイドにもなっている。未訳の作品も結構あるので、出来ることなら翻訳して欲しい。
02/19:Coto+Ri
01/15:れいこぴこ
01/13:みな
12/30:はらだ
予想に反し、美味しそうな作品は殆ど出てこない(笑)まさに美味なるものの不在。『ムーン・パレス』の品切中のチキンポットパイは昔読んだときも印象深く、今回改めて、うんうん、そうそう!と頷いた。主人公はチキンポットパイをオーダーし、それを受けたウェイトレスが一度テーブルを離れた後に「品切れです」と告げる。たかだかシチューが無かったくらいで、主人公は絶望の淵に追いやられる程に打ちのめされる。それは絶対にハンバーガーでもクラムチャウダーでもなく、チキンポットパイじゃなきゃダメなんだよなあ。うーん、深い。
オースター作品に欠かせない訳者・柴田先生の食を巡る文学についての本。面白い!つまみ食いしているのは食事ではなくあくまで文学、食欲はわかないが読書欲はわく。柴田先生ってこんなにシニカルかつユーモラスな文を書くのか。スッキリしているのに不思議な挿し絵が添えてあって、あれっと思ったら吉野朔実だったあたり、この本の一筋縄でいかない感が表れている。
10/22:slowlearner1984
10/16:倉敷
10/03:柘榴
紹介されている作品には、予想に反して「美味しそう」なものがあまり登場しないのがまた粋!というか読み応えある要因かもしれません。イラストも本文とあいまって良い味を出しているし、もともと連載をされていたとのことですが、もっともっとこんなエッセイを読んでみたいものです。続編はないのかしら?(祈)
09/07:タケユタカ
08/13:rzeka
07/30:青椅子
07/14:squarerose
つまみぐい文学食堂の
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感想・レビュー:30件















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