あなたがここにいて欲しい (角川文庫)
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あなたがここにいて欲しいの感想・レビュー(254)
暖かくて、軽く読める短編集でした。ふわふわと、なんだか現実感のない主人公たち。たぶん、それこそが思い出なんだろう。そして、その思い出の世界にこそ、いて欲しい誰かがいる。
再読。中村先生のこのカバーの本持ってない!と思って買ったら、表紙カバーが差し替えられてただけだったという。2冊目だけど、買ってしまったものは仕方ないので再読。最初に読んだ時は表題作が好きとか自分の感想欄に書いてあるんですが、今は最後の話の方が好きになってました。それは、初読から一年半以上経って、それだけ一つ目の話に対して余裕持っていられたのが大きい理由だと思いました。もちろん最初の話も大好きです。
小説というよりもエッセイのように感じた。それだけ自然体で、読みやすいってことかな。吉田くんって地の文で書かれていたのはびっくりした。作者さん絵うまいなー!
表題作の、「あなたがここにいて欲しい」も、良かったし、背表紙の書評に書いてあったように、「ハミングライフ」も、良かったです。中村航作品、今のところ、ハズレなしでしょうかw
「夏休み」の吉田くんが主人公!? と思い、即購入。一番好きなのは告白のシーン! 「俺たち付き合ってるんだよね」……自分から告白できなかった吉田くんは、やっぱりあの吉田くんです。彼らしいヘタレっぷりは健在で、何となく安心。「ハミングライフ」の温かい感じや、ウロレターを通したほのぼのとしたやりとりは、日常の中のさりげない一コマに目を向けさせてくれると思います。
初めて読んだ作家さん。おすすめいただいて手に取った本。青春・恋愛小説なのですが、まず、告白シーンがすごくかわいい!です。「ハミングライフ」も「あなたがここにいて欲しい」も、その場面自体はさらっとしているのだが、そこへ至るまでが、いい感じで盛り上がっていく。主人公たちがみんな背伸びしてなくて、着実に自分のペースで人生を歩んでいっているところも好もしい。もちろん焦って背伸びして成長して魅力を放つ人もいるけれど、マイペースな人もいて、そういう人の魅力を書くのがうまい人だなあと思いました。
ハミングライフが一番好きでした(^^)二人の交信にニヤニヤしちゃいました。ほっこりな感じですごく素敵でした♬
「俺たち付き合ってるんだよねって言って」この告白の仕方にすべて持って行かれました。個人的に、とても良いと思います。理想的。いつか、わたしが告白する時には真似したいくらいだと思います。
あなたがここにいて欲しい、男子5編、ハミングライフの3作の短編集です。男子5編はおそらく作者の年代の男子なら「ああ、そんな感じだったな。」って思えるような作品だと思った。表題作ではなくなった幸せ、足りないと思う心、最後のほうの舞子さんとのやり取り、又野君とのやりとりがよかった。ただ、文章の書き方が個人的には好きじゃない^^;ハミングライフはほっこりした。いつまでもこんなふたりをみてみたいです。
3つの短編に分かれていて、私は「ハミングライフ」が1番良かった。「私」と小川君の掛け合いが楽しい。この人の本は、不思議な掛け合いが多いですよね。こういう出会いは1度してみたいです。
「男子五編」は、なんとなく筆者の自伝みたいな印象を受けて、中村さんはこんなことを経験し、考えていたのかと勝手に考えてしまいました。表題作は吉田君と舞子さんの告白のシーンがキュンときてしまいました。「ハミングライフ」はこんな出会いを一度はしてみたいと思うような作品でした。また中村航さんの作品が読みたくなりました。
『男子五編』で年齢が上がるにつれて記述が少なくなっているのが,年齢が上がるにつれて時間がたつのが速くなっているように感じるのと対応しているようで面白い.「サッカーをやっていたころには,燃えることも戦うことも簡単だった.…だけど今では吠える場所も,握る内容も,発揮する才能も,蓄えられた基礎体力もない.…こんなはずじゃなかったよな,というのは案外切実な焦りとして,いつも自分の周囲にあった」サッカーではないが,部活を引退してハリのない日々を送る自分に見事に当てはまる.
夏休みを読んでからの再読。きっと今からまた夏休みを読む気がします。男子五編を読んで、ぐるぐるまわるすべり台も絶対、最強の恋のうたも、リレキショも読みたくなってしまいました。このままこうやってずっと読み返し続けていく作家さんと物語な気がします。
吉田くんって、『夏休み』の吉田くんでしょうか?やっぱり読んでて安心しますね。名作・ハミングライフは何か別の短編集にも収録されています。うるるるーん。
表題作が一番好きです。吉田君の又野君への思いと舞子さんとのやりとり。ハミングライフもいいですね。リレキショに続いて2作品目ですが、もっと読んでみたいと思わせてくれる作品。
表題作は文章の流れがなんとなく苦手でした。カメラの分解ってとこでやっと、あの吉田くん?そう言えば奥さんは舞子さんだったって思い出した。2人の馴れ初めが読めたのは良かった。「ハミングライフ」が凄い好きです。「会う前に1度会ってみる」とか、告白のとことかがなんか良かった。
表題作も良かったけれど、やっぱり「ハミングライフ」が好き。他のアンソロジー本で読んでいたのを、全く違う作家の感想を書いていてフッと思い出した。「ああ、似ているシチュエーションがどこかで…」と。奇跡みたいな繋がりを大切に出来る同士というのが素敵だなぁと思える。中村航さんの作品はまだそんなに読んでいないけれど、多分、「ハミングライフ」が私の一番じゃないかと思う。
社会からの疎外感を感じながらも社会と隔絶したい訳ではない、ややもすれば自己中心な考えに陥り思い込みやすい人物がうまく描かれている。私もそうだし著者もそうなのだろうか。そんなときにはこう考えてみるとよいよ、となるほど教えてくれる。子供時代はどうだったかを振り返りながら大人になるとはこういうことだと、いい気分に読ませてくれた。中年(老年?)の私も楽しめました。 他に短編2編。男子五編はおそらく自伝だな。
私にも中学のとき班ノートなるものがあったな。自分のことを少しでも理解してもらうためにびっしりと書いてた記憶がある。今思えば恥ずかしいこといっぱい書いた気がする。あのときは本気で心のもやもやを文章化して誰かにわかってほしいって思ってた。そんな昔の自分を思い出せる読んでてほっこりする小説。
ハミングライフがとてもよかったです。2人のさらっとした交信が面白く、応援したくなりました。それに絵もすごく可愛い!あと最初の話のゆったりした感じもよかったです。又野くんが寿司屋になったことには驚きました。
鳥瞰視点で進められていく物語は主観と派違った別の興味深さがあった。初めて触れた仲村航さんの作品でしたが、ストーリーと言うよりは文章、感性そういったものに惹かれるものがありました。
主人公の名前に軽い驚き。 ストーリーよりも作者の感性が好きだと思った。「感じよく振る舞う」を完璧にこなせる存在は実は稀有だとか、図書室の光の中での幸福感とか。 永遠を一瞬に感じた図書室での描写は、戻れない小学校時代という郷愁と相まって、温かい風景を作る。逆に安易に郷愁といってはいけないのかもしれないとも思った。 別々の道を歩き出した吉田くんと又野くんの現在、又野くんの「ナオと一緒だと遠くまで行けるな」という台詞が響いてくる。
まず表紙がいいなと思った。優しい色。内容は「あなたがここにいて欲しい」では、はじめ作者が登場人物(主人公にまで)「くん(君)」づけして読んでいるのにかなり抵抗があったのだけれど、解説でそのことに触れられていて作者の意図的なものだとわかると別に気にならなくなった。又野君と吉田くんはお互い自分にないところを相手を見ることで補ってるんだな。だからあんなにバランスが取れてるんだと思う。いい友達関係。残りはコメントに書きます。
又野くん、いいね♪やっぱり友達って、長い間全然連絡とっていなくても、いつまでもかわらず友達でいれるんだよね。いいよね。 ハミングライフの二人の出会いって、自分の思う最も理想的な出会いに限りなく近いです。うらやましい。 中村航さんの小説はいつも等身大にリアル。そしてピュアですね。 そして、宮尾和孝さんのイラストのおかげで、その良さが5割増しになっていると思います。
中村航さんの本は、ほのぼのした雰囲気でほとんど読んでます。今回のお話も、特別に大きな事件や山場があるわけではないけれど、人と人の間の微妙な距離感や、掛け合いが読んでてほっこりしました。彼の作品に出てくる登場人物も、何故か共感が持てて、思わず応援したくなりました。表題作が、良かったです。
表題作は恋愛というより友情物語だなと思った。ハミングライフは以前アンソロジーで読んだけど、今読んでも面白い。猫がキューピッドの、とてもチャーミングな物語
眈々と語られていく青春が、印象的だった。
中村航の小説を読むのは久しぶり。読んでいてニヤけてしまったし、『中村航ってこんな感じだったかな?』と元々持っていたイメージを覆された。表題作の吉田くんと舞子さんって、「夏休み」のあの二人?また「夏休み」を読み返したくなった。表題作よりも「ハミングライフ」が気に入った。中村航の小説の登場人物は、男女問わずいとおしい。
思い出のちりばめ方がうまい。小説の中で思い出が語られると自分の中でも思い出がよみがえる。話のスピード、リズムが自分にピッタリ。長編が読みたい。
小田原城と亡きウメ子と守屋のあんパン。
他にもニンマリネタがちらほら出てきたら読まずにはいられなかった!
表題作も「ハミングライフ」もおすすめです!
あなたがここにいて欲しいの
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感想・レビュー:100件















ナイス!



































