燃える天使 (角川文庫)
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燃える天使の感想・レビュー(47)
01/03:キーにゃん@keepermania改め
どれも楽しめたのだけど、個人的に一番好きなのは「太平洋の岸辺で」。女性たちの現実的な部分がだんだん溶けて、抽象化されてくる感じがした。オレンジの木立のくだりや、工場での祈りを込めた歌声のあたりが特に好き。溶接の描写が続くところでは、退屈どころか魅力すら感じてしまった。他に、ぐっと掴まれた「ブロードムアの少年時代」、狂っているようで狂っていなかった「猫女」、無茶苦茶な「メリーゴーラウンド」、訳注で遊ぶ「アキレスの回想録」、短編の妙だと思った「燃える天使/謎めいた目」など、それぞれの魅力があった。
特に印象に残った作品を挙げるなら、傘の下でしか愛し合えない男女の恋愛をしっとりとした筆致で描いた「僕の恋、僕の傘」(ジョン・マクガハン)、著者自身の異常な(?)少年時代を回想する「ブロードムアの少年時代」(パトリック・マグラア)、幻想的な小品二題「燃える天使 / 謎めいた目」(モアシル・スクリアル)あたりだが、結局のところ、スチュアート・ダイベックの「猫女」が全部持って行った気がする。狂気の人かと思われた猫女の存在が、実はその町の平衡を絶妙に保っていたという、読みようによってはかなり怖い掌篇。
09/30:caio
09/22:ぱぴ
08/11:yusuke
05/27:いと
「あぁ柴田さん好きそうだなぁ」と思うような、幻想的で、どこか疲れたような香のする短編たち。表題作の『燃える天使』はとっても短いお話だけれど、一番印象に残った。小さくて愛らしい天使が一瞬で黒焦げて、ぽとりと落ちる……。おぞましいようで、それは絵的にとてもきれいな光景に思える。主人公がそれに惹かれる気持ちがちょっとわかるような。
苦い恋の思い出や、ちょっとした秘密、幼少期の出来事など、心にしまっておきたいようなことなんだけど、でも、誰かに話してみたい気もする…。そのような体験や思いのつまった素敵な作品集でした。 誰かの懺悔を聞いているような、不思議な気分になれる1冊です。
11/12:シュンスケ
08/04:szur
06/24:エンジェリック冥夜ー
05/22:おにいさん
04/10:栄
03/23:はち
ハードボイルド感が足りないな~。もちろん、そればっかりではないのだろうけれど。「サンタクロース殺人犯」って案外現代の世相を語っているのでは?現代日本を見る限り草食男子が増えるだけのよーな? 男のサンタクロースが消える日も近い?
02/28:obsidian
02/20:abekobo
01/20:ゆき
01/08:susu
12/27:piero
12/24:丸郎
12/23:ryu
12/13:鼬
よく分からない作品もいくつかあったけど、「床屋の話」「ブロードムアの少年時代」「ケイティの話」「サンタクロース殺人犯」あたりは好きかな。
11/26:TD91
11/24:千冬
11/21:あお
面白かったのは「床屋の話」「ケイティの話」「サンタクロース殺人犯」。「影製造産業に関する報告」も不思議な感じで好きだ。 影製造業…いいなぁ。
11/09:相楽(twitter:sagara1)
11/09:ayakt
11/03:にゃろめ
1999年に刊行された「僕の恋、僕の傘」を再編集し、9本の短篇を追加。こういう情報はあとがきと奥付にかかないで、裏表紙の解説に書いて欲しい。だって、以前読んだものと半分近くの短編がダブってるとはじめから知ってたらこの本は買わなかったよ。
燃える天使の
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感想・レビュー:16件














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