温室デイズ (角川文庫)
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温室デイズの感想・レビュー(496)
また貸してもらい、たぶん瀬尾さん二作品目。 読み始めた時、みちるの視点なのか優子の視点なのか分かり難かったかも。 いじめの話はあまり気が進まない。瞬は少しでも変わりつつあるのかな。頭にレンガをぶつけるって発想がなんとも(^^;)ただ、斎藤君のキャラは良かったかも。
よくある?いじめがテーマなお話。自分は優子の気持ちはわかるけど、みちるはわからないや。どーして耐えないといけないのか、どーして耐えられるのかとか。。。やっぱり温室のような空間は必要だよなあ。それぞれの温室は優子はカウンセリングでみちるは東校舎で瞬は優子で斉藤君はパシリであること、なのかな。気付けばゆうこやみちるよりも吉川先生の年齢方が近いんだと気付いた。。やっぱりどこかまだ中学生な自分がおる。
始まりの合図。もうすぐ崩れだす。本当は、やりたいわけじゃないことも、次に、いじめの標的になりたくないからやる。じゃあ、どうやって、この連鎖を食い止めるか。中学校は温室。どれだけひどい行動をしようとも、学校の枠から外れても、守ってくれる。ドロップアウトしたって、次のクッションを与えてくれる。いじめは会議室で起きてるんじゃない。教室で起こってるんだ。中学の教師の瀬尾さんが主張しているようでした。このように今も悩んでいる子がいるかもしれないから。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(5)
- 02/07
いろいろな問題を抱えている人がいるけど、少しずつ成長していっている。登場人物の心情の変化が見て取れるようでおもしろいです。私の通っていた中学は、おおげさないじめとかなかったなぁ…なんて思い出に浸っちゃいました
並みのYAより断然現実的で、作家が舞い上がってないなと感じました。ただ主人公ふたりがあまりに冷静で、そこに大人の視点が入っていると思えた。リアルタイムの中学生が読んでくれるかなあ…。
いまいちピンとこない内容だった。青春時代のことをすっかり忘れてしまったからなんでしょうか??? いじめが「みちる対クラスのみんな」という構図だからか、いじめてる側心の闇とかの背景が見えずうすっぺらい内容に感じられた。
みちると優子、そして斎藤くんのいじめへの立ち向かい方はそれぞれ違うけれど、どれが正解というものはないし、改めて人によっていじめの捉え方が様々だということを考えさせられた。でもみちるの逃場を作るのではなく来れる教室を作ってほしいというところにとてもはっとさせられた。ついカウンセリングなどに目が行ってしまうけれど、根本を見失わないようにしたいと思った。
温室とは程遠い内容だった。みちるは真の強さを持ってる素敵な女の子。優子は遠回りしてるのかもしてるけど、決して時間を無駄にしてないと思う。斉藤くんも立回りを考えて自分でパシリになる。それって凄い決断やし、周りの状況をよく見とかな出来へんこと。みちるや優子、斉藤くん、みんなの強さに憧れる
大人は「温室」と言うけれど、戦いのない平和な世界とは限りません。温室の中では温室の中なりの厳しい日々が待っているのです。でも、これが温室だったなら、それを飛び出して出て行く社会は、一体なんだというのでしょう。瀬尾さんは学校を「温室」と呼ぶ大人たちに、本当にそうなのかと疑問を投げかけたかったのかな…と考えたりしました。
…読破、しちゃったわけですよ、図書館にて。表紙のイラストから、学校生活と女の子が出てくるのは想像ついたけど、「温室」ってのは? 生物部のお話だったり? というボケはほっとくとして──。学級崩壊ならぬ学校崩壊している中学で、何かを変えようとした女の子と、その女の子を支えようとしたもう一人の女の子。一人は正面からそれに向き合い、もう一人は側面から変えようとする姿が、ほんの少しだけ、崩壊した学校の中に奇跡を呼び込む──。その奇跡は小さくて、それで全てが好転するようなものではないけれど──。(続く)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 11/27
七色一味@ひとり LUPC
学級崩壊、暴力、登校拒否──。学校が抱える問題てんこ盛りで、金八先生のように明確な解決は見られないし、その方法論もないけれど、体当たりで向きあう主人公たちと、それとは全く別の手法でクラスの一部をまとめようとする男の子、テーマが重いのにサラリとした文体でぐっと訴えてくるものを感じる作品です。
ナイス!
-
11/27 12:51
学級崩壊、暴力、登校拒否──。学校が抱える問題てんこ盛りで、金八先生のように明確な解決は見られないし、その方法論もないけれど、体当たりで向きあう主人公たちと、それとは全く別の手法でクラスの一部をまとめようとする男の子、テーマが重いのにサラリとした文体でぐっと訴えてくるものを感じる作品です。
ナイス!
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11/27 12:51
タイトルからは想像もつかない内容でした、あぁー、正直きつかったぁ! 「みちる」もういいよ、もう頑張らなくっていいよ!、って何度呟いたことか・・・ それにしても自分を傷つけることでしか心を落ち着かせることが出来ない中学生がいるなんてショックでした (>_<) お勧めできないけど、気が向けばチャレンジして感想を聞かせて下さい <(^_^;
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 11/21
目を背けたくなるようないじめに静かに立ち向かうみちるや自分に恐怖を感じてる瞬。繊細だけど責任感の強い優子。色んな人が世の中にはいるんだよね。改めて気付かされた。
すごく現実的。それが良い意味でリアルで、悪い意味で影響されると落ちる。辛い現状に奇跡が起こるわけでもない、綺麗サッパリスッキリする事もない、タイミングが作品の人物を救うのではなく、人物自身がなんとかしなくてはいけない。それは話しとしては、やるせなかった。それぞれ、人、学校を変えたくて、結局与えられた影響はごくわずかだったみたいだけど、一番に影響を与えられたのは自分自身だったと思う。学校は変えられなかったけど、みちる自分自身が変われた事は少し嬉しい。いじめを思うと、成長できた事がチャラになるとは思わないけど
いじめに対して、戦ったみちると逃げ出した優子。逃げ出した優子に対して責める事は勿論できない。小学生のいじめ体験を経ての判断だし、いじめは誰が考えてもいじめてる奴が悪いんだから。疑問なのは、突如としてみちるはいじめられる訳だけど、瞬と友達な事&空手でそこそこ暴力に立ち向かえる事といったイニシアティブは何処へいってしまったのだろう。特に女子にボコボコにされてるシーンでは、多数に無勢ではあれ空手をやってるんだから、もうちょっと抵抗出来るような気もするんだけどな。いじめが更に悪化する事を考えると抵抗出来ないのかな
逃げなかった、という記憶が欲しかったのかな。悪い環境を切り捨てるか闘うかは本当に人それぞれだなぁ。頭は柔らかくかつ真面目に生きたいな。
これほど崩壊している学校があるんだろうか。生徒たちもそんなひどい状態に麻痺してしまっている。まともな心の持ち主は苦悩するだろうが、何もできないだろう。でも自分に何ができるか考え行動する2人の女の子の話。
イジメの話を書いてるのにそれ程重たくなくサラッと書かれてる感じがした。そしてこの年齢特有の残酷さと無邪気さをうまく表現してるのが凄い。イジメに堪えてるみちるが強いなと思った。瀬尾まいこさんの作品はどれも好きだけど「温室デイズ」は少し微妙かな。
すごくいいわけでわないけどなぜか心に残る作品自分の学生時代に比べて陰湿だし、過激な中学生達…
内面の葛藤と表立つ正義感があいはんして伝わる作品でした
みちるはなぜ、あんなにも辛い日々に耐えることが出来たのだろう。どうしていじめの毎日を過ごした後も、「温室」と言い「学校生活を送ってみたい」と言えるのだろう。再読したら、腑に落ちるだろうか?
何だか、読後にモヤモヤしてしまう小説。役に立たない大人にイライラさせられました。吉川先生は好きだけど。みちるの父親には泣かされた。特に田中先生…腹立つなぁ。いじめという程じゃないケド、私もクラスに友達が出来ず、鼻炎が原因で悪口言われて苦しんだ事があったのを思い出した。根性で通って皆勤だったケド(笑)でも、先生は役に立たない、頑張って学校行っても何も変わらない日々。結局いじめはなくならない。このモヤモヤが残るエンドが現実見ありすぎて嫌だ…ある意味救いのあるエンドだけどね
いじめの話とわかっていたので、読むのには勇気が必要だったけれど、主人公ふたりがとても強く、それでいて人を思いやる心を持っていることに感心した。みちるの父親には最初歯がゆい思いを抱いたけれど、ふたを開けてみたら……やっぱり親ってそうでなくちゃ。
何でしょうねぇ、私はこういうグチャグチャ感情や立ち位置の中にいなければならない思春期がとっても嫌だったので(そんなひどい思いもしてないのに)、読んでてやっぱりしんどかった。そして、中学を卒業し、彼女ら彼らが少し抜け出れたら良いなぁと思いつつ、まだ高校生だから、もうひと踏ん張りと将来を憂いつつ、エールを送りました。
再読のつもりでいたら、初めて読むことに気がついて自分の間抜けさに驚いた。これはみちるの成長なのかなぁ。別の何かなのかなぁ。斎藤くんの思いをもっと読みたくなりました。
いじめってなんだろう。理由があるようでないよね。私の中学もちょっぴりやんちゃな男の子がいたので、すごく自然に読めた、この本。仲良しだった女の子に突き放されたり、告白を断ったのが原因なのかなんなのか、上履き隠されたり、ありました。笑 みちるほどではないけど。いじめとか、学校が崩れていく感じって、いっしょなんだなぁ。私は不良の男の子とも仲良かったけど、ひとりひとりを見ると、男の子らしいかわいらしさと純粋さがあったよ。悪い子ほど優しかった。ほんとに。みんなの気持ちを汲み取った学校づくり、難しいんだろうな。。。
図書館で展示してあったから、裏表紙の粗筋に惹かれて借りて読んだ。さらさらと一気に読めた。いじめがモチーフになっているんだけど、主人公はそれに立ち向かっているようで、能動的に何かを起こすことは少ない。漫画の「ライフ」のように主人公が孤軍奮闘するかと思いきや、そうすることもなく。やはりいじめはよくないな、と思った。みちると優子が手を組んで最終的にハッピーエンドになったらよかったのにな、と思った。リアリティには溢れている。
現実はそんなにカンタンに変わらないし、変えられるものでもない。この作品でも、都合のよい展開はなく、学校へ行くことをやめた優子といじめにあいながらも教室に居続けるみちる、ふたりの少女の息のつまりそうな日々がえがかれています。瀬尾先生の筆で、雰囲気としてはやさしめだけど、読み手に斬りつけてくるような表現も中にはあります。ただ、ふたりはどんなひどい状況にあってもあきらめなかった。逃げたり遠まわりもしたけど、まわりの人たちに支えられたりもして。だからこそ、最後にはひとつの“活路”を見出せたんじゃないかと想います。
優子とみちるのそれぞれの心情が交互に書かれていて読みやすく、お互いの関係性も女子中学生にしてはこざっぱりとしている感じがして好感が持てました。実際こんな凄惨ないじめを受けながらも立ち向かえる人っているのかなぁ・・・。最後の吉川の作戦には少しがっかりしましたが、さらっと読めて、面白かったです。
読み初めは正直こんな激しいいじめ、学級崩壊なんてあるのかと実感持てなかったが、不安定な中学時代、自己防衛も含めどう学校生活を過ごしていくかそれぞれの心境はリアルだった。また完全なハッピーエンドじゃなかったところがリアル。読後改めてタイトルを見るととても考えさせられた。
これが温室なのか?なんて殺伐とした学校生活。立ち向かおうとするがゆえに叩き落される。大人が全く役立たず。あきらめを見せない子供たちに救われた。
瀬尾さんの経歴から、この話は大げさではないのだろうと思う。でも実感をもっては読めなかった。戦争や革命をテレビで見ているような感じ。振り返ると20年前。金八先生で校内暴力を知り、いじめが陰湿化するのはちょっと後。煙草を吸うやつも不登校もいたけどのんびり。でもそれはみちるが言う気づかないふりをしている時期だったのかも。大人の描かれ方が印象的。みちるの父と優子の母、担任とSSの吉川。体面を気にしてその場しのぎをするのではなく、向き合ってよく見てよく聞いてという瀬尾さんのメッセージかなと思いながら読みました。
学校社会の形成、維持、歪み、崩壊、そして…。2人の生徒の目線から描いた心情とお互いの関係性。言葉の選び方が素敵で文体が読み易い。学生の不安定さ未熟さが上手く表現されていた。
温室デイズの
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感想・レビュー:111件












































