トンコ (角川ホラー文庫)
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トンコの感想・レビュー(250)
(゚д゚;)うえあああぁぁ、面白いー。でも気持ち悪いいいぃぃ。トンコはへっちゃらピーでした。ぞんび団地も、ごはん食べながらいけました。黙契は...、ちょっと食欲なくなりました。心が折れたので、できるだけ場面を想像しないようにしないように読み進めました。/3篇ともに家族の愛がテーマ(で、合ってるでしょうか?)です。トンコに出てくる人たちみたいに人間のちょっと狂った面ばかりを見せられるお話は苦手です。。ぞんび団地、黙契とまとも?になっていくので、最後はなんだか温かい気持ちになりました。錯覚か?!(ノ゚⊿゚)ノ
代表作である「トンコ」は、ホラーなのかコメディーなのか、判断が出来ませんでした。全体的に、なんとなくもの悲しい感じで、鼻の奥がツンと痛くなります。2話目の「ぞんび団地」は特に悲しげでしたが、ラストはほんわか(?)したようなしないような。
人を罵る時に全く関係ない豚という単語を使うのは何故?かわいくって美味しくてみんな大好きなのに理不尽!と穏やかでいられません。
状況や程度、種族の差があれ主人公達は弱い立場に立たされている。あっちゃんと兄妹は最後に救われたけれどトンコは…その逃亡劇を酷く切ないと感じる自分に所詮ヒトのエゴで感傷に過ぎないのだと頭の中で醒めた声がした。
同じ作家さんとは思えない程印象の異なる3編、お腹いっぱい堪能しました。
表題作の「トンコ」はどう捉えるかでだいぶ印象が変わると思われます。選評にあった“擬豚化”というのが良い表現かも(笑) 残る2偏は趣こそ変わるが、どちらも描写がグロいため、かなり読み手を選びそう。「ぞんび団地」は語り部である“あっちゃん”が何なのか最後まで描かれず。予想はできるものの、成長しちゃうもんなぁ。「黙契」は物語としては好みなのに、描写がグロすぎてつらい。ラストは美しい兄妹愛となるオチなのに・・・映像を想像すると怖すぎる(^^; 悪くは無いのですが、次は好んで読んでみようとは思えないです。
「本屋のイチオシ!ホラーとは一線を画した異色の感動作」とか言うんで買ってみましたがもともとホラーは読まないんで異色も何もわからないことに今気付きました。受賞作の「トンコ」、豚に感情移入しろっていわれてもねぇ・・。あとの二作「ぞんび団地」と「黙契」は茜と絢子のやり場のない悲しみに胸が痛む残酷なまでの家族(兄弟)愛の物語。でもわざわざ飛び出した目玉やら千切れた手足、そして蠅蛆のわく腐乱死体を使って表現しなくても良いでしょって思います。趣味や嗜好の問題なのでしょうが・・私苦手ですわ
トンコ自体はまぁまぁ…
ぞんびも余りにも設定が…
ただ最後はなんだかうすら寒いというか、グロが濃すぎて…って感じで、想像力が掻き乱された感じでした
第15回日本ホラー小説大賞短編賞受賞の表題作他二篇収録。哀しみを秘めた三作。グロ過ぎずマイルドなバランスの構成と文体に好感を持つ。ホラーにあらずとの批判があるらしいが審査員は作者を逃がしたくなかったのではないか。オチが読めたとのレビューもあるがミステリーとは思えなかったので気にならない。『トンコ』:筒井康隆の『ウィークエンドシャッフル』の冒頭を想起、まとめ方が秀逸。『ぞんび団地』:よく書けてると感心。『黙契』:邪悪な存在がフェードアウトするのが残念。絢子同様、真奈美との関係にも救いが欲しかった。★★★☆☆
3話の短編集。トンコは、食肉用の豚が事故で逃走する話。兄弟たちが加工された肉となってトンコの前にでてくるのは切ないです。ぞんび団地は、ラストが予想通り。黙契は、自殺した妹に意識がある話。あまりホラーホラーしていない小説です。豚の描写がなかなかいい感じでした。
トンコは豚だけにトン走したわけですね。3編全く毛色が違うホラー(?)なのはさすがですが、どれも「弱い」なあ。着地点も「そんなもんだろ」という感じ。253ページ
筆力はあるように思いますが、トンコは正直面白くない。豚がさまよい歩いて発見されて終わり、見所らしきところがないので読んでいて苦痛でした。ぞんび団地はなかなかですが、ラストが読めました。個人的には黙契がホラーっぽくて良かった。死人が感覚を持って色々と考えるところが面白かった。
やるせない・・・ハッピーエンドはありえないことが予想出来るだけに、終始涙目で読みました。あまりに切なくてやめておけば良かったと思ったけど、引き込まれてしまって結局最後までやめられなかった。収録3作品ともホラーらしくはないのかもしれないし、ミステリーのような意表を衝かれるような展開もないけど、充分それぞれに魅力ある作品でした。
表題作『トンコ』は豚目線で考えればホラーなんやろな。人間達はヒステリックで滑稽。自分の中では豚=映画『ベイブ』やから子豚をイメージしてもうたけど、百キロ強の豚が目の前におったら確かに怖い。 『ぞんび団地』が1番好き。あっちゃんが健気でセツナイ。読んでると漫画チックなゾンビを想像してしまう。特にゾンビになる方法を探ってる時のゴンが最高。それにアイツを放置しなかったのも良かった。 『黙契』は他の2作に比べると普通のホラーかな?でもゾッとする怖さは無い。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 05/09
トンコ/豚の生活描写や市民とのドタバタ劇は、やり過ぎ。終盤の従業員と場長のトンコとのやりとり以降は切なくて良い。福島に置き去りにされて死んでいく牛の記事を読んだためかもしれん。 ぞんび団地/一ページ目で感じる違和感からオチが読めてしまった。親がステレオタイプ過ぎるので、そのあたりでもあっちゃんの運命は予測できてしまう。全般的に微妙。確かにホラー大賞入賞は無理。黙契/3作の中では一番良かった。前の2作もドタバタ・スプラッタよりは、人間(人豚)関係の描写とかにもっと重きを置くべきだったのでは。|放
表題作の「トンコ」は脱走豚のトンコが主人公。「ペットおやつ」に加工された兄弟に水を飲ませようと袋を川につける下りに切なくなった。読後にどこか哀しい後味を残す視点が秀逸。
ホラーとはなんだろう と考えながら読んだ。怖いと言うよりむしろ酷い。設定や視点はとても個性的で 文体も違和感なくリズムも良い。ただ もう一味足りないと感じた。具体的に表現できないが 乙一を目指すのであればもっと突き放して書くべきかと思われた。三編のうち 一番惹かれたのは「黙契」で 二つの視点が時を超えて錯綜することで事実を浮き彫りにしていく。ネタバレだが 教条的ともとれそうな悪霊のセリフは抑えた方が良かったと思う。
いやー、トンコはズルい。後からジワジワきた。ぞんび団地を読んで幸せな気持ちになりました。3作とも同じ人が書いたの?と思うくらい雰囲気がガラッと変わりますが、黙契が好みでした。才能あるわ、雀野さん。
第15回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作である表題作品,他「ぞんび団地」「黙契」を含んだ本。この「トンコ」をホラーじゃないと言う者もあるが、ただ怖けりゃ良いのかというのが僕の意見。一部のマンガや映画にも見られるが、怖さを引き出すために余りにもグロテスクで不快な表現のホラーを敬遠気味になっていたところだった。しかしこの「トンコ」は、ブタの家族愛と対照に、逆に人間の持つ怖さというものを切ないほどに哀しく歌い上げた物語。他の作品とともに人間の愛情というものを際立たせる、雀野さんの秀逸な文章表現に、賞賛を送りたい。
内容も勿論良かったが、何より内包されているメッセージ性が強く伺えた。
イマイチ・・・。どの作品も最初の方で狙いが見えるし、期待を少しも裏切ってくれない。もうちょっと少しの善意の中の凄まじい悪意を見たかった。
むーなんだか悲しい話が多かったなぁ。トンコ、しばらくベジタリアンになりそう。植物は悲哀を語ってこないからね。他の作品も読みたくなった。
良かった。表題作はどこがホラーなの?とは思ったけれど、もの悲しさがいい感じだった。後の二作はちゃんとホラー。特にぞんび団地は楽しく(?)読めた。
とりあえずジャケ買い余裕でした。表題作は生姜焼き弁当に反応してると知った時はちょっと心が痛みました。2日間食事ができなかった。「ぞんび団地」はです・ます口調に魅了された。これ、相当面白かったです。「黙契」は兄妹愛にグッときました。救われる話で良かった・・・
どれも怖いというよりも悲しい。トンコに出てくる通りすがりの言葉のどれもが自分の発したもののように感じる。恐ろしく感じたのはトンコが通り過ぎていくのに対する人間の反応が、そこに自分がいたら同じようなことをしたりいったりするのではないかというところ。自分の内面の浅さを再認識させられる点でホラーであった。表題作以外の二作もとてもおもしろかった。
恐怖の着眼点が面白い。単純に怨霊が出てきたりグロかったりするのではなく、斜め上な存在の視点で描く事で今までにない怖さを演出している。最後の短編はまさに無縁社会日本で、この本の中では一番怖かった。無縁が。
表紙だけでも満足。この豚かわいい。もちろん食べるのも大好きです。これを読むともっとありがたがって食べなきゃならんな、と思います。個人的には後2作のほうが面白かったです。
表題作「トンコ」の終わり方が良かった。豚の逃走劇にココまで心がゆれるとは思っていなかった。他の2編も上々面白い一冊でした。
表題作が日本ホラー小説大賞短編賞受賞作であり、その他2編を収録した短編集。いずれの作品も違った毛並であり、ホラー的要素を用いながら、強烈に悲哀を感じさせる傑作揃い。やはり表題作は出色で、ただの脱走した豚の話であり、完全にやってることは豚のそれなだけなのに、次第に共感してしまい、最後には胸に込み上げてくるものがある情感溢れる物語は絶品。
「トンコ」はいまいち世界に入り込めず微妙だった。しかし、「ぞんび団地」は明るい文章と内容のギャップが楽しめたし、「黙約」は兄のつらさが淡々と伝わってきて切ない。。。
ホラーの新人賞受賞作って、どれもオリジナリティにあふれててミステリーに比べると既読感がない。つまり、あ、またこのパターンね、みたいなのがない。この作品もそう。どんな話か想像がつかないところにもっていかれた。ホラーって面白いんだな。三編入りですが、どれも違った味わいで楽しめました。
「生姜焼き」にこれほど心を揺さぶられた経験は初めてだった・・・。しかし、これが「ホラー」だというのは、それだけ我々人間の側の自覚が足りないことだよね・・・
横転したトラックから脱走した食肉用ブタのトンコ。森の中、街の中を兄妹の匂いを追いながら彷徨う。人間に見つからないか、酷いことをされないか、心配しながら読み進める。豚を喰う人間なのに。豚舎の従業員たちの目線は優しいが、トンコの運命は決まっていた(涙)。「ぞんび団地」はすごい。映像で観てみたい気がする。これは、ハッピーエンドだよね。ラストの「黙契」。自殺した妹と残され苦悩する兄の視点が交互に描かれる。最後、あやうく涙が出そうになった。3編とも違った雰囲気でそれぞれ楽しめました。
トンコの
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感想・レビュー:111件











































