サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)
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サウスバウンド 上の感想・レビュー(1450)
重松清作品に出てくる小学生や日常をコメディ調にどたばた仕上げにした感じだと思った。主人公である二郎の語り口調だと更に浸れたかなと思うが、絵に描いたような登場人物の小学生っぷり、父親の滅茶苦茶さに自分まで十分振り回されてしまった。
高円寺の商店街にいるような小学生二郎の日常から始まる。父親は働いていなかったり、居候がやってきたり、悪い先輩に目を付けられたりして少々きな臭くもこの日常の物語がどの方向に進むのか予想がつかずワクワクしながら読み進んだ。良作の予感。下巻に期待。
4月に沖縄方面に行く予定にしています。なので、そうそうそういえばと思って再読。奥田英朗さんはやっぱり軽妙でいいですね。伊良部医師のシリーズも好きだけど、こっちのほうが、軽くていいなぁ。とんでもお父さんとの家族的なスラップスティック。ちょっとどろりとしたところもあるけれども、それはそれでリアリティというかスーパーハッピーな感じじゃなくて良い。心地よい読書時間が、後半への謎に包まれながら続きます。
久々に手にとった奥田英朗さん。小さな笑いを誘いながら、バタバタと展開する前半。退屈はしないけど、これはどんな話なのかなぁと首を傾げながら読みました。奥田さんらしく魅力的な人物が多く、微笑ましいです。 家族のこと、将来のこと、異性や友達のこと、成長していく自分自身のこと。小学6年生という微妙な年齢が上手に表現できていると思いました。全く展開が読めないまま下巻に突入。
★★★☆☆小学6年生の主人公の少年とその家族の物語です。主人公には学校や周囲に言いがかりをつけ、いつも騒動を引き起こしてばかりいる元過激派のトンデモな父親や謎めいた過去を持つ母親がいますが、さらに学校では不良中学生の標的になったりと毎日、散々な日々を過ごしている状況です。東京に住むことができなくなった少年一家は、タイトルどおり「サウスバウンド(南方)」へ向ってしまうのでしょうか。果たして沖縄ではどんな暮らしが待っているのでしょうか。そして家族の幸せとは何か…。
上原家がとても魅力的な家族に見えました。二郎がお父さんのことで悩み、葛藤する姿の描写が奥田さんはうまいなあと思いました!これからどうなるかが楽しみです!
まだ上巻なので、はっきりと感想は言えませんが、今のところ物足りない気がします。ですが、下巻になると何か変わるかもしれません!むしろ、そのために下巻が存在するのでしょうねw 下巻が楽しみなので、読んでみたいと思います!全部読み通してみないと、本の感想なんてわかりませんもんね^^
「子供の世界」と「大人の世界」の対比が非常に上手く書けている 子供の世界 から ひとつ上の(便宜的に言うと)「少年の世界」へ行こうとしている主人公が さらに上の「大人の世界」を覗いてしまう そんなビルディングストーリーのように感じました
初読みの作家さん。自称作家の変わった父とその家族を、小学6年生二郎の視点から描いている。不良に絡まれたりお父さんの意味不明な行動に困り果てたり、後悔や悩みを抱えながらもなんだか一生懸命で純粋な二郎が可愛い。物語が動かない序盤が少し退屈で読み進めにくかったですが、お父さんの正体とか段々気になりだして面白さが加速する終盤。はちゃめちゃだけど、上原家なんかいいな。瑞々しい10代の時を過ごしている二郎。これからどうなっていくんだろう。下巻にいきます。
上巻だけでキレイにまとまってる。下巻はどうなるんだろうなってワクワク感がある。主人公は小学生だけど、大人社会より子供社会の方が大変なこといっぱいある、っていう事実がわかってるね。エロいことやイジメやら、日常と事件の書き方がしっかりしてる。そこに元活動家の両親っていうキャラとストーリーが、畳み掛けるような展開を生んで物語に引き込まれる。
毎度思うが奥田英朗の文章は読みやすいと思った。途中で少々えぐい描写もあるけど相変わらずユーモアセンスもたっぷりある。先の方も書かれてる通り、「別れは、淋しいことではない。出会えた結果のゴールだ。」というのが良かった。これから後編を読むのが楽しみだ。
子供のころの律儀さは大人になると忘れ去られ段々要領よくなっていく。一朗の場合は自分の気持ちに正直で自分に律儀だ。子供のようでもあるが人に媚びないその律儀さは読んでいて気持ちが良かった(^‐^)
元、過激派のお父さんとか、その辺りの時代背景に詳しくないからよく分からないけど…。小学6年生の長男。友達との関係とか、中学生に脅されて立ち向かうとことか。男の子って大変だなーって思うけど、どこかで相手をちゃんと信頼してる友達関係はいいなと思う。長男もちょっと強く、大人になりかけてきたので、下巻の沖縄編がどうなるか楽しみです。
バカだった小学生時分を思い出した。中学生にビビったり、自転車で家出したりする中で、少しずつ世間のシステムを知っていくあの感覚。今では大人になって、立派ではないけど、なんとかやってます。
久々の娯楽小説。子供が如何に大人に理解されていないか、一貫して子供視点であるから、子供の心理もよく判った。「最悪」、「邪魔」なんかの長編よりずっと明るくて、父親の豪快さが妙に心に残っている。さすが個性的キャラを作るのが巧い。
元過激派の父をもっている僕らの年代の人はいると思うけど、ここまで現代と折り合いの付いていない人はそうそういないと思うけど、生活保護を不正受給している人たちはこんな感じなのかな?とも思う。社会通念ががっちしない人が近くにいると疲れるもんね。奥さんの過去に興味津津です。自分が小学生の時のことをちょっと思い出して、うなづいているところが多かったです。下巻も楽しみです。
(☆☆☆☆)型破りな父一郎を持つ二郎。フリーライターだと思っていたら元過激派で、母親ともどもなにやら普通ではない過去を持っているようで・・・。一郎にどこか伊良部の影がちらちら。破天荒すぎ。子供の世界では大人は無力で、大人の世界では子供が無力という言葉が印象的。事件がきっかけで下巻は沖縄へ転居するらしいが全く展開が読めず下巻も楽しみ。
二郎とその友人たちの「小学生男子」感がすごい。自分は体育は苦手で音楽しかできないような奴だったけど、自分の底にあった頭の中。それを取り囲む大人たちの勝手。子供は意外と大人を見ている。
二郎の成長物語として微笑ましく読むのだけれど、気になるのはそれを取り囲む大人たちの存在。自分と二郎を置き換えてみると「こんな父親いやだーっ」と逃げ出してしまいそうなほどです。それでも父・一郎さんのことを「ちょっとカッコイイな」とうらやましく感じます。下巻に向けて一気読み~。
共産主義とかいろいろ詳しいことは置いといて、お父さん、モンスターペアレントかよと思う部分もありましたが、立派に育ちつつある二郎。ここまでの話から、これからどう南の地で展開していくのか、楽しみ。
映画の予告編でトヨエツが南の島で大暴れ(笑)みたいな記憶がぼんやりある。だから毎日まだまだ暑いので南国気分を味わおうと読んでみたけど、上巻は中野での物語。そして主人公は色々とハードな生活を送る小学生。コミカルなものを勝手に想像していたのであれ?と思いつつもおもしろい。淳や向井のキャラもいいし、黒木との関係もなんだか胸が熱くなる。いとこたちもなんだか最後は良い感じ。でもこれ一体どこに着地するんだろう?と思いながら下巻の西表へ。しかし、二郎よく食べるなw大きくなりそうだ。
元過激派の働かない父親、歳の離れた姉、優しい母親、うっとうしい妹、東京の下町、商店街の友達、不良な友達、怖い中学生、なんだか細かい断片だけが残っている。緩やかに始まり、怒涛のように流れ始めた物語りが、不安と期待を持ちつつ沖縄へ飛翔する。主人公は、小学生にしては幼さが少ない気がするのが、ちょっとなのだが、場面が想像される描写がとてもよい。
二郎君くんから見たら、とんでもない境遇、父親。でも陰湿な感じがあまりないのが、奥田流。大人になるにつれ、理想を現実とすり合わせてなあなあに生きる術を手に入れてしまうのが、父親の信念、理想はすりへらない。 子供に対する態度も一貫していて、気持ちがいい。 四谷のおばあちゃんの態度はいわゆる大人の常識なんだろうけど、作品の中では奇妙に思えるから不思議。ワクワクして下巻に突っ込みます。
そうそう、子どもの時の問題は大人には解決できない。まさに当時そう思ってた。でも本当にあんな親父いたら絶対グレてたけど。
読破。感想は、下巻と合わせてね。
おもしろい!学生運動とか共産主義とか私の苦手な社会科が絡んでいるけど、苦手意識など気にならず一気に読んでしまえるほど夢中になった。ただ、私だったら二郎のような境遇はちょっとイヤだな…(苦笑)
少年の成長物語なんだろうか。 パワフルな親父、そして母の駆け落ちなどの過去話はストーリーにどう絡むのか。 西表へ舞台を移すが、下巻の展開が読めない。さぁこれからどうなる?
面白かった。一気に読みました。子供目線で書かれてるのが余計に感動や爽やかさや痛々しさや色んなものを際立たせていると思った。こんなかっこいい小学生がいるとは思えないけど。早速下巻読みます。
おもしろーい!!どんどん読み進めてしまいました。二郎もあんなお父さんで大変だけど、どこか説得力あるんだよなぁ。大人の世界に子供は入れないし、子供の世界に大人は入れないっていうのが印象的だった。下巻も楽しみ~!
サウスバウンド 上の
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感想・レビュー:237件















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