美丘 (角川文庫)
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美丘の感想・レビュー(1677)
美丘ってきれいな名前。読む前の印象。太一と付き合うまでは、そんな名前に合う女の子とは言い難かった。でも、付き合って、病気を告白して、闘って、そんな姿は、美丘っていう名前にぴったりな、素直で清廉で一生懸命な女の子の印象に変わった。自分を形作るのは過去の恥でなく、未来への希望。
結末は想像できたけど、その過程が丁寧に描かれている分、感動します。病気が発症した後よりもそれまでの話がいっぱいあるのがいいですね。
大学生、病気、彼女、死、という素材が揃っていると、どうしても村上春樹の『ノルウェイの森』と比べてしまう。『美丘』はスタイリッシュな『ノルウェイの森』という感じ。村上春樹ファンとしては、やはり『ノルウェイ~』の精神性の深さに軍配を上げるが、『美丘』にある小物たちの描写や彼女への愛しい気持ちを鮮やかに描いている文章には惹かれた。内容が内容だけに、つらくて一気に読めなかった。読んだ後、胸に痛さの残る作品。
最初に結末が分かっているのに、その過程に引き込まれた。だいぶ昔に話題になった本を今更~と思っていたけど、結局引き込まれ、一緒に涙した本。 ありのまま、そのままを生きていった美丘が愛しいけれど、死を目前にしないとありのまま生きることのできない自分が悔しいとも思った。 結局これを読んでもありのままを口にしたり、思いきり好きだということは難しいなとも思った。
麻里と別れた後ぐらいから物語は一気に進み、涙が、涙が。冒頭で美丘がいなくなることがわかっているのに、美丘やグループの仲間との交流を描いた場面が長くて普遍的であるために、そういった生活がいつまでも続くと思ってしまう。それなのに美丘の発症。だから余計に涙がぁ。
ドラマで美丘が病気なのは分かっていたけど、ページがラスト10%くらいになってもまだ病院に入らない。ページが足りないんじゃないか、二巻に続くのかと思ったほど。と思いきや美丘が病院にいたのはほんの数ページで、ラスト?ページであっさり終了。あれ、このシーンが一番書かれる所じゃないのか、って思ったから気持ち的にぽかーん、ってしてる。恋人を突然失ったような、そんな気持ち。なんだこの感情。
ずっとこの小説を読んでみたかった。美丘はとても魅力的な女の子だった。彼女のように、自由奔放になる必要は無くとも、友人、恋人、そして自らの運命と真摯に向き合う姿勢は見習いたいと思った。
設定がありきたり。主人公が人生の終わりにしたかったことにもあまり共感かわ持てなかった。石田さんの作品は現代的なストーリーが多くて好きだけど、深く入り込むことができなかった。
初石田衣良さん。登場人物はどこにでもいる大学生たちで、でも色々な事情があって普通と掛け離れていく姿が悲しかった。
同じような人生を生きていたら、美丘のように強くいられるかな? 私たちの時間には、限りがある。命を輝かせて生きたいと思った。
綴られているテーマはありきたり(失礼)ですが石田ワールドにかかるとこうなるのですね。 青春なんていう言葉は今の自分には死語になりつつあるのですが、若さが本当にうらやましく、またその時代に恋愛を経験することの大切さを教えてくれる。 人の一生は長さでははかれない。
生きているものはみんな死ぬ。自分らしく生きることは自分らしく死んで行くこと。美丘が魅力的で、私は惚れました。力強く生きよ!大好きな人とともに。
石田衣良さんの恋愛小説。 ドラマ化もしていて周りの評判がいいから読んでみた。 この人の凄いところは濡れ場を緻密に描いてもいやらしくないというか、どこかしら上品。 ただ、テーマがありきたり過ぎ。個人的にはこういうのは村山由佳さんに任せていいと思う。 ローソクは燃え尽きる前が一番激しいっていうけど、この手のお話は言い古されてる気がする。 娼年が石田衣良さんのなかでは一番かな。
まったく泣けませんでした・・。もう石田さんに期待するのはやめよう。何作読んでもピンとこない。親指の恋人もそうだったけど、作中人物の自立してない感じがどうにも駄目。同棲したいから費用は親頼みって・・はぁ? 内容は恐ろしくつまらないのに、風景や心情の描写はとても美しく、その描写のためだけに読了した感じです。
私は、この本を去年の寒い日読み、なぜだか読むのを止めてしまった。美丘をくれた人には、「美丘だけは、読む気になれない」と話した。また読み始めたのは、ただ新しい本が来るまでの繋ぎだった(笑)違う友達からは、「ドラマが悲しい感じだから見なかった」的な事を言われた。私もドラマをやっていたのは、知っていたが、同じ理由で見なかった。でもこの本を読んで見ると、私のさっき書いた文章が一瞬で変わった。ただ悲しいドラマとは、違って、懸命に生きる美丘とそれを支える太一は、悲しい、お涙頂戴小説!だったと簡単には、片付けちゃいけな
設定も物語もよくある悲しい物語だと言うのは知っていたのですが、読み進めているうちに物語に引き込まれ、最後の数ページでは涙がでました。 美丘の自由で破天荒すぎる行動には本当に嵐の様な女の子だなと思いましたが、限りがある人生の中で、全力で“自分らしく”輝き続けた美丘にはかっこいいと思いました。
陳腐だなとか凡庸だなとか、でもそれを超えて揺さぶられてしまうのは本当。私もお涙ちょうだいなんて、大嫌い、なはずだったんだけど。 「みんなよりすこしだけ、わたしのほうが目を覚ましているから」 「女の子は大事にされるだけじゃダメなんだよ。ときには甘く傷付けてあげないとね」「相手の最期まで、ただいっしょにいればそれでいい。それだけで、愛の最高の境地に達しているのだ。ぼくたちはそれにきづかないから、いつまでも自分が人を愛せる人間かどうか不安に感じるだけなのである。」
再読です。一度読んだ本ですが、最後のページでは号泣でした。不治の病に冒された美丘の短い命だからこそだと思うけど、導火線のように命を燃やすように短い命を燃やすようなでも内容の濃い話だし、短い期間のなかでの話だけど不治の病って在り来りな話だと思うけど号泣しました。
すっかり感情移入してしまいました。やっぱハッピーエンドとはいかないよね。切ない。いかにもお涙ちょうだい系って声も多いですが、そのような冷めた視点で見ることもなく、普通に泣けましたよ。石田衣良さんの本初めてなんですが、ほかの作品も読んでみたいと思いました。
石田さんの文章はなんというか、女性的ですんなり入ってきます。だから恋愛小説としては感情移入もしてしまうし涙が出てしまうシーンもあった。でも病気と闘っている家族がいる身としては、こんな綺麗事だけではないという反発心が否めない。私は母親ではないけれど、最期を迎える娘がいたとして彼と同棲させることなんて出来るだろうか。そして太一の両親も彼にとってこれ以上ない重荷を背負わせるということは考えなかったのだろうか。そんなことを考えてまた違う涙が出てきてしまった。
美丘と同じ年頃の子を持つ親として、同棲するあたりからは親の立場として読んだ。いくら余命が少ないとはいえ、私には考えられない流れ。愛する自分の娘と残り少ない時を共に過ごしたいと思うんじゃないのかな。太一よりも、幼少期からずっと寄り添って来たはずの両親の思いが完全に無視されているのが悔しい。最後の約束も、余りにも身勝手な内容。同棲ごっこといい行動があまりにも幼稚。といいつつ、それなりに楽しく読めましたが・・・
解説と裏書きが無粋。未見なら衝撃もあったろうに…。 まあ、ヒロインの造形ありきの恋愛小説。 最後の授業での決意は立派だし、新たな切り口かなと思ったが、いまいち内容に反映されてないような気がする。
鮎川まどか@AnxAn
死にネタとしては下の下の部類。 やはり、約束の履行は受け入れにくいわ…。 それが愛ゆえにと言うなら、私は永遠に愛などわからんと言い返すだろう。 好かない作品。
ナイス!
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12/02 14:59
死にネタとしては下の下の部類。 やはり、約束の履行は受け入れにくいわ…。 それが愛ゆえにと言うなら、私は永遠に愛などわからんと言い返すだろう。 好かない作品。
ナイス!
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12/02 14:59
約束のくだりがあるのでどうしても後味が悪いです。返すと言ってた引越し費用、どうなったのかなあとか。節約とか言いながら、以前と変わらずカフェ三昧とか。良かったんですが何かその辺の無責任な感じがひっかかり、のめり込めませんでした。
愛の至高の瞬間は死をもって凍結され、永遠となるのは、漱石の夢十夜でもテーマだった。うん、やっぱり、彼女が亡くなったことで理想の愛が完成されたのかなとも思う。
石田衣良さんの文章はすごい読みやすい☆キャラクター設定がすごくわかりやすくて登場人物が目に浮かぶようです。
とにかく最期せつなくて、ちょっと落ち込みました。
奔放すぎる美丘に共感する部分は少なかったけど、必死で生きてる感じがすごく魅力的に思えた。火のついた導火線、そのものって感じ。
物語の内容というより、描写や主人公たちの生き方に魅せられる作品でした。もっともっと、生きなければ。正直に相手を、自分を見つめることが、いかに大事なことか、そしてそれこそが、誠実さであるのだと感じました。必死に生きて、持ちうる愛を、自分自身を、しっかり伝えていくのだ、私は。
設定もありがちだし先も読めてしまったので泣けはしないけど良い話だった。生かされていることや、大切な人と一緒に毎日過ごせていることがどれだけ幸せかを確認できたと思います。
ドラマでチラっと観てたけどあまりのの演技の微妙さに見るの辞めた^_^;苦笑)
ストーリー的には感動やけど、登場人物が年齢の割に子供っぽく感じる(⌒〜⌒)
美丘の
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感想・レビュー:452件













































