吾輩はシャーロック・ホームズである (角川文庫)
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吾輩はシャーロック・ホームズであるの感想・レビュー(277)
漱石の軌跡と物語とを見事にリンクさせてしまうあたりがお見事です。贋作坊ちゃん殺人事件といい、著者は夏目漱石大好きなんですね…たぶん。題名が巧い!
ロンドンに留学した夏目漱石が自分のことをシャーロックホームズだと思い込むユニークなお話。ナツメホームズの発言、笑える。なんか、森見作品にでてくる男子大学生とか思い出した。ワトスン君とナツメホームズが自転車の練習してるシーン、想像しただけで笑える。 いやー、まぁ夏目漱石もコナンドイルもそこまで読み込んではいないのですが。読み込んでたらもっと面白くなったはず!
面白かったぁ~♪漱石がホームズだと思い込んでしまっているっていう設定が何か気になって買ってみたんだけど(^^)しかもマジで事件起きちゃうしね!ホームズは何作か10代の頃に読んだけど、また読んでみるのもイイかなぁと思った☆
柳広司さんの本を読むとよく勉強してるなあと感心します。柳広司さんの本読むと大体他に読みたくなる本が二、三冊は出てきます。ひとまず今は夏目漱石の倫敦塔が読みたいです。
ホームズもののパスティーシュとしてすごく日本らしくて面白かった。漱石とワトスンで自転車の練習をしているなんて想像しただけで笑えた。阿片が絡んできたところや、ワトスンが漱石のデタラメ推理にホームズへの絶対的信頼を崩されたりしてる辺りの描写が好き。
タイトルからしてパロディかと思ってよんだが、しっかりしていた。ナツメの滑稽さに最後どうなるのか?と読んでいたけれど、ちゃんと落ち着く所に落ち着いていたという印象。
ナツメがロンドン滞在中に精神を病んだことから始まる作品。しかし狂ったナツメはとてもユーモラスで的外れな事を自慢気に話し、時には的を射た発言で(何故か)ワトソンをヒヤリとさせることも。ラスト、正気に戻ったナツメの姿には寂しさと哀れを感じました。それもナッツ・キムノスケを見るまででしたが(笑)
自分をホームズだと思い込んでしまった夏目漱石のお話。ホームズをあまり知らなくても楽しめます。ナツメ・ホームズの馬鹿推理は見物ですよ!自転車の件が一番笑えました。彼はいつも間違っていますが、推理小説としては納得のいくデキだと思います。伏線もありますし、犯人捜しながら読むのは楽しかったです。
イギリス留学中に夏目漱石が精神を病んだのは、有名な話だけど、天下の夏目をこの扱いでいいのかしら。個人的にはホームズ氏をもっと活躍させて欲しがったなぁ〜。
ロンドン留学中に神経を病んだ夏目漱石が、自分のことをシャーロック・ホームズだと思い込む――というユニークな設定のもとに描かれた、異色のホームズ・パスティーシュ。/降霊会における霊媒師毒殺事件では、甲虫を伏せた椿の花という手がかりから××人の特性を踏まえて「犯人は×だ」を導き出すナツメのバカ推理がウケるw/とはいえ、ミステリ要素はあくまで添え物。史実と虚構を巧みに織り交ぜて展開される、20世紀初頭の英国に対する文明批評――が主眼となっています(ワトスンが糾弾される場面で告げられる、ある名前には吃驚でした)。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/20
ロンドン留学中の夏目漱石が「我輩はシャーロックホームズだ」と思い込み、ワトスンと共に事件の謎を追うヘンテコ設定なミステリー。突拍子も無い夏目の推理と言動が可笑しい。その可笑しさと裏腹に、事件の根底に潜んだ人種的偏見が影を落としていてコントラストを付けている。ただ自分にホームズの推理小説、シェークスピア、ロンドン塔の歴史などの知識が浅く、物語に十分に入り込めなかったのが残念。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(3)
- 09/11
ナツメホームズの推理に笑いました。全てのあり得ないことを排除していって最後に残った可能性として『犯人は私だ』にたどり着くセンスは素晴らしいと思います。
夏目漱石×ワトソン×シャーロックホームズという設定が新鮮に感じて購入。「ジョーカーゲーム」とはだいぶ趣きが異なる作品。夏目漱石は教科書で読んだ程度、ホームズも小学校で少し読んだ程度だと元ネタについていけないところもあったが、全体的にコミカルで読みやすかった。
天下の夏目漱石を、こんなアホキャラにしていいのか?と思いながら読んでた。ホームズの話はだいぶ忘れてしまったので、久しぶりに読んでみたいと思う。
なんとも滑稽で愛嬌があってかわいそうなナツメ。ホームズ調の文体と漱石調の文体と地の文体と混淆していて面白い。惜しむらくは、今の表紙絵になる前のバージョンを買ってしまったこと。漱石先生の事件簿と揃えたかったのだけれど
ワトソン君はいい人ですね。まさか・・・、と思わせておいて予想の斜め上をいくようなナツメさんが面白かったです。周りの人たちもなんだかんだ言いつつ、彼を心配したりしているのが微笑ましいです。
ホームズファンと夏目ファンとシェイクスピアファンを満足せしめ、かつ一般の読者をも楽しませる上質なパロディ小説。文体までホームズシリーズの日本語訳に似ているなんて!すごいな〜。
ホームズは小学生の時はまって読んでたけど、夏目漱石は「吾輩は猫である」を途中まで読んだだけ。それでも内容は気軽に楽しめる感じで面白かったです。気のふれてしまったナツメを温かく見守りたい、そう思いながら読んでいました。それにしてもワトソン君いいひと!改めてまたホームズが読みたくなりました。そして機会があったら夏目漱石も。そしたらもっとこの作品を楽しめるんじゃないかな?
おや、ワトソン君。今度は、向こうから妙な二人連れがやってきたぜ -P125/PB- ★★★ 冒頭のリール姉妹からしてグラナダ版ガリデブ姉妹を思わせる。ワトソンをはじめ違和感は感じられない。敬愛する偉大な探偵とその取り巻きたちを自身の小説で描く、楽しかったに違いない。夏目の深い悩みに重ね合わせた西洋東洋文化のあつれきが興味深い。ひどく真剣ながらも滑稽な夏目の様は、当時の日本の声にならぬ足掻きに映る。四つの署名を連想させる未開人や"あの人"など、シャーロキアンならニヤつくこと間違いなしの最高のパスティーシュ。
ロンドン留学中に神経衰弱から自分をシャーロックホームズだと思い込んだ夏目漱石がワトソン君を助手に事件を解決!という話ではありません(笑) 漱石の的外れな推理も楽しいですが、 文体が本家ホームズ物(の翻訳版)にそっくりなのが驚き! ぜひ本物のホームズが活躍するバージョンも書いて欲しい❢
漱石さんとホームズのコラボレーションがすごい!色んなネタがちりばめられていて、面白かった。ただ、漱石さんの扱いが結構悲惨なので注意(笑)
本家に詳しくないので、今一つ味わいきれませんでした。登場人物が語る戦争や先住民の権利についての考えには大いに感銘を受けました。
漱石さんをホームズと掛け合わすのは面白そうだけども、英国での漱石さんの想いを踏みにじるような滑稽な漱石さんに仕立て上げたら許しませんよ。妻曰く「最近のあなたは、いわゆる夏目厨、漱石オタなのよ」ぅむ、そういわれても違和感なく受け入れる自分。−−ぅ〜む、厨やオタク相手にスレスレのお話に仕上がっている!柳広司さんは漱石さんの心情をよく分かってる!嬉しく思う!などと熱弁すると、三男曰く「母さんはその本すでに持ってるよ」・・・・漱石好きのみならず、推理小説好き、探偵モノ好き、そしてホームズファンも楽しめるかも。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 01/21
夏目漱石は読んだ記憶が無くて知ってるのは名前だけ。シャーロック・ホームズは映画か何かでチラッとだけ。この貧相な知識しか持ってない自分には読むのが辛かったので、落語のように枕が有れば理解し易かった気がする。せめて後書きか解説が有れば良かったのに・・・。夏目漱石もコナン・ドイルも未読の自分が悪いんやろうけど・・・。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 01/19
ワトソン君は苦労人ばかりの立ち位置だけどホームズやナツメのような難しい人間の扱いに長けていて見ていてかわいらしかった。後書きの漫画が更に良かった。けれど最後はナツメを放り投げて終わってしまった感がある。
吾輩はシャーロック・ホームズであるの
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感想・レビュー:104件
















































