ゴールド・フィッシュ (角川文庫)
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ゴールド・フィッシュの感想・レビュー(419)
続編ということで、リズムと続けて読みました。現実と夢を両方抱える時期。リズムからだとより成長が感じられて良かったです。本筋とは外れますが、「勉強に集中しているあいだはほかのことを考えなくてすむ」というのに心当たりがあったり…。
「リズム」の2年後。テツがさゆきが戸惑うのが分かる位強く成長していて感動。私も自分のリズムを忘れないで生きていきたいな。是非さゆき達の高校生活も読んでみたかったなぁ。
デビュー作「リズム」の二年後の世界。さゆきやテツは中学三年生になった。受験や将来の夢やバンド解散など色んなことに悩みながら成長していく姿をうまく描けていると思う。青春っていいな〜。主人公達と同じ中学生にも読んでもらいたいし、あの頃を忘れている大人にもオススメの作品。
リズムから2年後……。中学から高校へと一歩踏み出す、この時期の心の揺れが伝わってくる。いいなぁ、『夢』『自分らしさ』。甘酸っぱくも温かい、素敵なお話し。
すがすがしく、たくましく、キラキラしていて、野原を走って行くみたいな疾走感。 淀んでいるときさえも、さわやかな風が吹くこの感じが、わざとらしくないのは森絵都だから。 現実に照らせばあまりにできすぎな世界だけど、だけど、そんな大人たちのいる世界を、私は作りたい。
リズムの後のお話とは知らなかった。リズムを読んでからの方が良かったか。主人公よりもおじさんに共感してしまう私。受験の時に読んでいたら、もっと違った感想を抱いていたかも。
夢のカタチって沢山あって。自分の夢を自分なりに追いかければいい。自分のリズムを誰にもジャマさせるな。現実は決して甘くはないけれど、それを知ってもなお夢を追うことに、意味があって輝きがあるのだろう。あと″学校で一番頼りになる大人は、保健室のおばさんと用務員のおじさんだ″はさすが。森絵都さんはよく分かってるな。
リズムの舞台から2年後の話。リズムから一気に読みました。それぞれの夢についてのお話。テツがすっかり成長していたり、悩みながら立ち上がるさゆきが素敵でした。
「リズム」から2年経ち、中学3年となったさゆき。いとこで、ロックをこよなく愛しバンドの夢を持って東京に飛び出した真ちゃん。「夢の実現という自分を信ずる生き方」と現実の厳しさや挫折を描いた物語。誰もが大人になる過程の中で一度は味わう感覚をさらりと、でも決して投げやりにならず、読者自身に考えさせてくれる森絵都さん渾身のストーリ展開に、好感が持てます。リズムも良かったのですが、それよりこのような展開を考え付く森さんのすごさは賞賛もの!それにテツくんの成長も微笑ましく、これこそ青春小説としては一級品の作品ですね。
高校受験をひかえて揺れる少女・さゆきの物語。さゆきって名前が可愛いです。他人だったら夢を追うのは素敵!頑張れ!と無責任に言えますが、身内だと堅実な道を歩んでほしくなるんですよね。登場人物の気持ちそれぞれに共感しながら読みました。 ところで。リズムって単語がやたら出てくるな・・・。そういえばこの著者「リズム」って作品出してなかったっけ?と気付いたところで後の祭り。「リズム」の2年後の世界がこの「ゴールド・フィッシュ」だったようで・・・。すごすごと図書館を目指し「リズム」を借りるとします。
電車の中で泣いてしまいました(´;ω;`) 森絵都さんは「中高生の頃の私」の描写が本当に上手です。 必ず共感できる部分がある。 小さなことを楽しみながらひとつひとつやっていく。 自分のリズムを忘れないように。
さゆきが夢を見ていた年齢から現実を見る年齢へと成長した様子がシンプルなストーリーの中に描かれている。前作で自分のリズムを持つ大切さに気づいたさゆき。しかし、それを持ち続けていくことがいかに困難か。森さんはこの年代の心理描写が本当に巧い。多くの中高生に読んで欲しいな。
きらきらした夢と、厳しい現実。そのどちらも知って、さゆきは少し強くなったんじゃないかな。大きな夢はまだ見えない。でも、小さなことをひとつひとつ楽しみながらやっていくってのも大切だと思う。さゆきを取り巻く登場人物たちが暖かくて素敵だなぁ。高志くんとテツが好きになった。
さゆきちゃんの周りの人たち、それぞれの個性が浮き彫りになり、大人も青少年も悩み、情けない姿をさらしながら世間の荒波にもまれて生きている姿に元気をもらえる。「リズム」とこの本は2冊で一つですね。
高校生の時に読んで以来、久々の再読です。
さゆきを通して、自分自身の学生生活をリアルに思い出しました(^_^;)。
何とも言えない、温かい気持ちになる一冊です。
リズムの続きだったんだ!知らなかった。こちらもかなりステキでした。1作目は夢いっぱい!って感じだけど、こっちはもうちょっと大人な感じ。夢は諦めないって感じのしんちゃんは変わらないと思ったけど、さゆきが私は普通の子だと自分で認識したと感じるあたりが前より苦い雰囲気になってる原因かなぁ。どっちもスキですけども。
★★★★☆前作よりかなりよかった。何よりテツが魅力的。あんな友達がいればいいなと思う。さゆきがかなり大人になっていて、大人でも共感できる作品。
リズムの続編。いとこの真ちゃんはバンドマン。真ちゃんの夢が自分の夢だと言い切るさゆき。強くなりたいテツ。少しづつ大人になってく過程で、見守ったり、一緒に苦しむ大人達。説教くさくて、話がくどい担任に呼び出さたシーンでは、読んでいて思わず泣いてしまったり、真ちゃんのお父さんが最後に言った一言に、はっ!となったり。やはり、森絵都さんはこの年代の描写が上手です。私が中学生の時に読みたかったなぁ。
「リズム」では中学ぐらいに読みたかったなぁと思ったけど、この本は今で良かったかな、と。中高ぐらいに読んでると完全に真ちゃんのおじちゃん側の意見に賛成していただろうから。そしてさゆきを「甘えた子!」と思った(確信)どんな事でも自分のやりたいことがあるのと無いのでは大きく違うって大人になってわかったので、今ならみんなを素直に応援できる。そして良い意味で「なんとかなるよ~」とも言える。
夢を追いかけたい少年少女たちと、少しでも安定した生活を送ってほしい大人たち。どちらの気持ちも分かるだけに、読んでいる間なにが一番いいのかわからなくなりました。結局は自分で選択するしかなくて、正解なんてどこにもない。それでも、どんなに小さくてもいいから、ずっと夢を持っていたいと思いました。
大きな夢はまだ見えない。 まだ夢の見えるところまで行きついていない。 もし、自分だけのリズムを守り続けていられたら・・・ いつか必ず自分の中に何かが見えてくると思う。 こんな風に未来を見つめる世代がうらやましいと、心から思いました。
リズムより更に含蓄ある内容だった。この本は、成長の過程で人が自分の限界や社会の現実を知り、それに妥協して自分をごまかしながら生きていることに対する著者の挑戦状のような気がした。思春期の純粋で揺れ動く心を失うことなくここまで見事に描ききる森さんは素晴らしい作家さんだと著書を読む度に思う。ちょうど今中3で高校受験を控えている息子に「リズム」と併せ、是非読ませたい。
リズムから通読。10代の頃に出会えたら良かったのに。でも本との縁は「出会うべき時、そばにある」と何かで読んだので。今の俺に必要なものだから今出会えたのだろう。 森絵都さんだから描ける、繊細で綺麗な人たちの話。 俺も、俺のリズムでマイペースに生きてゆきたい
リズムの時との変化にいい意味で裏切られた。
特に弱虫だったテツが優しく思いやりのある、真っ直ぐなテツに成長!
真ちゃんとさゆきは、それぞれの事に落ち込み悩むが、最後は自分のリズムを守り続けることを決意。
私も、自分のリズムを守っていこうと思った。
「リズム」その後。みんな少しずつ大人になって、中でもテツがかっこよくなってる!自分のリズムを大切に。
『リズム』の続編。「しょうがない」って言う度に何かを諦めてきたのだ。大人になるにつれてそれは多くなってきたかも。でもなりたいものに向けて前に進んでいけたらいいのだけど。今となってはもう遅いけど…。
続編だったとは・・・。しかし、ゴールド・フィッシュだけでも十分楽しめました。なんというか、青春って感じでした。あ〜、胸に染みる物語だ〜。
「リズム」の続編。さらっと読めました。この話の中では、真ちゃんとさゆきは会っていない。でも真ちゃんの魅力がいっぱい伝わってくるし、若さと幼さの間にいるようなさゆきが切ない。
前作「リズム」より2年後の話。主人公のさゆきも中学3年生。自分の行く先が見えないまま、まわりから受験という波がやってくる。一方の真ちゃんは夢のバンドが解散という壁にぶつかり、さゆきから逃げるように引っ越し。みずみずしい若さいっぱいの物語。前作以上に子供の世界だけでなく大人の世界が垣間見えるような作品となっています。「あたし、やりたいこと、できたの」という言葉が印象的です。
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