シャングリ・ラ 下 (角川文庫)
シャングリ・ラ 下を読んだ人はこんな本も読んでいます
シャングリ・ラ 下を追加
シャングリ・ラ 下の感想・レビュー(733)
上下で読み終えるのに14時間ほどもかかってしまった。率直に言って、私はこの物語に胸を躍らせることはできなかった。これの解説の前半の通りなのだが、リアリティと荒唐無稽、緻密さと粗雑さが無理やり同居してるような…この物語が壮大で才能の塊なのだろうことは解る。しかし読後の爽快感すら感じられず、私には疲労が残るのみだった。小説に特にリアリティを求める人間には向かないかもしれない…なまじ前半にリアリティを垣間見ただけ。私にこの物語を受け入れるたるだけの器がないことを残念に思う。
普通の人達が犠牲になりすぎていたり、小夜子が不死のように蘇ってくるのには違和感があったけど面白かった。モモコさんがぶっとんでいて、涼子が徹底的に完全悪なところなど脇役が生き生きしていた。最初、アトラスは倒される時が来るんだろうと思ってたので、あの圧倒的な存在に魅入られていた私は残念で仕方なかったけど残るなんて。それどころか次は「国際アトラス」だなんて。凪子のように考えただけで動悸が激しくなりそう。
途中からスピードが早すぎて吃驚しました。文字を追うスピードもどんどん早くなって、夢中で読了。未来もすべて明るい!というより、まだまだ終わらないといった終わり方に余韻が長引きますね。面白かったです。
うーん。下巻はあまりそそられなかった。ちょっと無理があったかなぁ。漫画チックすぎる気がして、ちょっと^^; それぞれの人物像は面白かったのに、残念。
後半も、炭素型経済、未来の格差社会の話が、ブーメラン真剣白刃どり、殺されても殺されても蘇る涼子と小夜子、魑魅魍魎、延髄にケーブル接続、というヘンな設定で惑わされます。まさに装飾過剰。気持ち悪い描写は飛ばし読みしましたが、これだけの設定が泉のように湧いき出てくる池上永一さんはすごい人です。銀って何かわからなかった…。
上巻からの読書速度は高めのギアを保持したまま、いきなり「飛んだ」内容に入ってもスピードが落ちなかった。國子が飛行中の軍用機の機外でブーメランを振り回しミサイルを撃落としてみたり、小夜子も涼子も不死鳥のように蘇り、肉体の神経系にケーブルを突っ込んで電脳空間を操作したり、突っ込みどころ満載!それでも結末まで虜にされてしまった(笑)アトラス第零層の結末も「何だかな~」という感じ。そもそもそこに、その古墳があるの?なんてのは野暮ですかね~。解説に我が心の師・筒井康隆氏だったのが良かった。
上巻よりさらにぶっ飛んだ描写は良くも悪くも漫画的。こまけぇこたぁいいんだよ!!という楽しみ方ができない人にはおすすめしない。俺はまぁそこそこ楽しめたよ。手元に残そうとは決して思わないけど。
途中で展開を見切ったと思っていたのに、考えていたルートをほんの少しずらされてしまい、勢いに乗せられたままラストを駆け抜けていきました。設定の詰めが甘いのに、ここまで清々しく展開させられる作家はなかなかいないのではないでしょうか?読み終わったあとも彼らの未来を延々と想像してしまいます。どこまで想像したらこの物語は終わるんですかね(笑)面白かったです。
キャラがごちゃごちゃし過ぎ。内容もまた、ごちゃごちゃ詰め込み過ぎに思います。 それぞれのキャラは、良いと思えるものの、組み合わせがイマイチな感じ。 正統派SFとしてのバックボーンは、しっかりしていると思います。 主旨、テーマにも興味が持てます。
個人的には合わなくて、引いてしまう部分もある。だけど、発想は鮮やかで、物語をおもしろくしようという意図は伝わり、何よりキャラが立っているのはすばらしいと感じた。
例によって再読.神話が好き、とくに日本神話が好きだからところどころで引っかかるワードがあったり、この主人公たちはあの三柱を指してんだなと思ったりとかなり楽しませてもらいました. モモコさんが本当にいいキャラしてる!
ラストの展開が、良く言えば疾走感、悪く言えば某週刊少年誌www この世界観が生み出せるなら、ストーリーももっと面白くなるはずなのに感が否めない。全体がぎゅうぎゅうに圧縮されてて読みにくいのもあるかも。同じ角川なら、スニーカーや電撃にしてシリーズものっていう手もこの設定ならありなんじゃない? キャラが男は馬鹿で草食、女は狂人、で固まってるのが嫌。それでもやっぱりこのありえそうでありえないすれすれの世界観は好きだ!
片鱗はあったとはいえ、上巻の展開から日本の国造りが前面に出てくるとは思っていなかっただけに、驚きと共に失望もある。加えてそれがごく表層で止まっているのも残念(オノコロ島なんかも一瞬で消化されたしね)。上巻での盛り上がりや期待感は見事に喪失したと言える。発想や世界観は評価できるだけに、勿体ない点も多いのではないか。詰め込んでコンパクトにまとめたのだけれども中途半端に終わったように思うし、不明瞭で見えきれなかった点も読者によってはあるだろう。とはいえ、このページ数でこの内容なら「読める」作品ではある。
人も自然も異常と言える生命力に溢れている作品だった。この異常な生命力により物語は過度のハッピーエンドに包まれている。もういい、もう止めてくれ!と、こちらが悲鳴を上げたとしても彼らは止まらない。未来ってタフじゃないと生きられないんだな。
もう無茶苦茶。伏線の改修とか大円団とかそういう「物語としての完成度」なんて最初から眼中にありません!とばかりの アクション、呪術、神話、経済、不死身、まさに魑魅魍魎の百鬼夜行。このスピード感は面白うございました。
文章が話の流れをそのままなぞるだけでひたすらに空疎に感じて、とことん話に入り込めないどころか小説作品として認めたくないレベルに感じた。設定に面白いところが多々ある分、文章力の欠落にただただ残念。
上巻はまだ納得できたが、下巻の終わりの方はみんな死んでは生き返って死んでは生き返って妖怪大戦争で・・・納得できん!でもまぁ読んで後悔はしていないけど、確かに人には薦められないかな。「お父さーん!」に笑った。銀て何?
近未来、かつての地上で荒々しい森の片隅に身を寄せあって住む貧しい人々対超高層建築に退避したごく一部のエリートの、炭素経済を介した抗争の物語。だと思ってたら最終的に妖怪大戦争だった。肉体的・人格的にまともなのってチャンと、年齢考慮して香凛くらいじゃないか。ラーメンに寿司とハンバーグを入れてしまったようなとっ散らかりっぷりに。筒井康隆が解説に苦労してるのがわかる。確かに、人には勧めにくいなあ。
モブキャラはサクサク死ぬが、メインは、あーもう死んだわという描写をしても生き返ってくる。いやまあ、漫画的なものだと割りきれば許せます。全体的に上巻と比べ、更に描写が軽くなったような、何とも言えない中弛みがありました。台詞回しもそこそこ面白いし、設定もワクワクするのに今一歩という評価です。
読了。読み進めるのになんだかとても時間がかかりました。ジャンルは近未来SFチックのような違うような。。まさに「何でもアリ」という感じですね。
面白いけれど、他人に薦めるかといわれれば……。というファンがいると筒井康隆先生の解説に書かれていましたが同意しました。突き抜けているけれど、少々既視感があったのはトンデモSFやアニメ、ライトノベルっぽさ(あくまでぽさ)が見えたからだと思っています。トンデモに耐性があれば面白いのですが、なければついていけず駄作に見えるでしょう。キャラとか構成とか全てが、です。巻末の筒井先生の解説には妙に納得しました。あと、私はこういうトンデモ大団円は大好きです。
下巻は何でもあり度倍増で、ハチャメチャなのはいいけどうまくテンポに乗れなかった。 登場人物たちが突き進んでいくのを、 そうか引っ張って行ってはくれないのか、と離れた所から見ているような感じ。 とは言え、面白かった。これをわざわざジャンル分けしてしまうのは無粋だと思う。 ニューハーフの銀ってなんだ。
極悪非道な行為を繰り返したら普通のエンタメ的には罰を受けることになるわけだが、出てくるやつがみんなゴジラ&ガメラ・クラスの怪獣なんで、そんなことはないのであった。 アイディアのとっかかりがアレなんでそういう話になったんだろうけど、20世紀小説だったらそれ含めぶち壊して焼け野原で終わったんだろうな
実に壮大な物語でした。下巻に入り物語は一気に加速を増し、めまぐるしく場面が、展開が変わります。それに登場人物たちが、常人離れの暴走気味の活躍、読んでいてどうなるのか本当にわからず、なんかそこがとても面白かった。
素材は好きだが料理の仕方が嫌いといった印象。下巻は特に真面目な話なのかギャグなのか掴みかねた。読了するのが辛かった本は久しぶり。とにかく展開があり得なさすぎで、私が読書に求めているのはこういうのじゃないんだとはっきり分かった。アニメなら…まあ見てもいいかな
シャングリ・ラ 下の
%
感想・レビュー:217件














ナイス!

































