アラビアの夜の種族〈2〉 (角川文庫)
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アラビアの夜の種族〈2〉の感想・レビュー(351)
第1部がそれほど引き込まれなかったけど、せっかくだからということで第2部も読んだが、世界観の慣れもあるだろうが、第2部の主人公ファラーとサフィアーンの生い立ちから魔王討伐までの話しと、第1部からアーダム、蛇神、埋もれた都市の話しがきっちり交わり、いい展開になり面白くなって来た。それにしてもアーダムの憎愛は1000年後も相変わらず冷めておらず、第3部まで持ち越しになってるな。
個人的には1巻より読者を引き込む要素があるとは思いましたが、私にはそこまで…と言うのが正直な感想です。【以下ネタバレ】RPGを見ているような話になってきました。『サ? サフィ? サフィアーン!』には思い切り吹きました(笑)。『安本丹(あんぽんたん)』てこうやって書くのか!と感激(笑)。訳の語彙が面白かったですがちょっとクドかった気もします。セリフの安っぽい部分は原作者がアラーの機嫌を取る為にアラー以外(特に偶像なんか)は軽い奴らと表現したかったんだろうなと想像しました。
すごく面白いRPGを時間が経つのも忘れて夜が明けるまでやり続けたことのある人なら、この作品が持つ魔力的な魅力がわかると思う。正しくそんな作品。読み出すと止まらなくて先が気になって仕方ない。しかもゲームと違ってレベル上げなんて回り道の必要ない抜群に面白い物語。ファラーの物語は幻想的で深い絶望と哀しみがあり、左利き族とかジャッカル牛とか設定も素晴らしく引き込まれ過ぎて電車を乗り過ごしてしまった。サフィアーンの物語は王道ながらポイントを外さない義賊英雄潭。話し方が可愛くて、やっぱりジンニーア様は憎めない。
7.5。主人公がそろったのかな?とおもいきやまさかの展開。これからどうなる?と思ったときにネスト構成が邪魔をする。がそれがまたいい。3巻が楽しみ。
主人公の3人が邂逅したと思ったら!こうきますか。とにかく作中作が面白くて、物語に圧倒されてしまいますが、それすら楽しい。アーダムに取り付かれたサイファーンと、ジンニーアに取り付かれたドゥドゥ、魔術に取り付かれているファラーがこれからどうなるのか、続きがとても楽しみです。
勇者たちが地下迷宮に集結して魔王討伐に乗り出したけど、最後はまさかの展開。個人的にサフィアーンと義家族との関わり合いが好きだった。「お父っつぁん! お母っつぁん!」
どんどんWizっぽくなっていく展開にニヤニヤが止まらなかった。作中作の三人の主人公、どれもが魅力的で良いね。作中の現在と、作中作の物語がこの先何らかの形で絡んでいくんだろうけど、どういう風に展開していくのか非常に楽しみ。
さらに引き込まれていく。 物語内での派手な世界観・饒舌な語りと、 現実パートでのぐっと抑えた描写が対照的。 物語と現実の交差に俄然期待が高まる。
ハッタリの効いた語りがよくって、特に魔王のダンジョンに勇者の組合ができてくあたりからの展開がお祭りみたいな盛り上がりかたで好きだ。こういうのを読んじゃうと、描写なんて技法は前世紀の遺物だ! ってな気分になりますな
残ったのは悪意のキャラばっかりだ!でも何故か肩入れしてしまう不思議な物語、さすが災いの書。アイユーブの真意もその系譜なのだろうか。アーダムと蛇神ジンニーアの物語はIで完結したものだと勝手に思っていたので、あれよあれよと復活するくだりはテンションが上がった。特に邪神復活の笑みがお気に入り。
今回は2人のイケメンの邂逅の話……というと俗っぽいですがそれぞれに背景があり、それらがやがて1つに収斂する展開は、ひねりはないものの期待が高まる。文章は装飾過多だが読み易いように配慮されている(ただし難しい単語や読みにくい漢字が頻出) ファラーとサフィアーンの話は動きがあり楽しく読めるけれど、現実世界の方は(今のところ)説明口調になりすぎで、面白くない。そこが読んでて一番感じた欠点かなぁ。そのあたりはⅢでどう動くかに期待しております
Ⅰを読破するのに二日、Ⅱを読むのに十日もかかってしまった。文庫化にあたって分冊してくれたことに感謝する。これがもし一冊の単行本だったとしたら、もっと時間がかかっているのでは? 本当に密度が濃く、贅沢な作品。正直、読み終わりたくないという想いがある。Ⅱで二人の主人公が加わり、物語は更なる混沌ぶりを発揮。地下都市ゾハルの無計画な拡張ぶりが何とも素晴らしく、作者のテンションがどんどん上がってきているのがわかる。ボナパルト? 何、それ? 食えるの? それよりも早く物語の続きを! すっかり夜の魅惑に耽溺してしまう。
主人公3人が出揃って、いよいよ決戦!と思ったら、驚きの展開!!!でⅡが終わってしまった。急いで続き読みます。最初は読みにくかった独特の文章が、なんかもう癖になってきてしまっている。
勇者とか魔王とか姫とか、もう、ね。ファラーさんを忘れないで!盛り上がり的には1に劣る気がするけど、所詮登場人物紹介ってことで第3巻へGo!
主人公が一転してラスボスに。あっけなく死んだかと思えば蘇る。ミステリでありファンタジーであり、RPGのノベライズ風でもあり。活字を追うのではなく、優れた語り手に語って欲しいと願う物語。
狂 王 の 試 練 場 !! 一体全体おれは何を読んでいるんだ?!ログアウト冒険文庫か?!スニーカーG文庫か?!おれ達くそどもが抱いていたほの暗い地下迷宮、混沌そのものの地下都市、廃虚、そういったものへの憧憬は、ここからはじまったっていうのか?!バカな?!
粉飾的な言葉で綴られし絢爛なる「物語」は、暴力的に読む者を魅了する。物語内でも、外においても。現実とフィクションの境界は「書物」を鏡に一瞬入れ替わる。つまり俺が部屋にひきこもりだす
アラビアの夜の種族〈2〉の
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