ガラス張りの誘拐 (角川文庫)
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ガラス張りの誘拐の感想・レビュー(268)
刑事でいるには優しすぎる佐原が関わる事件を描く連作短編集。出てくる若い女の子の喋り方にイラっとしてしまう。結末はある程度予想出来るが、テンポが良く読みやすい。若干尻すぼみで終わった感あり。人物描写が薄っぺらい気がしなくもない。歌野氏はバラバラだった話を1本の線に繋げるのが巧いなぁ。あらすじに「驚天動地の結末」って書いてあるけど…誇大…。助け合わなければいけないはずの親子の関係が壊れてしまったことが悲しい。なんでここまで捻くれてしまったんだろう。
2章が終わったところで「同じような結末」であることに気付き、3章に入ると主人公の姓で「なるほど、そういうことか」と。犯人の行動が動機に対して飛躍しすぎている感じはあるけれど、物語の構成としては新鮮で面白かったです。お前何様的な意見を言わせていただくなら、ミステリとしては可もなく不可もなく(お前何様?^^;)。
ミステリーじゃなくて火曜サスペンスって感じ。全ての犯人の目的とリスクが釣り合っていないので不完全燃焼。あと、主人公は病気を克服して欲しかった。
こういうストーリー、結末は初めてなんで新鮮でした。どういう結末に持っていくか ワクワクして読み進めました
犯人が誰かというより、全体の構成、人物の心理・思考、落ちが上手い。最後の「逃げないでください。」の重みが凄い。犯人バレバレなのに楽しめたのは、犯人にしっかりとした信念があったからだと思う。
なかなか面白かったです。ミステリとしてはいまいちなところもあるけど、こういうかたちの犯行というのが設定として面白いので楽しめました。
どうして第一の事件が一番後なの?読んでいて納得。でも、歌野さんの本は「世界の終わり、あるいは始まり」を最初に読んでの印象が強いのか・・あまりスッキリしない。でも親子は、大切だってこと。親が死んだら何も出来ない。今・・この時、思ったら親孝行と感謝が大切。
構成は珍しい形で面白かったんだけど、種明かしが「あぁ、そういうことか!」というよりも、「あぁ〜そういうことかぁ〜…」っていう感じで、あまりスッキリできなかった。
第2の事件→第3の事件→第1の事件と??と思わせる構成の意味がラストで明らかになり、なるほど!となる。ただ、「第1の事件」に入るところで展開が読めてしまい、そのためこの最後の章が少し冗長に感じてしまうのが残念。でも文章がうまく、スピード感もあり、十分面白い。
つかみの主人公像は新鮮なので、展開に期待したのだけれど…結果は、極限のもやもや感…。 悪い感じの肩透かしを喰らった気がする。 これは、異質だ…。
シナリオが、結末からたどっていって作った感じがよくわかる。素人がそう思うってことは、悪くいえば想像を超えなかったってことなのかな・・・途中までは面白かったけど、結末にもう少し力が欲しかった。
どことなく消化不良だがまあ読んで損はなかった。 ミステリと言われるとちょっと緩い感じもしたが。 最初は連続殺人事件から描かれていて 描写もキツかったがその章が終われば「ん?」って感じで 割と淡々と終わってしまった。 深雪の誘拐事件の真相と梨花の隠された過去。 なぜだろう、梨花の行動は一見、自分勝手だけど 許せるような気もする。 善意からきた悪と悪意からなる善。 この言葉が深い。
あきらかに怪しい人がいることとか、犯人のやりたかったこととその手段をとった理由が納得いかないとか(最後の事件も含めて)、・・・人に歌野薦めようと思ったら選ばない一冊。「女王様と私」でも思ったけど、時代の女性の文体を模倣するのは常に苦手なのかな。わざとなのかな
★★☆ 動機が弱いというか、費用対効果を考えると普通はやらないだろうという。問題提起にはなりますし、はらはらもできたのですが、どうもしっくりこない。
ミステリとしては優しい類。犯人はすぐわかるし、ミステリの筋もモロバレ。なのに、なぜか楽しく読めた。相性?毎回、黄門様が印籠出して「ドヤッ!!」てした時に、嬉しくなっちゃう。そんなイメージ。
感想を書いたのに、間違えて消してしまいました。。初めて、歌野晶午の本を読みました。それ以来、色んな本を読むようになりました。なかなか犯人が出てこなくて、どうなっているの?と思ってました。ラストは、こんな展開になると思わなかったです。
第2の事件から始まり、第3と父親兼刑事である主人公の視点で物語は始まります。
連続婦女暴行――そして娘の誘拐。
そして第1の事件はある少女(女性?)の視点でいきなり始まります。
そうして――その過去が現実にリンクしたとき、あぁなるほどと思いました。
まぁ最初からこの人怪しいとは思ってましたが、良い感じです。
構成上謎解きの面では弱い作品だが、本作の重きはミステリではなく人間ドラマにあることを思えば、面白い手法をとった味のある作品と見ていいだろう。事態解決のため過去に救いを求めた結果、過去と似た思いがけぬ余波を発生させてしまったところに悲しいジレンマを感じ、その責任を自ら被ろうとする潔さに強さと美しさを覚えた。
再読した。やはり構成がよい。第一の事件がちょっと冗長だが、最後に持ってきていることでよい効果を生んでいる。やはり歌野氏は良い構成力をもっているなあ。
ガラス張りの誘拐の
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感想・レビュー:66件















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