桜姫 (角川文庫)
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桜姫の感想・レビュー(173)
またシリーズものを途中から読んでしまったみたい(涙)。そのせいかなかなか入っていけず戸惑った。並行する2つの謎のうち子役の方はとても切なく痛々しく胸に迫ったがもう一つのほうは・・うーん。きちんとシリーズを前に戻って追いかけたいと思います。
近藤さんはダブルプロット(と言っていいのか分かりませんが)が好きですね。今回も2つの事件が絡み合って進行します。まったく別の事件ですし、関係性はないに係わらず、起因は同じところにあり、傍から見ると「なぜ」と遣る瀬無くなります。伝統芸を預かり、守り、発展させるために尽す一方で、それに囚われ、縛られ、判断を狂わされる。そんな狂気と紙一重の献身と犠牲の上に成り立つ芸がまた人々を酔わせるのでしょうか。善悪や優劣をつけず、淡々とそばにある今泉の存在が少し薄いことが残念。彼の心情をもっと知りたくなります。
★★ やたらと淡々と物語が進んで行く。 シリーズの他の話を読んでいたので、おさらいするような感じ。 うろ覚えだが他の話にも、この兄妹の過去が軸になっているものがあったような…。 歌舞伎は好きだけど、どうもこのシリーズは印象が薄い。 そして本作ではっきりと、自分が小菊を嫌っていることに気付いた。 華やかなタイトルとは違い、内容はどこまでも深く、暗い。 不幸な人間が多く、彼らは皆、被害者でもあり、加害者でもある。
シリーズ物だったとは…。歌舞伎を知らないので、読みにくく感じたところもあったものの、楽しく読めました。機会があれば他の作品も読んでみたいですね。
はじめ、歌舞伎の世界になかなか馴染めず手こずりました。15年前の兄の死の謎と、上演中に子役の子が死亡した事件。読み終わってみると、二つの死には関連がないようでいて、けなげな子供達の切ない選択…というつながりがあるのかと。重く切ない話でした。でも、最後に大事な事を思い出したことで、笙子が強く生きていってくれるといいなと思います。他の歌舞伎シリーズも、読んでみようかな(#^.^#)
旧友の死の謎を知りたいと願う銀京の存在が際立っていた。友達への想い、異性への想い、親への想い、子供への想い。色々な想いが交錯し、儚く、切ない作品だった。
シリーズものだったのですね。既作も読んでみたい。でも、子供が悲しい目に会う作品は嫌です。
歌舞伎界を軸にしたミステリー。といっても謎解きよりも何組かの哀しい親子を描いた物語。シリーズ物(物語は1冊で完結しているが登場人物の何人かが共通)のようなので、他の作品も読んでみようかな。
歌舞伎シリーズ第3弾らしい。第2弾とばしてしまったみたい。人間ドックの待ち時間で読破した。途中で展開が読めてしまったのは残念。やっぱり歌舞伎の世界は特殊だな。
市村朔二郎の息子・音也が十五年前に亡くなった。音也の妹・笙子は兄を絞め殺す夢を見るようになる。中村銀京という若手が笙子に近づき、音也の死の真相を探り始める。その謎を解こうとしている間に、「先代萩」の千松役の子役が謎の死を遂げる。途中でトリックが見えてくる。銀京が気づかなかったのが腑に落ちない。前作でもそうだったが、芸を守り、家を守るために、ここまでするかぁ、という梨園の世界が描かれている。芸に対する真摯な姿勢は時として奇異に映るが、世の中の、そして人間の奇異を描く歌舞伎だからこその「奇異」である。
笙子さんが幸せになれるのかなぁと思わせて物語が終わったのでちょっと安心。
☆☆☆ 4作目を先に読んでしまったので、これで既刊分は制覇。『ガーデン』という作品に今泉と山本君の過去が描かれてるらしいので、一応チェックしておこう。(図)
歌舞伎シリーズ第三作だそうです。大物歌舞伎役者の娘・笙子と若手女形役者・中村銀京(ぎんけい)は十五年前に死んだ笙子の兄・音也の死について疑問を持ち、調べようと動き出すが、父や一門の者が執拗に阻止しようとする。一方、舞台で子役を務めた少年が大道具部屋で死んでいた。2つの死の真相を究明するべく依頼を受けた今泉文吾がたどり着いた結論とは?歌舞伎の狭い世界ならではのミステリーって感じです。音也の死の真相には驚愕しましたけど、久しぶりにドキドキキュンキュンしました。
歌舞伎シリーズは他の近藤作品に通じるシンとした心細さに加えて全編に美しい危うさをはらんでいるなあと思う。
見つけた順からぽつぽつ読んでるので、時系列にまた再読したい。
オチは読みやすいけど、『歌舞伎』という設定をいつもしっくり使いこないしていてさすが。
先が気になりさっくり読めた。けどどこかすっきりしたようなしないような微妙な幕切れ。シリーズものの3作目だったことも今知りました。
近藤史恵作品十五冊目。得意の探偵今泉と小菊の歌舞伎物ですが今回は過去の事件は皆様が書いているようになんとなく真相が読めたのですが・・・まぁあんなシーンがあったのでまさかとは思ったのですが。現在の事件の方は過去との関連があるのやらないのやらスッキリするのやらしないのやら。ちょっとだけモヤモヤ。キーワードは『いらない子』ってとこでしょうかね?
読み終えてから歌舞伎シリーズの第三弾だったと知る。しまった。「ねむりねずみ」の次に読んじゃったよ。『音也の死』の真相は残念ながら予想がついちゃったし、私が歌舞伎に馴染みがないせいか、なかなか物語に入り込めなかった。歌舞伎シリーズは合わないのかなぁ。
いろんな人の思いが交錯していくのだけれど、みんな悪ではなくて、繋がらない想いが哀しく感じられる作品。ネタはなんとなく最初から読みとれてしまうのですが、余韻に包まれたまま、最後まで飽きさせません。歌舞伎のことも知りたくなるシリーズですよね。
梨園シリーズ第3弾。15年前に病死したとされる兄の死に対する謎と、舞台終了後に子役の遺体が発見された事件の謎。どちらも愛する人の気持ちを自分に向けたいがために起きてしまった痛ましい事件でした。笙子には幸せになってほしいです。★★★★
軽く反則チックの様なそうでないような。細やかな心理描写と、次々と出て来る疑わしき。誰が犯人かと息詰めてページを繰ってしまう、其々が其々『怪しい』と思わせる技術は流石でした。主人公が二人居る様な、交錯する二連構成は、近藤さんの十八番で、読み比べている様で面白かったです。
作者が好きなので、タイトルを見て衝動買いしました。
が内容は途中で飽きてしまいました。
歌舞伎に興味がなさすぎるのが原因かなぁ。
視点が分かりにくい。
一章は楽しかったですが、2章で小菊さん?の視点で途端に興味がなくなってしまい……
そして、他の人のコメントを見てしりましたが、これはシリーズだったのですね(汗)
大部屋の歌舞伎役者・小菊シリーズ3作目。ミステリ仕立ての恋愛小説といった感。繊細な心理描写はすごいと思うが、根本のところでいつも共感できないのはなんでだろ。小菊とその友人の探偵・今泉のやりとりは、ほのぼのしてて好き。十数年前の歌舞伎一門長男の死と、大道具部屋で発見された子役の死、二つの共通点はどこか、なぜこの話で”子役は死なねばならなかったのか”を考えたけど、”誰にも必要とされていないと思いこんだこと”でいいのかな。
図書館;タイトルに惹かれて読みましたがね、なんで桜姫なのかなぁ‥ 弁天小僧じゃネタばれだもんね(笑) でも、近藤史恵にハマりつつある模様
人物の心情が歌舞伎の演目に重なることで、切なさが増幅される。一気に読ませる勢いはあるけど、ツッコミどころもいっぱいあった。
桜姫の
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感想・レビュー:60件














ナイス!


































