臓物大展覧会 (角川ホラー文庫)

臓物大展覧会 (角川ホラー文庫)
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ホラー
小説
小林泰三
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臓物大展覧会の感想・レビュー(268)

臓物というタイトルだけど、ロボット系の話が妙に心に残った。真直ぐ正しいと思って貫かれた狂気は同ベクトルだなとは思うけれど。稲生平太郎から引っ張ってきた妖怪vsエイリアンの話が、他短編の未来妖怪などにも通ずるものを感じて特に面白かった。

再読。最近長編ばっかりだったので短編を。どれも後味悪いけど、きちんとオチもついてて短編の楽しみはやはりこうだよなぁ、と思った。大体一回だけしか読んでない、それも短編ならいつも内容忘れてて新鮮な気持ちで読める筈なのに、割りと話覚えてたのはインパクトがあるからでしょうね。

なんかもう面白いかどうかはどうでもいい、俺がこの人好きだわ。お馴染みのグロと皮肉の利いた短編集。常識への攻撃が上手くハマってかつ読後の薄ら寒さも併せ持った短編「悪魔の不在証明」が最お気に入り。個人的にはこの短編のためにこの短編集があったと言ってもいいと思う。他は短編として(グロ要素はふんだんに盛り込まれてるものの)優等生過ぎるというか。ヤスミンと言えばコレ! っていう意味ではやはり。

星新一さんの本を読んでいるような錯覚。主にSRPと釣りの話が。

軽いテイストの作品も多く「SRP」は「AΩ」続編としても通用する面白さなのだけれど、タイトルと装丁が読み手を選びすぎる。小林泰三一気読み週間でなければ手に取ろうとも思わないセンス。

角川ホラー文庫のこの作者の作品はタイトルがおどろおどろしくていけない。軽い作品やコメディも入っているけど、タイトルで敬遠する人も多いだろうね。タイトル見てジャケ買いする人もいるでしょうが。「釣り人」は先が見えてたし、「造られしもの」は前に星新一に似たようなのがあったので予想どおりといえば予想どおりでしたが、それらを含めてもほぼ満足できる内容でした。379ページ
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 09/24
けいちゃっぷ
「透明女」「ホロ」「少女、あるいは自動人形」「攫われて」「釣り人」「SRP」「十番星」「造られしもの」「悪魔の不在証明」
ナイス!ナイス! - 09/24 19:11


かるいけど、雰囲気を作るのがうまく、興奮する。グロい小説が好きなので「透明女」は、特におもしろかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/12

「透明女」は、振り切ったグロ描写と“透明”を実現するぶっ飛んだ手段が圧巻。/「攫われて」は、間違って誘拐された小学生三人が、山奥の小屋に監禁され、暴虐の限りを尽くす犯人の元から何とか逃げ出そうとする脱出劇。小味な人間消失トリックが解明された後、実は××トリック(“僕”の正体)も仕掛けられていたことが暗示される結末が秀逸です。/「悪魔の不在証明」は、田舎の小村に越してきた文筆家と宗教家の神の実在を巡る論争。偏執的なほどロジカルな詭弁と屁理屈の応酬が、惨劇を経た結末で、タイトルに収斂される着地がお見事でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/20

さすがに、噂の透明女はグロかった。じっと読んではいられなくて、ずっと貧乏揺すりしながら読んでた。SS多かったな…少女、あるいは自動人形はオチがなんだかオシャレな気がして好き。攫われて、造られしものが良かったが、悪魔の不在証明の展開が一番好きかも。

ホロ,SRP,十番星,造られしもの,悪魔の不在証明.好き。

他の小林泰三作品を読んでない・耐性のない方は絶対読まない方が良いですw「透明女」:すごい。自己解体。綾辻の「殺人鬼」よりグロイです。あぁビックリした。グロさには慣れていたつもりだったけど、これは想定外。ショックが強すぎて、落ちが(ホラー?)よく分かりませんでした。他の短編を読めないまま返却。また借ります!

傾向の違う短編が集まっているのだが、不思議な統一感が・・・。って・・・単に小林泰三色か・・・。書き尽してないだけに、モヤッと感があって、そこが良い♪
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/11

「SRP」が、ずば抜けている。

わりとジャンルごちゃまぜな短編集。この大枠の存在はなんなのかしら……。/グロや狂気が中心ながらも、行き着く先は不毛の荒野であります。素敵だ。/印象に残ったのは、ひたすらグロいのが書きたかったのだな……という「透明女」、たいへんひねくれたミステリである「攫われて」あたりかな。謎はすべて解けた!

「透明女」は読みながらゾワゾワした。タイトルと表紙絵の割には、グロテスクな話はそれくらいだったかな。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/03

今回もまた結構なお点前でした。

激グロ「透明女」、どんでん返し「攫われて」、宗教の在り方「悪魔の不在証明」が良かった。少し当たりはずれが多い気がしたがこの3つが頭抜けて良かったので楽しめた。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/25

いつもの小林小説といったカンジで、楽しめた。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/16

タイトルに惹かれて買いましたが、最初の「透明女」はグロテスクホラーですが、他の作品ではSF風の作品ばかりですが、どれも凄くわくわくしながら読めました。短編集ですが、買って損は無いと思います。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/21

臓物大展覧会という題名から小林氏の得意なスプラッタ系のホラーを想像していたが、SFチックな作品が多く、それがまた面白かった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/29

tom
9編からなる短編集。猟奇的な話、真相が二転三転する話、どんでん返しな話、笑える話、SF的な話、電波な話、要素は色々でどれか一つは面白いと思える話が見つかると思う。ホロ・少女、あるいは自動人形・SRPが面白かった。

キングズリー・エイミスの「SFとは、われわれの知る世界にはおこりえない状況、しかし人類のものと地球外文化のものとを問わず、科学や技術、あるいは擬似科学や擬似技術のなんらかの革新を基礎として仮想された状況を扱う散文物語」という定義に従うなら、8割がたがSF成分の短篇集。でも多分、元々こういうのを読む心積もりだったので、楽しめた。

初めて読んだ作家さんだったけど面白かった。どんでん返し系が大好きなのでグロだけじゃなく良かった。会話文がじれったくて面白い。何で通じないの!てなる。そこが楽しい。ギャグっぽいのもあって幅広い作家さんなんだーと興味深々。

短編9編と前後プロローグエピローグを収録した短編集。 臓物に関するコンセプト作品…というわけではなく、スプラッタからモダンホラー・SF等多種多様な小林泰三作品の集合体である。 穀潰し隊員のとぼけたやり取りや、地球外生命体の可能性を感じさせる「SRP」、小林泰三の得意技・論理性が言い換えれば屁理屈でしかないことを思わせる「悪魔の不在証明」等がお気に入り。

★★★★★小林さんにハマったきっかけ

こぉゆう題の本を選んでおいて内臓ぐちゃぐちゃの描写は気持ち悪くてさらさら~っと飛ばしてしもぉた。でも『透明女』以外は大丈夫。何が臓物なのかな。。。ってくらい。プロローグでわくわくしてたからな・・・ 理屈っぽい人がよく出てきて ちょっと苦手やった(笑)ロボットの話とか好き。この先起こりそぉやもの・・・・まだまだ先かな。。

もうね、本当気持ち悪くて仕方ないんですが、それがヤミツキになっちゃう自分は変なのでしょうか。「SRP」みたいな馬鹿っぽい話、大好きですよ。「釣り人」、ショートショートですね、いいです。相変わらずグロいけど、こういう作品も書けるのね、そう思いました。

タイトルで過剰な期待をさせてくれた1冊。正直グロはプロローグと「透明女」くらいじゃなかろうか。短編集なのでどうでも良い作品は容赦なくすっ飛ばして読めるところだけはありがたいかな

SRPが面白かった。妖怪物とファーストコンタクト物とウルトラマンとポケモンを足したらこうなるのか!

透明女のグロさ、SRPのアイデアのすごさと笑い、攫われてのどんでん返し、ホロの意外性、どれも凄く面白い。小林泰三をもっと読みたいと思う一冊。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/06

もっと血を。もっと臓物を。タイトルに偽りなしの臓物満載系ホラー短編集。・・・と思いきや、もともと連作として書かれたものでないだけに、特に臓物の出てこない話も含まれてるのはご愛嬌か。でもどの話も面白い。「ホロ」は小林泰三がセカイ系を書くとこうなる、って感じで好きだな。

この作家さんは毎回前提を覆してくるのでだんだんオチが読めてくる。ただ、グロ・ホラー・どんでん返しが好きな人にとってはとても面白いです。SRPの隊長さんのウザさが異常。「造られしもの」や「ホロ」みたいな世界観は好きだなー

会話で物語が進行するので、すらすら読める。

グロい。エグい。好んで読むなんてもの好きね。読んでると体のあちこちが痛くなる気がする。

序盤の執拗なグロ描写に驚いた。もういいだろ、と思ったところからさらに倍ほど描写がつづく感じ。それでいて、後半の作品は情感より理屈中心。グロもない。作品集としてはまとまりがないし、「臓物大展覧会」と銘打つのは無理があるだろう。でも、短編集としておもしろい。理屈ガチガチで考える人物を描くのがうまい一方、その理屈がまるで通じない相手を描くのもうまい。話の展開が読めてこなくはないが、読めていても「見事」と言いたくなる着地を決めてくれる。会話と構成の両方において隙のない短編が書けるひとだと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/12

話が進むに連れ派手なグロは薄くなる(読み手が慣れてしまうのではなく)から、最初の2作品以外はそんなに身構えなくても大丈夫かと。しかし最後の書き下ろし「悪魔の不在証明」は、どうも無理して書いた感が否めない。これだけ、なんだか話の密度が薄い気がした。

グロホラー短編集。良くも悪くも文章が簡潔で情景をイメージしやすい為、「ホラーは好きだけどグロは…」という方にはお勧めできない。王道の幽霊モノから黒魔術的な何か、飛んで近未来、SFとなんでもあり。だけど内容は濃くて読みごたえ充分。グロに耐性のある方にはお勧め。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/05

グロはあんまり好きじゃないので「ホロ」と「少女、あるいは自動人形」が面白かった。「十番星」はウルトラQっぽくてある意味一番小林泰三っぽい気も。それにしても小林泰三の本に出てくる女はやたらバカばっかりね。ステレオタイプなスイーツ(笑)というか

読み終わった途端にカチリと嵌まるような、よくできた話が多かった

まさに臓物満載?!スプラッタ的な描写がストレートですね。奇妙な物語ポイ印象です。

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臓物大展覧会の 評価:53 感想・レビュー:71
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